キャン×キャン
日本のお笑いコンビ
キャン×キャンは、ライジングプロダクション所属のお笑いコンビ。沖縄ロコスタ(ローカルスター)である。
キャン×キャン | |
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メンバー |
ゆっきー 玉城俊幸 |
結成年 | 1999年 |
事務所 | ライジングプロダクション |
活動時期 | 1999年 - |
出会い | 沖縄のお笑い大会 |
旧コンビ名 | 喜屋武×喜屋武 |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
芸種 | 漫才、物真似 |
過去の代表番組 |
エンタの味方! 沖縄んアイドル ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ! おもいッきりDON! デジタルQ |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2006年 お笑いホープ大賞審査員特別賞 2007年 お笑いホープ大賞 |
メンバー
編集- ゆっきー(1977年7月5日(47歳) - )ボケ担当
- 旧芸名、本名 長浜 之人(ながはま ゆきひと)。2019年に本名から現芸名に改名[1]。
- 沖縄県那覇市出身。
- 血液型はB型、身長173cm。
- 日本福祉大学卒業。
- 高校時代はバスケットボール部所属。大学時代に家庭教師の経験あり。
- 歌唱力がかなり高く、2010年6月8日放送の第18回お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャルではNON STYLE、田嶋陽子、超新塾といった強敵を次々と倒して決勝にまで進出した経験がある[2][注 1]。しかし決勝ではフォーリンラブに敗れて優勝を逃している。なお、これ以前にも第14回大会に出場した事があるが、そこでは2回戦でTKOに敗れている。
- モノマネが得意で『博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜』に数多く出場。
概要
編集2人とも沖縄出身で同じ高校(沖縄県立那覇高等学校)の生徒会長(先輩後輩の間柄)だったが、面識はなかった。沖縄のお笑いの大会に別々のコンビで出場し知り合う。
沖縄のお笑い団体「オリジン」出身で、上京と共にヴィジョンファクトリー(現・ライジングプロダクション)に移籍。
かつては「喜屋武×喜屋武」と表記していたが、2001年に現在の表記に変更する。
2013年ごろから同じく沖縄出身の与座よしあき・しゃもじとのユニット「ヨジャモキャン」としても活動[5]。
2019年6月に所属事務所ライジングプロダクションにお笑い部門である「ライジング・アップ」が設立されたが、そちらに移籍はせず引き続きライジングプロダクション所属のままである。しかしライジング・アップと関わりを持たないわけではなく、事務所ライブのMCを担当している[6]。
ネタ
編集ネタの前に自己紹介し、右手を振りながら「キャン×キャンですって!」と言ってネタを始めることがある。ネタが終わると「どーもー、キャン×キャンでしたー!」と言いながら、片手を握り拳にしてもう片手の平に合わせ(中国の『抱拳礼』という挨拶に似ている)片足を上げるポーズをする。
定番ギャグ
編集長浜が行うもの
編集- 「(大すべりのギャグをやった後)はいっ、どうにかして!」
- 「キャン×キャンがお送りする正統派漫才、結婚!はいっ、喋って!」
- わかりにくい沖縄弁(ウチナーヤマトグチなど)を2つ言って意味を説明した後、3つ目で違う事を言ったりもする(武蔵丸の本名であるフィヤマル・ペニタニなど)。
- 「変な言い方すると……(喋り方が変になる)」一時はボビー・オロゴン風と言っていた。
- 玉城をいっこく堂に似てるなどいじる(ちなみに同郷にして同姓である)。
- 突然、意味不明な歌を歌いだすなど状況を一変させるようなボケをする(モウコハン、臍の緒の歌など)。
- 「アンタが飲むトコ見てみたい。○○で見てみたい(中尾彬など)」と玉城にふり、自分でモノマネをする。
- 玉城の髪を引っ張り前髪を揺らす。
- マニアックなモノマネ
玉城が行うもの
編集- ネタ終了後、固めた前髪をつかんで小刻みに上下に動かす(通称パカパカ)。
エピソード
編集- 爆笑オンエアバトルには初年度から2006年度まで出場していて、火災報知器と共に8年間常連として挑戦し続けていた。2006年度末をもって卒業となったが、後に番組中の企画に番組OBとして数回出演している。また、番組の鬼門となる9連勝(番組では連勝が8でストップした芸人が多いため、9連勝の壁と呼んでいる)を二度達成している唯一のコンビである(一回目は10連勝を達成)。番組初期は「喜屋武×喜屋武」というコンビ名だったが、2001年12月15日放送回で現在のコンビ名に改名し、この回以降高得点を連発し、番組の常勝組となっていく。
- Jリーガーの當間建文と幼馴染[8]。
- 2011年1月、永沢たかし(磁石)が結成した、芸歴10年前後の吹きだまり芸人によるユニット「FKD48」に加入。長浜が歌がうまい担当で担当カラーはモスグリーン、玉城がオカマ担当で担当カラーは焦げ茶色となっている。
出演
編集テレビ
編集現在
編集過去・単発出演
編集- ドリームジャングル(琉球放送)
- 桂芸能社 オトせ!(TBSテレビ、2000年 - 2001年)レギュラー
- エンタの味方!(TBSテレビ、2007年4月 - 2008年3月)レギュラー
- 沖縄んアイドル(琉球放送・BS-TBS、2006年10月 - 2008年6月)
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)戦績22勝4敗 最高533KB ゴールドバトラー認定
- 第6回チャンピオン大会 ファイナル9位
- 第7回チャンピオン大会 ファイナル8位
- 第8回チャンピオン大会 ファイナル3位
- 第9回チャンピオン大会 ファイナル4位
- 「喜屋武×喜屋武」時代に3回出演(そのうち1回オンエア)、それ以降は「キャン×キャン」で出演。
- ※余談だが、番組の公式本の2と3では二人の名前が逆に表記されており、4以降は名前が正しく表記されている。
- オンバト+(NHK総合)「オンバト+PREMIUM」に出演
- デジタルQ(NHK総合、2008年4月 -2011年7月 )
- 備えあれば映りよし 〜完全デジタル化まであと3年〜(NHK総合、2008年7月24日)
- とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ、2006年9月28日 - )
- 博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜(第9回 - 第13回)長浜のみ
- E娘!(TBSテレビ、2006年8月10日)
- エンタの神様(日本テレビ)キャッチコピーは「笑いのジュークボックス」
- 関根&優香の笑うシリーズ(テレビ朝日、2007年1月2日 - )複数回出演
- 笑点(日本テレビ、2007年2月25日)
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ、2007年3月18日 - )キャッチコピーは「吠えろ!琉球漫才」
- 笑いの金メダル(テレビ朝日)
- 虎の門(テレビ朝日)
- 大笑点(日本テレビ)
- ザ・イロモネア(TBS)
- お笑いメリーゴーランド(TBS)長浜のみ
- メントレG(フジテレビ、2007年6月10日)
- うたばん(TBSテレビ、2007年7月5日)
- ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ、2007年7月6日)
- たかじんONE MAN(毎日放送)
- お笑いDynamite!(TBSテレビ、2007年12月28日)キャッチコピーは「琉球からやってきた!」
- ゼベック・オンライン(MXTV、2004年12月20日)
- ジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!(tvk)
- 爆笑一番(秋田テレビ)
- アメトーーク(テレビ朝日)
- 科学大好き土よう塾(NHK教育、2008年)
- タモリのボキャブラ天国 大復活祭スペシャル(フジテレビ、2008年)キャッチコピーは「爆裂!シーサー魂」
- 弟子っちょピカ丸(日本テレビ、2008年10月 - 2009年3月)長浜のみ
- おもいッきりDON!1025(日本テレビ、2009年3月31日 - 9月29日)火曜日のみ
- キャくれ家(朝日放送、2011年1月14日)
- あらびき団(TBS)ー 長浜のみ、久保田かずのぶ(とろサーモン)と森本レオとの3人体制で大道芸の実況を担当
- ××パイなぽ〜!(琉球放送)長浜のみ
- 千鳥のロコスタ(GYAO!)
- 千鳥のクセがスゴいネタGP(フジテレビ、2022年6月2日)
- 『FNS27時間TV 鬼笑い祭』内の「run for money 逃走中」(フジテレビ、2023年7月22日・23日) - ゆっきーのみ
映画
編集- レンブとゆりかご(2021年、監督:友利翼)長浜のみ
- 風が通り抜ける道 - 沖縄県後援 -(2023年公開予定)- ゆっきー 先輩役
- ばんたが島(2023年公開予定、監督:大橋孝史)ゆっきーのみ[9]
配信
編集- こんもりch(2022年5月-、アトムクリニック公式YouTube)-MC、ゆっきーのみ[10]
雑誌
編集DVD
編集- エンタの味方! THE DVD ネタバトルvol.1
- エンタの味方! THE DVD ネタバトルvol.2
- エンタの味方! THE DVD ネタバトルvol.3
受賞歴
編集- 第4回 お笑いホープ大賞審査員特別賞
- 第5回 お笑いホープ大賞優勝
賞レースなどでの戦績
編集- 2002年から2007年まで、6大会連続でM-1グランプリ準決勝進出。2001年、2008年、2009年は3回戦敗退。
- 第3回、第5回 MBS新世代漫才アワードで決勝大会進出。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “キャン×キャンオフィシャルサイト | イベント、ライブ・出演情報など | RISINGPRODUCTION”. www.rising-pro.jp. 2021年12月12日閲覧。
- ^ お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル - 第18回トーナメント票
- ^ “【キャン×キャン】前髪パカパカで薄毛を隠蔽!必死の薄毛対策は「なんだかんだ薬飲むしか…」”. 日刊サイゾー (2014年10月17日). 2021年12月12日閲覧。
- ^ “佐藤啓の「ご歓談ください」:中京テレビ アナウンスルーム » 「薄毛芸人発毛プロジェクト」大詰め”. www2.ctv.co.jp. 2021年12月12日閲覧。
- ^ “沖縄出身芸人3組が突っ走る!? 「ヨジャモキャン」17日に地元ライブ | 沖縄タイムス+プラス ニュース”. 沖縄タイムス+プラス. 2021年12月12日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “マッハスピード豪速球ら25組が激突「ショートギャグ選手権」MCはキャン×キャン”. お笑いナタリー. 2021年4月12日閲覧。
- ^ Hi-Hi、キャン×キャン が漫才協会に入会 - 一般社団法人 漫才協会 2019年6月14日
- ^ “【2012新春特別企画:新加入選手インタビュー】當間建文選手<後編>”. 栃木SC公式サイト (2012年1月17日). 2012年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月17日閲覧。
- ^ “6歳の男の子が東京から宮古島へ、おじいとの温かい交流描く「ばんたが島」上映”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年11月30日). 2023年11月30日閲覧。
- ^ (日本語) 【こんもりch】仮性包茎は包茎ではない?! 2022年5月24日閲覧。
外部リンク
編集- ライジングプロダクションによるプロフィール
- 一般社団法人 漫才協会プロフィール
- タマキ×ブログIIキャン×キャン 玉城オフィシャルブログ
- キャン×キャン 長浜之人オフィシャルブログ
- キャン×キャン玉城 (@kyanxtamaki) - X(旧Twitter)
- キャン×キャンゆっきー (@longbeach75) - X(旧Twitter)
- ゆっきー キャン×キャン (@yukihitonagahama) - Instagram
- ヨジャモキャン!! - YouTube
- NOW.KYAN×KYAN - キャン×キャンHP - ウェイバックマシン(2019年1月1日アーカイブ分)