1996年の相撲(1996ねんのすもう)は、1996年の相撲関係のできごとについて述べる。

大相撲

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できごと

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本場所

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一月場所(初場所)

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両国国技館東京都)を会場に、初日の1月7日(日)から千秋楽の1月21日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 貴ノ浪貞博二子山部屋 青森県三沢市出身) - 14勝1敗(初優勝) ※優勝決定戦勝利
三賞 殊勲賞 魁皇博之友綱部屋 福岡県直方市出身) - 10勝5敗(2場所ぶり4回目)
敢闘賞 貴闘力忠茂(二子山部屋 兵庫県神戸市兵庫区出身) - 12勝3敗(9場所ぶり7回目)
剣晃敏志高田川部屋 大阪府守口市出身) - 8勝7敗(初受賞)
玉春日良二片男波部屋 愛媛県東宇和郡野村町出身) - 10勝5敗(初受賞)
技能賞 該当者なし
十両優勝 力櫻猛鳴戸部屋 奈良県桜井市出身) - 10勝5敗 ※優勝決定戦勝利

三月場所(春場所、大阪場所)

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大阪府立体育会館大阪市)を会場に、初日の3月10日(日)から千秋楽の3月24日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 貴乃花光司(二子山部屋 東京都中野区出身) - 14勝1敗(3場所ぶり12回目)
三賞 殊勲賞 旭豊勝照大島部屋 愛知県春日井市出身) - 9勝6敗(初受賞)
敢闘賞 琴の若實哉佐渡ヶ嶽部屋 山形県尾花沢市出身) - 11勝4敗(4場所ぶり2回目)
技能賞 武双山正士武蔵川部屋 茨城県水戸市出身) - 12勝3敗(4場所ぶり2回目)
十両優勝 旭鷲山昇(大島部屋   モンゴルウランバートル出身) - 11勝4敗 ※優勝決定戦勝利

五月場所(夏場所)

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両国国技館(東京都)を会場に、初日の5月12日(日)から千秋楽の5月26日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 貴乃花光司(二子山部屋 東京都中野区出身) - 14勝1敗(2場所ぶり13回目)
三賞 殊勲賞 魁皇博之(友綱部屋 福岡県直方市出身) - 11勝4敗(2場所ぶり5回目)
敢闘賞 該当者なし
技能賞 玉春日良二(片男波部屋 愛媛県東宇和郡野村町出身) - 9勝6敗(初受賞)
十両優勝 力櫻猛(鳴戸部屋 奈良県桜井市出身) - 12勝3敗

七月場所(名古屋場所)

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愛知県体育館名古屋市)を会場に、初日の7月7日(日)から千秋楽の7月21日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 貴乃花光司(二子山部屋 東京都中野区出身) - 13勝2敗(3場所連続14回目)
三賞 殊勲賞 魁皇博之(友綱部屋 福岡県直方市出身) - 10勝5敗(2場所連続6回目)
琴の若實哉(佐渡ヶ嶽部屋 山形県尾花沢市出身) - 9勝6敗(初受賞)
敢闘賞 貴闘力忠茂(二子山部屋 兵庫県神戸市兵庫区出身) - 10勝5敗(3場所連続8回目)
技能賞 該当者なし
十両優勝 大善尊太二所ノ関部屋 大阪府大阪市浪速区出身) - 11勝4敗 ※優勝決定戦勝利

九月場所(秋場所)

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両国国技館(東京都)を会場に、初日の9月8日(日)から千秋楽の9月22日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 貴乃花光司(二子山部屋 東京都中野区出身) - 15戦全勝(4場所連続15回目)
三賞 殊勲賞 該当者なし
敢闘賞 貴闘力忠茂(二子山部屋 兵庫県神戸市兵庫区出身) - 11勝4敗(2場所連続9回目)
旭豊勝照(大島部屋 愛知県春日井市出身) - 9勝6敗(初受賞)
技能賞 琴錦功宗(佐渡ヶ嶽部屋 群馬県群馬郡箕郷町出身) - 10勝5敗(6場所ぶり6回目)
十両優勝 栃東大裕玉ノ井部屋 東京都足立区出身) - 12勝3敗

十一月場所(九州場所)

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福岡国際センター福岡市)を会場に、初日の11月10日(日)から千秋楽の11月24日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 武蔵丸光洋(武蔵川部屋   アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島出身) - 11勝4敗 ※優勝決定戦勝利
三賞 殊勲賞 土佐ノ海敏生伊勢ノ海部屋 高知県安芸市出身) - 8勝7敗(6場所ぶり2回目)
敢闘賞 魁皇博之(友綱部屋 福岡県直方市出身) - 11勝4敗(6場所ぶり2回目)
栃東大裕(玉ノ井部屋 東京都足立区出身) - 10勝5敗(初受賞)
技能賞 該当者なし
十両優勝 栃乃洋泰一春日野部屋 石川県七尾市出身) - 13勝2敗

受賞

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新弟子検査合格者

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四股名が太字の者は現役力士。最高位は引退力士のみ記載。
場所 主な合格者 四股名 最高位 最終場所 備考
1月場所 石原洋 芳東洋[2] (現役)
後藤泰一 栃乃洋泰一[3] 関脇 2012年1月場所 幕下最下位格付出
熊谷涼至 海鵬涼至[4] 小結 2010年7月場所 幕下最下位格付出
鈴木大司 燁司大[5] 前頭11枚目 2005年11月場所 幕下最下位格付出
柳川信行 増健亘志[6] 十両6枚目 2011年1月場所 幕下最下位格付出
3月場所 山口智史 大雷童太郎[7] (現役)
出島武春 出島武春[8] 大関 2009年7月場所 幕下最下位格付出
坂本正博 時津海正博[9] 前頭3枚目 2007年9月場所 幕下最下位格付出
山影誠 四ツ車大八[10] 十両8枚目 2013年5月場所
5月場所
7月場所
9月場所
11月場所

引退・廃業

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場所 主な引退力士 最高位 初土俵 備考
1月場所 佐賀昇博 前頭14枚目 1977年3月場所 引退時の四股名は佐嘉昇
安芸の嶺良信 十両11枚目 1984年3月場所
3月場所 霧島一博 大関 1975年3月場所 年寄「錣山」襲名
玉海力剛 前頭8枚目 1982年3月場所
大若松好弘 前頭13枚目 1982年3月場所 年寄「音羽山」襲名
5月場所
7月場所 鬼雷砲良蔵 前頭4枚目 1981年3月場所 年寄「佐ノ山」襲名
9月場所 春日富士晃大 前頭筆頭 1981年3月場所 年寄「春日山」襲名
旭豪山和泰 前頭9枚目 1984年3月場所
日立龍栄一 前頭14枚目 1985年3月場所
11月場所 旭道山和泰 小結 1980年5月場所
大倭東洋 十両12枚目 1993年3月場所(幕下最下位格付出) 引退時の四股名は白崎

誕生

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死去

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その他

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  • 4月、元大鳴戸(高鐵山)が八百長や脱税、薬物使用などを告発した暴露本『八百長~相撲協会一刀両断~』(鹿砦社)を出版。直後にタニマチの橋本成一郎と共に急死したため暗殺説が流れた。

注釈

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出典

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  1. ^ 時事通信フォト
  2. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 279頁
  3. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 243頁
  4. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 245頁
  5. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 248頁
  6. ^ 増健 亘志 - goo大相撲 - ウェイバックマシン(2004年4月8日アーカイブ分)
  7. ^ 大雷童 太郎 日本相撲協会公式サイト(2021年8月5日閲覧)
  8. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 242頁
  9. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 246頁
  10. ^ 四ツ車 大八 日本相撲協会公式サイト(2021年8月5日閲覧)
  11. ^ 貴健斗 輝虎 日本相撲協会公式サイト(2021年8月3日閲覧)
  12. ^ 東白龍 雅士 日本相撲協会公式サイト(2021年8月3日閲覧)
  13. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 305頁
  14. ^ 大関霧島、音羽山部屋転籍 師匠定年で閉鎖の陸奥部屋」『サンスポ』2024年3月28日。2024年4月2日閲覧。
  15. ^ 島津海 空 日本相撲協会公式サイト(2022年2月28日閲覧)
  16. ^ 福島 貴裕 日本相撲協会公式サイト(2021年8月3日閲覧)
  17. ^ 王輝 嘉助 日本相撲協会公式サイト(2024年6月28日閲覧)
  18. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 296頁
  19. ^ 錦富士 隆聖 日本相撲協会公式サイト(2021年8月3日閲覧)
  20. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 295頁
  21. ^ 元大関・貴景勝が現役引退、年寄「湊川」襲名発表 28歳1カ月での引退は平成以降の横綱大関で最年少」『スポニチアネックス』2024年9月20日。2024年9月20日閲覧。
  22. ^ 翠富士 一成 日本相撲協会公式サイト(2021年8月3日閲覧)
  23. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 122頁
  24. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 126頁
  25. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 163頁
  26. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 81頁

参考文献

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  • 『相撲』誌各号
  • 『大相撲戦後70年史』(ベースボールマガジン社、2015年)p103