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東京湾カップ(とうきょうわんカップ)は千葉県競馬組合船橋競馬場ダートコース1700mで施行する南関東SIII重賞競走である。正式名称は「日刊スポーツ賞 東京湾カップ」。日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供している。

東京湾カップ
開催国 日本の旗 日本
主催者 千葉県競馬組合
競馬場 船橋競馬場
創設 1987年12月27日
2019年の情報
距離 ダート1700m
格付け 南関東SIII
賞金 1着賞金1500万円
出走条件 サラブレッド系3歳オープン・南関東所属
負担重量 別定
出典 [1]
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副賞は、日刊スポーツ新聞社賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、また生産牧場賞がある(2018年)[2]

目次

概要編集

4歳馬(現表記3歳)による船橋競馬場ダート2000mの重賞として創設された。創設時は12月に施行されていた。1995年の南関東グレード導入によりG3に格付け。1998年から施行距離をダート1800mに変更、2004年から開催時期を5月に変更され、更に日刊スポーツ新聞社から優勝杯の寄贈を受け、名称を現在の「日刊スポーツ賞東京湾カップ」に変更、この年から東京ダービートライアル競走に指定され、1着に入賞した競走馬に限り東京ダービーの優先出走権が与えられる様になる。しかし、2005年では開催時期を6月に変更され、東京ダービーのトライアル競走から除外されたが、2006年からは開催時期を5月に再び変更され、更に施行距離をダート1600mに変更、2007年から南関東重賞格付け表記をSIIIに変更、かつ施行距離を現在のダート1700mに変更された。

1989年JRA賞年度代表馬イナリワンのほか、エスプリシーズアジュディミツオーマグニフィカといった統一GI馬が当競走を勝利している。

条件・賞金等(2019年)編集

出走資格
サラブレッド系3歳、南関東所属
  • トライアルのブルーバードカップの上位2着までの馬に優先出走権が付与されている。
負担重量
別定。牡馬55kg、牝馬53kg(南半球産2kg減)を基本に、指定日までの番組賞金1000万円毎に1kgの負担増となる(負担重量の上限は牡馬・馬59kg、牝馬57kg)[1]
賞金額
1着1,500万円、2着525万円、3着300万円、4着150万円、5着75万円[2]
優先出走権付与
本競走で上位2着までに入った馬に東京ダービーの優先出走権が付与される[1]

歴史編集

  • 1987年 - 船橋競馬場のダート2000mのサラブレッド系4歳(現3歳)の南関東所属馬限定の別定重量の重賞競走「東京湾カップ」として創設。
  • 1995年 - 南関東グレード制導入によりG3に格付け。
  • 1998年 - 施行距離をダート1800mに変更。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「サラブレッド系4歳の南関東所属馬」から「サラブレッド系3歳の南関東所属馬」に変更。
  • 2004年
    • 開催時期を12月から5月に変更。
    • 東京ダービートライアルに指定され、優勝馬に東京ダービーの優先出走権が付与されるようになる。
    • 日刊スポーツ新聞社から優勝杯の寄贈を受け、名称を「日刊スポーツ賞東京湾カップ」に変更。
  • 2005年 - 開催時期を5月から6月に変更。それに伴い、東京ダービートライアルから除外。
  • 2006年
    • 開催時期を6月から5月に戻す。それに伴い、東京ダービートライアルに再び指定され、優勝馬に東京ダービーの優先出走権が付与されるようになる。
    • 施行距離をダート1600mに変更。
    • 船橋の石崎隆之が騎手として初の連覇。
  • 2007年
    • 南関東重賞格付け表記を南関東SIIIに変更。
    • 施行距離を現在のダート1700mに変更。
  • 2011年 - 東京ダービーへの優先出走権が2着馬にも拡大[3]
  • 2014年
    • 金沢の吉原寛人が騎手として2人目の連覇。
    • 出走馬の1頭パンパカパーティの馬名ゼッケンが『パカパカパーティ』と間違っていたトラブルが発生[4]。競走そのものは通常通り施行された。

歴代優勝馬編集

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1987年12月28日 イナリワン 牡3 大井 2:10.4 宮浦正行 福永二三雄 保手濱忠弘
第2回 1988年12月30日 ブービーボーイ 牡3 川崎 2:10.9 本間茂 髙橋敏男 田島榮二郎
第3回 1989年12月13日 スクランブル 牡3 川崎 2:10.4 森下博 梅山満 伊達秀和
第4回 1990年12月20日 ヒラヨシプリンス 牡3 川崎 2:12.1 山崎尋美 山崎三郎 山口平吉
第5回 1991年12月29日 トーシンイーグル 牡3 船橋 2:10.6 矢内博 安藤榮作 黒岩定義
第6回 1992年12月29日 サンアカツキ 牡3 大井 2:08.5 高橋三郎 秋谷元次 (有)兼正商事
第7回 1993年12月30日 プレザント 牡3 船橋 2:06.8 桑島孝春 髙松弘之 北條傳三
第8回 1994年12月14日 アマゾンオペラ 牡3 船橋 2:08.4 石崎隆之 出川克己 柳澤瀀
第9回 1995年12月31日 キョウエイヒホウ 牡3 川崎 2:10.3 髙松淳一 髙橋満夫 田中晴夫
第10回 1996年12月31日 カワノスパート 牡3 大井 2:10.2 張田京 大山一男 幾野正光
第11回 1997年12月17日 ムテキボーイ 牡3 船橋 2:11.6 石崎隆之 出川博史 伊藤昭次
第12回 1998年12月16日 アローセプテンバー 牡3 船橋 1:52.4 左海誠二 北川亮 柳谷泰蔵
第13回 1999年12月31日 ルイボスマクラレン 牡3 船橋 1:54.1 石崎隆之 岡島茂 (株)リガメェントワールド
第14回 2000年12月20日 リガメエントキセキ 牡3 船橋 1:54.0 佐藤隆 川島正行 (株)リガメェントワールド
第15回 2001年12月19日 アブクマドリーム 牡3 船橋 1:54.2 石崎隆之 出川克己 畑中政雄
第16回 2002年12月4日 エスプリシーズ 牡3 川崎 1:52.0 森下博 武井榮一 依田泰雄
第17回 2003年12月19日 イシノファミリー 牡3 川崎 1:53.8 山田信大 足立勝久 黛大介
第18回 2004年5月12日 アジュディミツオー 牡3 船橋 1:52.2 佐藤隆 川島正行 織戸眞男
第19回 2005年6月23日 ドラゴンシャンハイ 牡3 船橋 1:52.1 石崎隆之 出川龍一 吉田照哉
第20回 2006年5月3日 シャイニールック 牡3 船橋 1:39.6 石崎隆之 川島正行 小林昌志
第21回 2007年5月3日 ウエスタンローレル 牡3 船橋 1:48.1 山田信大 山浦武 吉田博俊
第22回 2008年5月7日 ギャンブルオンミー 牡3 船橋 1:46.2 内田博幸 佐藤賢二 豊島純
第23回 2009年5月6日 ブルーラッド 牡3 川崎 1:44.2 御神本訓史 足立勝久 黛大介
第24回 2010年5月4日 マグニフィカ 牡3 船橋 1:47.8 石崎駿 川島正行 吉田照哉
第25回 2011年5月3日 ジャクソンライヒ 牡3 川崎 1:47.1 本橋孝太 鬼沢裕充 早川稔
第26回 2012年5月3日 スカイインテンス 牡3 船橋 1:48.1 真島大輔 松代眞 小島俊治
第27回 2013年5月8日 アメイジア 牡3 船橋 1:48.8 吉原寛人 坂本昇 (有)ライオンズ
第28回 2014年5月8日 サーモピレー 牡3 船橋 1:48.1 吉原寛人 川島正行 吉田和美
第29回 2015年5月6日 ドライヴシャフト 牡3 大井 1:48.5 的場文男 荒山勝徳 吉田照哉
第30回 2016年5月4日 ディーズプリモ 牝3 川崎 1:51.1 山崎誠士 内田勝義 秋谷壽之
第31回 2017年5月4日 ソッサスブレイ 牡3 船橋 1:50.3 柏木健宏 山本学 手嶋康雄
第32回 2018年5月3日 クレイジーアクセル 牝3 大井 1:50.7 御神本訓史 渡邉和雄 市原高一
第33回 2019年5月8日 サクセッサー 牡3 船橋 1:50.6 石崎駿 佐藤賢二 (有)新生ファーム

出典:南関東4競馬場公式「東京湾カップ競走優勝馬」http://www.nankankeiba.com/win_uma/34.do

関連項目編集

上記の2つはどちらも同じく日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供している南関東重賞競走。
  • クラウンカップ - 2004年~2005年、2007年~2009年では同じく東京ダービーのトライアル競走。

注釈編集

  1. ^ a b c 令和元年度 第2回 船橋競馬競走番組表(決定) (PDF)”. 船橋ケイバ. 2019年5月6日閲覧。
  2. ^ a b 船橋競馬出走馬一覧表 令和1年度第2回船橋競馬第3日5月8日(水) (PDF)”. 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2019年5月6日閲覧。
  3. ^ 東京湾カップが行われます。 - 南関東4競馬公式サイト『南関魂 高橋華代子の南関東競馬ブログ』2011年5月4日閲覧
  4. ^ 南関魂(2014年5月8日)