2024年のワールドシリーズ

メジャーリーグベースボールの第120回優勝決定シリーズ

2024年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第120回ワールドシリーズ英語: 120th World Series)は、10月25日から30日にかけて計5試合が開催された。その結果、ロサンゼルス・ドジャースナショナルリーグ)がニューヨーク・ヤンキースアメリカンリーグ)を4勝1敗で下し、4年ぶり8回目の優勝を果たした。

2024年ワールドシリーズ
チーム 勝数
ロサンゼルス・ドジャースNL 4
ニューヨーク・ヤンキースAL 1
シリーズ情報
試合日程 10月25日–30日
観客動員 5試合合計:25万3104人
1試合平均:05万0621人
MVP フレディ・フリーマン(LAD)
責任審判 マーク・カールソン(第2戦を除く)、
トッド・ティチェナー(第2戦のみ)[1]
ALCS NYY 4–1 CLE
NLCS LAD 4–2 NYM
チーム情報
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
シリーズ出場 04年ぶり22回目
GM ブランドン・ゴームス
監督 デーブ・ロバーツ
シーズン成績 98勝64敗・勝率.605
NL西地区優勝

ニューヨーク・ヤンキース(NYY)
シリーズ出場 15年ぶり41回目
GM ブライアン・キャッシュマン
監督 アーロン・ブーン
シーズン成績 94勝68敗・勝率.580
AL東地区優勝
全米テレビ中継
放送局 FOX
実況 ジョー・デービス
解説 ジョン・スモルツ
ワールドシリーズ
 < 2023  

両リーグの最高勝率球団どうしがシリーズで対戦するのは、1995年地区シリーズ導入以降では2020年以来4年ぶり5度目[2]。ドジャースは初戦でフレディ・フリーマンがシリーズ史上初となる逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち勝利すると[3]、そこから3連勝で優勝に王手をかけた。ヤンキースは、過去119回のシリーズで0勝3敗から逆転優勝はおろか2勝を返したチームすら存在しないなか[4]、第4戦に勝利し、さらに第5戦でも一時は5-0と先行した。しかしドジャースはフリーマンの2点適時打などで逆転してヤンキースの連勝を阻止し、5試合でシリーズに決着をつけた。優勝決定試合で5点差を逆転したのは史上初だった[5]。フリーマンは5試合でシリーズ史上最多タイの12打点を挙げたほか[注 1][3]打率.300・4本塁打OPS 1.354という成績を残しシリーズMVPに選出された。

2022年、MLB機構が金融持株会社キャピタル・ワンと契約を締結し、同社はその年から5年間ワールドシリーズの冠スポンサーとなった[6]。よって大会名はワールドシリーズ presented by キャピタル・ワン英語: World Series presented by Capital One)となる。

ワールドシリーズまでの道のり

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両チームの2024年

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ヤンキースの外野手アーロン・ジャッジ(左。写真は2023年5月24日撮影)と、ドジャースの指名打者・大谷翔平(写真は2024年4月23日撮影)。MLB機構は今シリーズの顔合わせが確定する前から "Once in a Generation. Twice"(「『世代にひとり』がふたりいる」)と銘打ち、このふたりに焦点を当てた広告を展開していた[7]

10月19日にまずアメリカンリーグでヤンキース(東地区)が、そして20日にはナショナルリーグでドジャース(西地区)が、それぞれリーグ優勝を決めてワールドシリーズへ駒を進めた。

ホームフィールド・アドバンテージ

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ワールドシリーズの第1・2・6・7戦を本拠地で開催できる "ホームフィールド・アドバンテージ" は、レギュラーシーズンの勝率がより高いほうの球団に与えられる。ポストシーズン進出12球団のアドバンテージ優先順位は以下の通り。

優先順位 球団 レギュラーシーズン成績 ポストシーズン結果
WCS DS LCS
01 ロサンゼルス・ドジャース 98勝64敗・勝率.605 NL西地区優勝 ワールドシリーズ進出 免除 3勝2敗 4勝2敗
02 フィラデルフィア・フィリーズ 95勝67敗・勝率.586 NL東地区優勝 地区シリーズ(DS)敗退 免除 1勝3敗
03 ニューヨーク・ヤンキース 94勝68敗・勝率.580 AL東地区優勝 ワールドシリーズ進出 免除 3勝1敗 4勝1敗
04[※1][※2] サンディエゴ・パドレス 93勝69敗・勝率.574 NL西地区2位=第1ワイルドカード 地区シリーズ(DS)敗退 2勝0敗 2勝3敗
05[※1][※2] ミルウォーキー・ブルワーズ 93勝69敗・勝率.574 NL中地区優勝 ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 1勝2敗
06[※1] クリーブランド・ガーディアンズ 92勝69敗・勝率.571 AL中地区優勝 リーグ優勝決定戦(LCS)敗退 免除 3勝2敗 1勝4敗
07[※1] ボルチモア・オリオールズ 91勝71敗・勝率.562 AL東地区2位=第1ワイルドカード ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
08[※1][※3] アトランタ・ブレーブス 89勝73敗・勝率.549 NL東地区2位=第2ワイルドカード ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
09[※1][※3] ニューヨーク・メッツ 89勝73敗・勝率.549 NL東地区3位=第3ワイルドカード リーグ優勝決定戦(LCS)敗退 2勝1敗 3勝1敗 2勝4敗
10[※1] ヒューストン・アストロズ 88勝73敗・勝率.547 AL西地区優勝 ワイルドカードシリーズ(WCS)敗退 0勝2敗
11[※4] カンザスシティ・ロイヤルズ 86勝76敗・勝率.531 AL中地区2位=第2ワイルドカード 地区シリーズ(DS)敗退 2勝0敗 1勝3敗
12[※4] デトロイト・タイガース 86勝76敗・勝率.531 AL中地区3位=第3ワイルドカード 地区シリーズ(DS)敗退 2勝0敗 2勝3敗
※1  同一リーグ内の地区シリーズリーグ優勝決定戦などでは、勝率に関係なく地区優勝球団はワイルドカード球団より上位に位置づけられるが、ワールドシリーズだけはこれに当てはまらない。
※2  パドレスがブルワーズに対し、シーズン中の直接対決7試合を5勝2敗と勝ち越しているため、パドレスが上位となる。
※3  ブレーブスがメッツに対し、シーズン中の直接対決13試合を7勝6敗と勝ち越しているため、ブレーブスが上位となる。
※4  ロイヤルズがタイガースに対し、シーズン中の直接対決13試合を7勝6敗と勝ち越しているため、ロイヤルズが上位となる。

10月19日にまずヤンキースがワールドシリーズ進出を決めた。しかしこの時点では、ナショナルリーグリーグ優勝決定戦が未決着だった。対戦していたのは、優先順位がヤンキースより上のドジャースと、ヤンキースより下のメッツである。したがって、ヤンキースとナショナルリーグ優勝球団のどちらにアドバンテージが与えられるかは、まだ決まらなかった。翌20日、ドジャースがリーグ優勝を果たし、アドバンテージがドジャースへ与えられることとなった。

試合日程

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今シリーズについてMLB機構は、2通りの日程を設定していた。変動の条件は、両リーグのリーグ優勝決定戦がともに10月19日までに決着しているか否かである。途中に悪天候などによる順延を挟まなければ、前者の場合は22日に開幕し最長で30日の第7戦まで、後者の場合は25日に開幕し最長で11月2日の第7戦まで、それぞれ続くという日程が設定されていた[8]

18日、ナショナルリーグ優勝決定戦の第5戦が行われ、メッツがドジャースに12-6で勝利した。同シリーズは5試合を終えた段階でドジャースの3勝2敗と決着がついておらず、移動日を挟んで20日以降に第6戦が行われることとなった。これにより、今シリーズの開幕日は25日に決まった。

両チームの過去の対戦

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1963年シリーズ時に撮影された、両チーム左腕エースツーショット。左がヤンキースのホワイティー・フォード、右がドジャースのサンディー・コーファックス

過去119回のシリーズのなかでヤンキースとドジャースの対戦は11度あり、今回が12度目となる。これはワールドシリーズのみならずポストシーズン全体でも最も多い顔合わせであり、2番目に多く行われたものよりさらに5度も多い[注 2][9]。また北米4大プロスポーツリーグの他の優勝決定シリーズと比較しても、12度の対戦はバスケットボールNBAファイナルボストン・セルティックスロサンゼルス・レイカーズと並び最多である[10]。ただし過去11度の対戦期間には偏りがあり、1941年から1981年までの41年間に11度が集中したあと、1982年以降は今シリーズまで41年以上対戦がなかった[11]。ワールドシリーズでの再戦に40年以上を要した顔合わせは史上5例目である[注 3][12]。両球団の対戦は、ジャッキー・ロビンソンホームスチール1955年・第1戦)やドン・ラーセン完全試合1956年・第5戦)、レジー・ジャクソンの3打席連続本塁打1977年・第6戦)など、球史に残る数々の名場面に彩られてきた[13]

ドジャースは19世紀の球団創設から1957年シーズン終了までニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区を本拠地としており、球団名も1930年代以降は "ブルックリン・ドジャース" で定着した。同市内ブロンクス区を本拠地とするヤンキースとのワールドシリーズは、お互いの本拠地球場をニューヨーク市地下鉄英語: New York City Subway)で行き来できることから "サブウェイ・シリーズ"(英語: Subway Series)と呼ばれる。当時は、背広を羽織りネクタイを締めて球場に来るようなファンが多く選手もスター揃いのヤンキースと、ブルーカラーに支持され選手とファンの距離も近かったドジャースと、両球団のチームカラーも対比がはっきりとしていた[14]。ヤンキースとドジャースが対戦したワールドシリーズは、1941年・1947年1949年1952年1953年・1955年・1956年の7度ある。その結果はヤンキースの優勝が6度で、ドジャースの優勝は1955年の1度しかない[15]。ヤンキースに敗れ続けたドジャースのファンの間では「来年があるさ(英語: Wait Till Next Year)」が合言葉となった[16]1958年にドジャースがカリフォルニア州ロサンゼルスへ移転してからは、両球団のワールドシリーズでの対戦は1963年・1977年・1978年・1981年の4度で、こちらは両球団が2度ずつ優勝を分け合っている[15]。合計では、直接対決シリーズでヤンキースが8度優勝しているのに対し、ドジャースの優勝は3度にとどまる。

1997年から始まったレギュラーシーズン中のインターリーグでは、これまでに計22試合が行われ、その結果は11勝11敗の五分である[17]2024年はヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムで6月7日から3試合が組まれており、ドジャースが敵地で2勝1敗と勝ち越した。ただこの3試合でヤンキースは、打線の中軸フアン・ソトを左前腕痛のため欠いていた[18]

ロースター

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両チームの出場選手登録(ロースター)は以下の通り。

ニューヨーク・ヤンキース ロサンゼルス・ドジャース
守備位置 背番号 出身 選手 年齢 ワールドシリーズ経験 守備位置 背番号 出身 選手 年齢 ワールドシリーズ経験
出場 優勝 出場 優勝
投手 45   ゲリット・コール 34 5年ぶり2回目 なし 投手 43   アンソニー・バンダ 31 なし
65   ネスター・コーテズ 29 なし 57   ライアン・ブレイジア 37 6年ぶり2回目 1回
61   ジェイク・カズンズ 30 なし 21   ウォーカー・ビューラー 30 4年ぶり3回目 1回
81   ルイス・ヒール 26 なし 78   ベン・カスパリウス 25 なし
54   ティム・ヒル 34 なし 0   ジャック・フラハーティ 29 なし
35   クレイ・ホームズ 31 なし 48   ブルスダー・グラテロル 26 4年ぶり2回目 1回
41   トミー・ケインリー 35 なし 40   ブレント・ハニーウェル 29 なし
38   マーク・ライターJr. 33 なし 41   ダニエル・ハドソン 37 5年ぶり2回目 1回
58   ティム・メイザ 32 なし 96   ランドン・ナック 27 なし
55   カルロス・ロドン 31 なし 45   マイケル・コペック 28 なし
36   クラーク・シュミット 28 なし 49   ブレイク・トレイネン 36 4年ぶり2回目 1回
0   マーカス・ストローマン 33 なし 51   アレックス・ベシア 28 なし
30   ルーク・ウィーバー 31 なし 18   山本由伸 26 なし
捕手 39   ホセ・トレビーノ 31 なし 捕手 15   オースティン・バーンズ 34 4年ぶり4回目 1回
28   オースティン・ウェルズ 25 なし 16   ウィル・スミス 29 4年ぶり2回目 1回
内野手 95   オズワルド・カブレラ 25 なし 内野手 25   トミー・エドマン#◎ 30 なし
13   ジャズ・チザムJr. 26 なし 5   フレディ・フリーマン 35 3年ぶり2回目 1回
48   アンソニー・リゾ 35 8年ぶり2回目 1回 8   エンリケ・ヘルナンデス 33 4年ぶり4回目 1回
25   グレイバー・トーレス 27 なし 9   ギャビン・ラックス 26 なし
11   アンソニー・ボルピー 23 なし 13   マックス・マンシー 34 4年ぶり3回目 1回
外野手 89   ジェイソン・ドミンゲス 21 なし 11   ミゲル・ロハス 35 なし
12   トレント・グリシャム 27 なし 外野手 50   ムーキー・ベッツ 32 4年ぶり3回目 2回
99   アーロン・ジャッジ 32 なし 37   テオスカー・ヘルナンデス 32 なし
22   フアン・ソト 26 5年ぶり2回目 1回 44   アンディ・パヘス 23 なし
27   ジャンカルロ・スタントン 34 なし 3   クリス・テイラー 34 4年ぶり4回目 1回
24   アレックス・ベルドゥーゴ 28 なし 指名打者 17   大谷翔平 30 なし

ヤンキースはリーグ優勝決定戦のロースターから、内野手のジョン・バーティに代えて投手のネスター・コーテズを登録した。コーテズはレギュラーシーズンで先発ローテーションの一角を占め、31試合174.1イニングで9勝10敗・防御率3.77を記録したが、左痛のため9月18日を最後に欠場が続いていた。状態が悪化すればトミー・ジョン手術を要する可能性もあったが、今シリーズ開幕3日前の10月22日には実戦形式の練習で28球を投じられるまでに回復し、復帰が決まった[19]。ドジャースには大谷翔平フレディ・フリーマンマックス・マンシーといった左の強打者がおり、左投手のコーテズには救援登板で彼らを抑える役割が期待される[20]。バーティはユーティリティープレイヤーとして、今ポストシーズンではアンソニー・リゾ不在時にプロ14年目で未経験の一塁守備に就くなど、チームの穴を埋めていた[21]。ただリーグ優勝決定戦・第4戦の9回表に勝ち越しの生還を狙い、本塁へヘッドスライディングをした際に負傷している[22]。また彼は右打者であるため、先発起用は主に相手先発投手が左投手のときだったが、ドジャースには先発左腕がいない[19]

ドジャースはリーグ優勝決定戦のロースターから3枠を入れ替えた。外れたのは救援投手のエバン・フィリップスエドガルド・エンリケス、外野手のケビン・キアマイアーで、加わったのは救援投手のブルスダー・グラテロルアレックス・ベシア、内野手のミゲル・ロハスである。ロースター入りした3選手はいずれも故障からの復帰で、グラテロルは右炎症によりレギュラーシーズン終盤の9月24日を最後に、ベシアとロハスはそれぞれ脇腹太股を痛めて地区シリーズの途中で、戦列を離れていた[22]。救援左腕がアンソニー・バンダだけという状態はベシアの復帰により解消され、しかも彼がレギュラーシーズンでは左打者を被打率.144・被OPS.549と封じていたことから、ヤンキースの左打者であるリゾやアレックス・ベルドゥーゴの起用法に影響を及ぼす可能性もある[23]。今ポストシーズン、フィリップスは6.2イニング無失点と好投していたものの、リーグ優勝決定戦・第6戦で右肩の倦怠感により予定していたイニングまたぎができず、その後も倦怠感が抜けなかった[24]。エンリケスは5.0イニングで防御率7.20、キアマイアーは2打数無安打だった。

ヤンキースの外野手ジャンカルロ・スタントン(左。写真は2018年7月11日撮影)と、ドジャースの内野手フレディ・フリーマン(写真は2024年4月23日撮影)

この年のレギュラーシーズン、アメリカンリーグではヤンキースの外野手アーロン・ジャッジが58本塁打で、ナショナルリーグではドジャースの指名打者・大谷が54本塁打で、それぞれ最多本塁打のタイトルを獲得した。リーグ本塁打王を擁するチームどうしがシリーズで対戦するのは1956年以来68年ぶり6度目、本塁打50本超の選手を擁するチームどうしがシリーズで対戦するのは史上初めて[注 4][25]。「敵味方に分かれて」だけでなく「同僚として」も含めても、本塁打50本超の選手が複数出場するシリーズは1961年以来63年ぶり2度目である[注 5][26]。また今シリーズのロースターでは、ジャッジと大谷に加えてヤンキースの外野手ジャンカルロ・スタントン、ドジャースの外野手ムーキー・ベッツと内野手フリーマンがレギュラーシーズンMVPの受賞経験を持つ。MVP経験者が両チームで合わせて5人いるのはシリーズ史上最多である[注 6][25]

開幕前の予想

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複数のメディアが今シリーズに際し、所属記者やアナリストにどちらがシリーズを制するか予想させる企画を実施したが、その結果は分かれている。MLB.comでは50人中ヤンキース勝利予想が23人、ドジャース勝利予想が27人で後者のほうが多かった[27]。『スポーツ・イラストレイテッド』では5人中3人が[28]、『USAトゥデイ』では5人中4人が[29]、それぞれドジャースを支持した。その一方で、The Athleticでは記者数不明ながら全記者中の63%が[30]NBCスポーツ傘下のロトワールドでは9人中5人が[31]、『ニューヨーク・ポスト』では7人中4人が[32]、それぞれヤンキースを支持した。ESPNでは14人の予想が7人ずつ[33]CBSスポーツでは6人の予想が3人ずつ[34]、『ガーディアン』米国版では4人の予想がふたりずつ[35]、ヤンキースとドジャースで半々に分かれた。

試合結果

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2024年のワールドシリーズは10月25日に開幕し、途中に移動日を挟んで6日間で5試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月25日(金) 第1戦 ニューヨーク・ヤンキース 3-6x ロサンゼルス・ドジャース ドジャー・スタジアム
10月26日(土) 第2戦 ニューヨーク・ヤンキース 2-4 ロサンゼルス・ドジャース
10月27日(日) 移動日
10月28日(月) 第3戦 ロサンゼルス・ドジャース 4-2 ニューヨーク・ヤンキース ヤンキー・スタジアム
10月29日(火) 第4戦 ロサンゼルス・ドジャース 4-11 ニューヨーク・ヤンキース
10月30日(水) 第5戦 ロサンゼルス・ドジャース 7-6 ニューヨーク・ヤンキース
優勝:ロサンゼルス・ドジャース(4勝1敗 / 4年ぶり8度目)

第1戦 10月25日

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R H E
ニューヨーク・ヤンキース 0 0 0 0 0 2 0 0 0 1 3 10 1
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 0 0 1 0 0 1 0 4x 6 7 1
  1. 勝利ブレイク・トレイネン(1勝)  
  2. 敗戦ジェイク・カズンズ(1敗)  
  3. 本塁打
    NYY:ジャンカルロ・スタントン1号2ラン
    LAD:フレディ・フリーマン1号満塁
  4. 審判
    [球審]カルロス・トーレス
    [塁審]一塁: マーク・カールソン、二塁: ダグ・エディングス、三塁: マーク・リッパージャー
    [外審]左翼: チャド・フェアチャイルド、右翼: トッド・ティチェナー
  5. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時11分 試合時間: 3時間27分 観客: 5万2394人 気温: 76°F(24.4°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ニューヨーク・ヤンキース ロサンゼルス・ドジャース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 G・トーレス 1 DH 大谷翔平
2 J・ソト 2 M・ベッツ
3 A・ジャッジ 3 F・フリーマン
4 DH G・スタントン 4 T・ヘルナンデス
5 J・チザムJr. 5 M・マンシー
6 A・リゾ 6 E・ヘルナンデス
7 A・ボルピー 7 W・スミス
8 A・ウェルズ 8 G・ラックス
9 A・ベルドゥーゴ 9 T・エドマン
先発投手 投球 先発投手 投球
G・コール J・フラハーティ

第2戦 10月26日

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ニューヨーク・ヤンキース 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 4 0
ロサンゼルス・ドジャース 0 1 3 0 0 0 0 0 X 4 8 0
  1. 勝利山本由伸(1勝)  
  2. セーブアレックス・ベシア(1S)  
  3. 敗戦カルロス・ロドン(1敗)  
  4. 本塁打
    NYY:フアン・ソト1号ソロ
    LAD:トミー・エドマン1号ソロ、テオスカー・ヘルナンデス1号2ラン、フレディ・フリーマン2号ソロ
  5. 審判
    [球審]アンディ・フレッチャー
    [塁審]一塁: ダグ・エディングス、二塁: マーク・リッパージャー、三塁: チャド・フェアチャイルド
    [外審]左翼: トッド・ティチェナー、右翼: カルロス・トーレス
  6. 試合開始時刻: 太平洋夏時間UTC-7)午後5時15分 試合時間: 2時間53分 観客: 5万2725人 気温: 77°F(25°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ニューヨーク・ヤンキース ロサンゼルス・ドジャース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 G・トーレス 1 DH 大谷翔平
2 J・ソト 2 M・ベッツ
3 A・ジャッジ 3 T・ヘルナンデス
4 DH G・スタントン 4 F・フリーマン
5 J・チザムJr. 5 T・エドマン
6 A・リゾ 6 E・ヘルナンデス
7 A・ボルピー 7 M・マンシー
8 A・ウェルズ 8 W・スミス
9 A・ベルドゥーゴ 9 M・ロハス
先発投手 投球 先発投手 投球
C・ロドン 山本由伸

第3戦 10月28日

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 2 0 1 0 0 1 0 0 0 4 5 0
ニューヨーク・ヤンキース 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 5 1
  1. 勝利ウォーカー・ビューラー(1勝)  
  2. 敗戦クラーク・シュミット(1敗)  
  3. 本塁打
    LAD:フレディ・フリーマン3号2ラン
    NYY:アレックス・ベルドゥーゴ1号2ラン
  4. 審判
    [球審]マーク・カールソン
    [塁審]一塁: マーク・リッパージャー、二塁: チャド・フェアチャイルド、三塁: トッド・ティチェナー
    [外審]左翼: カルロス・トーレス、右翼: アンディ・フレッチャー
  5. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時17分 試合時間: 3時間25分 観客: 4万9368人 気温: 52°F(11.1°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャース ニューヨーク・ヤンキース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 DH 大谷翔平 1 G・トーレス
2 M・ベッツ 2 J・ソト
3 F・フリーマン 3 A・ジャッジ
4 T・ヘルナンデス 4 DH G・スタントン
5 M・マンシー 5 J・チザムJr.
6 W・スミス 6 A・ボルピー
7 G・ラックス 7 A・リゾ
8 E・ヘルナンデス 8 J・トレビーノ
9 T・エドマン 9 A・ベルドゥーゴ
先発投手 投球 先発投手 投球
W・ビューラー C・シュミット

第4戦 10月29日

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 2 0 0 0 2 0 0 0 0 4 6 1
ニューヨーク・ヤンキース 0 1 4 0 0 1 0 5 X 11 9 0
  1. 勝利クレイ・ホームズ(1勝)  
  2. 敗戦ダニエル・ハドソン(1敗)  
  3. 本塁打
    LAD:フレディ・フリーマン4号2ラン、ウィル・スミス1号ソロ
    NYY:アンソニー・ボルピー1号満塁オースティン・ウェルズ1号ソロ、グレイバー・トーレス1号3ラン
  4. 審判
    [球審]ダグ・エディングス
    [塁審]一塁: チャド・フェアチャイルド、二塁: トッド・ティチェナー、三塁: カルロス・トーレス
    [外審]左翼: アンディ・フレッチャー、右翼: マーク・カールソン
  5. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時8分 試合時間: 3時間16分 観客: 4万9354人 気温: 61°F(16.1°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャース ニューヨーク・ヤンキース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 DH 大谷翔平 1 G・トーレス
2 M・ベッツ 2 J・ソト
3 F・フリーマン 3 A・ジャッジ
4 T・ヘルナンデス 4 J・チザムJr.
5 M・マンシー 5 DH G・スタントン
6 E・ヘルナンデス 6 A・リゾ
7 G・ラックス 7 A・ボルピー
8 W・スミス 8 A・ウェルズ
9 T・エドマン 9 A・ベルドゥーゴ
先発投手 投球 先発投手 投球
B・カスパリウス L・ヒール

第5戦 10月30日

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ロサンゼルス・ドジャース 0 0 0 0 5 0 0 2 0 7 7 0
ニューヨーク・ヤンキース 3 1 1 0 0 1 0 0 0 6 8 3
  1. 勝利ブレイク・トレイネン(2勝)  
  2. セーブウォーカー・ビューラー(1勝1S)  
  3. 敗戦トミー・ケインリー(1敗)  
  4. 本塁打
    NYY:アーロン・ジャッジ1号2ラン、ジャズ・チザム・ジュニア1号ソロ、ジャンカルロ・スタントン2号ソロ
  5. 審判
    [球審]マーク・リッパージャー
    [塁審]一塁: トッド・ティチェナー、二塁: カルロス・トーレス、三塁: アンディ・フレッチャー
    [外審]左翼: マーク・カールソン、右翼: ダグ・エディングス
  6. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時9分 試合時間: 3時間42分 観客: 4万9263人 気温: 67°F(19.4°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / FanGraphs
両チームの先発ラインナップ
ロサンゼルス・ドジャース ニューヨーク・ヤンキース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 DH 大谷翔平 1 G・トーレス
2 M・ベッツ 2 J・ソト
3 F・フリーマン 3 A・ジャッジ
4 T・ヘルナンデス 4 J・チザムJr.
5 M・マンシー 5 DH G・スタントン
6 E・ヘルナンデス 6 A・リゾ
7 T・エドマン 7 A・ボルピー
8 W・スミス 8 A・ウェルズ
9 G・ラックス 9 A・ベルドゥーゴ
先発投手 投球 先発投手 投球
J・フラハーティ G・コール

セレモニー

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試合前のアメリカ合衆国国歌星条旗』独唱と始球式、およびセブンス・イニング・ストレッチにおける『ゴッド・ブレス・アメリカ』独唱を行った人物は、それぞれ以下の通り。

試合 国歌独唱 始球式 『ゴッド・ブレス・アメリカ』独唱
投手役 捕手役
第1戦 ブラッド・ペイズリー[36] スティーブ・イェーガーオーレル・ハーシュハイザー
(投球はせず。ボールマウンドに置く)[37]
第2戦 パール・ピーターソン[38] アンドレ・イーシアー
マット・ケンプ[39]
オースティン・バーンズ
クレイトン・カーショウ[39]
第3戦 レスリー・オドム・Jr[40] デレク・ジーター[41] オズワルド・カブレラ[42] アーロン・トヴェイト[43]
第4戦 アシャンティ[44] ポール・オニール[45] A.J.バーネット[45] ショシャナ・ビーン[46]
第5戦 ベイビーフェイス[47] 松井秀喜[48] ホセ・トレビーノ[48] ケリー・オハラ[49]

テレビ中継

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アメリカ合衆国

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アメリカ合衆国におけるテレビ中継はFOXが放送した。実況はジョー・デービスが、解説はジョン・スモルツが、フィールドリポートはケン・ローゼンタールトム・バードゥッチが、それぞれ務めた。試合前にはケビン・バークハート進行のコーナーがあり、デレク・ジーターデビッド・オルティーズアレックス・ロドリゲスが出演して試合の見所などを語った。FOXがスポンサー企業に販売したCM放送枠の価格は、30秒あたり46万5000ドルから52万ドルと推定されている[50]

シリーズを通しての、全米および出場両チームの本拠地都市圏における視聴率等は以下の通り。

試合 日付 全米 カリフォルニア州
ロサンゼルス
ニューヨーク州など
ニューヨーク
視聴率 占拠率 視聴者数 視聴率 占拠率 視聴率 占拠率
第1戦[51][52] 10月25日(金) 6.6% 21% 1416万人 19.1% 58% 13.2% 37%
第2戦[53][54] 10月26日(土) 6.2% 20% 1371万人 17.3% 55% 10.3% 32%
第3戦[55][56] 10月28日(月) 6.6% 19% 1321万人 20.0% 52% 11.6% 29%
第4戦[57][58] 10月29日(火) 8.2% 24% 1628万人 19.7% 54% 12.8% 33%
今シリーズ 前年との比較 同時間帯最高視聴率番組との比較
試合 放送時間 視聴率 視聴率 変動 番組 放送局 放送時間 視聴率
第1戦[51] 午後08時05分〜11時00分 6.6% 4.6% 2.0ポイント上昇 ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜 CBS 午後10時00分〜11時00分 2.8%
第2戦[53] 午後08時06分〜11時00分 6.2% 4.0% 2.2ポイント上昇 Saturday Night Football[注 7] ABC 午後08時00分〜11時00分 2.7%
第3戦[55] 午後08時10分〜11時00分 6.6% 4.2% 2.4ポイント上昇 マンデーナイトフットボール ABC 午後08時12分〜11時00分 4.0%
第4戦[57] 午後08時03分〜11時00分 8.2% 4.5% 3.7ポイント上昇 FBI: 特別捜査班 CBS 午後08時00分〜09時00分 3.4%

日本

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日本での生中継の放送は、地上波放送ではフジテレビ系列が、衛星放送では日本放送協会(NHK)のチャンネル "NHK BS" が、それぞれ行う。同国におけるMLBの地上波中継は、オールスターゲームおよびワールドシリーズが一対となっていて、NHKと民間放送は1年ごと交互にどちらかの放映権しか得ることができず、さらに民放側はその放映権を各局持ち回りにしている。この年はNHKが既に7月の第94回オールスターゲームを地上波中継していたため、ワールドシリーズの放映権は民放側に与えられ、持ち回りでフジテレビジョンが獲得した[59]

脚注

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注釈

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  1. ^ フレディ・フリーマンの12打点は、1960年ボビー・リチャードソンと並ぶ。ただし1960年シリーズは第7戦までもつれたのに対し、今シリーズはそれより2試合少なく決着した。リチャードソンが所属するヤンキースはピッツバーグ・パイレーツに敗れたにもかかわらず、リチャードソンはシリーズMVPを受賞した。
  2. ^ ポストシーズンで2番目に多く実現した顔合わせは、ヤンキース対クリーブランド・ガーディアンズおよびヤンキース対サンフランシスコ・ジャイアンツの7度である。ヤンキース対ガーディアンズは、今シリーズ直前のアメリカンリーグ優勝決定戦で7度目に達した。ヤンキース対ジャイアンツは、1962年のワールドシリーズ以来60年以上ポストシーズンでの対戦がない。
  3. ^ 過去の4例は、1916年2018年で102年のボストン・レッドソックス対ドジャース、1913年1989年で76年のオークランド・アスレチックス対ジャイアンツ、1950年2009年で59年のヤンキース対フィラデルフィア・フィリーズ1948年1995年で47年のアトランタ・ブレーブス対クリーブランド・インディアンス(のちのガーディアンズ)。
  4. ^ 1956年シリーズは、奇しくも今シリーズと同じヤンキース対ドジャースの顔合わせだった。ヤンキースには52本塁打ミッキー・マントルが、ドジャースには43本塁打のデューク・スナイダーが、それぞれ在籍していた。本塁打王を擁するチームどうしが対戦したそれ以前の4度は順に、1921年のニューヨーク・ジャイアンツ(のちのサンフランシスコ・ジャイアンツ)<ジョージ・ケリー>対ヤンキース<ベーブ・ルース>、1928年のヤンキース<ルース>対セントルイス・カージナルス<ジム・ボトムリー>、1936年のヤンキース<ルー・ゲーリッグ>対ジャイアンツ<メル・オット>、1937年のヤンキース<ジョー・ディマジオ>対ジャイアンツ<オット>。
  5. ^ 1961年シリーズではヤンキースとシンシナティ・レッズが対戦した。レッズではフランク・ロビンソンの37本塁打が最多だったが、ヤンキースには61本塁打のロジャー・マリスと54本塁打のマントルがいた。
  6. ^ 過去119回のシリーズのうち、レギュラーシーズンMVP受賞経験者が4人いたシリーズは9回ある。直近は1971年で、パイレーツにはロベルト・クレメンテが、ボルチモア・オリオールズにはF・ロビンソンとブルックス・ロビンソンブーグ・パウエルがいた。
  7. ^ カレッジフットボール中継番組。この日はLSUタイガースルイジアナ州立大学)対テキサスA&MアギーズテキサスA&M大学)戦を放送した。AP通信記者投票ランキングでは、全米大学体育協会(NCAA)ディビジョンIフットボール・ボウル・サブディビジョン全134校中LSUが8位、テキサスA&Mが14位だった。

出典

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  2. ^ Ronald Blum, "Aaron Boone says Yankees clubhouse togetherness at a high going into World Series," Associated Press News, October 22, 2024. 2024年10月31日閲覧。
  3. ^ a b Mike Fitzpatrick, "World Series: Freddie Freeman wins MVP award after tying record with 12 RBIs for Dodgers," Associated Press News, October 31, 2024. 2024年10月31日閲覧。
  4. ^ 宇根夏樹0勝3敗からワールドシリーズ優勝は皆無。スウィープを免れたチームも少なく…。ヤンキースは0勝3敗」 『Yahoo!ニュース』、2024年10月29日。2024年10月31日閲覧。
  5. ^ Amy Tennery, "Dodgers beat Yankees in wild World Series finale," Reuters, October 31, 2024. 2024年10月31日閲覧。
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  7. ^ Ronald Blum, "Yankees-Dodgers is MLB's marketing Dream Series," Associated Press News, October 26, 2024. 2024年10月27日閲覧。
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  9. ^ Sarah Langs, "The 14 most common postseason matchups," MLB.com, October 21, 2024. 2024年10月23日閲覧。
  10. ^ Alden Gonzalez, ESPN Staff Writer, "Dodgers finish off Mets in NLCS Game 6 to reach World Series," ESPN, October 20, 2024. 2024年10月23日閲覧。
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外部リンク

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