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いわき駅

日本の福島県いわき市にある東日本旅客鉄道の駅

いわき駅(いわきえき)は、福島県いわき市字田町(たいらあざたまち)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである[1]事務管コードは▲421134[2]

いわき駅*
駅全景
駅全景
いわき
Iwaki
所在地 福島県いわき市字田町[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ワキ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 3面6線[1]
乗車人員
-統計年度-
6,028人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1897年明治30年)2月25日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 常磐線
キロ程 209.4km(日暮里起点)
内郷 (4.4km)
(5.4km) 草野
所属路線 磐越東線
キロ程 0.0km(いわき起点)
(4.8km) 赤井**►
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口[1]
* 1994年に平駅から改称[1]
** この間に水戸支社仙台支社境界あり(当駅は水戸支社管内)
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自由通路
自由通路
改札口(2011年9月撮影)
改札口(2011年9月撮影)
改札口付近
改札口付近
西側から駅舎をみる
西側から駅舎をみる

目次

概要編集

いわき市の中心駅である[1]。いわき市は1966年に大規模合併により成立した市であるが、いわき駅が立地する中心部は、1966年以前は平市を称しており、駅名も開業以来平駅(たいらえき)であった[1]。いわき市が成立した後も駅名はそのままであったが、1994年12月3日にいわき市などの要望により、現在のいわき駅に改名している。

当駅は浜通り地方から中通り地方・宮城県茨城県の三方を結ぶ拠点駅である。旧 平市の時期およびいわき市の成立後も市役所が置かれるなど、当駅周辺は市の中心地区であり、浜通りの一大拠点となっている。

いわき駅周辺再生拠点整備事業により、駅舎改築・南北自由通路・南口駅前広場のペデストリアンデッキ・バスターミナルなどが整備された。2007年10月25日に橋上新駅舎に移転したほか、駅前には複合施設が入居する再開発ビル「ラトブ」 (LATOV) が開業した。また、2009年6月19日に橋上駅舎に付随する「いわき駅ビル」が開業し、2010年3月25日には南口駅前広場の供用が開始された。

乗り入れ路線編集

当駅に乗り入れている路線は、常磐線磐越東線の2路線である。このうち当駅の所属線と扱われる常磐線[3]では運行上の要衝のひとつとなっている。

歴史編集

駅構造編集


いわき駅
配線図

草野駅

6 5 4 3 2 1


             
             
             
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               
               

赤井駅内郷駅

島式ホーム3面6線の地上駅で、橋上駅舎を有している[1]。ホームは嵩上げされていない。

みどりの窓口(営業時間 午前5時40分から午後9時まで)、自動券売機のほか、Suica対応自動改札機VIEW ALTTE(改札外)・売店(1,2番線ホーム上)・エレベーターエスカレータ待合室トイレなどが設置されている。

2007年10月、改札前にフルカラーLED発車案内が設置された。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1 常磐線
特急「ひたち」・「ときわ」
上り 日立水戸土浦上野東京品川方面
2・3・5 常磐線 上り 日立・水戸・土浦方面
3・4・5 下り 富岡方面
6 磐越東線 下り 小川郷小野新町郡山方面

旧駅舎編集

  • 駅の機能は2階にあり、改札口周辺にはみどりの窓口・自動券売機・びゅうプラザ(旅行センター)・売店・待合室・トイレなどがあった。
  • 跨線橋に平行する自由通路「平安橋」の5・6番線寄りには橋上改札口があり、2005年7月まで朝・夕の通学時間帯のみ営業していたが、橋上化工事に伴い取り壊された。
  • 1・2番線と3・4番線のホームにそば店があったが、2007年3月31日に閉店した。

駅弁編集

1、2番線にあった駅弁売り場は2017年9月30日をもって閉店した。以下は閉店前の状況を記載する。

うにめし弁当(鈴木屋)
元々はいわき駅前の旅館住吉屋」が製造と販売を行っていたが、駅前再開発に伴う区画整理に伴い、2005年5月31日をもって廃業した。その後、水戸駅で営業していた「鈴木屋」が販売することになった。しかし、2007年6月30日に撤退し、「うにめし弁当」も消滅した。
いわきカニピラフ弁当 いわきウニピラフ弁当(メヒコ)
「住吉屋」の廃業後、2005年6月1日より水戸駅で営業している「鈴木屋」「芝田屋」と、日立駅で営業している「海華軒」の3社で駅弁を販売していたが、2007年6月30日をもって3社ともでいわき駅での販売を撤退した。それ以降はNREの駅弁を販売することになってからは、東京駅新宿駅大宮駅成田空港駅と全く同じ駅弁が販売されていたが、いわきでシーフードレストランを展開する「メヒコ」との共同開発により「いわきカニピラフ弁当」と「いわきウニピラフ弁当」が2007年7月1日より販売されていた。
浜街道 潮目の駅弁(湯本美食ホテル)
2015年4月1日より市内のホテル「湯本美食ホテル」から「浜街道 潮目の駅弁」が販売されている。この駅弁は、いわき沖の黒潮と親潮がぶつかる豊かな漁場「潮目」をテーマに、いわきの海と山の幸を盛り込んだものが使われている。

駅弁一覧編集

主な駅弁は下記の通り[6]

  • 昔おにぎり
  • カジキソースカツ丼
  • 豚べん
  • うに貝焼き弁当
  • 牛べん
  • 磯べん
  • 豚さん弁当
  • 焼き鯖すし
  • 常陸之國美味紀行
  • 浜街道 潮目の駅弁
  • カニピラフ
  • 黄門弁当

利用状況編集

JR東日本によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は6,028人である[利用客数 1]。福島県の駅では郡山駅福島駅に次いで第3位である。利用客は減少傾向にあり、2011年度(平成23年度)は東日本大震災の影響もあり5,000人を下回った。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 8,035 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 7,960 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 7,919 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 7,541 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 7,246 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 7,031 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 6,828 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 6,650 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 6,487 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 6,268 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 6,004 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 4,175 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 5,996 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 6,136 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 5,910 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 6,142 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 6,092 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 6,028 [利用客数 1]

駅周辺編集

 
駅南口のパノラマ風景(2011年8月撮影)

北口脇には竜ヶ城の小山がそびえている。

行政機関・複合施設
名勝・旧跡
主な商業施設など
金融
文教施設

路線バス編集

一般乗合路線バスの運行は、全て新常磐交通の担当である。運行区間は、新常磐交通一般乗合路線の一覧を参照。

2010年3月25日より新しいバスターミナルの供用が開始された。これにより当駅を通過していた上平窪・小川方面高崎・赤井岳下方面のバスも当ターミナルに乗り入れするようになった。

南口バスターミナル編集

南口バスターミナル
新常磐交通(路線バス)
のりば 系統 行先 備考
高速バスのりば
1 いわき号 綾瀬駅浅草駅前東京駅日本橋口 全車指定席
JRバス関東東武バスセントラルと共同運行
新宿いわき号 バスタ新宿(新宿駅新南口) 全車指定席
JRバス関東単独運行
シーガル号 京都駅八条口・大阪駅前(東梅田)・なんば(OCATビル)・あべの橋 夜行バス
近鉄バスと共同運行
2 いわき・日立 - 東京ディズニーリゾート線 東京ディズニーランド東京ディズニーシー 全車指定席
京成トランジットバスと共同運行
いわき - 仙台線 広瀬通一番町仙台駅東口 全車予約制
JRバス東北と共同運行
いわき - 福島線 福島西I.C福島駅東口・福島競馬場 福島交通と共同運行
いわき - 郡山 - 会津若松線 郡山駅前・郡山女子大学会津若松駅前・鶴ケ城・合同庁舎前 福島交通会津バスと共同運行
路線バスのりば
3 医療センター・労災病院・内郷駅方面
石炭化石館湯本駅、小名浜 (湯本東口・玉川団地経由)

小名浜・海星高校

海星高校へは朝の2本のみ乗り入れ
玉川団地経由便は一部
いわき総合高校、宮 上鬼ヶ沢・高野
いわき総合高校、立野 (内郷経由)立野循環 一部総合保健福祉センターを経由しない便あり
あみだ堂 川平
内郷駅 内郷駅前 ラパークいわき始発
4 平窪・赤井方面
平窪、小川 上平窪・高崎
赤井 赤井岳下
磐城高校 磐高入口
平商業高校 平商前
久保町、磐城高校、八幡小路 久保町循環 ヨーカ堂前行
5 上三坂・榊小屋・好間・隅田川方面
好間、榊小屋、合戸、三阪 好間平坑・榊小屋・上三坂 好間平坑行きはヨーカ堂前始発
隅田川 隅田川 ヨーカ堂前始発
好間工業団地 好間工業団地 ラパークいわき始発
御台境、立野 (御台境経由)立野循環 一部総合保健福祉センターを経由しない便あり
御台境、高坂団地 高坂団地
平工業高校 平工業高校 一部赤井岳下始発
6

鹿島・小名浜・いわきニュータウン方面

鹿島、小名浜(アクアマリン、ら・ら・ミュウ、イオンモール小名浜方面) (鹿島経由)小名浜・館の腰・海星高校・洋光台 一部鹿島ショッピングセンターを経由する
上蔵持、江名 常交いわき中央営業所・江名
若葉台団地 若葉台団地
明星大学、光洋高校、いわきニュータウン、

いわき公園、暮らしの伝承郷入口

いわきニュータウン、ラパークいわき、いわき光洋高校、

(平工業高校・ニュータウン・玉川団地経由)小名浜

7

草野・四倉・広野・楢葉・富岡方面

広野・楢葉・富岡 (急行)富岡駅
国道草野・四倉駅 四倉
中神谷・八丁樋 草野駅
いわき支援学校 いわき支援学校
かんぽの宿、新舞子ハイツ (夏井経由)西原
福島高専 (直行)高専前 途中の停留所には停まらない
8 臨時バス 降車専用
9 江名・小名浜・泉方面
新舞子ハイツ、沼の内、塩屋埼灯台 (豊間経由)江名、小名浜、泉駅
南白土(いわき緑蔭中学・高等学校) 南白土
10 ヨーカドー・四ツ波・東日本国際大方面
いわき郵便局、作町 平市内循環
平商業高校、石森ニュータウン 四ツ波
東日本国際大 ヨーカ堂前・東日本国際大
東日本国際大学、昌平中学・高等学校 東日本国際大、昌平中高前 一部小名浜・ラパークいわき始発
イトーヨーカドー ヨーカ堂前 好間平坑・隅田川などが始発
11 ヨークタウン谷川瀬方面・復興支援バス
ヨークタウン谷川瀬 ヨークタウン谷川瀬
<復興支援バス> いわきニュータウン方面、好間方面、労災病院方面 曜日限定運行

北口(交通広場)のりば編集

いわき駅北口バス停

  • 平商前 行き

その他編集

  • 「平駅」を「いわき駅」に改名する際、駅名板取替などで1億3千万円に上る経費を要した[7]
  • 2007年2月頃からダイヤ改正前日の3月17日まで、それまで普通列車として運用されていた403系・415系に代わり、一部の列車が上野駅 - いわき駅間でE531系(普通車扱いのグリーン車連結)で運用された。
  • 2007年3月18日のダイヤ改正以前は、いわき駅から上野駅や仙台駅まで直通する普通列車が多く運行されていた。しかし、このダイヤ改正以後、上野行は土浦行か水戸行となり消滅し、仙台行も多くが原ノ町行となった。
  • 2009年3月14日のダイヤ改正より、高萩駅までであった東京近郊区間とSuica利用区域が当駅まで拡大され、この時点では東京近郊区間内では東京駅からSuicaが使える最も遠い駅となった(現在は篠ノ井線松本駅が最遠)。なお、当駅は常磐線首都圏エリアにおけるSuica利用区域の北端であり、当駅より広野方面と磐越東線への利用はできない。
  • 2011年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)と福島原発事故により、いわき駅から常磐線で北上できる駅は竜田駅までであったが、2015年1月31日に竜田駅からの代行バスにより原ノ町駅以北(代行バスは途中富岡浪江小高にも停車)に北上できるようになった。震災に伴う上野駅 - いわき駅間の暫定ダイヤは、2011年4月27日までは普通のみの運行であったが、翌28日から特急も運行を再開した。5月31日には震災前の水準に戻り、7月1日からは震災前のダイヤに戻った。
  • 2017年10月21日、いわき駅から常磐線で北上できる駅が富岡駅となり、代行バスは浪江行の5便と原ノ町行の1便に増便・区間短縮されている。

隣の駅編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
普通
内郷駅 - いわき駅 - 草野駅
磐越東線
いわき駅 - 赤井駅

かつて存在した路線編集

好間軌道
平駅 - 下好間駅

脚注編集

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記事本文編集

注釈編集

  1. ^ 2007年1月のグリーン車の先行導入で無料扱いで乗車できたダイヤ改正前にはE531系の上野ーいわき間を結ぶE531系電車も少ない日数ではあったが運用に入ったことがある。それ以前には草野を始発として上野まで乗り入れる列車も存在した。

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、20頁。
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  4. ^ JRいわき駅の発車メロディーご当地化! (PDF)
  5. ^ 駅の情報(いわき駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月30日閲覧。
  6. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 612頁。
  7. ^ 1994年12月7日、朝日新聞1面「駅名改称、費用にウーム」

利用状況編集

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集