吉柳咲良
吉柳 咲良(きりゅう さくら、2004年(平成16年)4月22日 - )は、日本の女優。本名、柳田 咲良(やなぎた さくら)[1][2]。
きりゅう さくら 吉柳 咲良 | |
---|---|
本名 | 柳田 咲良(やなぎた さくら) |
生年月日 | 2004年4月22日(19歳) |
出身地 |
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身長 | 154 cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台、映画 |
活動期間 | 2017年 - |
活動内容 | 2017年:ミュージカル『ピーターパン』に主演 |
事務所 | ホリプロ |
公式サイト | 公式プロフィール |
主な作品 | |
テレビドラマ 『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』 『ここは今から倫理です。』 『未来への10カウント』 『星降る夜に』 舞台 『ピーター・パン』 映画 『初恋ロスタイム』 劇場アニメ 『天気の子』 『かがみの孤城』 | |
備考 | |
第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」グランプリ |
栃木県出身。ホリプロ所属。第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」グランプリ[2]。
経歴編集
2016年9月19日に開催された第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」[注 1]で、歴代最年少となる12歳でグランプリを受賞[2][3]。同年10月28日に芸名が「吉柳 咲良」と決定する[4][5]。
2017年2月にミュージカル『ピーターパン』の10代目ピーターパン役に抜てきされ、同年7月に女優としてデビューを果たす[1][6]。ホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリ受賞者の起用は初代グランプリの榊原郁恵以来36年ぶりであり[1]、12歳での起用は5代目の笹本玲奈と並んで最年少タイとなる[6]。2018年、2019年の公演でも引き続きピーターパン役を務め[7][8]、2019年の公演では初めて座長となった[9]。2020年にも公演が予定されていたが[10]、新型コロナウイルスの影響で全公演が中止となった[11]。2021年の公演で4度目のピーターパン役[12]。2022年にピーター・パン役を卒業を発表[13]。8月14日に卒業[14]。
2019年7月公開のアニメ映画『天気の子』(新海誠監督)に、ヒロイン・天野陽菜の弟・凪役で出演[15]。同年9月公開の『初恋ロスタイム』のヒロイン・篠宮時音役で映画デビュー[16]。
2020年3月24日に自身で中学校を卒業したことを発表[17][18]。
2021年1月には同時期に『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』(フジテレビ)『ここは今から倫理です。』(NHK総合)2作品に出演して連続ドラマ初出演を果たしたことで注目を集める[19][20][21]。
2022年7月25日に所属事務所が新型コロナウイルスに感染したことを発表[22]。卒業公演であるミュージカル『ピーターパン』の東京公演が中止された[22][23]。
人物編集
出演編集
映画編集
テレビドラマ編集
- 青のSP―学校内警察・嶋田隆平―(2021年1月12日 - 3月16日、関西テレビ・フジテレビ) - 三村翔子 役[27]
- ここは今から倫理です。(2021年1月16日 - 3月13日、NHK総合) - 高崎由梨 役[28]
- スナック キズツキ 第6話 - 第9話(2021年11月12日 - 12月3日、テレビ東京) - 鈴木芽衣 役[29]
- 未来への10カウント(2022年4月14日 - 6月9日、テレビ朝日) - 西山愛 役[30]
- 星降る夜に(2023年1月17日 - 3月14日、テレビ朝日) - 北斗桜 役[31]
舞台編集
- ミュージカル 『ピーターパン』 - 主演・ピーターパン 役
- 2017年7月24日 - 8月3日、東京国際フォーラム / 8月5日・6日、静岡市清水文化会館マリナート / 8月12日・13日、梅田芸術劇場[1][6][24][25]
- 2018年7月22日 - 8月1日、東京国際フォーラム ホールC / 8月12日、梅田芸術劇場メインホール / 8月22日・23日、金沢歌劇座 / 8月25日・26日、御園座[7][32]
- 2019年7月21日 - 28日、彩の国さいたま芸術劇場大ホール / 8月2日 - 5日、カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)ホール / 8月18日、梅田芸術劇場メインホール / 8月24日・25日、富山オーバード・ホール / 御園座[8]
- 2020年は、新型コロナウイルスの影響により、予定されていた全公演が中止[11][注 2]。
- 2021年7月22日 - 8月1日、めぐろパーシモンホール 大ホール / 2021年8月7日 - 8日、相模女子大学グリーンホール / 2021年8月21日・22日、仙台銀行ホール イズミティ21・大ホール / 2021年8月28日・29日、御園座[12][33]
- 2022年7月23日 - 24日[注 3]、東京国際フォーラム ホールC / 8月13日・14日〈予定〉、梅田芸術劇場 メインホール[34]
- ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』(2020年1月20日 - 2月9日、東京建物 Brillia HALL / 2月22日・23日、静岡・清水マリナート / 2月29日・3月1日、梅田芸術劇場メインホール / 3月6日・3月8日、博多座) - ヒロイン・弥海砂 役[35][36][37]
劇場アニメ編集
バラエティ番組編集
- 今日から友達になれますか?(2019年7月15日 、フジテレビ)
雑誌編集
- LOVE berry(2017年5月、徳間書店) - モデル
脚注編集
注釈編集
出典編集
- ^ a b c d “吉柳咲良、ピーターパン抜てき!女優デビュー”. 日刊スポーツ. (2017年2月6日) 2017年5月31日閲覧。
- ^ a b c d “グランプリは最年少12歳の柳田咲良さんに!第41回ホリプロTSC”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2016年9月19日). オリジナルの2017年2月11日時点におけるアーカイブ。 2017年2月6日閲覧。
- ^ “ホリプロTSC最年少GPの柳田咲良さん ランドセルで通学「ごく普通の小学生」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年9月19日). オリジナルの2017年3月27日時点におけるアーカイブ。 2017年2月6日閲覧。
- ^ “ホリプロTSC最年少GP柳田咲良の芸名が決定 『吉柳咲良』で新たなるスタート”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年10月28日). オリジナルの2017年1月3日時点におけるアーカイブ。 2017年5月31日閲覧。
- ^ “吉柳咲良です♪「ホリプロTSC」史上最年少グランプリ、柳田咲良の芸名決定”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2016年10月29日). オリジナルの2016年11月1日時点におけるアーカイブ。 2017年2月6日閲覧。
- ^ a b c “吉柳咲良、10代目ピーターパン!榊原郁恵以来“グランプリ”が飛ぶ”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2017年2月6日). オリジナルの2017年2月11日時点におけるアーカイブ。 2017年2月6日閲覧。
- ^ a b “ISSAの優しさに14歳のピーターパン・吉柳咲良が涙 「一人で考えないようにするのが僕の仕事」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年7月4日). オリジナルの2018年7月4日時点におけるアーカイブ。 2018年7月4日閲覧。
- ^ a b “吉柳咲良 3年目の「ピーターパン」挑戦!演出・藤田俊太郎と再タッグ 河西智美&宮澤佐江も出演”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年3月7日). オリジナルの2019年4月4日時点におけるアーカイブ。 2019年4月4日閲覧。
- ^ “吉柳咲良、3年目となるピーターパンで座長就任 フック船長にはEXILE・NESMITH”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年6月4日). オリジナルの2019年6月4日時点におけるアーカイブ。 2019年6月4日閲覧。
- ^ a b “40年目を迎えるブロードウェイミュージカル『ピーターパン』が大幅リニューアル! 続投の吉柳咲良、新フック船長・松平健、そして、新演出・森新太郎に訊く”. SPICE (株式会社イープラス). (2020年3月20日) 2020年3月24日閲覧。
- ^ a b “ピーターパン:全公演の中止を発表 1981年から毎年上演の人気ミュージカル”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2020年5月27日) 2021年6月21日閲覧。
- ^ a b “「ピーターパン」40周年記念公演、吉柳咲良が4度目のタイトルロール”. ステージナタリー. (2020年12月25日) 2021年6月21日閲覧。
- ^ “吉柳咲良、18歳 ピーター・パン卒業に「全然卒業したくない、まだまだ飛べる」”. デイリースポーツ online (2022年7月22日). 2022年7月22日閲覧。
- ^ “吉柳咲良 ピーター・パン涙の卒業「たくさんの愛、熱気であふれた場所に立てた幸せは一生忘れません」”. デイリースポーツ online (2022年8月14日). 2022年8月14日閲覧。
- ^ a b “新海誠「天気の子」に小栗旬や本田翼ら参加、三浦透子の歌声収めた新映像も到着”. 映画ナタリー. (2019年5月29日). オリジナルの2019年5月29日時点におけるアーカイブ。 2019年5月29日閲覧。
- ^ a b “板垣瑞生「初恋ロスタイム」で映画初主演!吉柳咲良がヒロイン、竹内涼真は医師に”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年2月19日). オリジナルの2019年2月19日時点におけるアーカイブ。 2019年2月19日閲覧。
- ^ “ホリプロ期待の新星・吉柳咲良 マツケンの圧力にも負けません!”. 東スポWeb. (2021年3月24日) 2021年3月24日閲覧。
- ^ “吉柳咲良、中学時代最後の制服姿披露「3年間あっという間」卒業式は新型コロナ影響で参列制限”. スポーツ報知. (2021年3月24日) 2021年3月24日閲覧。
- ^ “【TVクリップ】「青のSP(スクールポリス)-学校内警察・嶋田隆平-」吉柳咲良「何を演じてもハマり役に」”. 産経ニュース. (2021年2月7日) 2021年2月17日閲覧。
- ^ “吉柳咲良「生きていく上でも財産に」 『青のSP』『ここは今から倫理です。』で得た気付き”. Real Sound. (2021年3月13日) 2021年3月13日閲覧。
- ^ “子役時代に大河、朝ドラ出演の過去も 『青のSP』生徒役俳優に注目”. Real Sound. (2021年3月16日) 2021年3月16日閲覧。
- ^ a b “吉柳咲良が新型コロナ感染 主演「ピーター・パン」全ての東京公演中止:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2022年7月25日閲覧。
- ^ “吉柳咲良がコロナ感染 主演ミュージカル「ピーター・パン」東京公演中止”. テレ朝news. 2022年7月25日閲覧。
- ^ a b c “ホリプロTSCグランプリ・吉柳咲良、10代目ピーターパンに抜擢「高いところが好きなので、フライングにワクワク」”. Deview-デビュー (oricon ME). (2017年2月9日) 2017年2月9日閲覧。
- ^ a b “13歳吉柳咲良ピーターパン主演「私の世代を作る」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2017年7月4日). オリジナルの2018年7月4日時点におけるアーカイブ。 2017年7月4日閲覧。
- ^ “10代目ピーターパン・吉柳咲良、短冊にしたためた26の願いごと”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年7月6日) 2017年7月6日閲覧。
- ^ “藤原竜也主演「青のSP」生徒役に鈴木梨央、ジャニーズJr.鈴木悠仁、荒木飛羽ら31人が決定”. ザテレビジョン (2020年11月16日). 2020年11月16日閲覧。
- ^ “山田裕貴主演『ここは今から倫理です。』メインビジュアル&生徒役11人発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年12月15日) 2020年12月15日閲覧。
- ^ “『スナック キズツキ』に徳永えり、西田尚美、八嶋智人ら出演 EDテーマは森山直太朗に”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2021年9月25日). 2021年10月10日閲覧。
- ^ "木村拓哉主演『未来への10カウント』 高校生キャスト発表 山田杏奈、村上虹郎、富樫慧士ら出演". ORICON NEWS. oricon ME. 13 March 2022. 2022年3月13日閲覧。
- ^ “千葉雄大、北村匠海の親友役に 台本冒頭から下ネタ登場で「もう好き」、脚本家は大石静”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年12月13日) 2022年12月13日閲覧。
- ^ “ミュージカル『ピーターパン』2018”. ホリプロ オンライン チケット. ホリプロ. 2018年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月4日閲覧。
- ^ “フック船長役は小西遼生、40周年記念のミュージカル『ピーターパン』7月22日開幕”. アイデアニュース. (2021年5月28日) 2021年6月15日閲覧。
- ^ “「ピーターパン」2022年公演、吉柳咲良・小西遼生が続投”. ステージナタリー. (2021年12月25日) 2021年12月25日閲覧。
- ^ “『デスノート THE MUSICAL』の新キャストが決定! 夜神月役に村井良大、L役に髙橋颯”. SPICE (株式会社イープラス). (2019年4月25日) 2019年10月26日閲覧。
- ^ “新生『デスノートTHEMUSICAL』“ミサミサ”弥海砂役・吉柳咲良のビジュアル解禁”. ORICON NEWS (2019年8月8日). 2019年9月22日閲覧。
- ^ “デスノート THE MUSICAL”. ホリプロ. 2019年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月26日閲覧。
- ^ 『天気の子』映画パンフレット スタッフロールページより
- ^ “北村匠海、宮﨑あおい、麻生久美子、板垣李光人ら、『かがみの孤城』新キャスト発表”. Real Sound映画部 (blueprint). (2022年9月20日) 2022年9月20日閲覧。