エアアジア

マレーシアの航空会社

エアアジアマレー語: AirAsia)は、キャピタルA (マレー語: Capital A Berhad) によって運行されているマレーシア格安航空会社 (LCC) である。

エアアジア
AirAsia
AirAsia New Logo (2020).svg
IATA
AK
ICAO
AXM
コールサイン
RED CAP
設立 1993年(Tune Airとして)
ハブ空港 クアラルンプール国際空港 (KLIA2)
焦点空港 コタキナバル国際空港
スナイ国際空港
ペナン国際空港
マイレージサービス BIG
親会社 Capital A Berhad
保有機材数 97機
就航地 96都市
スローガン Now Everyone Can Fly
本拠地 マレーシア クアラルンプール
外部リンク www.airasia.com
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キャピタル A
Capital A
種類 株式会社
市場情報 MYX: 5099
本社所在地 マレーシアの旗 マレーシア
セランゴール州セパン
クアラルンプール国際空港
KLIA2, RedQ
設立 1993年
業種 空運業
事業内容 空運業
主要株主
関係する人物 トニー・フェルナンデス(CEO)
en:Kamarudin Meranun(会長)
外部リンク www.capitala.com
特記事項:2022年1月、AirAsia Group Berhad より社名変更
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概説編集

多くのグループ企業を抱える世界屈指の規模のLCCである。クアラルンプール国際空港を拠点に路線網を構築している。2014年には大規模なLCC専用ターミナル「Klia2」が開業した。

手荷物の受託は有料で、5リンギットである。機内清掃の簡素化を図るため、座席は革張りである。事前座席指定は15 - 25リンギットだが、子供・高齢者などは割引がある。一部路線でパック入りミネラルウォーターが提供される以外は飲料・軽食は有料にて販売される。予めオンラインで予約した場合は割引価格で提供される。原則として機内に飲食物を持ち込むことはできない。

クアラルンプール市内に近いスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港に本拠地を移転する計画があったが、マレーシア政府に拒否された。

歴史編集

 
ボーイング737-300
 
ボーイング747-200(タワーエアによる運航)

設立当初はマレーシア政府系重工業会社DRB-ハイコム傘下の企業だったが、後に業績は低迷し、経営破綻状態になる。大手レコード会社、ワーナー・ミュージックのアジア地域役員だったトニー・フェルナンデス (Tony Fernandes) は、持株会社チューンエア (TuneAir Sdn Bhd) を設立し、2001年12月2日に1リンギットで買い取る。

クアラルンプール国際空港 (KLIA) を本拠地とし、運賃を格安で提供して、マレーシア航空の国内線独占状態を破り、2003年から黒字化した。有効座席キロ英語版 (ASK、Available Seat-Kilometer) は2.19USセント(2005年度)である。

2003年シンガポール・チャンギ国際空港の乗り入れをシンガポール当局から拒否されたため、シンガポールとの国境に隣接するジョホールバルスナイ国際空港を第二の拠点と位置づけ、タイバンコクへ国際線を就航させた。コタキナバル国際空港も拠点としている。

2004年には、タイとインドネシアに、それぞれ国内線を中心に運航する関連会社を設立。以後、マカオフィリピンクラークカンボジアシェムリアッププノンペンにも進出する。

2006年3月24日、クアラルンプール国際空港にLCCターミナル(Low Cost Carrier Terminal)が開業し、同社のすべての便が移転した。貨物地区に暫定的に建設されたもので、貨物上屋に容易に改装できる設計となっていた。旅客増加に対応するための暫定措置として2008年以降ターミナルの増築工事が行われた。

2006年以降、主力機材であったボーイング737-300を、順次エアバスA320に切り替え、2008年に完了する。2010年オーストラリアジェットスター航空と、機材や部品の共同購入などで提携した[1]

2009年までウィリアムズF1の公式スポンサーでもあったが、2010年より、トニー・フェルナンデスCEO自らが代表を務めるロータス・レーシングが参入した。

2011年5月3日以降の予約についてはサーチャージを徴収していた[2]

2014年5月、クアラルンプール国際空港に新しいLCCターミナル「Klia2」が開業した。

2014年12月、インドネシア・エアアジア8501便墜落事故が発生、乗客・乗員計162名全員が死亡したと見られる[3]

2015年1月26日以降、燃油サーチャージは不要となった[4]

2016年8月、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したASEAN圏内の選手は生涯搭乗券を無料にすると発表した。銀・銅メダルの選手も5年間、2年間と無料になると発表し、ジョセフ・スクーリング選手ら6名が対象となった[5]

2022年1月28日、グループ持株会社の社名を「キャピタルA(CAPITAL A)」に変更したと発表した[6]

保有機材編集

運航機材編集

2019年現在[7]

  • エアバスA320:95機
  • エアバスA321:2機
    • エアアジア・グループ全体で、エアバスA320シリーズ総発注機数592機にのぼり、エアバスが納入する単一通路航空機の最大顧客である。
      A320シリーズについてはエンジンは全てCFM製エンジンを選択している。
    • 2011年6月23日、エアバスA320 neoを200機発注した[8]

退役機材編集

  • ボーイング737-300:148席ー会社設立期に十数年運用後グループ内他社へ転籍後全機引退済み

就航路線編集

2014年1月現在[9]

マレーシア(国内線)
アジア(国際線)

グループ航空会社編集

航空会社名 設立年 拠点空港
  エアアジア(AK) 1993年 クアラルンプール国際空港
  タイ・エアアジア(FD) 2003年 ドンムアン空港(バンコク)
  インドネシア・エアアジア(QZ) 2005年 スカルノ・ハッタ国際空港(ジャカルタ)
  エアアジア X(D7) 2006年 クアラルンプール国際空港
  エアアジア・フィリピン(Z2) 2012年 ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)
  タイ・エアアジア X(XJ) 2013年 スワンナプーム国際空港(バンコク)
参入計画
かつて運航していた・計画された航空会社

関連事業編集

詳細はCorporate Structureを参照

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 格安航空2社、専用機体開発で提携 豪とマレーシア 日本経済新聞
  2. ^ AirAsia to introduce fuel surcharge on 3 May
  3. ^ http://www.nbcnews.com/storyline/airasia-plane-crash/search-airasia-crash-victims-end-indonesia-says-n325581
  4. ^ 燃油サーチャージなし-よくある質問 - AirAsia
  5. ^ http://www.straitstimes.com/asia/se-asia/airasia-gives-out-free-flights-for-life-to-all-asean-athletes-who-won-gold-at-the
  6. ^ https://www.aviationwire.jp/archives/243725 エアアジアグループ、キャピタルAに社名変更「もう単なる航空会社ではない」 - Aviationwire
  7. ^ AirAsia Current Fleet
  8. ^ エアバス、マレーシアのエア・アジアから200機受注 - ロイター
  9. ^ Flight schedule AirAsia
  10. ^ https://flyteam.jp/news/article/115350
  11. ^ エアアジア、中国でLCC設立へ 中国光大集団などと覚書 - 日本経済新聞 2017/5/14
  12. ^ エアアジア、中国合弁の覚書失効 国内線参入白紙に - 日本経済新聞 2018年9月1日
  13. ^ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM127F50S2A211C2000000/ キャピタルA、エアアジア・カンボジア設立 23年就航へ - 日本経済新聞, 16 MAY 2017
  14. ^ Malaysia's AirAsia again tries to take off in Vietnam - Nikkei Asian Review, May 23, 2017
  15. ^ エアアジア、ベトナム観光大手と提携 同国参入目指す - 日本経済新聞 2018年12月6日
  16. ^ アアジアの越合弁、19年8月に運航開始 - NAA.ASIA 2018年12月12日
  17. ^ エアアジア、ベトナムで合弁格安航空設立 4—6月にも運航開始へ - マレーシアナビ!
  18. ^ Malaysia's AirAsia calls off proposed Vietnamese JV - Reuter 2011年10月11日
  19. ^ ANAとエアアジア、『エアアジア・ジャパン』の設立に合意 - 全日本空輸ホームページ・プレスリリース
  20. ^ エアアジア社との共同事業の解消について - ANAホールディングスホームページ・プレスリリース
  21. ^ Indonesia AirAsia X Ceasing Scheduled Operations in January - Airline Geeks

関連項目編集

外部リンク編集