双葉駅

日本の福島県双葉郡双葉町にある東日本旅客鉄道の駅

双葉駅(ふたばえき)は、福島県双葉郡双葉町大字長塚字町西にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[1]

双葉駅*
JR東日本 双葉駅東口新駅舎.jpg
東口新駅舎(2020年3月)
ふたば
Futaba
大野 (5.8km)
(4.9km) 浪江
福島県双葉郡双葉町大字長塚字町西39番地2[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 263.7km(日暮里起点)
電報略号 フハ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面1線[2]
乗車人員
-統計年度-
542人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1898年明治31年)8月23日[1]
備考 無人駅
Smart Station for EXPRESS導入駅)[3]
話せる指定席券売機設置駅[3]
* 1959年に長塚駅から改称[1]
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歴史編集

開業当初は双葉郡長塚村に属し、長塚駅を称した。長塚村は1951年(昭和26年)に新山町と合併して標葉町となり、さらに標葉町は双葉郡から名前を取って1956年(昭和31年)に双葉町に改称された。なお、双葉郡は標葉郡と楢葉郡が統合されてできたことに由来する郡名である。駅名はこれにあわせ、1959年(昭和34年)10月1日に双葉駅(ふたばえき)に改称された[1]

年表編集

駅構造編集

単式ホーム1面1線をもつ地上駅である[1]。駅舎とホームとの間は跨線橋で連絡している。駅舎1998年(平成10年)に竣工したもので町のコミュニティー施設の「ステーションプラザふたば」との合築である[1]。常磐線が全線再開となった2020年3月に向けて、新たに東西自由通路と橋上駅舎が整備されている[6][12][13]。震災前の当駅 - 大野駅間は複線化されていたが、上り線の敷地に側道を設けて非常時の避難道としても活用するため、単線化されている[2][注釈 1]。これに合わせてホームを相対式2面2線から、西側のみの1面1線へ改修した[13]。総工費は約18億4000万円で、既存の駅舎は無償で双葉町へ譲渡される[13]

Smart Station for EXPRESS」を導入している無人駅である[3]。また、東口のエレベーターは、ホームのエレベーターと兼用であり、東口⇔改札階及び改札内⇔ホーム階のみそれぞれ向かうことができる。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1 常磐線 上り いわき水戸方面[14]
下り 原ノ町仙台方面[14]

利用状況編集

JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2010年度(平成22年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

なお、2011年(平成23年)3月11日 - 2020年(令和元年)3月13日までは前述の通り営業休止となり、翌3月14日の営業再開以降は無人駅となったため、2011年度(平成23年度)以降の統計値は公表されていない。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 776 [利用客数 1]
2001年(平成13年) 772 [利用客数 2]
2002年(平成14年) 748 [利用客数 3]
2003年(平成15年) 718 [利用客数 4]
2004年(平成16年) 682 [利用客数 5]
2005年(平成17年) 626 [利用客数 6]
2006年(平成18年) 579 [利用客数 7]
2007年(平成19年) 569 [利用客数 8]
2008年(平成20年) 566 [利用客数 9]
2009年(平成21年) 547 [利用客数 10]
2010年(平成22年) 542 [利用客数 11]

駅周辺編集

双葉町の中心部の北西の端にあり、役場や病院などをはじめとする各種施設もすべて南東側にある。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故に関連する帰還困難区域内の特定復興再生拠点区域であり、2022年春頃をめどに避難指示解除と住民の帰還開始に向けた取り組みが行われている[15]2020年(令和2年)3月4日に駅周辺部の先行解除が実施され、同年3月14日現在は駅・駅前・町コミュニティセンターのみ立ち入り可能で、町東側の避難指示が解除された地域に通じる道路のみ通行可能[9]

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
普通
大野駅 - 双葉駅 - 浪江駅

脚注編集

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記事本文編集

注釈編集

  1. ^ 当駅と大野駅は棒線駅になる。

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、21頁。
  2. ^ a b “JR常磐線の富岡-浪江間 全線再開へ試運転開始”. 河北新報. (2019年12月19日). オリジナルの2019年12月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191225021038/https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201912/20191219_63017.html 2020年1月20日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g “常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の運転再開及びおトクなきっぷの発売等について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道水戸支社, (2020年1月17日), オリジナルの2020年2月28日時点におけるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20200228213532/http://www.jrmito.com/press/200117/press_02.pdf 2020年3月22日閲覧。 
  4. ^ 双葉町史編さん委員会 編. 1995, p. 1098.
  5. ^ a b 双葉町史編さん委員会 編. 1995, p. 1099.
  6. ^ a b c 常磐線双葉駅橋上化及び自由通路新設工事の着手について”. 東日本旅客鉄道水戸支社 (2018年7月20日). 2018年7月20日閲覧。
  7. ^ “双葉駅の橋上駅舎着工”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2018年8月10日) 
  8. ^ “常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の試運転の実施について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道水戸支社, (2019年12月4日), オリジナルの2019年12月6日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20191206134410/http://www.jrmito.com/press/191204/press_01.pdf 2020年1月22日閲覧。 
  9. ^ a b “「帰還困難区域」初の避難解除 双葉町、JR再開合わせ”. 朝日新聞. (2020年3月3日). オリジナルの2020年4月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200427165852/https://www.asahi.com/articles/ASN335VWTN2MUGTB00K.html 2020年4月27日閲覧。 
  10. ^ “JR常磐線が3月14日全線復旧 震災で不通、最後の区間再開”. 共同通信. (2019年12月14日). オリジナルの2019年12月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191214071900/https://this.kiji.is/578413828761355361?c=39546741839462401 2019年12月14日閲覧。 
  11. ^ “常磐線3月14日全線再開”. 読売新聞. (2020年1月18日). オリジナルの2020年1月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200118164913/https://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20200118-OYTNT50043/ 2020年1月21日閲覧。 
  12. ^ “双葉町とJR東日本が双葉駅整備で協定 東西結ぶ橋上駅に”. 福島民報 (福島民報社). (2017年10月6日). http://www.minpo.jp/news/detail/2017100645680 2017年10月6日閲覧。 [リンク切れ]
  13. ^ a b c “常磐線・双葉駅「橋上駅」8月6日工事着手 20年春使用開始へ”. 福島民友 (福島民友新聞社). (2018年7月21日). http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180721-290824.php 2018年7月21日閲覧。 [リンク切れ]
  14. ^ a b 時刻表 双葉駅”. 東日本旅客鉄道. 2020年3月14日閲覧。
  15. ^ 双葉町・特定復興再生拠点区域復興再生計画の概要 (PDF) (2017年9月15日内閣総理大臣認定)

利用状況編集

  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。

関連項目編集

参考文献編集

外部リンク編集