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カシオワールドオープンゴルフトーナメント

カシオワールドオープンゴルフトーナメントCASIO WORLD OPEN)は、日本ゴルフトーナメントの一つである。

Golf pictogram.svgカシオワールドオープンゴルフ
トーナメント
Nuvola apps kolf.svg トーナメント情報
創設 1981年
開催地 高知県(2005年 - )
開催コース Kochi黒潮カントリークラブ
(2005年 - )
基準打数 Par72(2018年)[1]
ヤーデージ 7335Yards(2018年)[1]
主催 カシオ計算機株式会社
黒潮観光開発株式会社(2005年 - )
株式会社テレビ高知(2005年 - )
ツアー 日本ゴルフツアー機構
競技方法 ストロークプレー
賞金総額 2億円(2018年)[1]
開催月 11月
Nuvola apps kolf.svg 最高記録
通算スコア -24 日本の旗 室田淳(2001年)
-24 日本の旗 今井克宗(2003年)[2]
Nuvola apps kolf.svg 最新優勝者
大韓民国の旗 崔虎星(2018年)[1]
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概要編集

本大会はカシオ計算機主催で毎年11月第4週に開催されている。1981年の第1回以来伝統ある国際的ゴルフトーナメントであり、2018年現在、賞金総額2億円、優勝賞金4000万円[1][注釈 1]をかけて争う。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)公認のトーナメントでは、年間の最終戦から2番目に位置する大会だが、最終戦の「ゴルフ日本シリーズ・JTカップ」には当年度の賞金ランキング上位及び各トーナメントの優勝者など30名しか出場できないため、ほとんどの選手たちには事実上の最終戦になる。本大会の終了後、年間賞金ランキング70位以内(但し、日本国外選手を中心に規定試合出場数に満たない選手がいるため実際には71位から72位前後)に入った者が次年度の日本ゴルフツアーでシード権を獲得する。

2004年までは鹿児島県指宿市(旧・揖宿郡開聞町)にある「いぶすきゴルフクラブ開聞コース」で開催され、カシオ計算機と共にいわさきグループ南日本放送(MBC、テレビ中継についてはTBS制作)の主催で行われてきた。2005年の第25回記念大会からは、黒潮観光開発テレビ高知(KUTV)主催(同上)で、カシオ計算機創業者でもある樫尾忠雄の出身地である高知県の「Kochi黒潮カントリークラブ」で開催されている。

日本でも人気の高いタイガー・ウッズが日本ゴルフツアーのトーナメントに初出場したのが、1998年度の本大会であることもよく知られている。また、2003年大会ではソフィー・グスタフソン英語版スウェーデン)が女性として初めて日本の男子プロゴルフトーナメントに参戦[3]。2005年・2006年は当時女子高校生プロゴルファーだったミシェル・ウィーアメリカ)が参戦して話題を呼んだが、いずれも予選落ちになった[3]。しかし同時期にはオーストラリアで開催のエミレーツ・オーストラリアン・オープンや欧州ツアーの開幕戦アルフレッド・ダンヒル選手権(年によってはワールドカップも)との重なりで、海外招待選手が減少してきた。

2008年の大会は、直前に会場であるKochi黒潮CCを運営している黒潮観光開発及びオーナー企業の旭食品を狙った手榴弾を使った企業テロが発生した[注釈 2]。このため、高知県警検問を実施し、170人体制で会場周辺において厳重警備を実施した[4]。その結果、大会は大きな混乱もなく無事に施行された。

かつては観客輸送のため本大会名を冠した臨時普通列車が指宿枕崎線で運転されていた。Kochi黒潮カントリークラブ開催後は、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線も、臨時ダイヤで対応している。

歴代優勝者編集

開催年 開催回 優勝者名 開催コース
1981年 第1回   リー・トレビノ いぶすきゴルフクラブ
開聞コース
1982年 第2回   スコット・ホーク英語版
1983年 第3回   ベルンハルト・ランガー
1984年 第4回   サンディ・ライル
1985年 第5回   ヒューバート・グリーン
1986年 第6回   スコット・ホーク
1987年 第7回   デビッド・イシイ
1988年 第8回   ラリー・マイズ
1989年 第9回   青木功
1990年 第10回   マイク・リード
1991年 第11回   尾崎直道
1992年 第12回   青木功
1993年 第13回   トム・レーマン
1994年 第14回   ロバート・ガメス英語版
1995年 第15回   奥田靖己
1996年 第16回   ポール・スタンコフスキー英語版
1997年 第17回   日下部光隆英語版
1998年 第18回   ブライアン・ワッツ英語版
1999年 第19回   米山剛英語版
2000年 第20回   鈴木亨
2001年 第21回   室田淳
2002年 第22回   デビッド・スメイル
2003年 第23回   今井克宗英語版
2004年 第24回   デビッド・スメイル
2005年 第25回   谷口徹 Kochi黒潮カントリークラブ
2006年 第26回   ジーブ・ミルカ・シン
2007年 第27回   手嶋多一
2008年 第28回   小田孔明
2009年 第29回
2010年 第30回   松村道央
2011年 第31回   高山忠洋
2012年 第32回   黄重坤英語版(ハン・ジュンゴン)
2013年 第33回   松山英樹
2014年 第34回   片山晋呉
2015年 第35回   黄重坤[5]
2016年 第36回   池田勇太[注釈 3][6]
2017年 第37回   スンス・ハン[7]
2018年 第38回   崔虎星(チェ・ホソン)[1]

テレビ中継編集

  • 概要の項でも記した様に、テレビ中継はTBSの製作となっており、大会2日目はテレビ高知でのローカル放送[注釈 4]、3日目・最終日はTBS系列28局ネットで放送される[注釈 5]。またBSデジタル放送BS-TBSでも、2日目から中継を行う。
  • この他に、テレビ高知では大会に先駆けて、『カシオワールドオープンへの道』と題し、大会の見所や観戦マナーを紹介するミニ番組が放送される。
  • 2009年大会の最終日の朝、中継を放送していたTBSの中継スタッフを乗せた取材カートが客数人を轢き、4人に怪我を負わせる事故を起こした[8]
  • かつては「中日クラウンズ」「三井住友VISA太平洋マスターズ」「ダンロップフェニックストーナメント」と同様に決勝ラウンドは2時間放送してきたが、現在は1時間半に短縮している。

ゲームソフト編集

  • 1985年、当大会を冠したMSX用ゲームソフト、「カシオワールドオープン」がカシオ計算機から発売された[9]

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 2008年までは賞金総額1億4000万円、優勝賞金2800万円で行われていた。
  2. ^ 旭食品の現役員が高知県公安委員会委員を務めている。
  3. ^ 最終日が降雨により中断の後に中止。54ホールに短縮となったため賞金ランキング加算額も75%となった。
  4. ^ かつてはTBSでも2日目を中継していた。
  5. ^ この内3日目は、テレビ高知のみ全国放送より先行して中継を開始する。

出典編集

  1. ^ a b c d e f “崔虎星が5年ぶり2勝目、石川滑り込みでJT杯切符”. 日刊スポーツ. (2018年11月25日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201811250000470.html 2018年11月25日閲覧。 
  2. ^ 【記録・国内男子】ツアー最多アンダーパー記録(72ホール) - ゴルフダイジェスト・オンライン(2014年10月12日現在) ※2014年10月13日閲覧
  3. ^ a b “横峯さくら、男子ゴルフ下部ツアー開幕戦に出場へ”. 日刊スポーツ. (2018年3月20日). https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/201803200000567.html 2018年3月21日閲覧。 
  4. ^ また高知で爆発事件…遼くん祈るしかない”. スポーツニッポン新聞社 (2008年11月24日). 2016年11月24日閲覧。 なお容疑者は2009年10月に逮捕された(2009年11月24日付のスポーツニッポン掲載の記事による)。
  5. ^ 石川遼は最終18番で競り負け ハン・ジュンゴンがV 賞金王にキム・キョンテ”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2015年11月29日). 2015年11月29日閲覧。
  6. ^ 池田勇太がV 降雨により最終ラウンドは中止”. 日刊スポーツ新聞社 (2016年11月27日). 2016年11月27日閲覧。
  7. ^ 石川遼惜しい2位1打差届かず、優勝はスンス・ハン”. 日刊スポーツ (2017年11月26日). 2017年11月26日閲覧。
  8. ^ 遼くんも動揺!テレビ中継カートが観衆に突っ込む”. スポーツニッポン新聞社 (2009年11月29日). 2016年11月27日閲覧。
  9. ^ Casio World Open (1985, MSX, Casio)”. generation-msx. 2018年11月21日閲覧。

関連項目編集

  • 大王製紙エリエールレディスオープン - 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアー大会。男子のカシオワールドと同様にこの大会終了を以て次年度ツアー競技大会の賞金シード選手が決定する。

外部リンク編集