バセク・ポシュピシル

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  • バセク・ポスピシル
  • バセック・ポスピシル
  • バセック・ポスピショル

バセク・ポシュピシルVasek Pospisil, [ˈvæʃɪk ˈpɒspɪsɪl] VASH-ik POS-pih-sil [1]; チェコ語: Vašek Pospíšil, チェコ語: [ˈvaʃɛk ˈpospiːʃɪl]; 1990年6月23日 - )は、カナダブリティッシュコロンビア州ヴァーノン出身のチェコ系カナダ人男子プロテニス選手。これまでにATPツアーでシングルスの優勝はないが、ダブルスで6勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス25位、ダブルス4位。身長193cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

バセク・ポシュピシル
Vasek Pospisil
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Vasek Pospisil (9288620726).jpg
バセク・ポシュピシル
基本情報
国籍 カナダの旗 カナダ
出身地 カナダの旗 ヴァーノン
居住地 バハマの旗 バハマ・フリーポート
生年月日 (1990-06-23) 1990年6月23日(30歳)
身長 193cm
体重 88kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2007年
ツアー通算 7勝
シングルス 0勝
ダブルス 7勝
生涯獲得賞金 6,258,377 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 3回戦(2014・15)
全仏 1回戦(2012-16・18・20)
全英 ベスト8(2015)
全米 4回戦(2020)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト8(2016)
全仏 ベスト8(2015)
全英 優勝(2014)
全米 3回戦(2013・14)
優勝回数 1(英1)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 準優勝(2019)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 25位(2014年1月27日)
ダブルス 4位(2015年4月27日)
2020年11月23日現在

2014年ウィンブルドン選手権男子ダブルスジャック・ソックとペアを組んで優勝。また2015年BNPパリバ・オープン男子ダブルスでも優勝している。

来歴編集

5歳でテニスを始め、2007年にプロに転向。2008年からデビスカップカナダ代表として出場している。

4大大会では2011年全米オープンで予選を勝ち上がり初出場した。1回戦でルカシュ・ロソルを6-1, 6-2, 6-1で破って初戦を突破し2回戦でフェリシアーノ・ロペスに7-5, 4-6, 6-7(3), 6-7(5)で敗れた。9月のイスラエルとのデビスカップワールドグループプレーオフではシングルスとダブルスで3勝を挙げカナダのワールドグループ復帰に貢献した[2]

2012年7月のロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルス1回戦ではスペインのダビド・フェレールに4-6, 4-6で敗れた。ダニエル・ネスターと組んだダブルスではセルビアのヤンコ・ティプサレビッチ/ネナド・ジモニッチ組に4-6, 7-6(5), 9-11で敗れた。

2013年は地元のロジャーズ・カップ3回戦で当時6位のトマーシュ・ベルディハを7-5, 2-6, 7-6(5)で破って勝ち上がりベスト4に進出した。準決勝ではミロシュ・ラオニッチとのカナダ対決になり4-6, 6-1, 6-7(4)で敗れマスターズ大会の決勝進出を逃した。デビスカップでは準決勝でセルビアと対戦した。2勝2敗で迎えた最終戦でヤンコ・ティプサレビッチに6-7(3), 2-6, 6-7(6)で敗れカナダは初の決勝進出を逃した[3]。10月のスイス・インドアでもベスト4に進出した。

2014年全豪オープン男子シングルスでは第28シードに選ばれ4大大会で初めてシード選手となった。2回戦でマシュー・エブデンを3-6, 7-6(6), 7-6(9), 6-1で破り初めて3回戦に進出した。しかし3回戦のスタニスラス・ワウリンカとの試合を怪我のため棄権した。

2014年ウィンブルドン選手権男子ダブルスではジャック・ソックとのダブルスで初めての決勝に進出した。決勝ではブライアン兄弟に7–6(5), 6–7(3), 6–4, 3–6, 7–5のフルセットで勝利し初優勝をウィンブルドンのダブルスで達成した[4]。 8月のシティ・オープンでは3回戦で第1シードのトマーシュ・ベルディハを6-2, 6-4で勝利、準決勝で第6シードのリシャール・ガスケを破り6-7(5), 6-3, 7-5で勝利し、シングルス初の決勝進出を果たすが、ミロシュ・ラオニッチに1-6, 4-6で敗れた。

第8シードでジャック・ソックと出場した2015年BNPパリバ・オープン男子ダブルスでは決勝で2015年全豪優勝したボレッリ/フォニーニ組を6-4, 6-7, 10-7で勝利しマスターズ1000初優勝。続くマイアミ・オープンでは決勝まで進出するも第1シードのブライアン兄弟組に敗れた。

2015年ウィンブルドン選手権男子シングルスで自身グランドスラムシングルス初のベスト8進出を果たす。

2016年リオデジャネイロオリンピック男子ダブルスではダニエル・ネスターと組んで準決勝に進出。準決勝でマルク・ロペス/ラファエル・ナダル組に、3位決定戦でスティーブ・ジョンソン/ジャック・ソック組に敗れ4位。

2017年BNPパリバ・オープンでは2回戦で世界ランク1位のアンディ・マリーに6-4, 7-6(5)で勝利した。

ATPツアー決勝進出結果編集

シングルス: 2回 (0勝2敗)編集

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0–0)
ATPツアー・500シリーズ (0–1)
ATPツアー・250シリーズ (0–2)
サーフェス別タイトル
ハード (0–3)
クレー (0–0)
芝 (0–0)
カーペット (0–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2014年8月3日   ワシントンD.C. ハード   ミロシュ・ラオニッチ 1–6, 4–6
準優勝 2. 2020年2月9日   モンペリエ ハード (室内)   ガエル・モンフィス 5–7, 3–6
準優勝 3. 2020年11月14日   ソフィア ハード (室内)   ヤニック・シナー 4–6, 6–3, 6–7(3)

ダブルス: 14回 (7勝7敗)編集

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2014年7月5日   ウィンブルドン   ジャック・ソック   ボブ・ブライアン
  マイク・ブライアン
7–6(5), 6–7(3), 6–4, 3–6, 7–5
優勝 2. 2014年7月27日   アトランタ ハード   ジャック・ソック   スティーブ・ジョンソン
  サム・クエリー
6–3, 5–7, [10–5]
準優勝 1. 2014年8月17日   シンシナティ ハード   ジャック・ソック   ボブ・ブライアン
  マイク・ブライアン
3–6, 2–6
準優勝 2. 2014年10月5日   北京 ハード   ジュリアン・ベネトー   ジャン=ジュリアン・ロイヤー
  ホリア・テカウ
7–6(6), 5–7, [5–10]
優勝 3. 2014年10月26日   バーゼル ハード (室内)   ネナド・ジモニッチ   マリン・ドラガニャ
  ヘンリ・コンティネン
7–6(13), 1–6, [10–5]
優勝 4. 2015年3月21日   インディアンウェルズ ハード   ジャック・ソック   シモーネ・ボレッリ
  ファビオ・フォニーニ
6–4, 6–7(3), [10–7]
準優勝 3. 2015年4月4日   マイアミ ハード   ジャック・ソック   ボブ・ブライアン
  マイク・ブライアン
3–6, 6–1, [8–10]
優勝 5. 2015年10月12日   北京 ハード   ジャック・ソック   ダニエル・ネスター
  エドゥアール・ロジェ=バセラン
3–6, 6–3, [10–6]
準優勝 4. 2015年11月8日   パリ ハード (室内)   ジャック・ソック   イワン・ドディグ
  マルセロ・メロ
6–2, 3–6, [5–10]
優勝 6. 2016年2月14日   ロッテルダム ハード (室内)   ニコラ・マユ   フィリップ・ペッシュナー
  アレクサンダー・ペヤ
7–6(2), 6–4
準優勝 5. 2016年3月19日   インディアンウェルズ ハード   ジャック・ソック   ニコラ・マユ
  ピエール=ユーグ・エルベール
3–6, 6–7(5)
準優勝 6. 2016年5月15日   ローマ クレー   ジャック・ソック   ボブ・ブライアン
  マイク・ブライアン
6–2, 3–6, [7–10]
準優勝 7. 2017年1月6日   ドーハ ハード   ラデク・ステパネク   ジェレミー・シャルディー
  ファブリス・マルタン
4–6, 6–7(3)
優勝 7. 2020年2月23日   マルセイユ ハード   ニコラ・マユ   ウェスリー・クールホフ
  ニコラ・メクティッチ
6–3, 6–4

4大大会成績編集

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A P WG Z# PO G S SF-B NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, P=開催延期
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, SF-B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

シングルス編集

大会 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン A Q2 A 3R 3R 1R Q1 1R A 1R 4–5
全仏オープン A 1R 1R 1R 1R 1R A 1R A 1R 0–7
ウィンブルドン Q2 1R 2R 1R QF 1R 1R 1R 1R NH 5–8
全米オープン 2R Q1 1R 1R 1R 2R 1R 2R 2R 4R 7–9

: 2014年全豪3回戦の不戦敗は通算成績に含まない

ダブルス編集

大会 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン A 1R 2R QF 1R 1R A 1R 3–6
全仏オープン A 1R QF 2R A 1R A 2R 5–5
ウィンブルドン 3R W 3R 3R 2R 1R 2R NH 14–6
全米オープン 3R 3R 1R 1R A A 1R A 4–5

脚注編集

  1. ^ The pronunciation by Vasek Pospisil himself”. ATPWorldTour.com. 2018年1月9日閲覧。
  2. ^ Davis Cup - Draws & Results”. daviscup.com. 2020年11月28日閲覧。
  3. ^ Davis Cup - Draws & Results”. daviscup.com. 2020年11月28日閲覧。
  4. ^ “ポスピショル/ソックがブライアン兄弟を倒して初優勝 ウィンブルドン”. THE TENNIS DAILY. (2014年7月6日). https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/grandslam/wimbledon/20140706_0007445.php 2020年11月28日閲覧。 

外部リンク編集