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ちるらん 新撰組鎮魂歌』(ちるらん しんせんぐみレクイエム)は、原作:梅村真也、作画:橋本エイジによる日本漫画作品。『月刊コミックゼノン』(ノース・スターズ・ピクチャーズ)にて連載中。

ちるらん 新撰組鎮魂歌
ジャンル 時代劇
漫画
原作・原案など 梅村真也
作画 橋本エイジ
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌 月刊コミックゼノン
レーベル ゼノンコミックス
発表号 2012年10月号(創刊号) -
巻数 既刊24巻(2019年5月現在)
漫画:ちるらん にぶんの壱
原作・原案など 梅村真也
作画 橋本エイジ
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載誌 月刊コミックゼノン
発表号 2016年7月号 -
アニメ:ちるらん にぶんの壱
原作 梅村真也・橋本エイジ
監督 室井ふみえ
キャラクターデザイン 村田睦明
音楽 平野義久
アニメーション制作 ランドック・スタジオ
製作 「ちるらんにぶんの壱」
製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2017年1月 - 3月
話数 全12話+未放映1話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

本作は、明治45年(1912年)、市川真琴と言う一人の女性記者が、生き残りである永倉新八から聞き出した伝記を描いた作品。幕末に活躍した新撰組を「不良少年グループ」に見立て、ヤンキー漫画テイストで描いている。2017年には舞台化された。

『月刊コミックゼノン』2016年7月号(2016年5月25日発売)からは橋本本人によるスピンオフコメディ『ちるらん にぶんの壱』も連載されており[1]、2017年1月より3月までそのテレビアニメが放送された。

目次

あらすじ編集

明治45年、3月。女性記者・市川真琴は、土方歳三の真実を知る為に新選組の生き残り・杉村義衛が住む北海道小樽市にやって来た。当初、義衛は真実を墓場まで持っていこうと考えていたが、彼女が歳三の孫だと気づき、新選組の真実を語り始める。

かつて、歳三は石田散薬の行商の傍ら、道場破りをしながら剣を磨いていたが、偶然立ち寄った試衛館で近藤勲との勝負に敗れる。歳三は雪辱を果たす為、試衛館の門を叩く。

登場人物編集

は特記なき場合はアニメ「にぶんの壱」およびドラマCD共通。

主人公編集

土方歳三(ひじかた としぞう)
声 - 鈴木達央
本作の主人公。壬生浪士組副長→新撰組副長。
最強の漢を目指し強さを求めており、強者との闘いを欲している。剣は我流で戦い方は常に真っ向勝負。相手が格上だと相打ち覚悟の『平青眼』を使用する。
血の気が多く喧嘩っ早い性格だが、仲間のためなら命をも張れる真っ直ぐな性格の持ち主。佐々木との一件以降、『試衛館の狂犬』と言うことで名が通っている。
1859年、石田散薬の行商の傍ら道場破りのため立ち寄った試衛館で近藤との勝負に敗れ、正式な門人となる。
市川真琴(いちかわ まこと)
東京毎日新聞の記者。土方歳三の孫。新撰組副長 土方歳三の真実を知るため、杉村を訪ねる。
杉村義衛(すぎむら よしえ)
晩年の永倉新八。取材当時の年齢72歳。
新撰組の取材に来た市川真琴に、新撰組や土方歳三についての真実を話す。
年老いてなお、指抜きの腕前や休み無しで8キロ以上も歩く体力がある。

新撰組編集

試衛館一派編集

近藤勇(こんどう いさみ)
声 - 高木渉
試衛館の道場主。壬生浪士組局長→壬生浪士組平隊士→新撰組局長。試衛館の面々から、「近藤さん」や「オヤジ」と呼ばれ慕われている。
剣は一般的な日本刀を使用する。仕合等では丸太の木剣を使う。「剛剣無双」と称される力の持ち主で、丸太の木剣を槍の突きより速く振るうことが出来る。料理の腕はあまり良くない様子で、原田、高杉以外からは大不評である。
仲間の命のためなら、局長の座を降りて土下座をしたり、素手で剣を握って止めたりする心優しい人物。それと共に最強を目指す武士としての心意気を持つ。
河上彦斎による新撰組隊士の襲撃時には、自身が山南敬助の才を絶対的に信頼していた事で、山南敬助が相手の良いように振り回される事など無いと断言し、全てを仕組んだのは山南敬助であると確信してしまう。前もって山南と共に行った土方の捜索を、永倉新八と原田左之助の2人に頼んでおり、2人に処分を土方に任せると伝言を頼んでいた。
王政復古の大号令後の1867年12月18日に御陵衛士の残党に襲われ負傷してしまい、命に別状は無かったが戦には出れる状態ではなくなり、土方に新撰組を託し鳥羽伏見の戦いの前に病身の沖田と共に大阪に下って療養に専念する事になった。尚その時に自身が使う予定だった、対薩長軍刀贋作"虎徹"は佐川官兵衛に自身の伝言と共に託した。
沖田総司(おきた そうじ)
声 - 代永翼
試衛館最強の男。壬生浪士組副長助勤→新撰組副長助勤→新撰組一番隊組長。
剣の天才で、得意技は三回の突きが一回で突いたように見える「神速の三段突き」と称される突き。試衛館時代は土方に一度も負けたことが無く、天才剣士と呼ばれており、浪士組結成時には近藤から江戸に戻って天然理心流の五代目を継いで欲しいと頼まれるも、みんなと一緒にいたいと言う理由で拒否した。
鬼子(おにご)と呼ばれる極限状態になることが出来る。これは心臓が通常の3倍の血液を送り出し、全身の筋肉細胞を覚醒することで、超人的な瞬発力を行使可能となる。この状態になると紅に燃える瞳になる。芹沢鴨との2度目の闘いまでは、理性を完全に失い殺戮本能のままに動く殺人鬼な人格だった。芹沢と近藤の勝負がキッカケで鬼子を取り込み、理性を保ったまま発動することが出来るようになる。しかし心臓に多大な負担をかけてしまうデメリットがある。
池田屋事変では鬼子を完璧に発動させて敵を圧倒してたが、心臓の負担によって戦線離脱してしまい、その後桂の一瞬の剣圧に反応し再び鬼子を発動させてしまう。最後は喀血後昏倒しているところを近藤によって発見される。池田屋事変後松本良順の診察によって労咳であると診断された。
山南の死後に新撰組の為に、冷徹になろうとしていた土方にらしくないと言い、自身の身体の状態を知りながらも、木刀にて殺気を込め鬼子を発動させる程の本気で土方と立ち会い、土方をかつての狂犬と呼ばれてた頃に戻した。その後に吐血をしてしまうが、土方に「もともと同じ道を往こうとしてたのでは無く、たまたま往く道が一緒だっただけ」と土方に本来の土方に戻るように言い、再戦の約束をした。
油小路の変では、当初は病で伏せる程の状態であったが、逃げようとした伊藤甲子太郎と相対し、銃の射程まで近づかれた伊藤甲子太郎の喉を瞬時に刺し殺し、その場にいた藤堂平助に逃げて自分の分まで生きる様言う。
鳥羽伏見の戦いの頃には、鬼子になろうとするだけで吐血する程まで病が侵攻しており、局長代理になった土方の命令によって大阪へと下るよう言われるも、反発した。反発の理由は試衛館時代から自分が一番強く、自分がいないと戦に負けてしまい、大好きなみんなが死んでしまいこれ以上家族を失うのが嫌だからと言う事であった。だが御陵衛士の残党によって負傷していた、近藤のここから先は側にいて欲しいと言う頼みによって、近藤と共に新撰組を離脱し大阪へと下った。
永倉新八(ながくら しんぱち)
声 - 梅原裕一郎
試衛館一の常識人。壬生浪士組副長助勤→新撰組副長助勤→新撰組二番隊組長。神道無念流免許皆伝者。
相手と真剣勝負や出陣をするときは、両腕に鉄甲着用したり鎖を巻いたりしている。他の試衛館の面々と比べると、剣の才能が無いことを自覚している。そのため、その差を埋め勝つために色々と努力をしている。
握力が異常に強く、剣を握っている相手の指の骨を折る「指抜き」や一撃で相手を打ちのめす殴打力の強さに繋がる。さらに、斬られ慣れているため相手の刀を見切り、刀を掴んだり真剣白羽取りするのも得意。
斉藤一(さいとう はじめ)
声 - 木村良平
試衛館一のサディスト。壬生浪士組副長助勤→新撰組副長助勤→新撰組三番隊組長。
峰の部分に凹凸のあるソードブレイカー状の刀を使用する。斬り合いしながらでも、相手の様子や動きを見る冷静さと、ちょっとずつ相手を痛めつけて追いつめていく狂気を持つ。新見はこの性格を「冷静な狂気」「冷たく壊れている」と評している。
1862年位に、同門の田島龍之助を斬った事実から、試衛館を抜け江戸から離れる。
1863年3月ごろ、会津藩士への天誅騒動の折に、琴をつれて田中新兵衛に追い詰められた手負いの土方と京都で再会する。その後、浪士組に入隊する。
新見錦の粛清の際に阿比留の敵でもあるため、新見を殺す役割を請け、阿比留から借りていた刀で粛清した。
山南敬助(やまなみ けいすけ)
声 - 森久保祥太郎
試衛館の理論派の眼鏡男子。壬生浪士組副長→壬生浪士組平隊士→新撰組副長。
戦う時は刀と飛び道具のクナイを使用する。局中法度を作ったり、軍師として戦術を考えたりと、頭脳面でも活躍している。近藤のことはとても尊敬している。下戸であり、酒に弱い。
禁門の変後に大久保一蔵と密かに会っていた。最初は互いに素性を隠し、さぐり合いをしていたが、大久保から自身の卓越した学識と思想を高く評価され、その才を失うのが惜しいと言われ、幕府が滅びる前に新撰組を抜けて共に往かないかと誘われる。最初は新撰組を裏切る事など出来ないと断るも、大久保から障害であるら土方を殺して組織ごと付かないかと言われてしまう。その直後の土方との会話にてアンタの好きに生きればいいと言われた事で迷いを捨てる。その後直ぐに岩倉具視によって河上彦斎が刺客として送り込まれた事で、もう後戻りが出来ない状況にまで追い込まれてしまう。河上彦斎への対策として当面の作を練り、自身は土方と単身で西本願寺に行き、土方の前で新撰組を尊攘派へと鞍替えする為には土方の存在が邪魔であると言い決別を宣言する。そしてその場にいた大量の刺客達に、前もって土方用の策を渡しており、自身は西本願寺を後にする。その後は京から逃げずにかつて決起集会をした河原におり、そこに来た土方に裏切った本当の理由を言う。そして土方と本気での立ち合いをし互角に渡り合うも敗れて死亡。新撰組の未来を土方に託した。
遺書を残しており、新撰組の後事を土方に一任と、対外的には切腹したと世間に発表し新撰組の鉄の結束を訴えるようにする事を残していた。
原田左之助(はらだ さのすけ)
声 - 蒼井翔太
試衛館一の槍の使い手。壬生浪士組副長助勤→新撰組副長助勤→新撰組十番隊組長。種田流槍術免許皆伝者。
大鎌の刃を仕込んだ太いを使用する。基本は槍ではなく大鎌の方で戦う。遠心力を上手く利用して、相手の命を一瞬にして刈り取るさまから「死神」と称される。
口数は多くないが語尾など「ぞなもし」となり伊予弁である。極度の味音痴でみんなが不味いと言う近藤のメシを美味いと言う。
井上源三郎(いのうえ げんざぶろう)
声 - 綱島郷太郎
試衛館一派の最年長。壬生浪士組副長助勤→新撰組副長助勤→新撰組六番隊組長。
温厚でおっとりした性格で非常に寡黙。現在、一言も言葉を発していない。ただし、『ちるらん にぶんの壱』では、酒を飲むと泣上戸と笑い上戸(原作では含み笑いに対し、アニメでは大声で爆笑している。)になったり、ドラマCDや仮装の際は少しだけ言葉を発している。チャクラム状の刀を使用する。淀・富ノ森の戦い前に土方と最後の酒の酌み交わしをして、感謝の気持ちを述べた後、淀・富ノ森の戦いの最中、淀藩の謀反によって会津軍と新撰組が全滅必死と言う状況の中、敵の追い討ちを防ぐ為に、単身殿として薩長軍を相手にすると言った土方を気絶させ、自ら新撰組六番隊隊士と共に殿をし、圧倒的な戦力差にも怯まずに殿を勤め、最期は単身で薩摩軍洋式歩兵に斬り込んで行き戦死した。
藤堂平助(とうどう へいすけ)
声 - 古川慎
試衛館の最年少。壬生浪士組副長助勤→新撰組副長助勤→新撰組八番隊組長。北辰一刀流玄武館始まって以来の麒麟児と呼ばれ、15歳で免許皆伝した剣才の持ち主。
島田魁とコンビを組むことが多く、いつも強気で突っかかる。
芹沢鴨の暗殺の際に出会った中村半次郎の剣圧に気圧され心が折れてしまい、以来示現流相手だと恐怖心で闘えなくなり、池田屋でもそれが原因で額に深手を負う。伊東がその恐怖心に付け入り、阿片中毒になってしまう。油小路の変時は、伊東が沖田に斬られるのを間近で見て怯えるが、弟が欲しかったという沖田に逃がしてくれた。だが、状況を知った御陵衛士達に殴られ、沖田を始末しようとする御陵衛士達を阿片によりかつての戦闘能力を失いながらも、全力で止めて、全滅させたがその時に自分も斬られて戦死した。その時の顔はとても明るそうな顔だったという。
阿比留鋭三郎(あびる えいさぶろう)
声 - 益山武明
試衛館の良心。斉藤一とは同い年で特に仲良し。カッターの刃のような柄ですぐに切り離しが可能な刀を使用する。
試衛館のみんなと共に京に上洛し会津藩預かりになってすぐに、長州の久坂玄瑞から情報を流せば兄を殺した「阿修羅の男」の居場所を教えると取引を持ちかけられる。阿比留はその取引に応じ、裏切り者となる。
久坂の手引きで仇の「阿修羅の男」に出会うが、そこで仇が新見錦で自身は利用されたと気付き、激昂し斬りつける。だが新見の、兄の刀だと言う言葉に動揺し、胸に毒付きの刀を一刺し喰らい、今際の際に兄と話して絶命する。
彼の死は斬られた事実は伏せられ、病死とされる。
島田魁(しまだ かい)
声 - 落合福嗣
壬生浪士組諸士調役兼監察→新撰組諸士調役兼監察。片腕で岩のダンベルを持ち上げる筋骨隆々のドレッドヘアの男。棍棒を使用する。
壬生浪士組結成時に入隊したが、試衛館一派の9人と新見錦の粛清や芹沢鴨暗殺を共に行動するなど、戦力や仲間として人数に数えられる程信頼されている。
藤堂とコンビを組むことが多い。

芹沢派編集

芹沢鴨(せりざわ かも)
声 - 小西克幸
壬生浪士組筆頭局長→新撰組筆頭局長。
サングラスをかけたりする非常にファンキーな人物。好きな言葉は「暴力」で、何の躊躇もなく人を斬る。水戸藩芹沢村出身。
天に愛されてると言われる程、圧倒的な武力の持ち主。また8歳で「四書五経」を読破、10歳で独学で語を理解すると言う学の持ち主でもある。しかし、全てを与えられた故に「必死の努力の末に壁を破り成長する」と言う凡人故に得る無上の快感を得ることが出来ず、ある種の「退屈(絶望)」と向き合うことになる。
暗殺前夜に、土方と会い、自身の信念等を話す。1863年9月18日、1番にやってきた沖田と勝負するが鬼子に頼る沖田の闘いに失望し、途中で現れた近藤と勝負する。近藤との勝負は愉しみを迎えつつ、近藤にとどめを刺そうとするも、鬼子を取り込んだ沖田に止められる。再び沖田との真剣勝負を行い、沖田の神速の三段突きを受け、致命傷を味わう。最期に土方に「散るべき場所がある」とメッセージを贈り、命を散らした。
新見錦(にいみ にしき)
壬生浪士組副長→新撰組副長。
左頬に口から伸びる2条の縫い傷がある。毒が付着した刀を使用する。元は貧農の子で、旧名は粂太郎。
非常なる野心家で、近藤一派はもちろん芹沢鴨すら出し抜いて利用しようとする強かさを持つ。また、勝利と生への凄まじい執着心を持ち、目的のためなら卑怯な手段も選ぶ。そのことから、どんな逆境も失わない冷静な判断力と狡猾な策を練り出していく。
子供のころ、村が夜盗に襲われ、この時に夜盗に斬られ前述の口の縫い傷ができる。この事件は新見の性格形成に大きな影響を与えている。その後、村を襲った夜盗の頭領を殺し自身が頭領となる。そして、その数年後に水戸に渡り芹沢と出会う。この時に名を新見錦に改める。
1863年、長州の久坂と通じて、権力を握ろうとする。長州が京から追放されたのをきっかけに近藤派を亡きものとするため襲撃するが、これを察知していた山南に逆に利用されハメられる。
戦局が悪くなると察知すると、一目散に逃げるが追ってきた斉藤と相対する。斉藤にも阿比留のように毒付きの刀を刺そうとするが、阿比留の死より斉藤に見切られ、なす術なく敗走する。それでも追い付く斉藤にありとあらゆる方法で命乞いをするが、最期は阿比留の刀を持っていた斉藤に、脳天を貫かれ粛清される。なお新見の死は、勝手に金策をした科による切腹とされた。
平山五郎(ひらやま ごろう)
壬生浪士組副長助勤→新撰組副長助勤。七鬼衆の一人。神道無念流免許皆伝者。
本作では姫路藩の出身とされており、左目が縫われて閉じられている。この左眼は通常の視力は失っているが、生体電流・神経電流を感知することが可能で(平山はこれを「雷気」と名付ける)、対戦相手の行動を完全に未来予知が行える。
1863年9月18日に土方・沖田と対峙するが、沖田が芹沢の下に先行したため、土方と死闘を繰り広げる。「雷気」で土方の剣をことごとく看破し、追い詰めていく。だが、土方の雷気に反応しない無念無想の境地に到達した攻撃「虚狼(うつろ)」を受け、土方と地獄での約束を交わし息絶えた。
水戸天狗党七鬼衆
新見の死後、芹沢が水戸から呼び寄せた配下。7人で500人の夜盗を全滅させたと言う噂がたつほどの手練れの集まり。
芹沢暗殺の夜に、近藤勇を逆暗殺すべく出向くが、芹沢暗殺に携わる各人に撃破される。
榊一児(さかき いちじ)、榊二児(さかき にじ)
藤堂平助と島田魁の2人と相対し、藤堂にとどめを刺そうとするところまで行くが、乱入してきた中村半次郎によって斬られる。
なお、この時の中村半次郎の姿は、藤堂の精神に深い恐怖を植えこむことになる。
不動院全空(ふどういん ぜんくう)
原田左之助の槍の師。使用する槍は錫杖型の十文字槍。
原田左之助に「天上天下左之我独尊(原田左之助こそが我の全て)」と狂おしい程の情念・純哀を抱いている。原田佐之助と相対するが、左之助に対する煩悩が槍の動きを遅らせ、左之助の槍をまともにくらう。最期に自身の左之助に対する想いに喜び、川底に落ちていった。
粟田幻斎(あわた げんさい)
少年のような容姿だが、秘薬を用いて体格を増大し筋骨隆々になり永倉新八を追い詰めてるが、永倉の秘拳「点穿撃(うがち)」をくらい、内臓を破壊され敗死する。
下村眉山(しもむら びざん)
雨滴三斬(うてきみざん)」と称する神速の三連居合いを得意とする居合いの達人。
斉藤一と相対し、神速の居合いで斉藤を切り刻んでいくが、鞘から出る斉藤の血のこすれる音の違いで太刀筋を見切られ、背中から胸に一突きされ敗死する。
シェル=ドワーフ
元フランス陸軍少尉。一対多数を得意とする連射弓使いで、山南敬介と井上源三郎の2人を相手に優位に戦いを進めるが、山南たちが事前に弓使い対策をしていたため、隙を突かれて敗死する。

その他の隊士編集

佐伯又三郎(さえき またさぶろう)
壬生浪士組副長助勤。新見錦が近藤勇を殺すために久坂から借り受けた刺客。隊士の一人として潜り込んでいた。得物は柄のところに輪っかがある二本の刀。剣の天才で二刀流の使い手。
「弱い奴を圧勝で殺る」ことに快感を覚える殺人衝動の持ち主。近藤を殺せないストレス発散のために、佐々木愛次郎を無惨に切り刻み殺害する。
そのことが永倉に知られ永倉と刀を交える。当初は自身の剣才が永倉を圧倒し切り刻んでいった。しかし、永倉が見切った上での白刃取りをされ、永倉の殴打により形勢逆転する。最後に命乞いをするフリして、永倉を騙し討ちしようとするが、それも読まれた永倉に首を組まれ、骨を折られ死亡する。
山崎烝(やまざき すすむ)
壬生浪士組監察→新撰組監察。
半面形のガスマスク状の物で口と鼻を覆っており、「シュコー、シュコー」という呼吸音が擬音として描かれている。狭くて暗いところが好き。
報酬が多い方が自分の主人と公言する程の拝金主義者。新見錦・近藤派・芹沢派それぞれに情報を売り渡す三重スパイを隠さず行っており「すがすがしいまでに下衆」と他の登場人物に評される。
一度見聞きしたものは細大漏らさずに記憶し、さらにその会話を本人の声で再現することが出来る能力を持つ。
伊藤鉄五郎(いとう てつごろう)
新撰組一番隊隊士。通称「人喰い鉄五郎」。
カブトムシを直接食べるなど、奇抜な行動が見受けられる。
自身の組長である沖田総司の強さを認めている。
谷万太郎(たに まんたろう)
新撰組十番隊隊士。
小柄で色黒な風貌をしている。
自身の組長である原田左之助が最強であると考えており、そのことを言及してきた武田と私闘に発展した。(争いは土方によってすぐ収められた)
武田観柳斎(たけだ かんりゅうさい)
新撰組三番隊隊士。
坊主頭に数珠の所持といったのような身なりが特徴。
自身の組長である斉藤一が最強であると考えており、そのことを言及してきた谷と私闘に発展した。(争いは土方によってすぐ収められた)
伊東甲子太郎(いとう かしたろう)
新撰組参謀。かなりお喋りで近藤に色々おべんちゃらを言うが、当の本人はかなり苦笑いしていた。女好きの弟の鈴木三樹三郎ら江戸の門人を連れて入隊したが、裏では下衆笑いをする卑怯な策略家でトーマス・グラバーを通じて薩長と通じており、グラバー経由で入手した阿片で藤堂を中毒にする。藤堂を使い捨てにして、油小路で三樹三郎ら御陵衛士達を合流して逃げようとするが、三樹三郎の女好きが災いして現れなかった挙句、その時に待ち伏せしていたら沖田に追い詰められ、懐の拳銃を忍ばせながら必死におべんちゃら使って始末しようとするも、先を読まれた沖田に首を突かれて生き絶えた。後に三樹三郎は兄の元を駆けつけず逃げ出し、残りの御陵衛士達も目が覚めた藤堂と一騎打ちして、相討ちという形で全滅する。

会津藩編集

松平容保(まつだいら かたもり)
髷がハート型の会津藩主。幕府は滅びると思いながらも会津の心意気を見せつけるために、守護職を引き受けた侠気の持ち主。

会津五流編集

会津藩が天下に誇る“武”の流派。

元浪士組が会津藩に士官を求めた際に、元浪士組の腕前を量るために試合を行う。当初、勝ち越しが条件であったが、元浪士組の出した条件は5戦全勝であった。

佐川官兵衛(さがわ かんべえ)
一刀流溝口派師範。
土方歳三と対決。わずか二合の全力の斬り合いをし敗北する。
鳥羽・伏見の戦いにて、別撰組を率いて新撰組と共に戦う。その際近藤から預かり受けた対薩長軍刀・贋作虎徹を使用し闘う。
望月安久(もちづき やすひさ)
安光流師範。
芹沢鴨と対決。芹沢に力で押し込まれ敗北する。
黒河内百次郎(くろこうち ももじろう)
真天流締方勤(師範代)。
沖田総司と対決。沖田総司の疾い足さばきと神速の三連突きの前に敗北する。
柴司(しば つかさ)
神道精武流師範。
永倉新八と対決。最初は新八を圧倒したが最後の一刀を新八に見切られ、殴打され敗北する。
高津仲三郎(たかつ ちゅうさぶろう)
宝蔵院流槍術師範。
近藤勇と対決。近藤勇の疾い丸太の一降りに圧倒され降参する。

幕末の志士たち編集

土佐藩編集

岡田以蔵(おかだ いぞう)
声 - 松岡禎丞(ドラマCD)
通称は人斬り以蔵。居合の後から動いても先制することが出来る剣速の遣い手。
当初は人殺しが嫌いでただ「最強の漢」を追い求める剣士だった。しかし武市の差し金で人斬りとなる。二重人格的な様相で普段は心優しい真っ直ぐな青年だが、斬りあいになると冷徹な人斬りとなる。
土方とは2度に渡って剣を交わしており、2度とも引き分ける。
1863年の京では人斬りとして暗躍していたが、やがて用済みとなる。逃亡生活では泥棒したりゴミを漁っていた。また人斬りの時は人をワラ人形と思い斬っていたために、自身もワラ人形になってると幻覚を見て苦しむ。
橋の上で土方に再会する。永倉立ち会いの下極限の決闘を行い引き分けたが、再び剣を振るう楽しさを思い出し笑顔を取り戻す。土方と涙流して再戦を誓いあうが、幕史に捕まり土佐藩に送還される。処刑される最期の瞬間まで牢獄の中で土方歳三のことを想い、木刀を振り続けた。
武市半平太(たけち はんぺいた)
声 - 村田太志
土佐藩京都留守居役。ドス黒い目をしており眉間にシワを寄せた人物。
久坂と通じて京都に天誅の嵐を起こした人物。以蔵の弟的存在である卯吉親子を惨殺し、吉田東洋の仕業にして以蔵を人斬りに仕立てた張本人。
政情の変化から土佐に呼び出されて投獄される。岡田以蔵に今までの悪行がバレないために自決を求めたが頑なに拒否され、悪行がバレて切腹に処される自業自得な最期となった。
坂本龍馬(さかもと りょうま)
直接的に本編には関わっていないものの、回想で度々登場。
土佐藩士の多くが岡田以蔵を人斬りの道具として考える中、彼のことを「友達」と考えるほど器の大きい人物である。人の死を嫌う性格である。
第二次長州征伐の前に高杉晋作と会い 薩長同盟について話し合う。その場での高杉の一刻も早く薩長同盟を成立させようとする態度から、らしくないと言い、直後に高杉の吐血を見た事で高杉の身体の状態を知る。
本作では薩長連合による新政府ではなく、諸藩連合(徳川家はその中心)による新政府樹立で日本内乱を抑えようと画策したことで、戦争(および阿片)による商売の邪魔になるとトーマス・グラバーと薩摩の意向によって暗殺されたことになっている。

長州藩編集

久坂玄瑞(くさか げんずい)
長州藩京都藩邸御用掛→長州藩京都留守居役。色黒な男で長州弁の丁寧表現である「〜であります」を多用する。元は町医者の出。
革命のためなら日本中を戦火に巻き込んでも良いと考える過激思想の持ち主。また用済みになったらあっさりと斬り捨てる冷酷で合理的な考えを持つ。桂からは「狂気の沙汰もここまでくれば一個の英雄」と評価されている。
8月18日の政変後、御所を焼き討ちにする計画を桂と来島に話し、その後高杉と桂と吉田と入江と料亭にて、御所焼き討ち計画の更に先にある、同時多発革命計画を話す。
禁門の変を起こし、来島又兵衛らの主力を囮に部隊を引き連れ鷹司邸へ攻め込むも、計画は事前に察知されており鷹司邸はもぬけの空となっていた。最期の策として自ら切腹をする事によって、逃げ切れずに敵に討たれる前に禁門の変の全責任者として全ての責を負い切腹する事で、長州の攘夷派首脳の桂や高杉を守る策を行い、その場にいた入江九一品川弥二郎に「久坂玄瑞が全ての責を負い切腹した」と国元に伝えるよう遺言を残す。入江から介錯はいるがと聞かれるも、無用と言い、品川弥二郎に革命はどうなるのか泣きながら聞かれるも高杉晋作さえ生きていれば革命は必ず成ると言い返し、入江九一品川弥二郎に逃げる様に言い、最期は守備についていた越前藩兵らの衆目の中、身に着けていたダイナマイト状の炸薬で爆死する。
高杉晋作(たかすぎ しんさく)
「GOD」を自称する傲岸不遜な男。一人称としても「GOD」を用いる。近藤の料理を喜んで食べる感じる数少ない人物の1人(料理の不味さが想定外であるため感動して食べている)。二丁拳銃の遣い手。
坂本龍馬曰く「高杉晋作こそ全身革命家」と称されるほど、世の中をひっくり返すためだけに生を受けたような性格の持ち主。稔麿からは「予想のナナメ上を地で行く人」と言われており、九一からは「つき合っていると命がいくつあっても足りない」と呆れられている。
徳川幕府による現体制の破壊を目的とするが、破壊の理由は「この国がどうしようもなくつまらんから」と言う様に破壊そのものが目的であり討幕後のビジョンはまったくなく他人が考えれば良いと思っており、討幕後の新政府が「おもしろくない」場合は再度破壊すると息巻く。
吉田稔麿と入江九一を引き連れて新撰組の屯所に乗り込み、日本を破壊するので駆逐される前に新撰組には下僕になることを許すが、良かれと思った救いの手を差しのべるも近藤から断られる。
その後久坂や桂と料亭にて、久坂の革命の計画を聞くと久坂の革命に助力する為、京に三千の兵を連れてくる為長州に戻る。
禁門の変後逃亡し姿を消すが1864年12月15日に遊撃隊・力士隊を率いて挙兵し、太田・絵堂の戦いで長州藩正規軍を撃破し長州藩の実権を握る。
第二次長州征伐の前の作戦会議にて大村益次郎に勝つ為の策を作る様に言い、大村益次郎から勝つにはどうしてもミニエー銃三千丁と洋式軍艦三隻が必要と言われ、手配を任せる代わりに十割勝てると言い切れるまで策を練り上げる様に言う。その場での威圧的な雰囲気から桂小五郎にいつもの余裕が無いと思われており、実は既にこの頃から肺結核に身体を侵されており、吐血の症状が出ていた。
その後坂本龍馬と会い龍馬と薩長同盟の話をする。龍馬にミニエー銃三千丁と洋式軍艦三隻が必要だと言い、薩長同盟を早く成立させるよう言い、龍馬からは何を慌ててるのと聞かれると聞かれ、龍馬に吐血する所を見られ、龍馬に自分にはもう時間が残り少ないと言い「次がこのGOD最後の聖戦」であると言う。
第二次長州征伐に置いては大村益次郎の立てたゲリラ戦を展開し、短期による決着をつける作戦の中において大村益次郎小倉口の勝利の為に周防大島を捨てると言う判断を、敗北を放置する事によって兵達の恐れを抱くの拒み、田中顕助らと共に老朽蒸気船のオテントサマ号に乗り、1866年6月15日の夜更けに幕府旗艦富士山丸他三隻に夜襲を仕掛け、幕府海軍を撤退させ、その混乱によって周防大島を奪還する。
小倉口の戦いにおいては自ら奇兵隊らを率い小倉城の奪取の為、上陸作戦を開始する。この頃にはもう病を隠すつもりも無く、周囲からの後方に下がる様に言われるも、それを拒絶し自ら陣頭に立って進軍した。
小倉城陥落後に現れた山崎烝との会話にて、「道半ばで斃れる事は悔しくねぇんですかい?」と聞かれるも「微塵の後悔もなし」と返し土方歳三に自身のジャケットを渡す様に言い、最後に土方歳三への遺言を託した。ただ山崎烝からはタダじゃいやだからと言われ、代わりに自身の拳銃を渡した。
その後は病に篤くなり職務を全て免じられ、療養中に死去。自身のもう一つの拳銃は坂本龍馬に渡しており、死んだ後の事を託していた。
桂小五郎(かつら こごろう)
長州藩政務座最高位。神道無念流練兵館塾頭を務めた剣の達人だが、無駄な闘いは避ける通称「逃げの小五郎」。
過激派が多い長州藩士の中で冷静沈着な性格の持ち主。高杉の予想外の行動には頭を痛めている。
久坂の革命の計画を当初は常軌に逸していると評する。しかし久坂の更なる計画を聞き、計画に賛同する。
池田屋の会合に参加するが、新撰組が踏み入ったことで当初は隠れていたが、吉田稔麿に見つかり状況を聞くと当初は自身も参戦するつもりであったが、吉田稔麿に止められ、自身は吉田稔麿の手引きで藩邸に逃げおおせる。
吉田稔麿(よしだ としまろ)
松下村塾四天王の一人。千死突(せんしとつ)と称される宝蔵院流槍術の達人。方天画戟を使用する。
無益な殺生は嫌いな平和主義者であり、桂からも高く評価される程の武力の持ち主であったが、自分では意味ない能力だと言い、武力の必要の無い世の中を望んでいる。
かつては栄太郎という名前であり、家族を大事にする性格であった。松下村塾に通ってた理由は「友人に無理矢理誘われて仕方なく」であった。その為自ら積極的な行動はしなかった。たが高杉晋作久坂玄瑞からはその才能を高く評価されて一緒に革命を起こそうと言われたが、毎日平和が楽だから言う理由でそれを一度は断るも、高杉の「人生を楽しむ為に全ての"楽"を否定する」と言う生き方と、久坂から松下村塾に通い続けてるのは何故と聞かれ、高杉の「"楽"ではない、だが"楽しい"ことはこの神が保証するのだ」と言う言葉に心を動かされ、稔麿と改名し奇兵隊に参加し高杉らと共に行動するようになった。
主に高杉や桂といった長州藩の重要人物の護衛をしている。池田屋の会合にも参加しており、新撰組が踏み入った際一計を案じ一人でも多く生かして逃がす策を指示し、自身は桂を藩邸に送ると、1人でも多くの同志を逃がすために命を捨てて足止めをする。池田屋に向かっていく最中に池田屋に向かっていた土方らと会い、土方に何故逃げなかったと聞かれ、猛者の行く手を阻む事が楽しそうだからと返答する。その言葉を聞いた土方が命を捨て闘う稔麿への賞賛返礼の意味を込めて自ら単身で戦うと言い、土方との一対一で闘う事となった。
土方との戦闘では終始防御に徹し、自身の生の可能性を捨てて多くの同志を池田屋から逃す為の時間稼ぎに徹す。体力の限界まで時間を稼ぎ、最後は片腕を犠牲にした攻撃で土方を倒そうとするも、避けられてしまう。土方に斬られる間際に土方から自身の名前を言うように言われ、自身の名を名乗り、土方からはその名を刻んだと言われ土方に討たれた。
入江九一(いりえ くいち)
松下村塾四天王の一人で武闘派。トンファーの遣い手。幾千の修羅場をくぐった万傷虎(ばんしょうこ)と恐れられている。
吉田と同様、高杉や久坂といった長州藩の重要人物の護衛を任務としている。禁門の変では久坂らと共に鷹司邸へ攻め込むも、鷹司邸はもぬけの空となっており、久坂玄瑞の遺言を聞いた後に来島率いる部隊を殲滅し、鷹司邸へ追撃してきた西郷隆盛率いる薩摩藩兵らを前にし、その場にいた品川弥二郎に薩摩藩兵を食い止めてる間に逃げる様に言われるが、逆に品川弥二郎に薩摩藩兵を食い止める間に逃げる様言い、品川弥二郎に理由として“楽”がしたいと言い「生き延びて長州の敗北と玄瑞の死を晋作に知らせる事の方が何倍も辛ぇ」と言い、その最悪な役目を品川弥二郎に頼み品川弥二郎に逃げる様に言い、自らは単身で西郷吉之助中村半次郎が指揮する薩摩藩兵を相手にし西郷吉之助から「これ以上の抵抗は無意味、降りもせ」と言われ、降る代わりに西郷吉之助に「あんたのそのデケェ首と引き換えにだ」と言い返し、薩摩藩藩兵相手に吶喊して討ち死にする。
来島又兵衛(きじま またべえ)
長州藩遊撃隊総督。
長州藩の名誉を何よりも重きに置く気骨のある老人。
禁門の変にて本隊を率いるも、西郷隆盛率いる薩摩藩兵、中村半次郎の前に粉砕される。
品川弥二郎(しながわ やじろう)
長州軍 八幡隊隊長→長州藩 御楯隊軍監
元松下村塾。久坂玄瑞に一番心酔しており、禁門の変では久坂らと共に鷹司邸へ攻め込むも、鷹司邸はもぬけの空となっており、久坂の最期の策を聞いた時はその場にいた久坂や入江に他の方法を考える様に言うも久坂の決意は変わらず、久坂に革命はどうなるのかと泣きながら聞いた時には、高杉晋作さえ生きていれば革命は必ず成ると聞かされた。久坂の爆死後に泣き崩れていた所を入江に喝を入れられるが、その直後に現れた薩摩藩兵を前に、震えながらも単身で薩摩藩兵を食い止める間に入江九一に逃げる様言うも、逆に入江九一から逃げる様言われ、せめて共に戦わせてほしいと言うも入江九一から、長州の敗北と久坂玄瑞の死を知らせる事の方が何倍も辛いと言われ、入江九一にその最悪な役目を頼まれ、泣きつつもその役目を果たす為に鷹司家を後にした。
その後は逃亡中の高杉の挙兵に呼応し、太田・絵堂の戦いに参戦する。
山県狂介(やまがた きょうすけ)
奇兵隊総督→奇兵隊軍監
高杉の挙兵に呼応し、太田・絵堂の戦いに参戦。
伊藤俊輔(いとう しゅんすけ)
力士隊総督
井上聞多(いのうえ もんた)
鴻城隊総督
大村益次郎(おおむら ますじろう)
明倫館(藩校)兵学教授
町医者の出自であり、高杉晋作によってその軍事的才能を見出され、長州軍の軍師として起用された。 知恵の輪を手慰みにしており、口癖として言葉の最後にハイを言う独特の口調がある。策を考える時に床に彫って考える自動筆記をする。最善策の為には味方の命を捨てる事になっても厭わない。桂からは「虫とでも会話している」と思われてるが、それが最善策である事も認めている。
第二次長州征伐の前の作戦会議にて高杉晋作から幕軍15万を相手に勝つ為の策を立てる様言われ、策を練り上げ高杉晋作に勝つには最新式洋式銃ミニエー銃三千丁と制海権掌握のための洋式軍艦三隻が必要と答える。高杉晋作からそれがあれば勝てるかと聞かれ、九割九分勝てると言い返し、高杉から全ての手配をするから、代わりに十割勝てると言い切れるまで策を練り上げろと言われる。

薩摩藩編集

田中新兵衛(たなか しんべえ)
通称は人斬り新兵衛野太刀自顕流の遣い手。のような大型の太刀を使用する。
自身は平気で不意打ちするが、他人がやると激昂し卑怯者と罵る。とてつもない怪力の持ち主で一撃で刀を折ったりする。
京では久坂や武市の指示で、岡田以蔵らと共に暗殺していた。
やがて政情の変化により久坂から用済みとされ、姉小路卿殺害の濡れ衣を着せられる。追われる身となると浪士組の屯所を急襲し土方と相対する。土方とわずか数合の勝負で斬り伏せられ、最期に人斬りとしての誇りを語り土方に首をはねられる。公には取調べ中の自死とされた。
中村半次郎(なかむら はんじろう)
通称は人斬り半次郎示現流史上最強の遣い手にして最狂の剣士。通常の刀の倍以上はある長刀を使用する。
頬がこけて体は細く、目つきも恐ろしい風体を放つ。
全身のひねりが生み出す回転力を斬撃に利用した変則示現流の遣い手。その斬撃は二児の鉄槌や魁の棍棒を真っ二つにする程で、多くの遣い手を一刀で沈めてきた。
西郷吉之助(さいごう きちのすけ)
薩摩藩軍指揮官
後の西郷隆盛。どのような戦場においても冷静にして苛烈。味方には優しい。
大久保一蔵(おおくぼ いちぞう)
薩摩藩御側役
後の大久保利通。冷徹な頭脳を持ち、西郷の相棒にして唯一無二の親友。
大山弥助(おおやまやすけ)

幕府編集

幕臣編集

勝海舟(かつ かいしゅう)
声 - 黒田崇矢(ドラマCD)
幕府蕃所調所頭取。田島龍之助の一件を田島の遺書を見せることにより騒動を鎮めた。
佐々木只三郎(ささき たださぶろう)
声 - 三上哲(ドラマCD)
講武所剣術教授方。神道精武流免許皆伝で、「小太刀日本一」と称される達人。
オカマ口調が目立つ武士で、土方から度々「カマ三郎」と呼ばれる。淀・富ノ森の戦いの前に新撰組の前に見廻組を引き連れて現れ、見廻組と共に参戦を表明し土方達と共に戦うも戦の最中に行方不明となった。

大英帝国編集

トーマス・グラバー
長崎に滞在するイギリス人商人。武器の販売と阿片の密売を行う
大英帝国の意思として徳川慶喜を必ず殺せと言い、万が一の為の保険として亡霊の騎士団を岩倉具視大久保一蔵に紹介し、徳川慶喜や近藤勇や松平容保らにそれぞれ懸賞金をかける。岩倉具視からの条件として、土方歳三の首を10000ポンドとする代わりに、1人や2人殺しても金は払わず、皆殺しにしたら全額払うと言う言葉に負け、岩倉具視との契約が成立した。
亡霊の騎士団(ウォリアーズ・オブ・レヴェナント)
グラバーが用意した暗殺集団。大英帝国の植民地から選りすぐった使い手達であるが、全員が元死刑囚で制御不能のモンスターと言われている。
また彼ら自身も大英帝国に忠誠を誓っているといるわけでなく、手に入るお金で大英帝国に復讐しようと考えている者もいる。
ナーナー・サーヒブ
インド出身。インド伝統武術カラリパヤットの遣い手で変幻自在の長剣ウルミを使用する。
かつては大英帝国の植民地支配から解放するために戦った反乱兵士で自身は部下と共に英国軍一個大隊を壊滅させていったが、英国軍の最新式火器に反乱軍は倒され部下も失ったことで大英帝国の軍門に下った。
開陽丸に襲撃し佐川と相対する。ウルミを巧みに操り佐川を傷付けていったが、容保から飛ばされた檄により散る覚悟を持った佐川の一撃を受けて敗死した。
ドゥヌ
ケープ植民地出身。無痛症の剣士で大剣を振るう。頭が焼け爛れている。左腕に家族の名前を刻んでいる。
ケープで姉・マイラを含む兄弟姉妹に囲まれ幸せに暮らしていたころ、1人の英国商人が自身が住んでいた村を植民地化した。その際、マイラ達家族を非人道的な方法で殺害されてしまう。自身も同じように頭を燃やされてしまうも生還し、英国商人を殺した過去を持つ。
開陽丸に襲撃し斎藤と相対する。無痛症のため最初は斎藤の攻撃を食らってもお構い無しに攻撃を仕掛け追い詰めていたが、斎藤に左腕の秘密を見破られ、以後左腕の集中攻撃を受け心の痛みを感じてしまう。最期は左腕を切断されたことで敗北を認め自ら首を切断し自害する。自身に大量の保険金がかけており大英帝国の復讐の種として、故郷のケープの子供達に送った。
リチャード3世
オーストラリア出身。
富士山丸に襲撃する。
ジョセフ・B・ボニー
アメリカ出身。
富士山丸に襲撃する。
レオン・リー
香港出身。
富士山丸に襲撃する。
ジャック・スミス
スコットランド出身。
順動丸に襲撃する。

その他の登場人物編集

琴(こと)
会津藩士の天誅事件の実行犯の一人。西洋風の剣の使い手。赤髪で青目の女性。
幼きころより青い眼を持つ故に人として扱われず、鬼として生きることを選ぶ。その後久坂に出会い、志士と言う言葉に感銘を受け以後師事する。
土方暗殺の失敗から久坂から用済みとされ、かつての忍の頭領から命を狙われる。しかし、土方と斉藤のおかげでことなきをえる。
その後会津に捕まりそこで自害しようとするが、容保に制されて思い止まり生きることを選ぶ。
岩倉具視(いわくら ともみ)
元左近衛権中将。通称「禁中の怪物」と呼ばれる筋骨隆々の公卿。屈強な肉体であり、筋肉によって刀をへし折り、横綱の張り手を容易くに避け尚且つ顔で受けてもビクともせず、逆に張り手一発で横綱を土俵から出せる程の強靭な肉体を持っている。幕府を滅ぼす為に暗躍しており、その行動や策略には敵味方構わず、恐れられている。
禁門の変後、薩摩藩と共に京の政局を動かそうとしており、新撰組を潰す為に河上彦斎を刺客として送り込む。
大久保による土方を殺す計画が失敗した後は大久保のやり方を生ぬるいと言い、伊藤甲子太郎を使い新撰組を潰す為に暗躍させる。
鳥羽伏見の戦いの時には、腹心の玉松操に錦の御旗を作らせ、旗を掲げる事によって自軍らを官軍とし士気を上げ旧幕府軍の士気を削がせた。淀・富ノ森の戦いの時には淀藩を寝返らせる事で、旧幕府軍を全滅の危機に追い込んだ。
淀・富ノ森の戦いの一月前に、トーマス・グラパーと亡霊の騎士団の契約を結んでおり、土方歳三の首を10000ポンドにする代わりに、全員を皆殺しにしたら全額キッチリ払うと言い、契約を成立させた。
河上彦斎(かわかみ げんさい)
通称は人斬り彦斎。岩倉が新撰組によこした刺客で「羅刹」の通り名を持つ。斎藤一からは「珍獣」と呼ばれる。
岡田以蔵とは質が異なり、人斬りの人格「彦斎」と心優しい少年の人格「彦治郎」の二つの人格を持つ。「彦次郎」の人格は「彦斎」を抑えようとしているが出来ずにいる。
常に手かせをつけており、戦い方は自身は武器を持たずに素手か相手の武器やその場にある物を使い戦う我流であり、幾度の暗殺と本能のみを師として培われた攻撃はその場にある全てが凶器の我流暗殺術。
岩倉具視によって新撰組を潰す為の刺客として行動し、半月で18人の新撰組隊士を殺した。その後、藤堂平助と島田魁らと会い当初は「彦次郎」の人格だったが直後に「彦斎」の人格になった事で、襲撃しその場にいた他の隊士5人を殺し、藤堂平助と島田魁も圧倒し殺す寸前までいくものの、直後の斎藤一の介入によって殺すまでは至らなかった。その後は斎藤一と交戦し互角に渡り合うも「彦次郎」が目を覚ます時間になった事で撤退した。
三牙(さんが)

書誌情報編集

舞台編集

2017年4月7日から10日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで、4月20日から30日まで東京・天王洲 銀河劇場で公演された。

出演編集

テレビアニメ編集

スピンオフ作品『ちるらん にぶんの壱』を原作としたアニメが、2017年1月より3月まで5分枠の短編アニメとして放送された。同年5月26日に全12話を収録したDVDが発売された。

スタッフ編集

主題歌編集

オープニングテーマ「僕の手に触れるな」
歌 - 神様、僕は気づいてしまった

各話リスト編集

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 原画
第一刀 異名(あだな) 室井ふみえ 村田睦明 松本憲生、山田勝哉
小美野雅彦、あべたくじ
第二刀 男気(モテキ) あべたくじ、村田睦明
第三刀 睡眠(グッドナイト) ササキムリ 佐藤雄三 室井ふみえ 滝川和男、坂下史織
第四刀 恋文(ファンレター) 室井ふみえ 高村雄太 福山拳侍、磐城慎
あべたくじ
第五刀 恐怖(ホラー) ササキムリ 伊勢昌弘 伊勢昌弘、あべたくじ
村田睦明
第六刀 愛用(トレードマーク) カミムラタカト - -
第七刀 見廻(ブリザード) 伊勢昌弘
第八刀 (パーティー) 玉川真人 村田睦明 飯田宏儀、あべたくじ
第九刀 変装(コスプレ) 飯田宏儀
第十刀 食事(ランチタイム) 芦野芳晴 芦野芳晴
第十一刀 日常(ルーチーン) 室井ふみえ 浜崎博嗣 あべたくじ、村田睦明
橋本エイジ、浜崎博嗣
第十二刀 休憩(シエスタ) 室井ふみえ 中嶋敦子 中嶋敦子、斉藤哲人
室井ふみえ

放送局編集

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [3] 備考
2017年1月10日 - 3月28日 火曜 1:00 - 1:05(月曜深夜) TOKYO MX 東京都 リピート放送あり
火曜 1:30 - 1:35(月曜深夜) KBS京都 京都府 製作委員会参加 / 物語の舞台地
ワカコ酒』との連続放送[4]
2017年1月12日 - 3月30日 木曜 0:15 - 0:18(水曜深夜) サンテレビ 兵庫県
2017年4月7日 - 6月23日 金曜 0:15 - 0:20(木曜深夜) AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり

出典編集

外部リンク編集