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山田 修路(やまだ しゅうじ、1954年昭和29年)3月18日 - )は、日本政治家自由民主党所属の参議院議員(1期)、総務大臣政務官第3次安倍第3次改造内閣第4次安倍内閣)。元農林官僚で、水産庁長官を務めた。

山田 修路
やまだ しゅうじ
山田修路(2015-02-20).JPG
山田修路(2015-02-20)
生年月日 (1954-03-18) 1954年3月18日(65歳)
出生地 日本の旗石川県加賀市
出身校 東京大学法学部
前職 農林水産審議官
所属政党 自由民主党細田派
公式サイト 山田しゅうじ(山田修路)公式サイト

選挙区 石川県選挙区
当選回数 1回
在任期間 2013年7月29日 - 現職
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目次

来歴編集

1954年、石川県加賀市で生まれる。1966年加賀市立錦城小学校、1969年に加賀市立金城中学校、1972年に金沢大学付属高等学校、1976年に東京大学法学部を卒業[1]

1976年、農林省に入省。埼玉県庁課長、外務省参事官(パリ勤務)、農林水産省農村振興局長、生産局長、水産庁長官、農林水産省審議官などを務めた[2]

2012年11月に自民党石川県連の公募で参議院議員候補に選ばれる。農林水産省出身で36年間務めた公務員生活では「地域、地方の発展のために努力したい」という思いを持ち続けていた。2012年9月に農林水産省を退職し、「県の発展のために仕事ができる。自分のライフワークの延長線上にある」と国政への挑戦を決めた[3]

「能登の里山里海」が世界農業遺産国内第一号に認定されたときは、農水審議官在職中で尽力した。城跡や塚など身近な名所を巡る能登のウォーキング大会に出会った時、認定を機に地域の良さを見直すために開いたと聞いて、「地域が自覚を持って取り組みを始めたことがうれしい」と思ったという[4]

政治家として編集

2013年、第23回参議院議員通常選挙で32万票を得て、民主党の一川保夫などを破り初当選[5]。2016年、TPP特別委員会安倍総理に対し、一国会で複数回の質問は異例と言える3度の質問をした[6]

2014年8月22日、石川県農業会議の会長に就任[7]。2017年8月に総務大臣政務官に就任したため会長を辞任[8]

2015年5月に白山市手取川上流域で発生した大規模な斜面崩壊による手取川濁水問題について、各省庁と国会議員との対策連絡会を開設。山田議員は、事務局を引き受け、2015年6月3日に第一回目の会合をひらいた。林野庁をはじめ、国土交通省、環境省他各省に迅速な対応を要望した。続いて、2016年2月、2016年4月にも会合を開き、濁水の経過報告と引き続きの対策について要望をおこなった[9][10][11][12]

2015年12月9日~16日までベトナムオーストラリアを訪問し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関する参議院与野党合同調査団として、実情調査を行った。ベトナム(ハノイ)では担当大臣らと意見交換をした[13][14]

2016年1月の第190回(通常国会)より参議院農林水産委員会 筆頭理事に就任[15]

2016年2月8日~14日までアメリカを訪問し、日米韓の安全保障協力を前に進めたい官邸の意向も受け、ワシントンD.C.とサンフランシスコで重鎮議員ら約40人と会い、連携強化に関して通訳なしで意見交換をした。北朝鮮が事実上の弾道ミサイルを発射した直後とあって、米国側の関心も高く「議員間で一定の合意が得られた」という[16]

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)承認案と関連法案を審議する特別委員会(参議院環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会(TPP特別委員会))の理事に就任[17]

2017年2月12日~18日までアメリカ(ワシントンD.C.、シガゴ、インディアナポリス)を訪問し、通商交渉や東アジア情勢を議題に、ワシントンで議員交流に臨むほか、シカゴなどではペンス副大統領の元側近らと協議した[18]

2017年4月21日参議院本会議に初登壇した。「農業競争力強化支援法案」の趣旨説明に対する質疑をおこなった[19]

2017年5月20・21日、ベトナム・ハノイで開かれた環太平洋連携協定(TPP)閣僚会合に党代表として森山裕前農林水産大臣とともに派遣された。離脱した米国を除く11カ国で発行を目指す方針を確認した。共同声明の採択にこぎつけたことで「役割は果たせた」と述べた[20]

2017年8月、第3次安倍第3次改造内閣で総務大臣政務官に就任[21]。同年11月の第4次安倍内閣でも留任し、2018年10月の内閣改造まで務めた。

総務大臣政務官として「森林環境税」の増設に尽力した。農水省官僚出身で、森林整備の財源確保を持論とし、2017年8月からは地方税を所管している総務省に在籍していることから、「林業関係者と国を橋渡ししたい」と調整に奔走した。「森林環境税」は2018年度の税制改正で設立した[22]

また総務大臣政務官として、テレワークの推進に努めた。2018年1月15日には長野県軽井沢町で、テレワークをテーマに意見交換会をおこなった。7月24日には軽井沢リゾートテレワーク協会の設立式典に出席。7月27日には石川行政評価事務所で、職員のテレワーク活用状況を視察。「大雪による交通機関の影響を受けずに仕事ができた」との職員の意見に感心していた[23][24]

2018年1月、総務省「働き方改革チーム」の顧問になる。同年6月に開催された省内報告会では「幹部の方々を中心とした職員の意識改革をお願いしたい」と意見を述べた[25]

2018年10月、参議院自由民主党政策審議会副会長に就任した[26]

2018年10月22日、石川県農業会議の会長に復帰した。復帰時の懇談で「農地の維持には担い手の確保が欠かせない。若手農業者の育成に取り組みたい」と述べた[27]

2018年、第25回参議院選挙における自由民主党の第一次公認候補となる[28]

第198回(通常国会)2019年1月より、参議院 総務委員会、災害対策特別委員会、国民生活と経済に関する調査会(筆頭理事)に所属している[29]

略歴編集

昭和29年1954年3月18日-石川県加賀市生まれ

昭和41年1966年3月-錦城小学校卒業

昭和44年1969年3月-錦城中学校卒業

昭和47年1972年3月-金沢大学附属高等学校卒業

昭和51年1976年3月-東京大学法学部卒業

昭和51年1976年4月-農林省入省、埼玉県農林部農政課長、外務省経済協力開発機構日本政府代表部参事官、農村振興局長、生産局長、農林水産審議官などを務める

平成24年2012年9月-農林水産省を退省

平成25年2013年7月-参議院議員選挙で初当選(石川県選挙区)

平成28年2016年1月-参議院農林水産委員会 筆頭理事

平成29年2017年8月-総務大臣政務官(第3次安倍第3次改造内閣)

平成29年2017年11月-総務大臣政務官(第4次安倍内閣)

平成30年2018年10月-参議院自由民主党政策審議会副会長

政策・主張編集

2013年の参議院議員選挙に伴う『毎日新聞』が行った候補者アンケートによると

参議院選挙制度改革では、合区反対の立場にある。2013年12月の参議院選をめぐる「一票の格差」訴訟で、名古屋高裁金沢支部が「違憲状態」の判決を出した時は、「単なる人口比率だけでは地方の声が届かなくなる。人口以外の要素も入れて、制度全体で見直すことが必要」と述べる。2015年3月27日には平成25年(2013年)当選の同期議員とともに、現行選挙区維持を求める意見書を参議院議員会長に提出した[31][32]

北國新聞のインタビューで、「北朝鮮船の違法操業は、国と地方の認識を一致させる努力をしてきた。危険な相手だけに、政府は軽々に臨検やだ捕に踏み切れないが、排他的経済水域から出ていかないのなら、国も覚悟をもって強い対応をすべきだ」と見解を示している[33]

所属議員連盟編集

著書編集

単書編集

訳書編集

  • 『持続的農業―概念、課題とOECD諸国の政策』(農政調査委員会)ISBN 978-4931118096 (発売日:1996年5月)

脚注編集

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  1. ^ 山田しゅうじのプロフィール”. 2019年2月22日閲覧。
  2. ^ 山田しゅうじのプロフィール”. 2019年2月22日閲覧。
  3. ^ “朝日新聞 参院選 主な候補者の横顔”. (2013年7月8日) 
  4. ^ “朝日新聞”. (2013年7月8日) 
  5. ^ “朝日新聞 自民・山田氏が初当選”. (2013年7月22日) 
  6. ^ “北國新聞 異例の3度目登壇”. (2016年12月4日) 
  7. ^ “北國新聞 山田修氏の新会長内定”. (2014年8月9日) 
  8. ^ “北國新聞”. (2014年8月9日) 
  9. ^ “北國新聞 凝固剤、土のう投下検討”. (2015年6月4日) 
  10. ^ “北國新聞 ヘリ緑化工事継続へ”. (2015年2月6日) 
  11. ^ “北國新聞 濁水問題で腕まくり”. (2016年6月7日) 
  12. ^ “北國新聞 緑化工事など濁水対策を報告”. (2016年4月26日) 
  13. ^ “参議院広報 第百八十四号”. (2015年12月4日) 
  14. ^ “北國新聞 ベトナム米まだまだ”. (2015年12月20日) 
  15. ^ 国会議員”. 2019年2月22日閲覧。
  16. ^ “北國新聞 安保協力求め渡米”. (2016年2月28日) 
  17. ^ “北國新聞 紛糾なく丁寧に”. (2016年10月23日) 
  18. ^ “北國新聞 米新政権に人脈築く 自民党の山田修路氏”. (2017年2月12日) 
  19. ^ 参議院広報 議事経過”. 2019年2月22日閲覧。
  20. ^ “北國新聞 国会回廊 TPP発効へ「汗かき役」 自民党の山田修路氏”. (2017年6月4日) 
  21. ^ “官報”. (2017年8月9日) 
  22. ^ “北國新聞 国会回廊 森林環境税の「橋渡し役」自民党の山田修路氏”. (2017年11月26日) 
  23. ^ 山田大臣政務官の動き”. 2019年2月22日閲覧。
  24. ^ “読売新聞 テレワーク推進で山田政務官が視察”. (2018年7月28日) 
  25. ^ 総務省働き方改革チーム(第1回)(平成30年1月19日)”. 2019年2月22日閲覧。
  26. ^ 自由民主党 役員表”. 2019年2月22日閲覧。
  27. ^ “北國新聞”. (2018年10月30日) 
  28. ^ “毎日新聞 参院選:自民、56人1次公認 候補者名簿”. (2018年7月21日) 
  29. ^ 議員・役員情報”. 2019年2月22日閲覧。
  30. ^ a b c d 2013参院選 毎日新聞候補者アンケート
  31. ^ “朝日新聞 原告側「国会より」”. (2013年12月17日) 
  32. ^ “北國新聞 国会回廊”. (2015年3月29日) 
  33. ^ “北國新聞 次の一手、国会議員インタビュー(下)”. (2017年12月30日) 
  34. ^ 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年

外部リンク編集