シャネル・シェパーズ(Chanelle Scheepers、1984年3月13日 - )は、南アフリカ共和国ハリスミス出身の女子プロテニス選手。WTAツアーでシングルス1勝、ダブルス1勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス37位、ダブルス42位。身長176cm、体重66kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

シャネル・シェパーズ
Chanelle Scheepers
シャネル・シェパーズ
基本情報
国籍 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国
出身地 南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国フリーステイト州ハリスミス
居住地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州ボカラトン
生年月日 (1984-03-13) 1984年3月13日(40歳)
身長 176cm
体重 66kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2000年
引退年 2015年
ツアー通算 2勝
シングルス 1勝
ダブルス 1勝
生涯通算成績 676勝532敗
シングルス 436勝346敗
ダブルス 240勝186敗
生涯獲得賞金 $1,949,415
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2011)
全仏 4回戦(2010)
全英 2回戦(2014)
全米 3回戦(2011)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2013・15)
全仏 1回戦(2011・13・14)
全英 ベスト4(2013)
全米 2回戦(2012)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 37位(2011年10月10日)
ダブルス 42位(2014年4月14日)

来歴 編集

シェパーズは2000年に選手経歴を始めたが、WTAツアー下部組織の大会で長い下積み生活を送った。2003年全豪オープン4大大会の予選に初挑戦したがなかなか勝ちあがることができず、初めて突破したのは6年後の2009年全豪オープンであった。1回戦で第18シードのドミニカ・チブルコバに 0–6, 0–6 で完敗している。

2009年全仏オープンも予選を勝ち上がったが1回戦で第4シードのエレーナ・デメンチェワに 4–6, 3–6 で敗れた。HPオープンではアビゲイル・スピアーズと組んだダブルスでツアー初の決勝に進出しリサ・レイモンド&荘佳容組に 2–6, 4–6 で敗れ準優勝となった。

2010年全仏オープンでは予選勝ち上がりから4回戦に進出した。4回戦で第5シードのエレーナ・デメンチェワに 1–6, 3–6 で敗れた。2011年9月の広州国際女子オープンの決勝でマグダレナ・リバリコバ 6–2, 6–2 で破りツアー初優勝を果たした。2011年10月10日付のランキングで自己最高の37位を記録した。

シェパーズは2012年11月10日に自身のコーチであるロジャー・アンダーソンと結婚した。

2013年5月のストラスブール国際ではクルム伊達公子と組んだダブルスの決勝でマリーナ・エラコビッチ&カーラ・ブラック組を 6–4, 3–6, [14–12] で破り初のダブルス優勝を果たした。ウィンブルドンではダブルスで青山修子と組み1回戦で第9シードのアナスタシア・パブリュチェンコワ&ルーシー・サファロバ、3回戦で6シードのリーゼル・フーバー&サニア・ミルザ組、準々決勝で第16シードのユリア・ゲルゲス&バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ組を破りベスト4に進出した。準決勝で優勝した謝淑薇&彭帥組に 4–6, 3–6 で敗れた。

2015年に現役を引退。

WTAツアー決勝進出結果 編集

シングルス: 2回 (1勝1敗) 編集

大会グレード
グランドスラム (0–0)
WTAファイナルズ (0–0)
プレミア・マンダトリー (0–0)
プレミア5 (0-0)
WTAエリート・トロフィー (0-0)
プレミア (0–0)
インターナショナル (1-1)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2011年9月24日   広州 ハード   マグダレナ・リバリコバ 6–2, 6–2
準優勝 1. 2014年7月20日   ボースタード クレー   モナ・バルテル 3–6, 6–7(3)

ダブルス: 5回 (1勝4敗) 編集

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2009年10月18日   大阪 ハード   アビゲイル・スピアーズ   リサ・レイモンド
  荘佳容
2–6, 4–6
準優勝 2. 2012年8月3日   ワシントンD.C. ハード   イリーナ・ファルコニ   青山修子
  張凱貞
5-7, 2-6
優勝 1. 2013年5月25日   ストラスブール クレー   クルム伊達公子   マリーナ・エラコビッチ
  カーラ・ブラック
6–4, 3–6, [14–12]
準優勝 3. 2014年2月22日   リオデジャネイロ クレー   ヨハンナ・ラーション   イリーナ=カメリア・ベグ
  マリア・イリゴエン
2-6, 0-6
準優勝 4. 2014年4月13日   ボゴタ クレー   バニア・キング   ララ・アルアバレナ
  キャロリン・ガルシア
6–7(5), 4–6

4大大会シングルス成績 編集

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 通算成績
全豪オープン LQ A LQ A A A 1R LQ 3R 1R 1R 1R 1R 2–6
全仏オープン LQ A LQ A A LQ 1R 4R 2R 2R 1R 1R A 5–6
ウィンブルドン LQ A LQ A A A LQ 1R 1R 1R 1R 2R A 1–5
全米オープン LQ A LQ A LQ LQ LQ 1R 3R 1R 2R 1R A 3–5

外部リンク 編集