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株式会社ジェイコム市川(ジェイコムいちかわ)は、かつて千葉県市川市に本社を置き、ケーブルテレビ同時再放送自主放送)と電気通信事業インターネット接続IP電話)を主たる業務とし、有線一般放送ケーブルテレビ局)を運営する一般放送事業者および電気通信事業者であった。株式会社ジュピターテレコム(J:COM)の連結子会社であり、会社および局呼称は「J:COM 市川」であった。

株式会社ジェイコム市川
J:COM ICHIKAWA CO., LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
272-0023
千葉県市川市南八幡4丁目17番8号
コスモス本八幡ビル
設立 1989年平成元年)8月7日
業種 情報・通信業
法人番号 5040001025533 ウィキデータを編集
事業内容 有線一般放送事業
電気通信事業
代表者 代表取締役社長:関口 徹
2019年(平成31年)3月31日時点)
資本金 13億6650万円
(2019年(平成31年)3月31日時点)
主要株主 株式会社ジュピターテレコム
千葉県市川市
特記事項:2019年(平成31年)4月1日付けで、株式会社ジェイコム千葉に吸収合併され解散済み。
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J:COM 市川
基本情報
団体名 株式会社ジェイコム市川
コミュニティ
チャンネル愛称
J:COMチャンネル市川
MSO J:COM(JCOM株式会社)
系列 上記MSO傘下
デジタル放送上位事業者 J:COM(JCOM株式会社)
開局年月日 1992年(平成4年)4月1日
(いちかわケーブルネットワーク株式会社として)
閉局年月日 2019年(平成31年)3月31日
株式会社ジェイコム千葉に吸収合併のため。
エリア内地方自治体
1 市(政令指定都市を除く)
配信チャンネル数
地上波放送 9 Ch
(うち、地上波区域内数 8 Ch、地上波区域外数 1 Ch)
地デジ自主放送 あり(11番および、10番)
ラジオ放送 8 Ch
通信サービス種別
インターネット接続 あり
プライマリ電話 あり
公式ホームページ
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沿革

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  • 1989年(平成元年)
    • 8月7日
      • いちかわケーブルネットワーク株式会社」として設立。
  • 1991年(平成3年)
    • 2月5日
      • 有線テレビジョン放送施設設置許可取得。
  • 1992年(平成4年)
  • 2000年(平成12年)
    • 3月1日
      • 通信センターを「市川市鬼高1丁目6番6号」に開設。
    • 4月27日
      • 第一種電気通信事業許可取得。
    • 10月1日
      • インターネット接続事業サービス開始。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月1日
      • BSデジタル放送サービス(TM(複数TS伝送)方式)を開始。
      • 地上デジタル放送サービス(64QAM方式)を開始。
      • 地上デジタル放送サービス(OFDM方式)を同一周波数で開始。
      • デジタル多チャンネル放送サービス(JC-HITS)を開始。
  • 2005年(平成17年)
    • 4月1日
      • 制作編成部を「市川市鬼高1丁目1番1号」から「市川市東大和田2丁目4番10号」に移転。
  • 2006年(平成18年)
    • 1月10日
      • 050 IP電話サービス『ケーブルでPhone』を開始。
    • 10月1日
      • HDD内蔵録画機能付きSTB『デジ録ダブル』を提供開始。
  • 2007年(平成19年)
    • 5月20日
      • 地上デジタル放送で『テレビ市川』を開始。
    • 6月25日
    • 8月18日
      • 本社を「市川市鬼高1丁目1番1号」から「市川市東大和田2丁目4番10号」に移転。
    • 8月31日
      • 『ケーブルでPhone』の新規販売終了。
    • 9月1日
      • 呼称を「JCN市川」に変更。
    • 12月3日
      • アナログ多チャンネル放送サービスのチャンネル番号をJCN共通番号に変更。
  • 2008年(平成20年)
    • 3月25日
    • 3月31日
      • デジタル多チャンネル放送サービス(JC-HITS)を終了。
    • 4月1日
      • デジタル多チャンネル放送サービス(ISDB-C(リマックス)方式)を開始。
      • JCN統一サービス名称として『JCNテレビ』、『JCNインターネット』および『JCN電話』を制定し展開。
      • JCN統一サービスラインナップ導入。
      • HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科』を提供開始[注 1]
      • JCN会員誌『JCN plus』を創刊。
    • 7月1日
      • 『JCN VODサービス』として、KDDI株式会社のVODサービス「MOVIE SPLASH VOD」を開始。
    • 10月1日
  • 2009年(平成21年)
    • 2月10日
    • 4月1日
      • 『テレビ市川』の名称を『JCNプラスチャンネル』に変更。
      • DVDドライブ搭載HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科DVD』を提供開始[注 2]
      • 気象庁の高度利用者向けサービス用いたサービス『JCN緊急地震速報』を開始。
    • 6月1日
      • 双方向設置済みの「HDD内蔵STB」利用者向けに、リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を提供開始。
    • 6月23日
      • 下り最大160Mbpsの超高速インターネット接続サービス『スピードスター160』を開始。
    • 9月1日
  • 2010年(平成22年)
    • 2月28日
      • アナログ多チャンネル放送サービス終了。
    • 4月1日
      • 地デジコミュニティチャンネルで「デジタル録画コピー制御」を運用開始。
    • 7月1日
      • JCNインターネットの『スタンダード』を、下り最大伝送速度8Mbpsから15Mbpsに増速。
    • 12月27日
      • 『JCNインターネット』利用者に限定し、UQ WiMAX端末を販売開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 4月1日
      • 『JCNプラスチャンネル』をハイビジョン化。
      • BD・DVDドライブ搭載HDD内蔵録画機能付きSTB『録りま専科ブルーレイ』を提供開始[注 3]
      • HDD内蔵録画機能付きSTBセットの新コース『HDDコース』を提供開始[注 4]
      • 双方向設置済みの特定STB利用者向けに、『STBポータルサービス』および『JCNおすすめナビ』を提供開始。
    • 6月1日
      • リモート録画予約サービス『ケータイ録画予約』を拡充し、『ケータイde録画予約』を提供開始。
    • 7月19日
    • 7月24日
      • 地上アナログ放送の放送対象地域外テレビ局を再送信終了。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月12日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、『JCN WiMAX』を提供開始。
    • 4月1日
      • 双方向設置済みの特定STB利用者向けに、『Shufoo!』を提供開始。
    • 6月25日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、『Wi-Fi内蔵モデム』を提供開始。
    • 7月20日
      • 『JCNインターネット』利用者向けに、公衆無線LANサービス『ケーブルTV Wi-Fi』を提供開始。
    • 10月1日
  • 2013年(平成25年)
    • 3月16日
      • 本社を「市川市東大和田2丁目4番10号」から「市川市南八幡4丁目17番8号」に移転。
    • 10月31日
      • 『JCN VODサービス』の新規登録終了。
    • 12月2日
      • 親会社のジャパンケーブルネット株式会社が株式会社ジュピターテレコムの連結子会社化に伴い、J:COMグループに参画[1]
  • 2014年(平成26年)
    • 3月31日
      • 『JCN VODサービス』を終了。
    • 4月1日
      • 親会社のジャパンケーブルネット株式会社が株式会社ジュピターテレコムに吸収合併[2]
    • 6月1日
      • 呼称を「J:COM 市川」に変更[3]
      • 『JCN市川チャンネル』の名称を『J:COMチャンネル市川』に変更。
      • 「JCN」ブランドを廃止。
      • J:COM統一サービス名称として『J:COM TV』、『J:COM NET』および『J:COM PHONE』を制定し展開。
      • J:COMサービスラインナップ導入。
      • 『J:COM PHONE プラス』を提供開始。
      • にっぽんケーブルチャンネル」(JCN)を「J:COMテレビ」(J:COM)に統合[4]
    • 7月1日
      • 商号を「株式会社ジェイコム市川」に変更[3]
    • 10月1日
      • 『J:COM WiMAX 2+』を提供開始。
  • 2015年(平成27年)
    • 1月31日
      • 「ケーブルプラス電話」を終了。
    • 2月16日
      • 『J:COM 緊急地震速報』を提供開始。
    • 2月17日
      • 『J:COM NET』および『JCNインターネット』のインターネットサービスプロバイダーを『ZAQ』に変更。
    • 3月4日
      • 地上放送の暫定的「デジアナ変換」を終了。
    • 3月9日
      • 『J:COMオンデマンド』を提供開始。
  • 2019年(平成31年)
    • 4月1日
      • 株式会社ジェイコム千葉に吸収合併され、会社解散[5]

事業所

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本社
  • 本社
    • 千葉県市川市南八幡4丁目17番8号 コスモス本八幡ビル
事務所
  • 市川営業事務所
    • 千葉県市川市南八幡4丁目17番8号 コスモス本八幡ビル(本社内)
  • J:COM 本八幡ケーブルパーク
    • 千葉県市川市南八幡4丁目2番5号 いちかわ情報プラザ1階

提供区域内自治体

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業務内容

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統一サービス
  1. J:COM TVテレビ放送サービス[注 6]
    1. 双方向機能STBインターネット接続サービス)
    2. インタラクTV(STBテレビ向け情報サービス)
    3. ナビシェル(STB向けご案内画面サービス)
    4. J:COMオンデマンドVODサービス)
    5. リモート録画予約(番組録画予約)
    6. ジェイコム マガジン(番組ガイド誌)
    7. J:COMチャンネル(第一コミュニティチャンネル)
    8. J:COMテレビ(第二コミュニティチャンネル)
  2. J:COM NET(インターネット接続サービス)
    1. ZAQインターネットサービスプロバイダ
    2. J:COM WiMAX 2+(4G(WiMAX)サービス[注 7]
  3. J:COM PHONE固定電話CATV電話)サービス)
    1. J:COM PHONE プラスVoIP方式プライマリ電話)サービス)[注 8]
  4. J:COM 電力
  5. J:COM MOBILE4GLTE)サービス[注 9]
付加サービス

J:COM TV

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地上デジタル放送

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  • 表中、「伝送方式」欄の『部類』に関しては下記を参照。
    • PT」はパススルー方式。
    • TM」はトランスモジュレーション方式。
  • 表中、『記号』に関しては下記を参照。
    • 「●」は視聴可能。
    • 「×」は視聴不可。
    • 「?」は不明。
  • 2019年平成31年)3月31日時点。





|
ID
放送局 三桁
チャンネル
伝送方式 備考
PT TM
1 NHK総合東京 011
012
2 NHKEテレ東京 021
022
023
3 チバテレビ 031
032
4 日本テレビ 041
042
5 テレビ朝日 051
052
053
6 TBS 061
062
7 テレビ東京 071
072
073
8 フジテレビジョン 081
082
083
9 TOKYO MX 091
092
093
区域外再放送
10 J:COMテレビ 101
102
×
11 J:COMチャンネル市川 111
112

FMラジオ

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MHz 放送局 備考
77.5 bayfm
79.1 NACK5
80.4 TOKYO FM
81.6 NHK千葉-FM
83.2 J-WAVE
83.8 NHK東京-FM
84.4 市川うららFM
85.7 Fm yokohama

BSデジタル放送・専門チャンネル

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J:COM NET

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主なサービス

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J:COM PHONE

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コミュニティチャンネル

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J:COMチャンネル市川
ジモト、大好き。
基本情報
ジャンル コミュニティチャンネル
運営 株式会社ジェイコム市川
MSO/系列 J:COM系
放送時間 24時間
放送(配信)開始 2014年6月1日
HD放送(配信)開始 2014年6月1日
放送終了 2019年3月31日
チャンネル番号
地上デジタル Ch.111 & 112
チャンネルホームページ
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JCN市川チャンネル
基本情報
ジャンル コミュニティチャンネル
運営 株式会社JCN市川
MSO/系列 J:COM系
放送時間 24時間
放送(配信)開始 2012年10月1日
HD放送(配信)開始 2012年10月1日
放送終了 2014年5月31日
チャンネル番号
地上アナログ Ch.9
地上デジタル Ch.111 & 112
チャンネルホームページ
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JCNプラスチャンネル
基本情報
ジャンル コミュニティチャンネル
旧チャンネル名 テレビ市川
運営 いちかわケーブルネットワーク株式会社
MSO/系列 JCN系
放送時間 24時間
放送(配信)開始 1992年4月1日
HD放送(配信)開始 2011年4月1日
放送終了 2012年9月30日
チャンネル番号
地上アナログ Ch.9
地上デジタル Ch.111 & 112 & 113
チャンネルホームページ
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放送番組

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脚注

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注釈

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  1. ^ 『録りま専科』の機種は、Panasonic社製「TZ-DCH2800」が採用された。
  2. ^ 『録りま専科DVD』の機種は、Panasonic社製「TZ-DCH9800」が採用された。
  3. ^ 『録りま専科ブルーレイ』の機種は、Panasonic社製「TZ-BDT910F」が採用された。
  4. ^ 『HDDコース』の機種は、Panasonic社製「TZ-HDW600F」が採用された。
  5. ^ 当初は3月15日に稼働予定だったが東日本大震災の影響により延期。
  6. ^ 地上デジタル放送BSデジタル放送も視聴可能。
  7. ^ KDDIグループのUQコミュニケーションズのWiMAX回線にて、J:COMが仮想移動体通信事業を行っている。
  8. ^ 電話システムは、KDDIケーブルプラス電話を卸採用している。
  9. ^ KDDIまたはNTTドコモのLTE回線にて、J:COMが仮想移動体通信事業を行っている。

出典

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  1. ^ J:COMとJCNの経営統合について”. 株式会社ジュピターテレコム (2013年11月19日). 2016年3月20日閲覧。
  2. ^ J:COMとJCNが合併 6月にJCNブランドをJ:COMに統一、サービス統合へ”. 株式会社ジュピターテレコム (2014年2月26日). 2016年3月20日閲覧。
  3. ^ a b JCNグループ20社の社名および局呼称の変更について”. 株式会社ジュピターテレコム (2014年3月31日). 2016年3月20日閲覧。
  4. ^ 「J:COMテレビ」(J:COM)と「にっぽんケーブルチャンネル」(JCN)を統合 統合を記念し6月1日にJ:COM初の16時間“テレソン*”を実施 「柴又100K」や「アップアップガールズ(仮)」の初全国ツアー最終公演を生中継!”. 株式会社ジュピターテレコム (2014年5月16日). 2016年3月20日閲覧。
  5. ^ J:COM子会社の組織再編に関するお知らせ” (PDF). 株式会社ジュピターテレコム (2019年2月5日). 2019年2月5日閲覧。

関連項目

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