メインメニューを開く

早稲田松竹(わせだしょうちく)は、東京都新宿区高田馬場にある老舗映画館早稲田通りに面している。現在はミニシアター系作品や名画座作品の上映が中心である。

早稲田松竹
Waseda Shochiku
早稲田松竹の外観
情報
正式名称 早稲田松竹映画劇場
完成 1951年
開館 1951年
収容人員 153人
設備 ドルビーデジタル5.1ch、DLP35mm映写機
用途 映画上映
運営 松竹映画劇場株式会社
所在地 169-0075
東京都新宿区高田馬場1-5-16
アクセス JR山手線西武新宿線高田馬場駅早稲田口から徒歩5分
外部リンク http://www.wasedashochiku.co.jp/

目次

沿革編集

1951年、松竹の系列封切館として開館した。1975年より旧作2本立てを中心とした名画座になり、地元の早稲田大学の学生を中心に、多くの若者に親しまれた。

2002年4月1日から休館したが、休館を知った早稲田大学の学生を中心に「早稲田松竹復活プロジェクト」が発足し活動したこともあって、2002年12月21日から再開し、2003年1月25日から本格的な再開となった[1]

2006年5月20日から5月31日まで休館し、座席・ロビーなどを改装した。これにより196席だった座席は153席となり、カップホルダー付きになった。

2012年10月22日から23日まで、館内内装工事のため休館した。24日から11月9日まで、感謝イベントが実施されている。

2013年6月1日から7日まで、デジタルプロジェクター導入と音響設備刷新のため休館した。なお、デジタル上映のみとはならず、35mmフィルム映写機も残ってフィルム上映も行われる。

プログラムは、新作と関連する上映可能なかなり古いプリントを併映したり、時勢にとらわれない監督・俳優特集などとなっている。最新映画の監督・俳優の旧作を上映することも多い。

休館以前から、ロビーにあるリクエストボードを用意し客からの上映作品のリクエストを募ったり、アンケート回答者から毎月抽選で10組20名に招待券をプレゼントしたりしている。また、ラスト1本の入場料が800円となる割引や、高校生3名以上なら1人800円となる高校生友情プライスもある。

2006年と2007年には、来館者の投票で上映作品を決定する企画「ドレミる?シネマ」が行われた。

2014年から「ミッドナイト・イン・早稲田松竹」と題したオールナイト上映が開催されている。

2017年より毎年3月に、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター/基幹理工学部表現工学科の設置科目「映像制作実習」(担当教員は是枝裕和など)で学生が制作した映画が、参考となる一般映画と合わせて上映されている(2017年の様子はこちら、2018年の様子はこちら、2019年の様子はこちら)。2018年3月27日には参考上映作品『おかえり』の篠崎誠監督が登壇、是枝監督も来館した。

2017年10月7日から13日には、通常上映の後に特別レイトショーが開催された。以後、こうした特別レイトショーが不定期に行われている。

エピソード編集

 
『名月赤城山』『三太頑張れッ!』(1953年2月11日付新聞広告)。館名リスト右から8番目に「早稲田松竹」の文字列が確認できる。
 
『右門捕物帖 からくり街道』(1953年3月18日付新聞広告)。館名リスト右から9番目に「早稲田松竹」の文字列が確認できる。
 
2012年に来館した吉田大八監督
 
2015年に来館した是枝裕和監督
 
2016年に来館した塚本晋也監督
 
2017年に来館した深田晃司監督
  • 2017年4月2日、『淵に立つ』の上映を記念して、深田晃司監督、サプライズゲストである根岸憲一(撮影監督)、小野川浩幸(音楽)がトークショーとサイン会を行った。深田監督は大学時代に早稲田松竹に通っており、『ラストエンペラー』と『ラストサムライ』の2本立てが上映(2004年12月25日から2005年1月7日まで)されたことについて、「『全然関係ないんじゃないのかこの二本は』(笑)と、なんて力業の特集を組むステキな映画館なんだろうって思いました」と話している(その時の様子はこちら)。
  • 2017年5月13日、『沖縄列島』、『やさしいにっぽん人』の上映を記念して、東陽一監督がトークショーを行った(その時の様子はこちら)。
  • 2018年6月15日、諏訪敦彦監督が、全長編作品の一挙上映を記念してトークショーを行った。
  • 2018年8月3日、ペドロ・コスタ監督作品の上映を記念して、諏訪敦彦監督と土田環(早稲田大学教員、映画研究者)がトークショーを行った。
  • 2018年8月25日から31日に『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』と『レディ・プレイヤー1』が上映された際、顔出しパネルが置かれた。
  • 2019年1月16日から26日まで、設備更新のため休館した。
  • 2019年1月31日、ホームページがリニューアルした。
  • 2019年5月28日、『万引き家族』の上映を記念して、是枝裕和監督が急遽舞台挨拶を行った。

脚注編集

  1. ^ 特派員・現場レポート「祝!早稲田松竹復活!!」 - 早稲田ウィークリー(2002年12月12日)
  2. ^ 映画2本立て”. I am… 中江翼オフィシャルブログ (2010年9月7日). 2017年8月21日閲覧。
  3. ^ Atsuko_100 (2013年1月18日). “今日は夜一人で初、早稲田松竹行ってきたんですが・・・。” (日本語). 前田敦子. Twitter. 2013年1月22日閲覧。
  4. ^ “あっちゃん止まらない「レ・ミゼラブル」4回見た! 名画座にも1人で行った”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2013年1月20日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/01/20/kiji/K20130120005022050.html 2013年1月22日閲覧。 
  5. ^ 小津安二郎☆”. 伊藤桃のオフィシャルブログ「B dreamygirl」 (2009年12月22日). 2014年6月20日閲覧。
  6. ^ 早稲田松竹☆”. 伊藤桃のオフィシャルブログ「B dreamygirl」 (2009年11月9日). 2014年6月20日閲覧。
  7. ^ misato0305 (2015年1月10日). “今日朝から早稲田松竹行って「LEGO ムービー」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」観た❤”. 清水みさと. Twitter. 2015年4月5日閲覧。
  8. ^ 名画座。”. 菅井玲の「3歩進んで2歩下がるん♪」 (2016年1月15日). 2016年2月20日閲覧。

外部リンク編集