大沢 信吾(おおさわ しんご)は、主に特撮テレビドラマ作品を手がける撮影技師

経歴

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円谷プロにて2年ほど助手を経たのちフリーとなり、1980年に東映東京撮影所に入所。『Gメン'75』に1年ほど関わったあと、東映不思議コメディーシリーズの『ロボット8ちゃん』より撮影助手として東映特撮の現場に初参加。

1986年、『勝手に!カミタマン』第48、49話にて撮影技師デビュー。同シリーズでは『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』『うたう!大龍宮城』『有言実行三姉妹シュシュトリアン』でメインの撮影技師を務め、通算で108話の撮影を担当。

不思議コメディーシリーズ終了後は、一般作品に携わる傍らメタルヒーローシリーズスーパー戦隊シリーズに撮影助手(計測)として参加。1998年『星獣戦隊ギンガマン』第39、40話にて戦隊では初の撮影監督を務める。以降の作品では別班の撮影監督を担当し2003年、パイロット作品を手がけた『爆竜戦隊アバレンジャー』以降、2023年放送の『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の最終話に至るまで全ての作品でサブキャメラマンとして作品に携わる。テレビシリーズでは『特捜戦隊デカレンジャー』から『宇宙戦隊キュウレンジャー』、『機界戦隊ゼンカイジャー』『ドンブラザーズ』の計16シリーズで最も多くの話数で撮影監督を手掛け、スーパー戦隊シリーズでは最多登板のいのくままさおに次ぐ560話以上の撮影監督を担当。『王様戦隊キングオージャー』には不参加だったが『爆上戦隊ブンブンジャー』よりシリーズに復帰している。

2011年、『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にて初めて劇場映画の撮影監督を担当。近年も2020年に『劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』で劇場映画の撮影監督を担当した。

主な作品

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テレビ

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撮影

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計測

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ビデオ

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映画

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ネットムービー

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その他

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  • 機界戦隊ゼンカイジャー Blu-rayCOLLECTION映像特典「ゼンカイ豆劇場」(2021年)

関連項目

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  • 佐伯孚治 ※大沢の撮影監督デビュー作品は佐伯作品だった。
  • 辻野正人 ※辻野がデビューした作品は大沢が撮影監督を担当している。