ギャロップ (お笑いコンビ)
日本のお笑いコンビ
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ギャロップは、林健と毛利大亮からなる日本のお笑いコンビ。吉本興業大阪本社所属。2003年12月結成。M-1グランプリ2018ファイナリスト、2023年『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』初代王者。
ギャロップ | |
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メンバー |
林健 毛利大亮 |
結成年 | 2003年12月 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2004年 - |
出身 |
林 NSC大阪校20期中退 NSC大阪校22期 毛利 NSC大阪校21期 |
旧コンビ名 |
林 パーセントグラム ジェンガ 毛利 クリムゾン ツインズ |
現在の活動状況 | ライブ、テレビなど |
芸種 |
漫才 コント |
ネタ作成者 | 林健 |
同期 |
林 ダイアン 久保田かずのぶ(とろサーモン) NON STYLEなど 毛利 レギュラー 村田秀亮(とろサーモン) 千鳥など |
公式サイト | 公式プロフィール |
受賞歴 | |
2008年 第29回ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞 2008年 第43回上方漫才大賞 優秀新人賞 2008年 笑いの超新星 新人賞 2009年 第39回NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞 2023年 THE SECOND 〜漫才トーナメント〜 優勝 |
林健 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2019年 - |
登録者数 | 3.72万人 |
総再生回数 | 360万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年3月29日時点。 |
メンバー 編集
- 林 健(はやし たけし、1978年5月17日(45歳) - )
- ボケ・ネタ作り担当。プロゲーマー。
- 大阪府大阪市出身、大阪府立今宮高等学校卒業。身長162cm、体重72kg。血液型A型。
- 高校を卒業して間もなくNSC大阪校へ20期生として入学するも中退。フリーターを経て22期に再入学している。
- 黒田有(メッセンジャー)から気に入られている。黒田率いる「黒田会」の一員であり、特に黒田が誘いを入れるほど。林が初テレビ出演を果たしたのは『ごきげん!ブランニュ』(朝日放送テレビ)で、黒田の紹介からであった[要出典]。
- 競馬好きであり、子供の名前にも「駿」の字を使いたいと考えていた[1]。
- フリーアナウンサーの山本浩之に容姿が似ている。その山本とは『ちちんぷいぷい』(毎日放送)の「ヤマヒロの京都美山里山ぐらし」にて共演した。
- 2010年7月7日、会社員の女性と結婚[2]、2014年には第1子が誕生したが、2020年末に離婚[3]。2023年4月15日にカメラマン女性と再婚[4]。
- フットサルチーム「FC林」のキャプテンを務める[5]。
- チャーハン好きで、芸人仲間を集めてチャーハン同好会を設立している。「チャーハン林」というYouTubeチャンネルで芸人とのチャーハン食べ歩き動画を配信している。
- 毛利 大亮(もうり だいすけ、1982年4月11日(41歳) - )
- ツッコミ担当。
- 京都府出身。身長180cm、体重65kg。血液型A型。
- 趣味はDJプレイ。
- NSC大阪校21期出身。以前のコンビ「ツインズ(元松竹芸能のツインズとは無関係)」では10ヶ月連続でプレステージ決勝へ上がる大記録を樹立したが、当時の相方から「しばらく休みたい」と申し出を受け解散。その後、林に誘われ現在のコンビを結成した。
- 2006年のオールザッツ漫才以降は谷村新司のものまねを頻繁に披露していたが、趣味のDJ経験を活かしてキャップを後ろに被りサングラスをかけDJ風に喋るという胡散臭いラッパーに扮することが多い。R-1ぐらんぷり2007では「DJ KELLY」の名で、谷村のものまねをするスタイルで2回戦進出。
- 林より年下だが、16歳の頃からNSCに入ったため先輩である。
- 2015年1月7日、後藤輝基(フットボールアワー)主催の食事会で知り合った一般女性との結婚を発表[6]。
- 2022年2月13日放送『やすとものどこいこ!?』(テレビ大阪)にて、2021年内に離婚していたことを発表[7]。
来歴 編集
- 2004年、コンビ結成。コンビ名は近くに競馬専門紙『週刊Gallop』があったのが由来で、競馬好きの林が命名した。
- 2008年1月、baseよしもとの「ガンガンライブメンバー」に昇格。
- 2008年4月6日の「ガンガンライブFINAL」を最後にbaseよしもとを卒業。
- 2018年、後述の通りラストイヤーにしてM-1グランプリの決勝へ初進出するも8位となる[8]。
- 2019年4月25日に初のなんばグランド花月での単独ライブ「観に来てください」を開催する[9]。
- 2023年5月20日、この日に開催された賞レース『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』グランプリファイナルにて、マシンガンズ (太田プロダクション) を破り初代王者となった[10]。
芸風 編集
- 主に口喧嘩のようなしゃべくり漫才を持ち味とする。
- 漫才のツカミは、「林が客席を見渡して笑い、『みんな生えすぎちゃう?』と言う→毛利が『お前が抜けすぎやねん!』とツッコむ」というパターンが定番。また「毛利が林の頭を見て『なんでそうなってん?』と尋ねる→林が『朝時間なかったんや…』と答える→毛利が『関係ないがな!!』とツッコむ」パターンもある。最後のオチで気まずい余韻を残すパターンも多い、近年はDJ漫才という毛利がDJのマイクパフォーマンスの真似をしてボケていくネタであり林は冒頭でしかしゃべらない。
エピソード 編集
出囃子 編集
賞レースでの戦績 編集
- 2004年 M-1グランプリ2004 1回戦敗退
- 2005年 M-1グランプリ2005 2回戦進出
- 2006年 M-1グランプリ2006 準決勝進出
- 2007年 M-1グランプリ2007 準決勝進出
- 2008年 M-1グランプリ2008 準決勝進出
- 2009年 M-1グランプリ2009 準決勝進出
- 2010年 M-1グランプリ2010 準々決勝進出(予選43位)
- 2015年 M-1グランプリ2015 3回戦進出
- 2016年 M-1グランプリ2016 準々決勝進出
- 2017年 M-1グランプリ2017 準々決勝進出
- 2018年 M-1グランプリ2018 決勝進出(第8位)[8]
M-1グランプリには結成年の2004年から出場し続け、2006年に初の準決勝進出を果たした。ラストイヤーにあたる2018年には、悲願の決勝進出を果たした[13]。毛利は2018年当時の歴代ファイナリストの最長芸歴記録でもある20年で決勝に進出し[14]、審査員を務めた塙宣之(ナイツ)よりも芸歴が長いためファイナリストが審査員よりも芸歴が長いという、M-1グランプリ史上初の事態となった。決勝1回戦では笑御籤によって5番目に決まり、「合コン」を題材として林の容姿をイジるといったような漫才を披露。結果は4位となりギャロップのファーストステージ敗退が決定した。その後に登場したミキ、トム・ブラウン、霜降り明星、和牛に抜かれ最終結果は8位となった。審査員のオール巨人(オール阪神・巨人)には「彼らのネタはもっと面白い、なんでそのネタを選んだのか?」と言われた。林によれば、十八番の持ちネタは長尺のためM-1の4分の枠には収められなかったという。
その他の戦績
- 2007年 第28回 ABCお笑い新人グランプリ 決勝進出
- 2008年 第29回 ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞
- 2008年 第6回 MBS新世代漫才アワード 1回戦敗退
- 2008年 第43回 上方漫才大賞 優秀新人賞
- 2008年 笑いの超新星 新人賞
- 2008年 キングオブコント 3回戦進出
- 2009年 第39回 NHK上方漫才コンテスト 最優秀賞
- 2009年 キングオブコント 3回戦進出
- 2023年 THE SECOND 〜漫才トーナメント〜 優勝
出演 編集
テレビ 編集
- 現在の出演番組
- ウラマヨ!(関西テレビ)
- うまんちゅ(関西テレビ)- 林のみ準レギュラーだったが、ミサイルマンとのレギュラー争奪に負け見習いに降格
- バキバキ☆ビート!Ⅱ(サンテレビ)- 毛利のみレギュラー、ただしDJケリー名義での出演。林も不定期にゲスト出演
- トレセンまるごと情報局(グリーンチャンネル)- 林のみ
- イイネ!(2020年2月 - KBS京都)- 林のみ 土曜深夜26:00~26:30 ラジオとは別のロケ番組。
- 過去の出演番組
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)- 戦績6勝1敗、最高505KB
- 第11回チャンピオン大会 ファイナル8位
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ)- キャッチコピーは「お笑いローリングサンダー」→「頭上で輝くローリングサンダー」
- 麒麟の部屋(GAORA、2007年4月 - 2011年3月)
- 千鳥のぼっけぇTV!(GAORA)
- ナンボDEなんぼ(関西テレビ、 - 2010年1月)- 不定期出演
- ごきげん!ブランニュ(朝日放送テレビ)- 林のみ準レギュラー
- みてハッスルきいてハッスル(NHK教育、2007年4月 - 2009年3月) - 毛利のみ
- レッドカーダ!(テレビ大阪、2010年8月 - 2011年3月) - 林のみ
- サタうま!(関西テレビ、 - 2011年12月)- コイちゃん軍団メンバー
- バキバキ☆ビート!(サンテレビ)- 毛利のみレギュラー、DJケリー名義での出演
- かまちょ(毎日放送、2019年4月 - 2020年3月)- 6組の芸人が交替でリポーターを担当。火 - 木出演
- バラエティー生活笑百科(NHK総合)- 不定期出演
ラジオ 編集
単独ライブ 編集
- 2008年
- 「00001ラスク」(8月21日、新・ABCホール/大阪)
- 2009年
- 「00002ディスコ」(4月22日、ヨシモト∞ホール大阪/大阪)
- 「00003パーカー」(5月20日、ヨシモト∞ホール大阪/大阪)
- 「00004コンソメ」(6月22日、ヨシモト∞ホール大阪/大阪)
- 「00005カクテル」(7月22日、ヨシモト∞ホール大阪/大阪)
- 「00006アーモンド」(8月20日、ヨシモト∞ホール大阪/大阪)
- 「00007カーディガン」(10月16日、ヨシモト∞ホール大阪/大阪)
- 2013年
- 「00008レイディオ」(8月4日、道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2015年
- ギャロップ新ネタライブ「brand new live」(9月18日 道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2016年
- ギャロップ新ネタライブ「brand new live」(2月6日・10月6日、道頓堀ZAZA HOUSE/大阪)
- 2017年
- 「brand new live road to M」(2月3日・4月29日・6月25日・10月22日、道頓堀ZAZA POCKET'S/大阪)
- 2018年
- 「brand new live road to M」(3月21日・6月3日・7月22日・10月7日、道頓堀ZAZA POCKET'S/大阪)
- 2019年
- 「観に来て下さい」(4月25日、なんばグランド花月/大阪)
脚注 編集
- ^ “競馬大好きのギャロップ林、第1子誕生 名前は優駿?”. サンスポ・コム (2014年2月14日). 2014年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月14日閲覧。
- ^ “ギャロップ林“結婚”交際3年半、11月に大阪で挙式”. Sponichi Annex. (2010年6月30日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。 2010年7月8日閲覧。
- ^ “ギャロップ林、昨年末に離婚 公表遅れ後悔、女性関係は否定”. デイリースポーツ (2021年4月30日). 2021年8月4日閲覧。
- ^ “ギャロップ林健が一般女性と再婚 THE SECOND優勝前に「決勝にすら進んでない状態で」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2023年5月25日) 2023年5月25日閲覧。
- ^ “「気づいたらカツラを…」前回大盛況のトークライブFC林が大丸心斎橋劇場で”. お笑いナタリー (2016年9月12日). 2019年2月14日閲覧。
- ^ “ギャロップ毛利が結婚をサプライズ発表、宇都宮まき&稲垣早希らも祝福”. お笑いナタリー (2015年1月7日). 2019年2月14日閲覧。
- ^ “海原やすよ・ともこ番組で後輩芸人が突然の離婚発表 仲の良い藤崎マーケット・田崎も「知らなかった」”. Sponichi Annex (2022年2月13日). 2022年2月13日閲覧。
- ^ a b “ギャロップ | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2020年8月28日閲覧。
- ^ “ギャロップ初のNGK単独ライブ「観に来てください」、林「この通りです!」”. お笑いナタリー (2019年2月14日). 2019年2月24日閲覧。
- ^ “「THE SECOND」優勝はギャロップ”. お笑いナタリー (2023年5月10日). 2023年5月10日閲覧。
- ^ 関西テレビ放送「お笑いワイドショー マルコポロリ!」2023年6月18日放送。
- ^ “よしもと芸人が選ぶ“解散しそうなコンビ””. ナリナリドットコム. 2018年8月29日閲覧。
- ^ 2004年結成のため2019年まで出場資格があるはずだがGyao!のM-1グランプリ特集ではラストイヤーとされており、本人たちもファイナリスト発表会見で「よく分からない」と述べている。ただし上述の通り、ラストイヤーの定義は4月結成のため2004年1月結成の彼らの場合、ラストイヤーは2018年とする見方もある。
- ^ 2020年大会にて長谷川雅紀(錦鯉)が26年のため最長芸歴記録を更新。なお、長谷川の相方の渡辺隆(NSC東京校5期出身)は林とは同期にあたる。