AORとは、Album-Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)、もしくはAdult-Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)の略語であり、音楽ロック)のジャンルの一つである。

概要編集

アルバム・オリエンテッド・ロック編集

Album-Oriented Rock
欧米では、「シングルチャートを意識したものではなく、アルバム全体としての完成度を重視したスタイル」の意味で「Album-Oriented Rock」の語も使用[1]された。ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、ピンク・フロイドの『狂気』やイエスの『こわれもの』、ザ・フーの『トミー』、キンクスの『ヴィレッジ・グリーン・プリザベーション・ソサエティ』などが該当する。[要出典]

アダルト・オリエンテッド・ロック編集

Adult-Oriented Rock
AORは「大人向けのロック」「アダルト志向のロック」として、日本で1970年代後半から音楽用語として使用されるようになった。ボズ・スキャッグスの「ウイ・アー・オール・アローン」、ボビー・コールドウェルの「風のシルエット」などは「アダルト・オリエンテッド・ロック」として紹介された。AORのジャンルの音楽家としては、ボズ・スキャッグス[2]ボビー・コールドウェルルパート・ホルムズスティーリー・ダンクリストファー・クロス、1974年以降のシカゴなどがあげられる。音楽性が近い音楽用語としては、クワイエット・ストーム(Quiet Storm)[3]、ソフト&メロウ(Soft & Mellow)、アダルト・コンテンポラリー(Adult Contemporary/AC)、アーバン(Urban)、ヨット・ロック(Yacht Rock)[4][5]などがある。ボズ・スキャッグスはかつてルーツ・ミュージック志向のロックを扱っていたが、後年にTOTOを結成するスタジオミュージシャンらを起用した1976年発表のアルバム『シルク・ディグリーズ』がヒットしたことで、ACシンガーとして知られるようになった。なお日本人アーティストによるAOR(通称:和製AOR、J-AOR)は、シティ・ポップと同ジャンルとして扱われることがある。[要出典]

AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の代表曲の例編集

世界のソロ・ミュージシャン編集

世界の主なグループ編集

日本の主なミュージシャン編集

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ http://rateyourmusic.com/genre/AOR/
  2. ^ http://musicbird.jp >  126ch SUPER LEGEND 名盤チャンネル
  3. ^ スモーキー・ロビンソンの曲名に由来する。アニタ・ベイカーらが代表的なシンガー
  4. ^ AllMusic Loves Yacht Rock”. AllMusic. 2014年6月25日閲覧。
  5. ^ Berlind, William (2006年8月27日). “Yacht Rock Docks in New York”. The New York Observer. 2008年7月29日閲覧。
  6. ^ https://www.allmusic.com/artist/al-stewart-mn0000933883
  7. ^ 81年に「ウイ・アー・イン・ジス・ラブ・トゥゲザー」がヒットした
  8. ^ 77年に「ロンリー・ボーイ」がヒット
  9. ^ もともとはフェアポート・コンベンション」に在籍した。その後マシューズ・サザン・コンフォートを経て79年にソロとして「シェイク・イット」をヒットさせた
  10. ^ かつてはベイカー・ガービッツ・アーミーで”ハードロック”を演奏していた
  11. ^ 82年に「パーソナリィ」をヒットさせた
  12. ^ 「レッツ・ラウンド・アゲイン」がAORにあたる
  13. ^ 小林克也の「ベストヒットUSA」のテーマ曲に採用された
  14. ^ 82年に「モア・ザン・ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」がアメリカでヒットした
  15. ^ 【小田和正 ライヴレポート】『Kazumasa Oda Tour 2018「ENCORE!!」』2018年8月28日 at 日本武道館”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク (2018年9月11日). 2021年6月28日閲覧。
  16. ^ 角松敏生(カドマツトシキ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年6月28日閲覧。
  17. ^ 角松敏生 - プロフィール”. CDJournal. 株式会社シーディージャーナル. 2021年6月28日閲覧。
  18. ^ ゴダイゴBOX [10CD] [限定]”. CDJournal. 株式会社シーディージャーナル. 2021年8月10日閲覧。 “ゴダイゴは日本ではかなり早くから、広い意味でのフュージョンやAORを演奏していた。”
  19. ^ サーカス(サーカス)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2021年6月28日閲覧。
  20. ^ SING LIKE TALKING(シング・ライク・トーキング)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年6月29日閲覧。
  21. ^ NONA REEVES(ノーナ・リーヴス)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年6月28日閲覧。
  22. ^ 山下達郎(ヤマシタタツロウ)の情報まとめ”. OKMusic. ジャパンミュージックネットワーク. 2021年6月28日閲覧。