笹塚駅

東京都渋谷区笹塚にある京王電鉄の駅

笹塚駅(ささづかえき)は、東京都渋谷区笹塚一丁目にある、京王電鉄京王線である。駅番号KO04。渋谷区最西端に位置する。

笹塚駅
北口(2011年2月)
ささづか
Sasazuka
地図
所在地 東京都渋谷区笹塚一丁目56-7
北緯35度40分25.2秒 東経139度40分2.0秒 / 北緯35.673667度 東経139.667222度 / 35.673667; 139.667222座標: 北緯35度40分25.2秒 東経139度40分2.0秒 / 北緯35.673667度 東経139.667222度 / 35.673667; 139.667222
駅番号 KO04
所属事業者 京王電鉄
駅構造 高架駅
乗降人員
-統計年度-
[京王 1]70,603人/日
-2023年-
開業年月日 1913年大正2年)4月15日
乗入路線 2 路線
所属路線 京王線
キロ程 3.6 km(京王線新宿起点)
KO01 京王線新宿 (3.6 km)
(0.8 km) 代田橋 KO05
所属路線 京王新線
キロ程 3.6 km(新線新宿起点)
KO03 幡ヶ谷 (0.9 km)
備考 線路名称上は京王線
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笹塚駅
配線図


1・4 京王線新宿駅
2・3 幡ヶ谷駅

4 3 2 1


tSTRg tSTRg tSTRf tSTRf
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STR tSTRe tSTRe tSTRe
KRWgl+l KRWgr+r STR STR
PSTR(L) PSTR(R) PSTR(L) PSTR(R)
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PSTR(L) PSTR(R) PSTR(L) PSTR(R)
KRWg+l
KRWg+r
STR STR STR STR
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STR ENDEe ENDEe STR
STR2 STRc3 STRc2 STR3
STRc1 STR+4 STR+1 STRc4
STRg STRf

代田橋駅

京王ライナー」・「Mt.TAKAO号」除く全列車停車する。京王東管区所属。

乗入路線

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当駅へ乗り入れている路線は、線路名称上は京王線のみであるが、新宿駅 - 当駅間複々線運行系統は次の2つに分かれており、旅客案内ではそれぞれ別路線として扱われている。

  • 京王線:新宿駅1 - 3番線ホーム(京王線新宿駅)発着列車。各停含む全列車が初台駅幡ヶ谷駅を通過する(トンネルが異なり経由しない)。
  • 京王新線:新宿駅4・5番線ホーム(新線新宿駅)発着列車。全列車が初台駅・幡ヶ谷駅へ停車し、新線新宿駅より都営新宿線へ直通する。

歴史

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年表

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駅名の由来

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当地は内藤新宿からの距離により、一里塚甲州街道の両脇にあって、その塚が笹やぶで覆われていたことから、「幡ヶ谷村笹塚」と命名される。

なお、駅名表記は地名表記に基づき旧字体の「笹駅」(点あり)であり、京王電鉄側は例外を除いてこれに統一しているが、同社公式サイトや地域社会の間では「笹駅」(点なし)とも表記される[5]

駅構造

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島式ホーム2面4線と副本線(京王新線)側へ繋がる引上線2線を有する高架駅。ホームと改札階間にはエレベーターが設置されている。トイレは1F改札口内にあり、ユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」も併設されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1   京王線 下り 明大前調布橋本京王八王子高尾山口方面 京王線新宿からの列車
2 京王新線方面からの列車
3   京王新線 上り 幡ヶ谷初台新線新宿  都営新宿線方面 新宿駅から   都営新宿線へ直通
一部は京王線新宿行き
4   京王線 京王線新宿方面 一部は新線新宿行
  • 当駅 - 新宿駅間は複々線である。それに当たり幡ヶ谷駅初台駅は線増部となる京王新線側にホームを移設した(新宿駅 駅構内マップを参照)。両駅利用客への便宜を図るため、日中は京王線新宿行と区間急行・快速本八幡行(当駅始発急行本八幡行含む)が相互接続している。
  • 上り線は原則として、3番線を京王新線、4番線を京王線の列車が使用する。但し、3・4番線間には新宿方に両渡り線があり、3番線からの京王線新宿行、4番線からの新線新宿(都営新宿線方面)行も初電や終電などに存在する。なお、1・2番線間には渡り線はない。
  • 都営新宿線本八幡大島方面から京王へ乗り入れる急行の殆どは当駅止まりである。そのため、代田橋寄りに10両編成対応引上線が設置されている。先端部では本線より軌道の高さが高くなっている。
  • 都営新宿線より到着した当駅止まりの列車は2番線へ入線し、乗客を降ろして引上線へ入線した後、折返して3番線より出発する。そのため、当駅は京王単独駅ではあるものの、「京王線の途中駅かつ都営新宿線の末端駅」の様相を呈している[注釈 1]
運転番線 営業番線 ホーム 新宿方面着発 新線新宿・本八幡方面着発 京王八王子・高尾山口・橋本方面着発 引き上げ線着発 備考
1 1 10両分 到着可 不可 出発可 不可 下り主本線
2 2 10両分 不可 到着可 出発可 入区可 下り副本線
3 3 10両分 出発可 出発可 到着可 出区可 上り副本線
4 4 10両分 出発可 出発可 到着可 不可 上り主本線

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員70,603人である[京王 1]

駅周辺の再開発事業が完了した2013年度(平成25年度)からは増加傾向にあったが、2020年度(令和2年度)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大幅に減少した。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[6]
年度 1日平均
乗降人員[7]
1日平均
乗車人員[8]
出典
1955年(昭和30年) 28,730
1960年(昭和35年) 39,180
1965年(昭和40年) 45,332
1970年(昭和45年) 49,424
1975年(昭和50年) 48,811
[注釈 2]1978年(昭和53年) 50,585
[注釈 3]1979年(昭和54年) 52,013
1980年(昭和55年) 53,746
1985年(昭和60年) 67,088
1990年(平成02年) 71,098 34,644 [* 1]
1991年(平成03年) 35,648 [* 2]
1992年(平成04年) 36,148 [* 3]
1993年(平成05年) 36,973 [* 4]
1994年(平成06年) 37,332 [* 5]
1995年(平成07年) 77,490 37,617 [* 6]
1996年(平成08年) 37,973 [* 7]
1997年(平成09年) 77,848 37,622 [* 8]
1998年(平成10年) 77,173 37,611 [* 9]
1999年(平成11年) 77,971 37,511 [* 10]
2000年(平成12年) 77,924 37,784 [* 11]
2001年(平成13年) 76,937 37,729 [* 12]
2002年(平成14年) 76,798 37,901 [* 13]
2003年(平成15年) 77,594 38,391 [* 14]
2004年(平成16年) 77,597 38,526 [* 15]
2005年(平成17年) 77,835 37,784 [* 16]
2006年(平成18年) 79,279 39,836 [* 17]
2007年(平成19年) 81,538 40,858 [* 18]
2008年(平成20年) 80,570 40,353 [* 19]
2009年(平成21年) 78,708 39,378 [* 20]
2010年(平成22年) 76,236 38,090 [* 21]
2011年(平成23年) 72,851 36,309 [* 22]
2012年(平成24年) 72,830 36,318 [* 23]
2013年(平成25年) 74,580 37,071 [* 24]
2014年(平成26年) 75,401 37,509 [* 25]
2015年(平成27年) 79,406 39,440 [* 26]
2016年(平成28年) 80,570 40,077 [* 27]
2017年(平成29年) 81,557 40,559 [* 28]
2018年(平成30年) 82,784 41,126 [* 29]
2019年(令和元年) 82,813 41,060 [* 30]
2020年(令和02年) 60,167 29,901 [* 31]
2021年(令和03年) [京王 2]61,710
2022年(令和04年) [京王 3]66,646
2023年(令和05年) [京王 1]70,603

駅周辺

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バス路線

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駅北側の国道20号沿いに「笹塚駅」(都営バスは「笹塚駅前」)停留所がある。

舞台となった作品

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ギャラリー

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隣の駅

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京王電鉄
  京王線
特急・急行・区間急行・快速
京王線新宿駅 (KO01) - 笹塚駅 (KO04) - 明大前駅 (KO06)
各駅停車
京王線新宿駅 (KO01) - 笹塚駅 (KO04) - 代田橋駅 (KO05)
  京王新線
急行・区間急行・快速(いずれも京王新線内は各駅に停車)
幡ヶ谷駅 (KO03) - 笹塚駅 (KO04) - 明大前駅(京王線)(KO06)
各駅停車
幡ヶ谷駅 (KO03) - 笹塚駅 (KO04) - 代田橋駅(京王線)(KO05)

脚注

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注釈

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  1. ^ これに類似した運行形態は代々木上原駅和光市駅中目黒駅竹田駅でも採用されている。但し、当駅以外は地下鉄路線が直接乗り入れている駅である(竹田駅は近鉄京都線の途中駅であるが、京都市営地下鉄管轄である)。
  2. ^ 京王新線開通年度
  3. ^ 都営新宿線相互乗入開始年度

出典

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  1. ^ 9月25日(金)に京王線・井の頭線のダイヤ改正を実施します 〜都心方面へのアクセス強化など利便性向上を図ります〜』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2015年8月26日。オリジナルの2020年2月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200222032515/https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2015/nr150826_timetable20150925.pdf2020年4月11日閲覧 
  2. ^ keio 高架化 information 京王電鉄京王線(笹塚駅〜仙川駅間)連続立体交差事業 Vol.2” (PDF). 京王電鉄 (2020年6月30日). 2021年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月19日閲覧。
  3. ^ 2022年3月12日(土)始発から京王線ダイヤ改正を実施します 平日も京王ライナーの停車駅に明大前が加わります。』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2022年1月27日。オリジナルの2022年1月27日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220127090428/https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20220127_daiya.pdf2022年1月27日閲覧 
  4. ^ 2022年春 「さらに便利で快適な移動」が実現 京王線 ダイヤ改正を実施します』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2021年12月10日。オリジナルの2021年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211213181936/https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20211210_daiya.pdf2021年12月19日閲覧 
  5. ^ 笹塚駅の「塚」の字に「余計な点」があるワケ 鉄道会社で「こだわり」に差も?”. 乗りものニュース. 2022年1月14日閲覧。
  6. ^ 渋谷区勢概要 - 渋谷区
  7. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  8. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  9. ^ 週刊文春』2007年2月1日号で青山自身によって言明されている。
東京都統計年鑑
京王電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京王電鉄株式会社. “駅別乗降人数” (pdf). 2024年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月27日閲覧。
  2. ^ 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2022年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月1日閲覧。
  3. ^ 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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