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ニューカッスル・ユナイテッドFC

ニューカッスル・ユナイテッドから転送)

ニューカッスル・ユナイテッド・フットボール・クラブNewcastle United Football Club, イギリス英語発音[ˈnjuːˌkɑːsl juːˈnaitid ˈfutˌbɔːl klʌb] ニューカースル・ユーイティドゥ・トゥボール・クブ)は、イングランドタインアンドウィア州ニューカッスル・アポン・タインをホームタウンとする、イングランドプロサッカーリーグ(プレミアリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。

ニューカッスル・ユナイテッドFC
原語表記 Newcastle United Football Club
愛称 The Magpies, Geordies
クラブカラー 白と黒
創設年 1893年
所属リーグ プレミアリーグ
ホームタウン ニューカッスル・アポン・タイン
ホームスタジアム セント・ジェームズ・パーク
収容人数 52,405[1]
代表者 イングランドの旗 マイク・アシュリー
監督 スペインの旗 ラファエル・ベニテス
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

目次

概要編集

 
1905年FAカップ決勝

フットボールリーグで4回、FAカップで6回ものタイトルを獲得しているが、1955年以降国内タイトルに縁がなく、プレミアリーグ移行後の優勝経験はない(最高位は2位)。愛称は、Magpies(カササギ)。このチームのサポーターToon Army(toonはtownの意。)と呼ばれ、伝統的に攻撃的なフットボールを愛することで知られている。昔からのライバルは、サンダーランドAFCミドルスブラFC。特にサンダーランドとのダービーマッチタイン・ウェア・ダービーとして知られる。現在ペイデイローン業者Wonga.com英語版がスポンサーになっている。

歴史編集

ニューカッスル・イーストエンドFCとニューカッスル・ウェストエンドFCという2つのチームがあったが、1881年にウェストエンドが財政難に陥るとイーストエンドが買収し、ニューカッスル・ユナイテッドが誕生した。ちなみにホームスタジアムのセント・ジェームス・パークは吸収されたニューカッスル・ウェストエンドのかつてのホームグラウンドだった。

1988-89シーズンにディビジョン2(当時の2部)に降格し、1992年のプレミアリーグ(1部)創設メンバー入りを逃した。1992-93シーズンのディビジョン1(2部)で優勝を果たして、1年遅れでプレミアリーグに参戦した。ケヴィン・キーガン監督の下、1995-96、1996-97と2シーズン続けて2位に入るなど、1997年までは好成績を残した。しかし1997-98シーズンから4シーズン連続して二桁順位が続き、ほぼ1シーズンごとに監督が交代する悪循環に陥った[2]

2000年代前半は中位のやや上くらいが定位置となり、2003-04シーズンは5位、2005-06シーズンは序盤低迷するも、グレアム・スーネス監督更迭後に連勝街道を驀進し結局7位でシーズンを終えた。FAカップではベスト4の常連であった。しかし、2006年のアラン・シアラー引退後、マイケル・オーウェンを中心として攻撃陣を構築を試みたものの、2006-07シーズン以降は積極的な補強の甲斐なく残留争いに終始。2008-09シーズンは18位に終わり、翌シーズンのFLチャンピオンシップ(2部)降格が決定した。2009-10シーズンはFLチャンピオンシップにおいて優勝を果たし、わずか1年でプレミアリーグ復帰を果たした。

2011-12シーズンは夏の移籍市場においてデンバ・バヨアン・キャバイェガブリエル・オベルタンダヴィデ・サントンらを獲得した。冬の移籍市場ではパピス・シセを獲得した。リーグ戦では好調を維持し5位でシーズンを終え、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

2012-13シーズンの夏の移籍市場では、ロマン・アマルフィタノ、フルノン・アニータらを獲得。冬の移籍市場ではマテュー・ドゥビュシーマプ・ヤンガ=ムビワムサ・シソコなどフランス人プレーヤーを多く獲得した。ヨーロッパリーグではベスト8まで進んだが、リーグ戦では16位に終わった。

2013-14シーズンはロイク・レミーを獲得した。リーグ戦では10位に終わった。

2014-15シーズンはシーム・デ・ヨングレミ・カベッラエマニュエル・リヴィエールらを獲得した。開幕から8試合勝ちがなく、アラン・パーデュー監督は解任され、ジョン・カーヴァーが後任に就いた。しかし15位に終わった。

2015-16シーズンはスティーブ・マクラーレンを招聘し、ジョルジニオ・ワイナルドゥムアレクサンダル・ミトロヴィッチフロリアン・トヴァンを獲得するなど積極的に動いた。さらに冬にはアンドロス・タウンゼントジョンジョ・シェルヴェイという実力者2人を獲得した。2016年3月11日マクラーレンを解任し、ラファエル・ベニテスが後任に就いた。[3]しかし結果としてシーズンは19位に終わり、翌シーズンのFLチャンピオンシップ(2部)降格が決定した。[4]ベニテス監督は続投した。[5]

2016-17シーズンはタウンゼントやワイナルドゥムといった主力が次々と退団したが、1位でシーズンを終え2017-18シーズンのプレミアリーグ昇格を決めた。[6]

タイトル編集

国内タイトル編集

  • リーグ:4回
    • 1904-05, 1906-07, 1908-09, 1926-27

国際タイトル編集

  • テキサコ・カップ:2回
    • 1974, 1975

過去の成績編集

シーズン ディビジョン FAカップ リーグ
カップ
チャリティ
シールド
欧州カップ 最多得点者
リーグ 勝点 順位 選手 得点数
1963-64 ディビジョン2 42 20 5 17 74 69 45 8位 3回戦敗退 3回戦敗退 バリー・トーマス 21
1964-65 ディビジョン2 42 24 9 9 81 45 57 1位 3回戦敗退 2回戦敗退 ロン・マクガリー 16
1965-66 ディビジョン1 42 14 9 19 50 63 37 15位 4回戦敗退 2回戦敗退 アラン・サディック 11
1966-67 ディビジョン1 42 12 9 21 39 81 33 20位 4回戦敗退 2回戦敗退 ポップ・ロブソン 11
1967-68 ディビジョン1 42 13 15 14 54 67 41 10位 3回戦敗退 2回戦敗退 ウィン・デイヴィス 12
1968-69 ディビジョン1 42 15 14 13 61 55 44 9位 4回戦敗退 3回戦敗退 インターシティーズ・フェアーズカップ 優勝 ポップ・ロブソン 30
1969-70 ディビジョン1 42 17 13 12 57 35 47 7位 3回戦敗退 2回戦敗退 インターシティーズ・フェアーズカップ 準々決勝敗退 ポップ・ロブソン 24
1970-71 ディビジョン1 42 14 13 15 44 46 41 12位 3回戦敗退 2回戦敗退 インターシティーズ・フェアーズカップ 2回戦敗退 ポップ・ロブソン 10
1971-72 ディビジョン1 42 15 11 16 49 52 41 11位 3回戦敗退 3回戦敗退 マルコム・マクドナルド 30
1972-73 ディビジョン1 42 16 13 13 60 51 45 9位 4回戦敗退 3回戦敗退 マルコム・マクドナルド 25
1973-74 ディビジョン1 42 13 12 17 49 48 38 15位 準優勝 3回戦敗退 マルコム・マクドナルド 28
1974-75 ディビジョン1 42 15 9 18 59 72 39 15位 4回戦敗退 準々決勝敗退 マルコム・マクドナルド 32
1975-76 ディビジョン1 42 15 9 18 71 62 39 15位 準々決勝敗退 準優勝 Alan Gowling 30
1976-77 ディビジョン1 42 18 13 11 64 49 49 5位 4回戦敗退 4回戦敗退 ミッキー・バーンズ 17
1977-78 ディビジョン1 42 6 10 26 42 78 22 21位 4回戦敗退 2回戦敗退 UEFAカップ 2回戦敗退 ミッキー・バーンズ 16
1978-79 ディビジョン2 42 17 8 17 51 55 42 8位 4回戦敗退 2回戦敗退 Peter Withe 16
1979-80 ディビジョン2 42 15 14 13 53 49 44 9位 3回戦敗退 2回戦敗退 アラン・ショルダー 21
1980-81 ディビジョン2 42 14 14 14 30 45 42 11位 5回戦敗退 2回戦敗退 Bobby Shinton 7
1981-82 ディビジョン2 42 18 8 16 52 50 62 9位 4回戦敗退 2回戦敗退 イムレ・ヴァラディ 20
1982-83 ディビジョン2 42 18 13 11 75 53 67 5位 3回戦敗退 2回戦敗退 イムレ・ヴァラディ 22
1983-84 ディビジョン2 42 24 8 10 85 53 80 3位 3回戦敗退 2回戦敗退 ケビン・キーガン 27
1984-85 ディビジョン1 42 13 13 16 55 70 52 14位 3回戦敗退 3回戦敗退 ピーター・ベアズリー 17
1985-86 ディビジョン1 42 17 12 13 67 72 63 11位 3回戦敗退 3回戦敗退 ピーター・ベアズリー 19
1986-87 ディビジョン1 42 12 11 19 47 65 47 17位 5回戦敗退 2回戦敗退 ポール・ゴダード 13
1987-88 ディビジョン1 40 14 14 12 55 53 56 8位 5回戦敗退 3回戦敗退 ミランジーニャ
マイケル・オニール
13
1988-89 ディビジョン1 38 7 10 21 32 63 31 20位 3回戦敗退 2回戦敗退 ミランジーニャ 10
1989-90 ディビジョン2 46 22 14 10 80 55 80 3位 5回戦敗退 3回戦敗退 ミッキー・クイン 36
1990-91 ディビジョン2 46 14 17 15 49 56 59 11位 4回戦敗退 2回戦敗退 ミッキー・クイン 20
1991-92 ディビジョン2 46 13 13 20 66 84 52 20位 3回戦敗退 3回戦敗退 ギャビン・ピーコック 21
1992-93 ディビジョン1 46 29 9 8 92 38 96 1位 5回戦敗退 3回戦敗退 デイビッド・ケリー 28
1993-94 プレミア 42 23 8 11 82 41 77 3位 4回戦敗退 3回戦敗退 アンディ・コール 41
1994-95 プレミア 42 20 12 10 67 47 72 6位 準々決勝敗退 4回戦敗退 UEFAカップ 2回戦敗退 アンディ・コール 15
1995-96 プレミア 38 24 6 8 66 37 78 2位 3回戦敗退 5回戦敗退 レス・ファーディナンド 29
1996-97 プレミア 38 19 11 8 73 40 68 2位 4回戦敗退 4回戦敗退 準優勝 UEFAカップ 準々決勝敗退 アラン・シアラー 28
1997-98 プレミア 38 11 11 16 35 44 44 13位 準優勝 5回戦敗退 UEFAチャンピオンズリーグ 1次グループステージ敗退 ジョン・バーンズ
アラン・シアラー
7
1998-99 プレミア 38 11 13 14 48 54 46 13位 準優勝 4回戦敗退 UEFAカップウィナーズカップ 1回戦敗退 アラン・シアラー 21
1999-00 プレミア 38 14 10 14 63 54 52 11位 準決勝敗退 3回戦敗退 UEFAカップ 3回戦敗退 アラン・シアラー 30
2000-01 プレミア 38 14 9 15 44 50 51 11位 3回戦敗退 4回戦敗退 カール・コルト
アラン・シアラー
ノルベルト・ソラーノ
7
2001-02 プレミア 38 21 8 9 67 30 71 4位 準々決勝敗退 5回戦敗退 UEFAインタートトカップ 準優勝 アラン・シアラー 27
2002-03 プレミア 38 21 6 11 63 48 69 3位 3回戦敗退 3回戦敗退 UEFAチャンピオンズリーグ 2次グループステージ敗退 アラン・シアラー 25
2003-04 プレミア 38 13 17 8 52 40 56 5位 4回戦敗退 3回戦敗退 UEFAチャンピオンズリーグ 予選3回戦敗退 アラン・シアラー 28
UEFAカップ 準決勝敗退
2004-05 プレミア 38 10 14 14 47 57 44 14位 準決勝敗退 4回戦敗退 UEFAカップ 準々決勝敗退 アラン・シアラー 19
2005-06 プレミア 38 17 7 14 47 42 58 7位 準々決勝敗退 4回戦敗退 UEFAインタートトカップ 準決勝敗退 アラン・シアラー 14
2006-07 プレミア 38 11 10 17 38 47 43 13位 3回戦敗退 5回戦敗退 UEFAインタートトカップ 優勝 オバフェミ・マルティンス 17
UEFAカップ 2回戦敗退
2007-08 プレミア 38 11 10 17 46 65 43 12位 4回戦敗退 3回戦敗退 マイケル・オーウェン 13
2008-09 プレミア 38 7 13 18 40 59 34 18位 3回戦敗退 3回戦敗退 マイケル・オーウェン 10
2009-10 チャンピオン 46 30 12 4 90 35 102 1位 4回戦敗退 3回戦敗退 アンディ・キャロル 19
2010-11 プレミア 38 11 13 14 56 57 46 12位 3回戦敗退 4回戦敗退 ケヴィン・ノーラン 12
2011-12 プレミア 38 19 8 11 56 51 65 5位 4回戦敗退 4回戦敗退 デンバ・バ 16
2012-13 プレミア 38 11 8 19 45 68 41 16位 3回戦敗退 4回戦敗退 UEFAヨーロッパリーグ 準々決勝敗退 パピス・シセ 8
2013-14 プレミア 38 15 4 19 43 59 49 10位 3回戦敗退 4回戦敗退 ロイク・レミー 14
2014-15 プレミア 38 10 9 19 40 63 39 15位 3回戦敗退 準々決勝敗退 パピス・シセ 11
2015-16 プレミア 38 9 10 19 44 65 37 18位 1回戦敗退 4回戦敗退 ジョルジニオ・ワイナルドゥム 11
2016-17 チャンピオン 46 29 7 10 85 40 94 1位 4回戦敗退 準々決勝敗退 ドワイト・ゲイル 23
2017-18 プレミア 38 12 8 18 39 47 44 10位 4回戦敗退 2回戦敗退 アジョセ・ペレス 8
2018-19 プレミア 38 2回戦敗退

現所属メンバー編集

プレミアリーグ 2018-19シーズン 開幕戦フォーメーション
2018年8月22日現在
No. Pos. 選手名
1   GK ロブ・エリオット ( )
2   DF キアラン・クラーク ( )
3   DF ポール・ダメット ( )
4   MF 奇誠庸
5   DF ファビアン・シェア
6   DF ジャマール・ラセルス  
7   MF ジェイコブ・マーフィー
8   MF ジョンジョウ・シェルヴィ ( ) ( )
9   FW サロモン・ロンドン
10   MF モハメド・ディアメ ( )
11   MF マット・リッチー ( )
12   GK マルティン・ドゥブラフカ
13   FW 武藤嘉紀
14   MF アイザック・ヘイデン
No. Pos. 選手名
15   MF ケネディ
17   FW アジョセ・ペレス
18   DF フェデリコ・フェルナンデス ( )
19   DF ハビエル・マンキージョ
20   DF フロリアン・ルジューヌ
21   FW ホセル
22   DF ディアンドレ・イェドリン ( )
26   GK カール・ダーロウ ( )
30   MF クリスティアン・アツ
36   MF シーン・ロングスタッフ
37   FW カラム・ロバーツ
41   GK フレディ・ウッドマン
42   DF ジェイミー・ステリー

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

監督

ローン移籍選手編集

in
No. Pos. 選手名
9   FW サロモン・ロンドン (WBA)
No. Pos. 選手名
15   MF ケネディ (チェルシー)
out
No. Pos. 選手名
4   MF ジャック・コルバック (ノッティンガム)
9   FW ドワイト・ゲイル (WBA)
--   DF カラム・ウィリアムズ (ゲーツヘッド)
No. Pos. 選手名
--   DF アシュラフ・ラザール (ベネヴェント・カルチョ)
--   MF アレックス・ギリアド (ブラッドフォード・シティ)
--   MF アンリ・セヴェ (ブルサスポル)

歴代監督編集


歴代所属選手編集

映画編集

2006年に公開された映画『GOAL!』では、主人公のサンティアゴがニューカッスル・ユナイテッドに入団した。GOAL!はFIFAが史上初めて公認した映画で、ベッカムジダン中田英寿ラウール等のスター選手が出演していることで話題となった。この映画は3部作で2作目はレアル・マドリードが舞台。3作目はワールドカップが舞台である。

脚注編集

外部リンク編集