水戸駅

茨城県水戸市宮町にある東日本旅客鉄道・日本貨物鉄道・鹿島臨海鉄道の駅

水戸駅(みとえき)は、茨城県水戸市宮町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・鹿島臨海鉄道である[1]

水戸駅
北口駅ビル「EXCEL」(2023年3月)
みと
Mito
地図
所在地 茨城県水戸市宮町一丁目1-1
北緯36度22分15.25秒 東経140度28分33.86秒 / 北緯36.3709028度 東経140.4760722度 / 36.3709028; 140.4760722座標: 北緯36度22分15.25秒 東経140度28分33.86秒 / 北緯36.3709028度 東経140.4760722度 / 36.3709028; 140.4760722
所属事業者
電報略号 ミト
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 4面8線[1]
乗車人員
-統計年度-
(JR東日本)-2023年-
26,738人/日(降車客含まず)
(鹿島臨海鉄道)-2020年-
1,415人/日(降車客含まず)
開業年月日 1889年明治22年)1月16日
乗入路線 4 路線
所属路線 常磐線(JR東日本)
水戸線直通含む)
キロ程 115.3 km(日暮里起点)
偕楽園 (1.9 km)
◄◄赤塚 (6.0 km)
(5.8 km) 勝田
所属路線 水郡線(JR東日本)
キロ程 0.0 km(水戸起点)
(1.9 km) 常陸青柳
所属路線 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線
キロ程 0.0 km(水戸起点)
(3.8 km) 東水戸
備考
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南口駅ビル「エクセルみなみ」(2023年3月)

概要

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県庁所在地水戸市の中心駅であり、同市中心市街地、偕楽園[2]茨城県立歴史館[3]弘道館[4]千波湖[5]の最寄駅である。1889年(明治28年)1月、水戸鉄道の駅として開業し、その後、太田鉄道(現・水郡線)、茨城交通水浜線1966年(昭和41年)6月1日廃止)、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が開通している。現在の駅ビル「EXCEL」開業前は、水戸観光デパートが営業していた[6]

乗り入れ路線

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JR東日本・JR貨物常磐線(JR東日本が第一種鉄道事業、JR貨物が第二種鉄道事業)、JR東日本水郡線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が乗り入れている。 JRは、常磐線を所属線[7]としている。また、昼間時間帯を除き、友部駅を終点とする水戸線の一部の列車が同駅から常磐線経由で乗り入れている。水郡線と大洗鹿島線は当駅を起点としている。常磐線で運転されている特急「ひたち」「ときわ」土浦駅発着を除く)の全列車が停車する。途中駅である常磐線も当駅が運行上の境界駅となっており、当駅発着の列車も多く設定されている(ただし、品川・上野・土浦方面及び水戸線は北隣の勝田駅発着の列車も多い。そのため、当駅 - 勝田駅の1駅区間は若干列車運行本数が多くなっている)。

歴史

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水戸駅周辺の空中写真(1986年10月撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

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直営駅駅長・副長配置)となっており、水戸統括センター所在駅。水戸統括センターとして、常磐線岩間駅 - 偕楽園駅水戸線小田林駅 - 宍戸駅を管理する[19]島式ホーム4面8線を有する地上駅。ホームは1番線から8番線まであり、2番線と3番線、4番線と5番線の間に各1本の中線が、8番線の南側には貨物列車用の8本の側線がある。1番線と8番線はホームの東側(改札外から見て手前側)しか使用しない。特に1番線は東側の階段の手前で線路が行き止まりになっている。常磐線は、上下のいずれも3 - 6番線に入線できる配線になっており、終着列車は一部の回送列車を除いて折り返し発車する方向のホームに入線する。各ホームには、エスカレーター[新聞 5]・エレベーターがある。JR水戸駅の事務管コードは▲421116である[20]

橋上駅舎を備え、構内北側には7階建ての駅ビルEXCEL(エクセル)」、南側にはビックカメラを核テナントとした駅ビル「エクセルみなみ」がある。自動券売機・多機能発売機・指定席券売機・みどりの窓口Suica対応自動改札機が設置されている。

JR東日本と鹿島臨海鉄道は改札を共用しており、鹿島臨海鉄道の改札業務はJR東日本に委託している。以前は7・8番線ホームとの間には中間改札口が設置されており、7番線から発車する特急列車に有効な特急券または大洗鹿島線に有効な乗車券類を所持していないと入場できなかったが、現在は撤去されている。中間改札廃止後も、自由席特急券を発売する出札小屋が残っていたが、特急の全車指定席化により閉鎖・撤去(末期はJR東日本ステーションサービス委託)され、指定席券売機に移行された。また、ここには簡易Suica改札機が設置されており、JRと鹿島臨海鉄道相互間の乗り換えの際にタッチすることで改札外に出る手間を省略できる(鹿島臨海鉄道ではICカード利用不可)。

構内上り方の南側には、JR貨物の隅田川機関区水戸派出(乗務員基地。旧水戸機関区[21][注釈 3])や水戸営業所[37]が入居する総合事務所がある[38][39]。また、7・8番線ホームの上り方にはJR東日本水戸運輸区所管の機関車留置線や仕業検査庫があり、旅客駅西方に約1km離れた貨物取扱施設の南側にも同区所管の気動車収容線(おもに水郡線運用車両を留置)がある[21][38]。かつては8番線の南側に旅客電車用の電留線があったが、水戸駅南口土地区画整理事業により2006年3月18日内原駅西方の内原電留線に移転し、跡地には駐車場が整備された。

改札口上部の発車標は、2007年1月26日よりフルカラーLED式に交換された。

7・8番線ホーム東寄りには、かつて「フレッシュひたち」で使用されていたE653系車両を模した「NewDays」が設置されている[40]。下部の色は偕楽園をイメージしたスカーレットブロッサムであり、これはかつてK301及びK305編成で用いられた色である。E653系が定期運行を終了した2013年3月16日以降も、そのままの姿で営業を継続している。

2014年9月から2015年3月にかけて、改札内リニューアル工事が行われた[報道 4]。また、2020年11月13日には、みどりの窓口横に、地元地域の魅力発信を行うイベントスペース「常磐・水郡MADE STATION」が開業した[報道 5][新聞 9]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1・2 水郡線 下り 上菅谷常陸太田常陸大宮袋田常陸大子郡山方面[41]  
3・4 常磐線 日立いわき仙台方面[41] 特急は4番線
5・6 常磐線
上野東京ライン
上り 友部土浦上野東京品川方面[41]  
水戸線 笠間下館小山方面[41]  
7 常磐線(特急)
(上野東京ライン)
土浦・上野・東京・品川方面[41] 特急「ひたち」・「ときわ」が使用
8 大洗鹿島線 下り 大洗新鉾田鹿島神宮方面  

(出典:JR東日本:駅構内図

発車メロディ

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新宿駅渋谷駅仙台駅に続きJR東日本で4番目となる発車メロディ導入駅であり、当時の新宿駅・渋谷駅と同様にYAMAHAが製作した曲が使用されているが、新宿駅・渋谷駅は、放送機器更新に伴って当初のメロディは消滅しており、YAMAHAのメロディを継続して使用しているのは当駅のみである。

  • 曲名(曲のイメージ)は以下の通り。
    • 1・2番線 - 「初夏の雪解けの小川のせせらぎ」
    • 3・4番線 - 「日本庭園の水と草木」
    • 5・6番線 - 「大都会の雑踏の中で聞こえるチャイム」
    • 7番線 - 「太平洋の海岸での生命の誕生」
  • 1 - 6番線はワンマン列車の場合、駅のメロディは流さず、車両搭載のベルまたはメロディを使用する。
  • 8番線は五感工房の「JR-SH5-3」が使用されていたが、現在の大洗鹿島線は、全列車がワンマン化により、流れなくなった。
  • 1・2・8番線以外のフルコーラスは非常に長いため、最後まで流れることは滅多にない。

駅弁

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ローズポーク 豚べん[42]

国鉄時代から、「太平館」・「芝田屋弁当部」・「鈴木屋」の3社で長年にわたり駅弁を製造販売していた。2000年以降、太平館・芝田屋弁当部が撤退、鈴木屋は「印籠弁当」などの目玉商品があったが、2010年に廃業した[新聞 10]。その後、2011年に水戸市内で飲食店を運営する業者「しまだ」がNREと新たに駅弁を開発し「常陸之國美味紀行」・「牛べん」・「豚べん」・「磯べん」・「昔おにぎり」の5種を販売[新聞 11]し、2013年10月には「印籠弁当」が復活した(大洗駅の駅弁屋「お弁当の万年屋」(こうじや)が販売)。この他にもNREの駅弁(東京駅新宿駅大宮駅品川駅千葉駅八王子駅と同じ)も販売している他、ひたちなか市にある「大水」の「またべえ焼き鯖すし」も販売している。主な駅弁は下記の通り[43]

  • 印籠弁当

貨物駅

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JR貨物の設備は旅客ホームから1kmほど西側の水戸市常磐町6234(千波湖付近)にあり、3面4線のコンテナホームがあった[39]。荷役線は200メートルほどと短い。また、1線のホームは上屋付きの貨物ホームとなっていた。荷役線は、旅客ホーム付近から偕楽園駅東側へ伸びる引き上げ線より旅客ホーム方面に向かって分岐していた[39]

駅構内の貨車入換と駅業務は、福島臨海鉄道が受託していた[44]

2012年3月のダイヤ改正で定期貨物列車の停車が無くなり、水戸オフレールステーション(略称、水戸ORS)が開設された。2024年3月16日改正時点では、土浦駅との間で3往復のトラック便が運行されている[45][46]

利用状況

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  • 水戸駅(大洗鹿島線の利用者を含む)の乗降客数は一日6万人[47]
    • JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員26,738人である[JR 1]。常磐線の交流電化区間では最多である。
    • 鹿島臨海鉄道 - 2020年度(令和2年度)の1日平均乗車人員は1,415人である。

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 JR東日本 鹿島臨海鉄道
2000年(平成12年) 30,421[JR 2]  
2001年(平成13年) 30,161[JR 3]  
2002年(平成14年) 29,561[JR 4] 2,583
2003年(平成15年) 28,936[JR 5] 2,418
2004年(平成16年) 29,034[JR 6] 2,330
2005年(平成17年) 29,216[JR 7] 2,369
2006年(平成18年) 28,859[JR 8] 2,321
2007年(平成19年) 28,513[JR 9] 2,284
2008年(平成20年) 28,284[JR 10] 2,261
2009年(平成21年) 27,896[JR 11] 2,185
2010年(平成22年) 27,109[JR 12] 2,134
2011年(平成23年) 26,699[JR 13] 1,718[鹿島臨海 1]
2012年(平成24年) 28,041[JR 14] 1,926[鹿島臨海 2]
2013年(平成25年) 29,040[JR 15] 2,004[鹿島臨海 2]
2014年(平成26年) 28,782[JR 16] 1,977[鹿島臨海 2]
2015年(平成27年) 29,767[JR 17] 2,037[鹿島臨海 2]
2016年(平成28年) 30,034[JR 18] 2,082[鹿島臨海 2]
2017年(平成29年) 30,148[JR 19] 2,060[鹿島臨海 3]
2018年(平成30年) 29,889[JR 20] 2,064[鹿島臨海 3]
2019年(令和元年) 29,172[JR 21] 1,977[鹿島臨海 3]
2020年(令和02年) 22,175[JR 22] 1,415[鹿島臨海 3]
2021年(令和03年) 22,843[JR 23]  
2022年(令和04年) 25,161[JR 24]  
2023年(令和05年) 26,738[JR 1]  

駅周辺

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水戸芸術館
MYM(丸井水戸店)
千波湖
水戸サウスタワー

北口

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史跡・名所

宿泊施設

商業施設

公共施設・官公署

教育施設

郵便局

南口

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史跡・名所

宿泊施設

  • ホテルテラス・ザ・ガーデン
  • ダイワロイネットホテル水戸
  • ホテルレイクビュー水戸
  • プレジデントホテル水戸
  • アパホテル水戸駅前
  • コートホテル水戸
  • スマイルホテル水戸
  • 水戸プリンスホテル
  • 東横イン水戸駅南口

商業施設

公共施設・官公署

教育施設

郵便局
  • 水戸市役所前郵便局

バス路線

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一般路線バスは茨城交通関東鉄道の2社が乗り入れている。

2020年3月31日まではJRバス関東の一般路線バスも運行していた。

少し離れた中心街(泉町・大工町)方面へは頻発運転している。茨城大学前方面、常磐大学赤塚駅方面、偕楽園方面、県庁方面も本数が多い。長距離路線では城里町常陸大宮市東海村方面、茨城町方面へ向かう路線もある。

北口に茨城交通と関東鉄道の窓口、南口にJRバス関東の窓口と待合所があり、路線バスの定期券・回数券・高速バスのツインチケットなどの販売や案内を行っている。

北口

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北口バスターミナル
(2009年9月)
のりば 運行事業者 系統(路線)・行先 備考
3 茨城交通
 
関東鉄道
  • 県自動車学校・茨城町役場
  • 運転免許センター
  • けやき台団地
  • 東部工業団地
  • 吉沢車庫
 
4 茨城交通
5
「23E」は常磐大学まで無停車
関東鉄道 水都東線:赤塚駅南口 JRバス関東より移管
6
  • 石岡・水戸線[49]石岡駅
  • 茨城空港・水戸線[49]茨城空港
  • 茨城町役場・水戸線[49]:茨城町役場・奥ノ谷・奥ノ谷坂上
  • 海老沢線[49]大和田線[49]鉾田駅
  • 新道・奥ノ谷線[49]:奥ノ谷
  • 水戸 - 赤塚オメガライン:赤塚駅南口
  • 県庁バスターミナル
  • 偕楽園
  • 県自動車学校
  • 市立競技場
  • 植物公園
  • 水戸医療センター
 
7 茨城交通
「12E」は栄町一丁目まで無停車
8
  • 8:千波循環
  • 水戸協同病院
  • 高速:相馬ICバスターミナル・仙台駅前・山形(山交ビルバスターミナル)
 
関東鉄道
  • 県自動車学校
  • 本郷・払沢循環
  • 吉沢車庫
  • 水戸協同病院
 
関東鉄道 TMライナーつくばセンター筑波大学 平日は乗車専用、休日は降車専用
  • 茨城交通
  • 関東鉄道
  • JRバス関東
みと号 赤塚ルートの降車のみ
9
  • 茨城交通
  • 関東鉄道
  • JRバス関東
みと号東京駅日本橋口 赤塚ルートのみ
関東鉄道 TMライナー:つくばセンター・筑波大学中央 平日は降車専用、土日祝日は乗車専用

南口

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のりば 運行事業者 系統(路線)・行先 備考
2 茨城交通
  • 9:浜田営業所
  • (2):桜川車庫
  • 浜田営業所
「(2)」は茨城オートより移管
関東鉄道
 
3 茨城交通 県庁シャトルバス:県庁バスターミナル 終点まで無停車
関東鉄道
  • 県庁バスターミナル
  • 植物公園
  • 水戸駅北口
 
4 ローズライナー成田空港  
茨城交通 羽田空港:羽田空港  
関東鉄道 TMライナー:つくばセンター・筑波大学中央  
よかっぺ関西号USJ  
関東鉄道 水戸・石岡~TDR線ディズニーリゾート  
5
  • 茨城交通
  • 関東鉄道
  • JRバス関東
みと号:東京駅日本橋口  

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線(水戸線直通含む)
普通
赤塚駅 - *(偕楽園駅 - 水戸駅 - 勝田駅
*偕楽園駅は下り列車のみ停車可能
水郡線
水戸駅 - 常陸青柳駅
鹿島臨海鉄道
大洗鹿島線
水戸駅 - 東水戸駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 当初は4月20日開業の予定であったが、震災の影響で繰り下げとなった[新聞 8]
  2. ^ 鉄道貨物協会『貨物時刻表』において、2012年度版よりオフレールステーションとして記載されている。
  3. ^ 水戸機関区は、常磐線電化前は同線の主要車両基地の一つとして多数の本線用蒸気機関車や気動車が配置されていた[22][23][24]。電化・無煙化による蒸気機関車の廃止後も、常磐線及び関連線区の運転業務や電気機関車の仕業検査を担当した[24]ほか、一部が気動車で存続した急行列車用の車両や、周辺各駅入換及び水郡線・真岡線の列車牽引用のディーゼル機関車[25][26]、常磐線の荷物気動車[27][28][29][30][31][32]等が配置されていた。国鉄分割民営化を前にした1987年(昭和62年)3月1日付で、旅客関係の乗務員部門と車両検修部門を水戸運転所(後の水戸運輸区)として分離して貨物関係の乗務員基地となり[33]、同年4月1日付で日本貨物鉄道(JR貨物)の所属となった[34]。その後、田端機関区に統合されて同区の水戸派出となり[35]2013年(平成25年)3月には田端機関区の移転改組[36]により隅田川機関区水戸派出となった。

出典

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  1. ^ a b 朝日 2013, p. 22.
  2. ^ 偕楽園”. 観光いばらき. 茨城県. 2023年5月9日閲覧。
  3. ^ 交通アクセス”. 茨城県立歴史館. 2023年5月9日閲覧。
  4. ^ 弘道館”. 観光いばらき. 茨城県. 2023年5月9日閲覧。
  5. ^ 千波湖へのアクセス”. 水戸市. 2023年5月9日閲覧。
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  7. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年、[要ページ番号]頁。ISBN 4533029809 
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  9. ^ a b c d e f g h i 朝日 2013, p. 10.
  10. ^ a b 石野 1998, p. 438.
  11. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、67-68頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  12. ^ 石野 1998, p. 444.
  13. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、182頁。ISBN 4-88283-117-1 
  14. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』ジェー・アール・アール、2005年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-126-0 
  15. ^ “JR常磐線 土浦~勝田が運転再開”. 日テレNEWS24 (日本テレビ). (2011年3月31日). https://news.ntv.co.jp/category/society/179811 
  16. ^ 駅の情報(水戸駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2020年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月22日閲覧。
  17. ^ お知らせ一覧 > 3/29(月) 水戸駅にSTATION BOOTHが2台開業します!”. STATION WORK (2021年3月29日). 2021年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月30日閲覧。
  18. ^ 茨城デスティネーションキャンペーン開催に向けて地域の魅力で駅を飾ります!”. 東日本旅客鉄道株式会社 水戸支社. 2023年10月12日閲覧。
  19. ^ “輸送サービス労組水戸地本No.118号” (PDF). JR 東日本労働組合水戸地方本部. (2022年4月1日). https://www.jtsu-e-mito.org/_files/ugd/d6dddc_a7decadaf54540ccb100db76b6d34cce.pdf 2023年2月10日閲覧。 
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  22. ^ 鉄道ピクトリアル』2010年3月号(No.831)、電気車研究会、p.20
  23. ^ 西尾恵介『RM LIBRARY67 国鉄蒸機の装備とその表情(下)』、ネコ・パブリッシング、2005年、p.37
  24. ^ a b 山田亮『常磐線昭和の思い出アルバム』 フォト・パブリッシング、2022年、ISBN 978-4-8021-3361-6、pp.86-88
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  26. ^ 『鉄道ピクトリアル』2007年12月号(No.797)、電気車研究会、pp.34-35・p.60
  27. ^ 千代村資夫『RM LIBRARY20 国鉄郵便・荷物気動車の歩み(上)』、ネコ・パブリッシング、2001年、p.27
  28. ^ 千代村資夫『RM LIBRARY21 国鉄郵便・荷物気動車の歩み(下)』、ネコ・パブリッシング、2001年、pp.9-10・pp.19-20・pp.40-41
  29. ^ 『鉄道ピクトリアル』2000年6月号(No.686)、電気車研究会、p.19・43
  30. ^ 『鉄道ピクトリアル』2003年3月号(No.729)、電気車研究会、p.22・35
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  32. ^ 『J-train』vol.79、イカロス出版、2020年、pp.27-29
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  35. ^ 『鉄道ピクトリアル』2008年1月号(No.798)、電気車研究会、pp.28-30
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  40. ^ 朝日 2013, p. 9.
  41. ^ a b c d e 駅構内図(水戸駅)”. 東日本旅客鉄道. 2022年12月1日閲覧。
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報道発表資料
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  1. ^ Suicaご利用可能エリア” (PDF). 東日本旅客鉄道 (2001年9月4日). 2014年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月28日閲覧。
  2. ^ Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日。オリジナルの2020年5月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200525143648/https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf2020年5月25日閲覧 
  3. ^ STATION WORKは2020年度100カ所ネットワークへ ~東日本エリア全域へ一挙拡大。ホテルワーク・ジムワークなどの新たなワークスタイルを提案します~』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2021年2月8日。オリジナルの2021年2月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210208053136/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20210208_ho04.pdf2021年2月8日閲覧 
  4. ^ 水戸駅改札内が生まれ変わります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2014年9月12日。オリジナルの2014年9月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140912225333/http://www.jrmito.com/press/140912/20140912_press02.pdf2015年10月18日閲覧 
  5. ^ 水戸駅に地域の魅力を発信するイベントスペースがオープンします!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、水戸ステーション開発、2020年11月11日。オリジナルの2020年11月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201111060448/http://www.jrmito.com/press/201111/press_01.pdf2020年11月11日閲覧 
新聞記事
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  2. ^ 「予定通り9月1日オープン」『交通新聞』交通協力会、1974年8月8日、1面。
  3. ^ a b 「橋上駅がスタート 常磐線水戸駅 仁杉総裁迎え竣工式 自由通路も使用開始」『交通新聞』交通協力会、1984年7月3日、2面。
  4. ^ 「水戸駅ビル エクセルオープン」『いはらき』茨城新聞社、水戸市、1985年3月25日、1面。
  5. ^ a b 「コンコース」『交通新聞』交通新聞社、1998年10月28日、3面。
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  8. ^ a b c d e f 「水戸駅南の新商業ビル、4月20日開業「エクセルみなみ」」『茨城新聞』茨城新聞社、2011年2月22日、[要ページ番号]
  9. ^ “地域の魅力発信へ、イベントスペース 水戸駅にオープン /茨城”. 毎日新聞. (2020年12月3日). オリジナルの2020年12月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201220043804/https://mainichi.jp/articles/20201203/ddl/k08/040/174000c 2020年12月20日閲覧。 
  10. ^ 水戸駅弁「印籠弁当」梅まつりで復活 大洗の「万年屋」継承」『茨城新聞』2011年2月3日。オリジナルの2011年2月4日時点におけるアーカイブ。
  11. ^ 「水戸駅の新駅弁4種 しまだとJR東、県産食材で開発」『茨城新聞』2011年5月13日、[要ページ番号]
  12. ^ a b 「丸井水戸店、賃借契約5年延長 賃料値下げで合意」『茨城新聞』茨城新聞社、2012年12月7日、[要ページ番号]
  13. ^ 「地元スーパー大変身、デーリーストア、初のテナント出店、DS並みに大盛況」『日本食糧新聞』日本食糧新聞社、1993年3月12日、[要ページ番号]
  14. ^ a b 「市街地再開発事業完成 『京成百貨店』3月17日開店 茨城県水戸市」『タイハン特報』大量販売新聞社、2006年2月27日、[要ページ番号]

利用状況

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JR東日本

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
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  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
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  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月28日閲覧。
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  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月6日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。

鹿島臨海鉄道

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  1. ^ 統計年報 平成27年度版” (PDF). 水戸市. p. 168 (2016年11月). 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e 統計年報 平成28年版” (PDF). 水戸市. p. 168 (2017年11月). 2019年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月28日閲覧。
  3. ^ a b c d 統計年報 令和2年版” (PDF). 水戸市. p. 166 (2021年11月). 2023年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月10日閲覧。

参考文献

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  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 
  • 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日。 

関連項目

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外部リンク

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JR東日本
鹿島臨海鉄道
バス