三沢市(みさわし)は、青森県の東部にある市。在日米軍三沢基地が所在し、そこに所属の軍人軍属とその家族で約1万人も住む。基地所属部隊はアメリカ各軍(主に空軍)および航空自衛隊

みさわし ウィキデータを編集
三沢市
三沢市旗 三沢市章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 青森県
市町村コード 02207-1
法人番号 2000020022071 ウィキデータを編集
面積 119.39km2
総人口 37,294[編集]
推計人口、2024年6月1日)
人口密度 312人/km2
隣接自治体 上北郡東北町六戸町おいらせ町六ヶ所村
市の木 マツ
市の花 サツキ
三沢市役所
市長 小檜山吉紀
所在地 033-8666
青森県三沢市桜町一丁目1番38号
北緯40度40分59秒 東経141度22分09秒 / 北緯40.68308度 東経141.36906度 / 40.68308; 141.36906座標: 北緯40度40分59秒 東経141度22分09秒 / 北緯40.68308度 東経141.36906度 / 40.68308; 141.36906
三沢市役所
三沢市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

三沢市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

詩人・劇作家の寺山修司の故郷であり、寺山修司記念館がある。

地理

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三沢市街(左が北。2005年1月
  • 山 : 頭無(41.8m)、天狗森(42.8m)、鯨森 (44.2m)(最高海抜57m)
  • 河川 : 高瀬川、三沢川、古間木川、姉沼川、氷沢川
  • 湖沼 : 姉沼小田内沼根井沼

気候

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三沢(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 15.0
(59)
16.7
(62.1)
23.2
(73.8)
29.2
(84.6)
34.7
(94.5)
35.3
(95.5)
36.4
(97.5)
37.0
(98.6)
34.9
(94.8)
29.1
(84.4)
24.8
(76.6)
18.7
(65.7)
37.0
(98.6)
平均最高気温 °C°F 2.3
(36.1)
3.2
(37.8)
7.3
(45.1)
13.5
(56.3)
18.2
(64.8)
20.5
(68.9)
24.3
(75.7)
26.3
(79.3)
23.6
(74.5)
18.1
(64.6)
11.5
(52.7)
4.9
(40.8)
14.5
(58.1)
日平均気温 °C°F −1.1
(30)
−0.6
(30.9)
2.8
(37)
8.3
(46.9)
13.2
(55.8)
16.3
(61.3)
20.3
(68.5)
22.2
(72)
19.2
(66.6)
13.3
(55.9)
7.0
(44.6)
1.2
(34.2)
10.2
(50.4)
平均最低気温 °C°F −4.4
(24.1)
−4.2
(24.4)
−1.3
(29.7)
3.6
(38.5)
8.8
(47.8)
12.9
(55.2)
17.3
(63.1)
19.2
(66.6)
15.5
(59.9)
8.9
(48)
2.9
(37.2)
−2.0
(28.4)
6.4
(43.5)
最低気温記録 °C°F −12.5
(9.5)
−14.2
(6.4)
−10.7
(12.7)
−5.4
(22.3)
0.0
(32)
4.0
(39.2)
8.0
(46.4)
9.8
(49.6)
5.5
(41.9)
−0.4
(31.3)
−6.6
(20.1)
−11.1
(12)
−14.2
(6.4)
降水量 mm (inch) 51.7
(2.035)
45.7
(1.799)
58.2
(2.291)
62.4
(2.457)
88.2
(3.472)
105.8
(4.165)
143.0
(5.63)
156.4
(6.157)
164.0
(6.457)
105.6
(4.157)
68.1
(2.681)
61.2
(2.409)
1,110.2
(43.709)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 11.4 10.2 9.4 8.8 9.9 9.3 11.3 11.1 11.0 9.1 10.5 10.7 122.6
平均月間日照時間 119.0 124.0 170.5 187.2 192.6 157.7 137.2 149.7 145.6 153.0 126.4 109.1 1,772.1
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[1]

人口

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三沢市の外国人登録人口は全人口の1%程度だが、アメリカ軍の三沢基地に関連して約1万人のアメリカ人が住んでいるため人口の20%程度がアメリカ人であるといえる(2007年7月末)[2]

  • 人口 : 39,122人
  • アメリカ人・軍属およびその家族 : 約10,000人
 
三沢市と全国の年齢別人口分布(2005年) 三沢市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 三沢市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
三沢市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 35,343人
1975年(昭和50年) 37,437人
1980年(昭和55年) 39,962人
1985年(昭和60年) 41,425人
1990年(平成2年) 41,342人
1995年(平成7年) 41,605人
2000年(平成12年) 42,495人
2005年(平成17年) 42,425人
2010年(平成22年) 41,258人
2015年(平成27年) 40,196人
2020年(令和2年) 39,152人
総務省統計局 国勢調査より

令和2年国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると、2.6%減の39,152人であり、増減率は県下40市町村中4位。

三沢都市圏

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都市雇用圏(10 % 通勤圏)の人口は2015年時点で約4万人であり、三沢市も単独で三沢都市圏を形成している。

都市雇用圏(10 % 通勤圏)の変遷[3]
  • 10 % 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 自治体
(現在)
上北町 - 三沢 都市圏
61178人
三沢 都市圏
62783人
三沢 都市圏
65470人
- - - 東北町
三沢市 三沢 都市圏
39962人
三沢 都市圏
56596人
三沢 都市圏
41258人
三沢 都市圏
40196人
三沢市
下田町 八戸 都市圏 八戸 都市圏 八戸 都市圏 おいらせ町
  • 2005年(平成17年)3月31日 - 上北町が(旧)東北町と合併して(新)東北町が発足し、三沢都市圏から脱落。
  • 2006年(平成18年)3月1日 - 下田町が百石町と合併しておいらせ町が発足し、三沢都市圏から脱落。

歴史

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三沢空港 旅客ターミナルビル
 
青森県立三沢航空科学館
 
仏沼の湿地帯
 
東日本大震災による津波の被害にあった三沢漁港(2011年3月)

行政

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  • 市長:小桧山吉紀(こひやま よしのり、2019年6月17日 - 、2期目)
  • 市議会:定数18人(現在の議員の任期は2024年3月19日まで)

歴代市長

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氏名 就任 退任 備考
初代 林静 1955年(昭和30年)5月1日 1959年(昭和34年)4月30日
2-6 小比類巻富雄 1959年(昭和34年)5月1日
7-9 小桧山哲夫 1978年(昭和53年)9月7日 1986年(昭和61年)12月 収賄容疑で逮捕され辞職
10-14 鈴木重令 1987年(昭和62年)2月1日 2007年(平成19年)5月1日 在職中に死去
15-17 種市一正 2007年(平成19年)6月17日 2019年(令和元年)6月16日
18 小桧山吉紀 2019年(令和元年)6月17日

産業

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アメリカ軍および航空自衛隊三沢基地に大きく依存する。商業活動が主体である。

  • 産業構成比率
    • 第一次産業:8.3%
    • 第二次産業:25.2%
    • 第三次産業:66.3%

漁業

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農業

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郵便

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直営郵便局

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  • 三沢郵便局〔集配局〕(84081)〔幸町3丁目〕
  • 三沢大津郵便局〔84030)〔大津1丁目〕
  • 淋代郵便局(84203)〔淋代3丁目〕
  • 三沢平畑郵便局(84234)〔平畑1丁目〕
  • 三沢駅前郵便局(84242)〔本町2丁目〕
  • 三沢大町郵便局(84274)〔大町2丁目〕
  • 谷地頭簡易郵便局(84799)〔谷地頭2丁目〕(2022年3月1日より一時閉鎖)

姉妹都市・提携都市

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海外

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三沢空港

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三沢空港の歴史は、1941年(昭和16年)に旧日本海軍が三沢地区に三沢飛行場を開設したことで始まる。1942年(昭和17年)には三沢海軍航空隊が創設された。終戦直後、アメリカ軍が空港を接収し拡張を行った。現代では、第35戦闘航空団が駐留している。航空自衛隊に至っては、1958年(昭和33年)には北部航空方面隊司令部が発足した。アメリカ軍および航空自衛隊の所属航空機はF-16F-2F-35AE-2CP-3CCH-47などがある。 民間航空については、最初の旅客機就航は1952年(昭和27年)、日本航空による三沢-東京、三沢-千歳線であった。途中、約10年もの間就航が中止された時期もあったが、1975年(昭和50年)に東亜国内航空によって就航が再開された。現在は日本航空(JAL)[注釈 1]羽田空港伊丹空港丘珠空港への直行便を運航している。

アメリカ軍・自衛隊・民間航空の三者が共同使用する空港は、日本では2012年12月に山口県岩国市岩国飛行場で民間定期便が再開されるまで三沢空港が唯一であった[9]

地域

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所轄警察署

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所轄消防署

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教育

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高等学校

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県立

中学校

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市立

※以下は廃校。

  • 天ヶ森中学校〔大字天ケ森字天ケ森〕(2002年・第二中学校へ統合)

小学校

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市立

※以下は廃校。

  • 根井小学校〔根井1丁目〕(2006年・おおぞら小学校を統合新設)
  • 六川目小学校〔六川目2丁目〕(同上)
  • 織笠小学校〔織笠4丁目〕(同上)
  • 谷地頭小学校〔谷地頭1丁目〕(同上)
  • 天ヶ森小学校〔大字天ケ森字天ケ森〕(2002年・織笠小学校へ統合)
  • 淋代小学校〔淋代3丁目〕(2010年・三沢小学校へ統合)

幼稚園

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  • カトリック幼稚園
  • 松園幼稚園
  • いちい幼稚園

学校教育以外の施設

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保育所
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  • 三沢市立中央保育所
  • 三沢乳児保育所
  • 松園保育園
  • 美野原保育園
  • 光華保育園
認定こども園
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  • 春日台保育園
  • ふるまぎの森
  • 愛子こども園
  • チャリティー第一保育園
  • チャリティー第二保育園
  • 岡三沢こども園
  • 平畑こども園
  • 浜三沢保育所
  • おおつ保育園
  • 三川目保育園
  • 鹿中保育園
  • 淋代保育園
  • 三沢第一幼稚園

金融機関

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国の機関

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在日米軍

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マスメディア

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エリア放送

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三沢市は、エリア放送地上一般放送局の免許を取得し [10]ワンセグ放送を実施している。

詳細は三沢市ケーブルテレビ#エリア放送を参照されたい。

隣接する自治体

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交通

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鉄道

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路線バス

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道路

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空港

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港湾

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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祭事・催事

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開催日程順

  • アメリカンデー(6月上旬)
  • みさわ七夕祭り(7月下旬))
  • 小川原湖湖水まつり(7月下旬)
  • 牛(べご)じゃがまつり(8月
  • 三沢まつり(8月下旬)
  • みさわ港まつり(8月末か9月頭)
  • 航空自衛隊三沢基地航空祭(9月上旬)
  • みさわパティオフェスタ(9月中旬)
  • 駅広祭り(9月中旬)
  • みさわしばれるまつり(2月
  • ほっき祭り(3月

観光スポット・名所・旧跡

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著名な出身者

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その他

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脚注

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注釈

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  1. ^ ジェイエア北海道エアシステムによる運航便含む。
  2. ^ 一部便はジェイエアの機材・乗務員による運航。
  3. ^ ジェイエアの機材・乗務員による運航。
  4. ^ 北海道エアシステムの機材・乗務員による運航。

出典

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  1. ^ 三沢 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年11月23日閲覧。
  2. ^ 日米地位協定に基づき、在日米軍関係者は住民登録の義務がなく、在留カードも取得していない
  3. ^ 金本
  4. ^ 日外アソシエーツ編集部編 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年、128頁。ISBN 9784816922749 
  5. ^ 大三沢町の名称変更条例(昭和33年8月28日条例第25号) 三沢市例規集より、2012年1月17日閲覧。
  6. ^ 町を市とする処分(昭和33年9月5日総理府告示第316号) 三沢市例規集より、2012年1月17日閲覧。
  7. ^ 三沢市教育委員会; 三沢市歴史民俗資料館 編『東日本大震災: 三沢市の記憶』2012年3月。 オリジナルの2013年10月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20131013112053/https://infra-archive311.jp/data/doc/kiroku/misawa.pdf 
  8. ^ 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について(第161報)(令和3年3月9日)」『総務省消防庁災害対策本部』、別紙1頁。 オリジナルの2021年3月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210309040708/https://www.fdma.go.jp/disaster/higashinihon/items/161.pdf2021年3月10日閲覧 
  9. ^ 東北歴史探訪 三沢空港の歴史
  10. ^ 青森県三沢市のホワイトスペースを活用した地上一般放送局に免許 −市内の16か所のエリア放送で行政情報などを提供− 東北総合通信局 報道資料 平成25年1月29日(国立国会図書館のアーカイブ:2013年2月5日収集)
  11. ^ 二又一成(ふたまたいっせい)の解説”. goo人名事典. 2020年11月15日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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