小川航基

日本のサッカー選手

小川 航基(おがわ こうき、1997年8月8日 - )は神奈川県横浜市出身のプロサッカー選手Jリーグジュビロ磐田所属。ポジションはフォワード日本代表

小川 航基 Football pictogram.svg
名前
カタカナ オガワ コウキ
ラテン文字 OGAWA Koki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-08-08) 1997年8月8日(22歳)
出身地 神奈川県横浜市
身長 186cm
体重 78kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ジュビロ磐田
ポジション FW
背番号 9
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016- ジュビロ磐田 23 (1)
2019 水戸ホーリーホック (loan) 17 (7)
代表歴2
2015-2017  日本 U-18/19/20 35 (23)
2018  日本 U-21 5 (3)
2019-  日本 1 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2019年11月24日現在。
2. 2019年12月14日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴編集

プロ入り前編集

横浜市立南山田小学校横浜市立中川中学校出身。中学進学前に東急レイエスの入団試験を受けるが、一次試験で落ち、大豆戸FC Jr.ユースへ入団[1]。その後、桐光学園に進学。2013年に行われた第92回全国高等学校サッカー選手権大会に1年生ながら2試合に出場したが、無得点に終わった[2]。3年生ではキャプテンとして、第94回全国高等学校サッカー選手権大会神奈川県2次予選決勝戦で2ゴールを決め、2年ぶり9度目となる全国の舞台へチームを導く活躍をした[3]。本大会では、大会ナンバーワンストライカー、得点王候補として注目の選手に挙げられた[4][5]。2回戦で2得点を挙げてチームのベスト16に貢献[6]。3回戦でも2得点を挙げたが、試合中盤に得たPKを外しハットトリックのチャンスを逃すと、チームはロスタイムに同点を許してPK戦となり、5人目のキッカーを務めた小川が外してしまいチームは敗れてしまった[7]。第94回大会で4得点を挙げ得点ランキング2位タイにランクインした[8]

ジュビロ磐田編集

2016年シーズンよりジュビロ磐田に入団[9]。背番号は磐田のエースだった前田遼一が2014年まで背負っていた「18」[10]2月6日に行われたJリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ清水エスパルス戦で途中出場し、決勝ゴールを決めた[11]名波浩監督から「開幕戦ベンチ入りの可能性もある」と注目されていたが、高熱の影響で欠場[12]したが、4月6日に行われたヤマザキナビスコカップ第3節 ヴァンフォーレ甲府戦でプロデビューを果たした。プロ1年目となったシーズンは、カップ戦でプロデビューを果たしたものの、U-19日本代表の試合などもあり、ベンチ入りした試合はあったが、リーグ戦の出場は無かった。

2017年、3月15日のルヴァンカップ第1節 北海道コンサドーレ札幌戦でプロ初スタメンで出場し[13]、3月19日のJリーグ第4節 ヴィッセル神戸戦では、途中出場でリーグ戦デビューを果たした[14]。4月26日、ルヴァンカップ第3節のFC東京戦では公式戦初得点を含むハットトリックの活躍で勝利に貢献した[15]。このハットトリックで、前身のナビスコ杯を含めて、最年少記録を更新した[16]。しかし、5月に行われたU-20日本代表の試合で左ひざの前十字じん帯断裂および半月板損傷の怪我を負い[17]、2017年シーズンはリーグ戦5試合でノーゴールで終えた。

2018年4月4日、ルヴァンカップ第3節のヴァンフォーレ甲府戦では怪我から復帰して329日ぶりに先発を果たした[18]。11月3日、J1第31節・サンフレッチェ広島戦で後半4分に小川大貴と交代で出場した。後半53分、高橋祥平が倒されて得たPKのキッカーに志願し、ボールをゴール右下に沈めてJリーグ初得点を挙げた。この得点もあり、試合は磐田が3-2で逆転勝利した[19][20]。12月8日に行われたJ1参入プレーオフ東京ヴェルディ戦では、スタメンに抜擢され自身で得たPKを決めて磐田のJ1残留に貢献[21]

水戸ホーリーホック編集

2019年7月14日、水戸ホーリーホック育成型期限付き移籍することが発表された[22]。7月21日、第23節のFC琉球戦で途中出場から移籍後初ゴールを決めた[23]。続く第24節のアビスパ福岡戦、第25節の甲府戦でも1得点ずつ挙げ、加入後3試合連続でゴールを記録した[24]。最終的に17試合に出場し7得点を記録。しかしチームはモンテディオ山形と勝ち点と得失点差で並ぶも、総得点数の差で最終順位が7位となり、J1昇格を逃した[25]

ジュビロ磐田復帰編集

2020年1月4日、ジュビロ磐田に期限付きから復帰することを発表した。背番号はかつて中山雅史が付けていた背番号「9」となった[26][27]

日本代表編集

2016年7月1日リオデジャネイロオリンピックのトレーニングパートナーに選出され、U-23ブラジル代表との練習試合に出場した[28]。10月14日、AFC U-19選手権2016の初戦のU-19イエメン戦では1得点1アシストで3-0の勝利に貢献した。10月24日、準々決勝のU-19タジキスタン戦では2得点をきめてFIFA U-20ワールドカップの出場権獲得に貢献した[29]。10月30日の決勝・U-19サウジアラビア戦では、高校サッカー以来のPK戦でラストキッカーを務め、冷静に決めて日本の優勝に貢献した[30]

2017年5月、FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出された。5月21日、初戦のU-20南アフリカ戦では貴重な同点ゴールを決めた[31]。5月25日のU-20ウルグアイ戦でもスタメン出場を果たすも、前半16分に地面に足を着いた際に膝を捻り、前半途中で負傷交代となった[32]。試合中に韓国の病院へ移動し検査を受けた結果、左ひざの前十字じん帯断裂および半月板損傷と診断され、無念の大会途中の離脱となった[17]

2018年5月18日、トゥーロン国際大会に臨むU-21日本代表に選出された[33]。5月28日のU-21トルコ戦、6月3日のU-21カナダ戦の2試合に出場したが、無得点に終わった[34][35]。同年11月7日、UAE遠征(ドバイカップU-23)に臨むU-21日本代表に選出された[36]。ドバイカップU-23では、開催された3戦全てに出場し、初戦のU-21ウズベキスタン戦で自身U-21代表初得点[37]を含む2得点を挙げ[38]、第2節のU-21クウェート戦では78分に久保建英と交代で途中出場し、81分にこの試合5点目となる追加点を挙げた[39]

2019年6月、2大会連続でトゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表に選出された。グループリーグでは得点は決められなかったが、準決勝のU-22メキシコ戦では、終了間際の後半44分に同点ゴールを決めた。更に同点のまま迎えたPK戦では、1人目のキッカーを務めて成功させ、日本にとって大会初の決勝進出に貢献した[40]。決勝のU-22ブラジル戦では、この大会無失点だったブラジルから同点ゴールを決めるも、後半32分に負傷交代となり、チームはPK戦の末に敗れて優勝を逃した[41]

同年12月にはEAFF E-1サッカー選手権2019に出場する日本代表に初選出[42][43]。12月14日、第2戦の香港戦で代表初出場し、史上3人目となるA代表デビュー戦でのハットトリックを達成した[44]。第3戦は出場機会は無かったものの、この3得点で大会得点王を獲得した[45]

所属クラブ編集

個人成績編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 磐田 18 J1 0 0 2 0 1 0 3 0
2017 5 0 5 4 0 0 10 4
2018 13 1 4 0 2 1 19 2
2019 5 0 5 0 0 0 10 0
水戸 19 J2 17 7 - 0 0 17 7
2020 磐田 9
通算 日本 J1 23 1 16 4 3 1 42 6
日本 J2 17 7 0 0 0 0 17 7
総通算 40 8 16 4 3 1 59 13

その他の公式戦

出場歴

タイトル編集

代表編集

U-19日本代表

個人編集

代表歴編集

出場大会編集

試合数編集

  • 国際Aマッチ 1試合 3得点(2019年 - )


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2019 1 3
通算 1 3

ゴール編集

# 開催年月日 開催地 対戦国 勝敗 試合概要
1. 2019年12月14日 韓国釜山   香港 ○5-0 EAFF E-1サッカー選手権2019
2.
3.

脚注編集

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  1. ^ 東京五輪世代の絶対的エース、FW小川航基は磐田での活躍へ全力。「とにかく『一回』結果を残したい」”. ゲキサカ (2017年3月15日). 2018年12月21日閲覧。
  2. ^ 桐光学園FW小川航基「得点を取るしかない。期待以上のものを出したい」 サッカーキング 2015年12月30日付
  3. ^ 桐光学園のFW小川航基、ジュビロ磐田に加入内定 サッカーキングネクスト 2015年11月11日付
  4. ^ 断じて「悲劇のヒーロー」ではない! 桐光・小川航基、“本気”の才能とは? Number web 2016年1月6日付
  5. ^ 【選手権大会展望】優勝候補筆頭は東福岡!市立船橋、大津らが対抗馬に名乗り! 高校サッカードットコム 2015年12月29日付
  6. ^ 小川の2発で桐光学園16強 中日スポーツ 2016年1月3日付
  7. ^ 悲劇的敗北を糧にJリーグへ、FW小川航基「開幕から試合に出て、仲間に恩返しする」 サッカーキング 2016年1月3日付
  8. ^ 選手権、得点王は帝京第三MF村上光樹…2位は桐光学園FW小川航基ら3名 サッカーキング 2016年1月11日付
  9. ^ 小川 航基選手の加入内定について ジュビロ磐田 公式サイト 2015年11月11日付
  10. ^ 名波監督「まずは勝ち点40」U18小川航に18番 日刊スポーツ 2016年1月14日付
  11. ^ 磐田の新人小川いきなり “静岡ダービー”でV弾 日刊スポーツ 2016年2月7日付
  12. ^ 磐田ジェイ、小川開幕アウト 長いシーズン考え判断 日刊スポーツ 2016年2月16日付
  13. ^ 磐田、高卒2年目FW小川初スタメンも 札幌に完敗 日刊スポーツ 2017年3月16日付
  14. ^ 神戸がMF大森2戦連発弾で開幕4連勝&首位キープ!!磐田はFW小川航基がJデビューも完封負け ゲキサカ 2017年3月18日付
  15. ^ 待望のプロ初ゴールから一気にハット達成!東京五輪世代のエース、磐田FW小川「3点取れたことは自信につながる」 ゲキサカ 2017年4月26日付
  16. ^ 【磐田】U20エース・小川航基、プロ1号決めた勢いで大会最年少ハット!…ルヴァン杯F東京戦 スポーツ報知 2017年4月27日付
  17. ^ a b U-20日本代表から小川航基が離脱…左ひざ前十字じん帯断裂および半月板損傷の大ケガ サッカーキング 2017年5月25日付
  18. ^ 329日ぶり先発復帰の小川航基、ゴールお預けも“ダブル・ルーレット”で会場沸かせるゲキサカ(2018年4月4日)
  19. ^ 2018年 試合速報 明治安田J1 第31節 vs. サンフレッチェ広島ジュビロ磐田公式サイト 11月3日閲覧。
  20. ^ 追撃弾の川又が負傷交代も…磐田、小川航基のJ1初弾で劇的逆転勝利!広島は4連敗にゲキサカ 2018年11月3日付。
  21. ^ 磐田J1残った!名波監督采配ピタリ、先発抜てき小川航が決勝PKスポニチ 2018年12月8日
  22. ^ “小川 航基選手 ジュビロ磐田より育成型期限付き移籍加入のお知らせ” (プレスリリース), 水戸ホーリーホック, (2019年7月14日), http://www.mito-hollyhock.net/news/14862/ 2019年7月14日閲覧。 
  23. ^ 東京五輪エース候補が早速ゴール!水戸デビューのFW小川航基「感覚で決めました」ゲキサカ(2019年7月21日)2019年7月27日閲覧。
  24. ^ あわや“幻弾”も…FW小川航基が水戸加入後3試合連続ゴール!”. ゲキサカ (2019年7月31日). 2019年11月24日閲覧。
  25. ^ 大混戦のJ2終了…横浜FCのJ1復帰決定!大宮や徳島などがJ1参入プレーオフへ”. ゲキサカ (2019年11月24日). 2019年11月24日閲覧。
  26. ^ 小川 航基選手が期限付き移籍から復帰ジュビロ磐田 2020年1月4日
  27. ^ 磐田、FW小川航基の復帰を発表…「必ず1年でJ1に戻れるよう、僕が点を取ります」サッカーキング(2020年1月4日)2020年1月4日閲覧。
  28. ^ 磐田小川航「世界との差感じた」リオの経験生かすぞ 日刊スポーツ 2016年8月5日付
  29. ^ 東京五輪世代・小川が希望の2発!決めた5大会ぶりU―20W杯 スポニチ 2016年10月25日付
  30. ^ 東京五輪世代のエース、小川航基の現在地。U-20W杯出場権獲得。ポジティブな風をジュビロへ フットボールチャンネル 2016年11月2日付
  31. ^ 同点ゴールのエース小川航基、得点シーンは「飛び込めて良かったです」 サッカーキング 2017年5月21日付
  32. ^ 【U20】小川航基は重傷…ウルグアイ戦で負傷交代。近日中に帰国し手術へ フットボールチャンネル 2017年5月25日付
  33. ^ U-21日本代表、トゥーロン出場メンバー発表。小川航基が初招集、久保建英&堂安律は外れる”. FOOTBALL CHANNEL (2018年5月15日). 2018年12月8日閲覧。
  34. ^ 第46回トゥーロン国際大会 2018 日程・結果 C組 第1節”. JFA.jp. 2018年12月8日閲覧。
  35. ^ 第46回トゥーロン国際大会 2018 日程・結果 C組 第3節”. JFA.jp. 2018年12月8日閲覧。
  36. ^ “小川 航基選手、大南 拓磨選手、伊藤 洋輝選手がU-21日本代表メンバーに選出” (プレスリリース), ジュビロ磐田, (2018年11月7日), http://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=6365&year=2018&month=11 2018年12月8日閲覧。 
  37. ^ FW小川航基がヤング森保J初弾…U-21代表、2度追い付く粘り見せるも勝ち越せず”. ゲキサカ (2018年11月15日). 2018年12月8日閲覧。
  38. ^ ドバイカップU-23 日程・結果 第1節”. JFA.jp. 2018年12月8日閲覧。
  39. ^ ドバイカップU-23 日程・結果 第2節”. JFA.jp. 2018年12月8日閲覧。
  40. ^ 土壇場同点弾の小川航基 「緊張したけど冷静に」相馬勇紀「日本も優勝できるんだと」ゲキサカ 2019年6月13日
  41. ^ 小川航基が今大会無失点のブラジルから同点弾も…日本はPK戦で屈してトゥーロン国際準優勝ゲキサカ 2019年6月16日
  42. ^ “SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール ~EAFF E-1サッカー選手権2019(12/10~18@韓国)~” (プレスリリース), 日本サッカー協会, (2019年12月4日), https://www.jfa.jp/samuraiblue/news/00023750/ 2019年12月7日閲覧。 
  43. ^ “小川 航基選手 EAFF E-1サッカー選手権2019(12.10~18@韓国) SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー選出のお知らせ” (プレスリリース), 水戸ホーリーホック, (2019年12月4日), http://www.mito-hollyhock.net/news/16747/ 2019年12月7日閲覧。 
  44. ^ 「エースは自分だ」小川航基がA代表デビュー戦で圧巻ハット!!平山相太以来史上3人目ゲキサカ 2019年12月14日
  45. ^ MVP、ベストDF、ベストGKは韓国が独占…小川航基が3ゴールで得点王ゲキサカ 2019年12月18日

関連項目編集

外部リンク編集