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レアル・バリャドリード

レアル・バジャドリード・クルブ・デ・フトボルスペイン語: Real Valladolid Club de Fútbol, S.A.D.スペイン語発音: [reˈal βaʎaðoˈlið ˈkluβ ðe ˈfuðβol])は、スペインカスティーリャ・イ・レオン州の州都バリャドリードに本拠地を置くサッカークラブチーム。2018-19シーズンはプリメーラ・ディビシオン(1部)に在籍している。ラ・リーガ通算順位表では13位に位置する。

レアル・バリャドリード
原語表記 Real Valladolid
愛称 Pucelanos
クラブカラー
創設年 1928年
所属リーグ リーガ・エスパニョーラ
所属ディビジョン プリメーラ・ディビシオン
ホームタウン バリャドリード
ホームスタジアム エスタディオ・ホセ・ソリージャ
収容人数 26,512
代表者 ブラジルの旗 ロナウド
監督 スペインの旗 セルヒオ・ゴンサレス
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

目次

歴史編集

 
エスタディオ・ホセ・ソリージャ

レアル・ウニオン・デポルティーバ・デ・バリャドリード(Real Unión Deportiva de Valladolid)とクルブ・デポルティーボ・エスパニョール(Club Deportivo Español)の合併により、1928年6月20日にレアル・バリャドリード・クルブ・デ・フトボルが誕生した。1946-47シーズンのセグンダ・ディビシオン(2部)を制し、1947-48シーズンにプリメーラ・ディビシオン(1部)に初参戦した。1948-49シーズンのコパ・デル・レイでは決勝に進出したが、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われたアスレティック・ビルバオ戦に1-4で敗れて準優勝に終わった。その後の10年間はトップリーグに在籍し、1957-58シーズンにはセグンダ・ディビシオン降格となったが、ホセ・ルイス・サソ監督に率いられた1958-59シーズンにはテッラーサFCを歴史的な5-0というスコアで下すなどし、わずか1シーズンでプリメーラ・ディビシオンに再昇格した。サソ監督はかつてゴールキーパーとしてレアル・バリャドリードでプレーした選手であり、最終的にはクラブの会長まで上り詰めた。

1984年には、1980年代前半のみ開催されたコパ・デ・ラ・リーガ決勝でアトレティコ・マドリードを下して優勝した。1992-93シーズン終了後にプリメーラ・ディビシオンに昇格し、2003-04シーズンまで11シーズン連続でトップリーグに在籍した。レアル・マドリード・カスティージャを指導していたラファエル・ベニテスを監督に迎え、1996-97シーズンには同期間中最高位の7位となった。2000年にはJリーグジェフユナイテッド市原から獲得した城彰二が短期間在籍した。

2006年夏にはバスク人のホセ・ルイス・メンディリバル監督を招聘し、2006-07シーズンはセグンダ・ディビシオン(2部)でクラブ史上最高のひとつに数えられるシーズンを送った。ビクトルホセバ・ジョレンテのコンビはリーグ最強と謳われ、15節終了後に首位に浮上すると、2位には勝ち点8差を付けて、セグンダ・ディビシオン史上最高の勝ち点88を獲得して優勝した。昇格を逃した4位には実に勝ち点差26も付け、2位との勝ち点差・4位との勝ち点差のいずれもセグンダ・ディビシオンの新記録を更新した。2006年10月10日から2007年5月6日まで29試合も無敗を続け、42節中34節が終了したばかりの2007年4月22日に昇格を決めた。こちらも最速昇格記録となった。同シーズンのコパ・デル・レイでは、大会を通じて控え選手中心で臨んだにもかかわらず快進撃を続け、プリメーラ・ディビシオンのジムナスティック・タラゴナ(2試合合計4-1)とビジャレアルCF(2試合合計3-1)を破って準々決勝にまで進出した。2007-08シーズンは、最終ラインを高く保った攻撃的なディフェンスと、縦に突破してクロスをあげることを徹底したサイド攻撃で、中小クラブながら旋風を巻き起こした。ホセ・ルイス・メンディリバル監督は高く評価され、アウェーでの強さが他のチームに恐れられた。2008年夏にはFWホセバ・ジョレンテビジャレアルCFに移籍したが、MFペドロ・レオンやMFホナタン・セスマ、GKセルヒオ・アセンホなどが急成長し、目標の残留を果たした。どちらのシーズンも残留を決めたのは最終節であり、2007-08シーズンはレクレアティーボ・ウェルバに1-1で引き分けて、2008-09シーズンはレアル・ベティスに1-1で引き分けて残留を祝った。

2009-10シーズンは開幕から20試合で3勝しか挙げられないスロースタートぶりであり、2010年2月1日、ホームでのUDアルメリア戦に引き分けた後にメンディリバル監督が解任された。オネシモ・サンチェス監督が後を引き継いだが、メンディリバル監督の解任から1週間後、チームはシーズンで初めて降格圏内に足を踏み入れた。なお、メンディリバル監督が指揮を執った138試合は降格圏に落ちたことがなかった。監督交代から10試合でわずか1勝に終わり、サンチェス監督もまた解任された。かつてスペイン代表の指揮官も務めたハビエル・クレメンテ監督が登用され、残りの8試合で絶望的と言われていたプリメーラ・ディビシオン残留を目指した。いったんは残留圏内の16位に浮上したが、チームは再び下位3クラブに逆戻りし、シーズン最終節ではカンプ・ノウFCバルセロナから勝利することが必須であった。しかし、FCバルセロナも優勝のために勝利を目指しており、結局レアル・バリャドリードは0-4で敗れ、3シーズン踏みとどまったトップリーグから脱落した。

2011-12シーズンはミロスラヴ・ジュキッチ監督のもと、3位で終え、昇格プレーオフを勝ち抜いてプリメーラ・ディビシオンに昇格したが、2013-14シーズンに、セグンダ・ディビシオン降格となった。

2017-18シーズンは5位で終え、昇格プレーオフで、スポルティング・ヒホンヌマンシアに勝利して4年ぶりのプリメーラ・ディビシオン昇格を果たした。

2018年9月3日、元ブラジル代表ロナウドがクラブの株式の51パーセントを取得し、会長に就任した[1][2]

タイトル編集

国内タイトル編集

1962-63
1947–48, 1958–59, 2006–07
1983-84
1949–50, 1988–89

記録編集

欧州カップ戦出場歴

UEFAカップ: 1984–85(1回戦敗退), 1997–98(2回戦敗退)
UEFAカップウィナーズカップ: 1989–90(ベスト8)

新記録

セグンダ・ディビシオン歴代最多勝ち点 : 勝ち点88(2006–07)
セグンダ・ディビシオン歴代最長無敗記録 : 29試合(2006–07)
セグンダ・ディビシオン歴代最速昇格決定 : 34節(42節中、2007年4月22日)
プリメーラ・ディビシオン歴代最速得点 : 7.42秒(ホセバ・ジョレンテ、2008年1月20日、RCDエスパニョール戦、2–1で勝利)

過去の成績編集

1929年以降のすべての会長や監督を挙げている[3]。国旗が示されていない人物はすべてスペイン人である。

シーズン ディビジョン 順位 会長 監督 備考
1929 テルセーラ 5位 ペドロ・スロアガ
サントス・ロドリゲス
  István Plattkó
1929/30 2位 サントス・ロドリゲス
1930/31 2位 ホセ・カンタラピエドラ アントン・アチャランダバソ
1931/32 3位
1932/33 1位
1933/34 1位   István Plattkó セグンダ昇格
1934/35 セグンダ 2位
1935/36 4位
1936/37 リーグ戦未開催 スペイン内戦のため
リーグ戦は開催されず
1937/38
1938/39
1939/40 セグンダ 6位   István Plattkó
マヌエル・オルダクス
1940/41 10位 フアニン
1941/42 5位   Károly Plattkó
1942/43 2位
1943/44 14位 ホセ・カンタラピエドラ
ホセ・ゴンサレス
アルフォンソ・マルティネス
ホセ・プラナス
テルセーラ降格
1944/45 テルセーラ 3位 ヘルマン・アダネス
アンヘル・ソリア
キリコ・アルテアガ
1945/46 1位 アンヘル・ソリア アントニオ・バリオス
1946/47 1位 フアン・レプレサ セグンダ昇格
1947/48 セグンダ 1位 プリメーラ昇格
1948/49 プリメーラ 12位     エレニオ・エレーラ
1949/50 9位 アントニオ・バリオス
フリアン・バケーロ
アントニオ・バリオス
コパ・デル・ヘネラリシモ準優勝
アスレティック・ビルバオに1-4で敗北)
1950/51 6位 マヌエル・アキーソ フアン・アントニオ・イピーニャ
1951/52 8位 ラモン・プラデラ
1952/53 12位 ホセ・イララゴーリ
1953/54 12位 ルイス・ミロ
1954/55 9位
1955/56 9位
1956/57 8位 ラファエル・ジュンタ
1957/58 15位 ラファエル・ジュンタ
ホセ・ルイス・サソ
セグンダ降格
1958/59 セグンダ 1位 カルロス・オルテガ ホセ・ルイス・サソ プリメーラ昇格
1959/60 プリメーラ 13位
1960/61 15位 ホセ・ルイス・サソ
ペドロ・エギルス
パコ・レスメス
セグンダ降格
1961/62 セグンダ 2位 ホセ・マヌエル・アラルテ パコ・レスメス
マヌエル・ソレール
  エリベルト・エレーラ
プリメーラ昇格
1962/63 プリメーラ 4位 アントニオ・ラマレッツ
1963/64 16位 アンヘル・スビエタ
パコ・レスメス
セグンダ降格
1964/65 セグンダ 3位 ハノス・カルメル
フリアン・バケーロ
1965/66 4位 ホセ・ルイス・サソ アントニオ・バリオス
アントニオ・ラマレッツ
1966/67 9位 ペドロ・トーレス
エクトル・マルティン
エミリオ・アルデコア
エクトル・マルティン
エミリオ・アルデコア
エクトル・マルティン
1967/68 2位 アントニオ・アルフォンソ ホセ・モリヌエボ
エンリケ・オリサオラ
1968/69 10位 アントニオ・バリオス
エンリケ・オリサオラ
1969/70 17位 ホセ・アントニオ・オルメド
ホセ・ルイス・サソ
ヘラルド・コケ
テルセーラ降格
1970/71 テルセーラ 2位 サンティアゴ・ガジェゴ ヘラルド・コケ
エクトル・マルティン
セグンダ昇格
1971/72 セグンダ 7位 エクトル・マルティン
1972/73 5位
1973/74 7位 グスタボ・ビオスカ
フェルナンド・レドンド
1974/75 11位 フェルナンド・アロンソ フェルナンド・レドンド
サンティアゴ・バスケス
  ルディ・グーテンドルフ
1975/76 4位 エクトル・ヌニェス
1976/77 12位 ルイス・アロイ
ホセ・ルイス・サソ
1977/78 7位 パキート
1978/79 4位 ゴンサロ・アロンソ パチン
1979/80 2位 エウセビオ・リオス プリメーラ昇格
1980/81 プリメーラ 12位 ゴンサロ・アロンソ パキート
1981/82 9位
1982/83 12位 マヌエル・エステバン フェリペ・メソネス
サンティ・ジョレンテ
J・L・ガルシア・トライド
1983/84 14位 ペドロ・サン・マルティン
マリアーノ・エルナンデス
ゴンサロ・アロンソ
J・L・ガルシア・トライド
フェルナンド・レドンド
コパ・デ・ラ・リーガ優勝
アトレティコ・マドリードに3-0で勝利)
1984/85 13位 ゴンサロ・アロンソ フェルナンド・レドンド
1985/86 10位     ビセンテ・カンタトーレ
1986/87 10位 ゴンサロ・アロンソ
ホセ・アガド
ミゲル・ペレス
    ビセンテ・カンタトーレ
ハビエル・アスカルゴルタ
アントニオ・サントス
ホセ・ペレス・ガルシア
1987/88 8位 ミゲル・ペレス     ビセンテ・カンタトーレ
1988/89 6位 コパ・デル・レイ準優勝
レアル・マドリードに0-1で敗北)
1989/90 16位 ミゲル・ペレス
カルロス・スニガ
ホシプ・スコブラル
ホセ・モレ
フェルナンド・レドンド
1990/91 9位 ゴンサロ・ゴンサロ パチョ
1991/92 19位 ゴンサロ・ゴンサロ
アンドレス・マルティン
マルコス・フェルナンデス
パチョ
ハビエル・ジェペス
セグンダ降格
1992/93 セグンダ 2位 マルコス・フェルナンデス マルコ・アントニオ・ボロナ
ホセ・ルイス・サソ
フェリペ・メソネス
プリメーラ昇格
1993/94 プリメーラ 18位 フェリペ・メソネス
ホセ・モレ
1994/95 19位 ビクトル・エスパラーゴ
ホセ・モレ
フェルナンド・レドンド
アントニオ・サントス
1995/96 16位 ラファエル・ベニテス
アントニオ・サントス
    ビセンテ・カンタトーレ
1996/97 7位     ビセンテ・カンタトーレ
1997/98 11位 マルコス・フェルナンデス
マルコス・フェルモセージェ
    ビセンテ・カンタトーレ
アントニオ・サントス
  セルギイェ・クレシッチ
1998/99 12位 マルコス・フェルモセージェ   セルギイェ・クレシッチ
1999/2000 8位 マルコス・フェルモセージェ
アンヘル・フェルモセージェ
イグナシオ・レウィン
グレゴリオ・マンサーノ
2000/01 16位 イグナシオ・レウィン
カルロス・スアレス
パンチョ・フェレーロ
ホセ・モレ
2001/02 12位 カルロス・スアレス ホセ・モレ
2002/03 14位
2003/04 18位 フェルナンド・バスケス
アントニオ・サンチェス・サントス
セグンダ降格
2004/05 セグンダ 6位   セルギイェ・クレシッチ
マルコス・アロンソ・ペーニャ
2005/06 10位 マルコス・アロンソ・ペーニャ
アルフレド・メリーノ
2006/07 1位 ホセ・ルイス・メンディリバル プリメーラ昇格
2007-08 プリメーラ 15位
2008-09 15位
2009-10 18位 ホセ・ルイス・メンディリバル
オネシモ・サンチェス
ハビエル・クレメンテ
セグンダ降格
2010-11 セグンダ 7位 アントニオ・ゴメス
アベル・レシーノ
昇格プレーオフ出場
2011/12 セグンダ 3位   ミロスラフ・ジュキッチ プリメーラ昇格
2012/13 プリメーラ 14位
2013-14 プリメーラ 19位   ミロスラフ・ジュキッチ
フアン・イグナシオ・マルティネス
セグンダ降格
2014-15 セグンダ 5位 ルビ 昇格プレーオフ出場
2015-16 16位 ガイスカ・ガリターノ
ミゲル・アンヘル・ポルトゥガル
アルベルト・ロペス
2016-17 7位 パコ・エレーラ
2017-18 5位 プリメーラ昇格

欧州カップ戦の歴史編集

UEFAカップ編集

シーズン ラウンド クラブ ホーム アウェー スコア
1984–85 ラウンド64   NKリエカ 1–0 1–4 2–4
1997–98 ラウンド64   スコントFC 2–0 0–1 2–1
ラウンド32   FCスパルタク・モスクワ 1–2 0–2 1–4

UEFAカップウィナーズカップ編集

シーズン ラウンド クラブ ホーム アウェー スコア
1989–90 ラウンド32   ハムルン・スパルタンズFC 5–0 1–0 6–0
ラウンド16   ユールゴーデンIF 2–0 2–2 4–2
準々決勝   ASモナコ 0–0 0–0 (延長) 0–0 (PK)

現所属メンバー編集

歴代所属選手編集

GK編集

DF編集

MF編集

FW編集

脚注編集

  1. ^ Una etapa ilusionante y continuista” (スペイン語). www.realvalladolid.es (2018年9月3日). 2018年9月4日閲覧。
  2. ^ ロナウド氏がバジャドリー正式買収 新オーナーに就任”. 超ワールドサッカー (2018年9月4日). 2018年9月4日閲覧。
  3. ^ Presidentes y Entrenadores del Real Valladolid C.F. S.A.D.” (Spanish). Real Valladolid. 2010年12月2日閲覧。
  4. ^ Primer equipo” [First team] (Spanish). Real Valladolid. 2018年9月15日閲覧。

外部リンク編集