リシャール・ガスケ
リシャール・ガスケ(Richard Gasquet, 1986年6月18日 - )は、フランス・ベジエ出身の男子プロテニス選手。身長183cm、体重79kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。シングルス自己最高ランキングは7位。これまでにATPツアーでシングルス15勝、ダブルス2勝を挙げている。
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基本情報 | ||||||||||
国籍 |
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出身地 | 同・ベジエ | |||||||||
生年月日 | 1986年6月18日(34歳) | |||||||||
身長 | 183cm | |||||||||
体重 | 79kg | |||||||||
利き手 | 右 | |||||||||
バックハンド | 片手打ち | |||||||||
ツアー経歴 | ||||||||||
デビュー年 | 2002年 | |||||||||
ツアー通算 | 17勝 | |||||||||
シングルス | 15勝 | |||||||||
ダブルス | 2勝 | |||||||||
生涯獲得賞金 | 18,522,074 アメリカ合衆国ドル | |||||||||
4大大会最高成績・シングルス | ||||||||||
全豪 | 4回戦(2007・08・12・13) | |||||||||
全仏 | ベスト8(2016) | |||||||||
全英 | ベスト4(2007・15) | |||||||||
全米 | ベスト4(2013) | |||||||||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||||||||
全豪 | 1回戦(2006) | |||||||||
全仏 | 1回戦(2002・03・05) | |||||||||
4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||||||||
全仏 | 優勝(2004) | |||||||||
優勝回数 | 1(仏1) | |||||||||
国別対抗戦最高成績 | ||||||||||
デビス杯 | 優勝(2017) | |||||||||
ホップマン杯 | 優勝(2017) | |||||||||
キャリア自己最高ランキング | ||||||||||
シングルス | 7位(2007年7月9日) | |||||||||
ダブルス | 45位(2008年4月7日) | |||||||||
獲得メダル | ||||||||||
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2020年2月3日現在 |
2004年全仏オープン混合ダブルス優勝者。2012年のロンドン五輪男子ダブルスで、ジュリアン・ベネトーとペアを組んで銅メダルを獲得。ホップマンカップ2017優勝。
シングルスではグランドスラムベスト4が3回、マスターズ1000決勝に3度進出。ATPワールドツアー・ファイナルズに2度出場。2018年現在、フランス出身の選手としてはヤニック・ノアに次ぐ歴代2位の勝利数となっている。
選手経歴編集
ジュニア時代編集
4歳からテニスを始める。ガスケの父親はテニスクラブの経営者で、母親もテニスコーチという恵まれた家庭に育ち、早くも9歳の時に「フランス・テニス・マガジン」1996年2月号の表紙に掲載されたことがあった。ジュニア時代、2002年全仏オープンと全米オープンのジュニア男子シングルス部門で優勝したことがあり、全米ジュニア決勝ではマルコス・バグダティスを破っている。
大会 | 2001 | 2002 | |||||||
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ジュニアグランドスラム | |||||||||
全豪オープン | A | SF | |||||||
全仏オープン | 3R | W | |||||||
ウィンブルドン | A | A | |||||||
全米オープン | A | W |
プロ転向編集
同年にプロ入りし、モンテカルロマスターズではマスターズで勝利を飾った最年少選手となるなどし、直ちに年末の世界ランキングで166位に入った。2004年全仏オープン混合ダブルス部門で、ガスケは同じフランスのタチアナ・ゴロビンとペアを組み、ウェイン・ブラック/カーラ・ブラック組を6-3, 6-4で破って優勝した。当時ガスケは18歳、ゴロビンは16歳で、2人の混合ダブルス優勝は地元ファンを大いに喜ばせた。2005年6月、ノッティンガム・オープンの決勝でマックス・ミルヌイを6-2, 6-3で破り、男子ツアー大会のシングルス初優勝を果たす。この後、ガスケはウィンブルドンと全米オープンで4回戦に進出し、全米オープン終了後に世界ランキング12位をマークした。
2006年のシーズン前半はやや不調であったが、6月のノッティンガム大会で2連覇を果たし、7月第2週のスイス・オープン・グシュタードと10月第3週の南フランス・オープンでも優勝して、シングルスで年間3勝を記録した。10月初頭のモゼール・オープンでは、同じフランスのファブリス・サントロと組んでダブルス初優勝も果たしている。4大大会では全米オープンで2年連続の4回戦に進出した。
ガスケは2007年ウィンブルドンで初めての準決勝に進出した。準々決勝では第3シードのアンディ・ロディックを4-6, 4-6, 7-6, 7-6, 8-6の逆転で破ったが、準決勝でロジャー・フェデラーに5-7, 3-6, 4-6で敗れた。ガスケとフェデラーは、前年のウィンブルドン1回戦で顔を合わせたこともあった。ウィンブルドン終了後、ガスケは世界ランキングを7位に上げ、初めての世界トップ10入りを果たした。ATPワールドツアー・ファイナルズに初出場。
2008年全豪オープンでは、ガスケは4回戦で同じフランスのジョー=ウィルフリード・ツォンガに2-6, 7-6, 6-7, 3-6で敗退した。ウィンブルドン4回戦では、地元イギリスのアンディ・マリーに7-5, 6-3, 6-7, 2-6, 4-6の逆転負けを喫している。
ガスケは、2009年のソニー・エリクソン・オープンのドーピング検査で、コカインの使用疑惑が浮上した[1]。暫定的に出場停止処分となったが[2]ガスケは潔白を主張し、スポーツ仲裁裁判所はコカインは極めて微量で、2次摂取の疑いが強いとして、2年間の出場停止処分を求めたITFとWADAの提訴を棄却した[3]。
2010年5月の地元ニース・オープンの決勝でフェルナンド・ベルダスコを6–3, 5–7, 7–6(5)で破り2年8カ月ぶりのツアー6勝目を挙げた。
2012年7月のロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルスでは2回戦でマルコス・バグダティスに4-6, 4-6で敗れた。ジュリアン・ベネトーと組んだダブルスでは準決勝でアメリカのブライアン兄弟組に4-6, 4-6で敗れたが、3位決定戦でスペインのフェレール/F・ロペス組に7-6, 6-2で勝利し銅メダルを獲得した。シーズンでは全てのグランドスラムで4回戦に進出したように安定した結果を残し、年間最終ランキングは10位で、5年ぶりにトップ10でシーズンを終えた。
2013年1月のカタール・エクソンモービル・オープン決勝でニコライ・ダビデンコを3-6, 7-6, 6-3で下し、ツアー8勝目を挙げた。全米オープンでは4大大会2度目のベスト4に進出したが、準決勝で優勝したラファエル・ナダルに4-6, 6-7(1), 2-6で敗れた。南フランス・オープンとクレムリン・カップでも優勝した。アンディ・マリーが欠場したことにより、ATPワールドツアー・ファイナルズに6年ぶりに出場した。年間最終ランキングを9位で終えた。
2014年、全豪オープンは3回戦でトミー・ロブレドに敗れた。ウィンブルドンのニック・キリオスとの2回戦ではグランドスラム記録となる9本のマッチポイントを握りながら6-3, 7-6(4), 4-6, 5-7, 8-10で敗れた[4]。全仏オープンと全米オープンでは3回戦で敗退した。このシーズンは、怪我による離脱もあり、全体的に結果を残せなかった。
2015年は南フランス・オープンとエストリル・オープンで優勝した。6月15日、エイゴン選手権シングルスにてツアー通算400勝を達成。フランス人男子での400勝はヤニック・ノア、ファブリス・サントロに次いで3人目[5]。2015年ウィンブルドンでは4回戦まで1セットを落としたのみで勝ち上がり、準々決勝では全仏オープンの優勝者であるスタン・ワウリンカに6-4, 4-6, 3-6, 6-4, 11-9のフルセットの末勝利し8年ぶりに準決勝に進出したが、準決勝ではノバク・ジョコビッチに6-7(2), 4-6, 4-6のストレートで敗れた。全米オープンでは4回戦でトマーシュ・ベルディハを破り準々決勝に進出。1シーズン2度のグランドスラムベスト8以上進出は自身初。準々決勝でロジャー・フェデラーに敗れたが、1年を通じて好調を持続し、世界ランキング9位でシーズンを終えた。
2016年全豪オープンは腰の怪我のため、6年ぶりにグランドスラムを欠場した。復帰戦の南フランス・オープンでは2連覇、4回目の優勝を果たす。これはピート・サンプラスを超えて大会史上最多ともなった[6]。全仏オープンでは4回戦で錦織圭を破って、地元の全仏で初のベスト8に進出。準々決勝でアンディ・マリーに7-5, 6-7(3), 0-6, 2-6で敗れた。ウィンブルドンの4回戦を腰の故障で途中棄権すると、リオ五輪も棄権した[7]。復帰後の全米オープンは1回戦敗退だったが、その後深圳オープンは準優勝、ヨーロピアンオープンは優勝した。年間最終ランキングは18位に下がった。
2017年のホップマンカップでクリスティナ・ムラデノビッチと組んで優勝した[8]。全豪オープンは、大会史上最も遅い時間に開始された3回戦でグリゴール・ディミトロフに敗れた[9]。5年連続決勝進出を果たした南フランスオープンで準優勝した後は、腰の故障と虫垂炎のため[10]、シーズン序盤のマスターズ大会5大会を含む7大会を欠場した[11]。復帰後も調子は上がらず、ウィンブルドンと全米オープンは1回戦敗退、ロジャーズカップとシンシナティオープンは2回戦敗退だった。9月にはチャレンジャーツアーのペカオ・シュチェチン・オープンに出場し、優勝した。10月のジャパンオープン、上海マスターズ、エルステ・バンク・オープンは3回戦まで進んだ。また11月に行われたフランス対ベルギーのデビスカップ決勝戦にてダブルスでピエール=ユーグ・エルベールとのペアで出場[12]、勝利し優勝に導いた[13]。年間最終ランキングは31位だった。
2018年、全豪オープンは3回戦でフェデラーに敗れ、同カード9連敗となった。南フランスオープンは2年連続準優勝だった。その後は早期敗退が続いたが、ハサン2世グランプリでは準決勝に進出した。モンテカルロマスターズの3回戦でミーシャ・ズベレフに勝ち、キャリア通算500勝を達成した[14]。全仏オープンは3回戦でナダルに敗れ、同カード16連敗(通算0-16)を喫した[15]。リベマ・オープンでは決勝でジェレミー・シャルディーを下し、キャリア15勝目を挙げた[16]。ウィンブルドンは1回戦敗退。スウェーデンオープンでは決勝進出を果たしたものの、決勝でファビオ・フォニーニに敗れ準優勝に終わった。全米オープンは3回戦でジョコビッチに敗れた。年間最終ランキングは26位だった。デビスカップ決勝は左鼠径部の負傷により欠場した。
2019年の全豪オープンは引き続き鼠径部の負傷により欠場した[17]。1月17日にヘルニア手術を受けたことを自身のSNSアカウントで公表した[18]。5月のムチュア・マドリード・オープンで復帰し、1回戦は勝利を収めた。2回戦でフェデラーに敗れた。全仏オープンは2回戦で敗れた。
プレースタイル編集
ガスケの片手バックハンドは安定性とスピード、正確さから、ロビー・コイナ、ジョン・マッケンロー、ブラッド・ギルバートなどの過去の多くのプレーヤーやコメンテーターから高く評価されている。史上最も芸術的で効率的かつ効果的なバックハンドの1つと称賛されている片手バックハンドは[19]、フォアハンドのようにテイクバックが大きいことが特徴で、回外運動や大きなフォロースルーもその要因になっているとされる。多くの片手バックハンドプレーヤーが苦しむトップスピンのかかった高い球をフラットで返すこともできる。[20][21]
ボレーやドロップショットなどの技術も高いものを備えている。
反対にフォアハンドが弱点とされており、セミウエスタンからイースタンでラケットを長く握り、手首をこねながら打つ動作がぎこちなさとパワーロスの原因になっているのではないかと言われている。また、相手のミスを待つような消極的なプレーを行うことや、ベースラインから大きく下がってプレーすることなどがビッグタイトル獲得や対トップ10勝利が難しい理由とも言及される[22]。
ATPツアー決勝進出結果編集
シングルス:31回(15勝16敗)編集
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結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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準優勝 | 1. | 2004年10月11日 | メス | ハード (室内) | ジェローム・エーネル | 6–7(9), 4–6 |
準優勝 | 2. | 2005年5月9日 | ハンブルク | クレー | ロジャー・フェデラー | 3–6, 5–7, 6–7(4) |
優勝 | 1. | 2005年6月13日 | ノッティンガム | 芝 | マックス・ミルヌイ | 6–2, 6–3 |
優勝 | 2. | 2006年6月19日 | ノッティンガム | 芝 | ヨナス・ビョルクマン | 6–4, 6–3 |
優勝 | 3. | 2006年7月10日 | グシュタード | クレー | フェリシアーノ・ロペス | 7–6(4), 6–7 (3), 6–3, 6–3 |
準優勝 | 3. | 2006年8月7日 | トロント | ハード | ロジャー・フェデラー | 6–2, 3–6, 2–6 |
優勝 | 4. | 2006年10月23日 | リヨン | カーペット (室内) | マルク・ジケル | 6–3, 6–1 |
準優勝 | 4. | 2007年4月29日 | エストリル | クレー | ノバク・ジョコビッチ | 6–7(7), 6–0, 1–6 |
優勝 | 5. | 2007年9月30日 | ムンバイ | ハード | オリビエ・ロクス | 6–3, 6–4 |
準優勝 | 5. | 2007年10月7日 | 東京 | ハード | ダビド・フェレール | 1–6, 2–6 |
準優勝 | 6. | 2008年7月13日 | シュトゥットガルト | クレー | フアン・マルティン・デル・ポトロ | 4–6, 5–7 |
準優勝 | 7. | 2010年1月16日 | シドニー | ハード | マルコス・バグダティス | 4–6, 6–7(2) |
優勝 | 6. | 2010年5月22日 | ニース | クレー | フェルナンド・ベルダスコ | 6–3, 5–7, 7–6(5) |
準優勝 | 8. | 2010年8月1日 | グシュタード | クレー | ニコラス・アルマグロ | 5–7, 1–6 |
準優勝 | 9. | 2012年5月6日 | エストリル | クレー | フアン・マルティン・デル・ポトロ | 4–6, 2–6 |
準優勝 | 10. | 2012年8月12日 | トロント | ハード | ノバク・ジョコビッチ | 3–6, 2–6 |
優勝 | 7. | 2012年9月30日 | バンコク | ハード (室内) | ジル・シモン | 6–2, 6–1 |
優勝 | 8. | 2013年1月5日 | ドーハ | ハード | ニコライ・ダビデンコ | 3–6, 7–6(4), 6–3 |
優勝 | 9. | 2013年2月10日 | モンペリエ | ハード (室内) | ブノワ・ペール | 6–2, 6–3 |
優勝 | 10. | 2013年10月20日 | モスクワ | ハード (室内) | ミハイル・ククシュキン | 4–6, 6–4, 6–4 |
準優勝 | 11. | 2014年2月9日 | モンペリエ | ハード (室内) | ガエル・モンフィス | 4–6, 4–6 |
準優勝 | 12. | 2014年6月21日 | イーストボーン | 芝 | フェリシアーノ・ロペス | 3–6, 7–6(5), 5–7 |
優勝 | 11. | 2015年2月10日 | モンペリエ | ハード (室内) | イェジ・ヤノヴィッツ | 4–0 途中棄権 |
優勝 | 12. | 2015年5月3日 | エストリル | クレー | ニック・キリオス | 6–3, 6–2 |
優勝 | 13. | 2016年2月7日 | モンペリエ | ハード (室内) | ポール=アンリ・マチュー | 7–5, 6–4 |
準優勝 | 13. | 2016年9月25日 | 深圳 | ハード | トマーシュ・ベルディハ | 6–7(5), 7–6(2), 3–6 |
優勝 | 14. | 2016年10月23日 | アントワープ | ハード (室内) | ディエゴ・シュワルツマン | 7–6(4), 6–1 |
準優勝 | 14. | 2017年2月12日 | モンペリエ | ハード (室内) | アレクサンダー・ズベレフ | 6–7(4), 3–6 |
準優勝 | 15. | 2018年2月11日 | モンペリエ | ハード (室内) | リュカ・プイユ | 6–7(2), 4–6 |
優勝 | 15. | 2018年6月17日 | スヘルトーヘンボス | 芝 | ジェレミー・シャルディー | 6–3, 7–6(5) |
準優勝 | 16. | 2018年7月22日 | ボースタード | クレー | ファビオ・フォニーニ | 3–6, 6–3, 1–6 |
ダブルス:4回(2勝2敗)編集
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 1. | 2006年10月2日 | メス | ハード (室内) |
ファブリス・サントロ | ユリアン・ノール ユルゲン・メルツァー |
3–6, 6–1, [11–9] |
準優勝 | 1. | 2007年4月22日 | モンテカルロ | クレー | ジュリアン・ベネトー | ボブ・ブライアン マイク・ブライアン |
2–6, 1–6 |
優勝 | 2. | 2008年1月7日 | シドニー | ハード | ジョー=ウィルフリード・ツォンガ | ボブ・ブライアン マイク・ブライアン |
4–6, 6–4, [11–9] |
準優勝 | 2. | 2009年11月1日 | サンクトペテルブルク | ハード (室内) |
ジェレミー・シャルディー | コリン・フレミング ケン・スクプスキ |
6–2, 5–7, [4–10] |
ホップマンカップ:2回(1勝1敗)編集
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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準優勝 | 1. | 2012年1月7日 | ホップマンカップ2012 | ハード | マリオン・バルトリ | ペトラ・クビトバ トマーシュ・ベルディハ |
0–2 |
優勝 | 1. | 2017年1月7日 | ホップマンカップ2017 | ハード | クリスティナ・ムラデノビッチ | ココ・バンダウェイ ジャック・ソック |
2–1 |
オリンピックメダル編集
ダブルス:1(1銅メダル)編集
結果 | 年 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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3位 | 2012年 | ロンドン五輪 | 芝 | ジュリアン・ベネトー | ダビド・フェレール フェリシアーノ・ロペス |
7–6(4), 6–2 |
成績編集
4大大会シングルス編集
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | P | WG | Z# | PO | G | S | SF-B | NMS | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, P=開催延期
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, SF-B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.
大会 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | A | 1R | 1R | A | 1R | 4R | 4R | 3R | 1R | 3R | 4R | 4R | 3R | 3R | A | 3R | 3R | A | A | 24–14 |
全仏オープン | 1R | 1R | 1R | 3R | 2R | 2R | A | A | 1R | 4R | 4R | 4R | 3R | 4R | QF | 3R | 3R | 2R | 27–16 | |
ウィンブルドン | A | A | 1R | 4R | 1R | SF | 4R | A | A | 4R | 4R | 3R | 2R | SF | 4R | 1R | 1R | 1R | NH | 28–14 |
全米オープン | LQ | A | LQ | 4R | 4R | 2R | 1R | 1R | 4R | 2R | 4R | SF | 3R | QF | 1R | 1R | 3R | 1R | 2R | 28–15 |
※: 2007年全米の不戦敗は通算成績に含まない
大会最高成績編集
大会 | 成績 | 年 |
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ツアーファイナル | RR | 2007, 2013 |
インディアンウェルズ | QF | 2011 |
マイアミ | SF | 2013 |
モンテカルロ | SF | 2005 |
マドリード | 3R | 2008, 2012, 2016 |
ローマ | SF | 2011 |
カナダ | F | 2006, 2012 |
シンシナティ | SF | 2019 |
上海 | 3R | 2010, 2015 |
パリ | SF | 2007 |
ハンブルグ | F | 2005 |
オリンピック | 2R | 2012 |
デビスカップ | F | 2014 |
世界ランキング編集
大会 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 |
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年間最終ランキング | 166 | 93 | 109 | 16 | 18 | 8 | 24 | 52 | 29 | 19 | 10 | 9 | 26 | 9 | 18 | 31 | 26 | 61 |
脚注編集
- ^ tennis365.net (2009年5月10日). “ガスケにコカイン使用疑惑が浮上”. 2011年3月20日閲覧。
- ^ AFPBB News (2009年5月12日). “コカイン陽性反応のガスケ 暫定出場停止に”. 2011年3月20日閲覧。
- ^ AFPBB News (2009年12月18日). “CAS ガスケの出場停止処分を棄却”. 2011年3月20日閲覧。
- ^ “【動画】ガスケ、1ポイントに泣く!計9本のマッチポイントを活かせず、まさかの2回戦敗退[ウインブルドン]”. hotshot.jp. 2019年2月15日閲覧。
- ^ ガスケがキャリア通算400勝を達成!エイゴン選手権
- ^ 前身のリヨン・グランプリを含む。
- ^ “ガスケが背中の故障でリオ五輪欠場、ペールが繰り上げ出場”. www.afpbb.com. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “フランスが2度目の優勝、ホップマン杯”. www.afpbb.com. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “ディミトロフ、ガスケとの深夜の一戦制して16強 全豪オープン”. www.afpbb.com. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “ガスケ「虫垂炎手術」でBNPパリバとマイアミ欠場”. gooニュース. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “ガスケ500勝 現役8人目”. news.tennis365.net. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “フランスがデ杯制覇に王手、初ペアが起用に応えて白星挙げる”. www.afpbb.com. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “仏が16年ぶり10度目のデ杯制覇! ベルギーは惜しくも初Vならず”. www.afpbb.com. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “ガスケ500勝 現役8人目”. news.tennis365.net. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “ナダルが全仏4回戦へ、16連敗のガスケは「怪物的」とお手上げ”. www.afpbb.com. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “ガスケがリベマOP優勝、2016年10月以来キャリア15勝目”. www.afpbb.com. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “ガスケが全豪オープンを欠場、2月の復帰を目指す”. topics.smt.docomo.ne.jp. 2019年2月16日閲覧。
- ^ “The surgery went well !...”. Instagram. 2019年5月8日閲覧。
- ^ “Gasquet the flawed genius must find his ruthless touch”. 2019年5月7日閲覧。
- ^ “Wimbledon 2015: Richard Gasquet's one-handed backhand is a thing of beauty. It is simply balletic”. (2015年7月9日)
- ^ “Here's How to Properly Hit a Forehand Tennis Swing”. ThoughtCo. 2019年5月8日閲覧。
- ^ “Fed reaches Dubai final”. Eurosport. 2011年2月25日閲覧。