カネ美食品
カネ美食品株式会社(かねみしょくひん、英: Kanemi Co., Ltd.)は、愛知県名古屋市緑区に本社を置く食品加工会社。
本社(2016年5月) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒468-0048 愛知県名古屋市緑区徳重三丁目107番地 北緯35度5分23.7秒 東経137度0分15秒 / 北緯35.089917度 東経137.00417度座標: 北緯35度5分23.7秒 東経137度0分15秒 / 北緯35.089917度 東経137.00417度 |
設立 | 1971年(昭和46年)3月29日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1180001023411 |
事業内容 | 寿司・揚物・惣菜等の小売店舗の展開、CVS弁当の製造・販売 |
代表者 |
青木実(代表取締役会長) 園部明義(代表取締役社長) |
資本金 |
20億0226万2千円 (2022年2月28日現在)[1] |
発行済株式総数 |
1000万株 (2022年2月28日現在)[1] |
売上高 |
単独: 776億3002万3千円 (2022年2月期)[1] |
営業利益 |
単独: 19億4169万5千円 (2022年2月期)[1] |
経常利益 |
単独: 20億6922万3千円 (2022年2月期)[1] |
純利益 |
単独: 13億1970万5千円 (2022年2月期)[1] |
純資産 |
単独: 244億4927万3千円 (2022年2月28日現在)[1] |
総資産 |
単独: 317億6150万6千円 (2022年2月28日現在)[1] |
従業員数 |
単独: 1180人 (2022年2月28日現在)[1] |
決算期 | 2月末日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[1] |
主要株主 |
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 39.44% 株式会社日本アクセス 7.54% 株式会社ファミリーマート 4.25% 三輪幸太郎 3.20% カネ美食品共栄会 3.08% 株式会社昭和 2.80% シティグループ証券株式会社 2.56% 株式会社トーカン 2.15% テーブルマーク株式会社 2.14% カネ美食品社員持株会 1.10% (2023年2月28日現在) |
関係する人物 | 三輪信昭(元社長) |
外部リンク | https://www.kanemi-foods.co.jp/ |
概要
編集1969年に三輪信昭が創業した惣菜屋、カネ美食品を前身とする[2][3]。
2017年にユニー・ファミリーマートホールディングス(現:ファミリーマート)の子会社となった[4]。同グループに属するファミリーマート各店、当時同グループに属していたアピタ、ピアゴ、MEGAドン・キホーテUNY各店に向けて弁当や惣菜を製造する外販事業と、ユニー店舗内で惣菜店を運営するテナント事業が二本柱となっている。そのため、その収益の殆どをユニーに依存している。
2019年4月、親会社が所有する一部の株式が、「ドン・キホーテ」を管轄するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)に移動。PPIHが同数の筆頭株主となった。
その他、自社でフランチャイジーとして愛知県弥富市にファミリーマートを1店舗(名四弥富店、元サークルK)を運営している。また、かつて子会社により運営されていた飲食店「寿司御殿赤池本店」、寿司店「回転割烹寿司御殿」を計3店舗展開している。また、PPIHおよびファミリーマートの各グループ外における展開として、後述の都内スーパー店内に展開する惣菜店の他、JR東日本クロスステーションのNewDays向けの米飯製品の一部を供給している。
かつて、本社所在地近郊地域(中京圏)では、研修の中で新入社員たちが集団で登山を行う模様を映した同社のテレビCMが放送されていた。
沿革
編集- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)
- 5月 - 鮨の美也古を吸収合併し、総合惣菜店舗としてチェーン展開を開始。
- 7月 - 名古屋市南区に本社を新設し、移転。
- 1975年(昭和50年)10月 - 名古屋市天白区に本社を新設・移転するとともに、本社工場及び配送センターを新設。
- 1986年(昭和61年)- 弁当等の納品業務の拡大を目的として、愛知県三河地方をエリアとする100%子会社・株式会社サンショク(資本金1,000万円)を設立。
- 1991年(平成3年)- 弁当等の納品業務の拡大を目的として、岐阜・長野をエリアとする100%子会社・株式会社デリカパレット多治見(資本金1,000万円)を設立。
- 1992年(平成4年)- 子会社のサンショクおよびデリカパレット多治見を吸収合併。
- 2000年(平成12年)
- 2002年(平成12年)10月 - ユニーの株式追加取得により、同社の関連会社となる。
- 2005年(平成17年)4月 - 名古屋市天白区に100%子会社・株式会社エスジーダイニング(資本金5,000万円)を設立。
- 2007年(平成19年)6月 - 伊藤忠商事と業務提携。同月、第一屋製パンから松戸工場・三田工場を譲受。
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)
- 2016年(平成28年)12月15日 - ナガイから秋田工場を譲受[5]。
- 2017年(平成29年)
- 7月 - ユニー・ファミリーマートホールディングスによる当社株式の追加取得により、同社の子会社となる[4]。
- 11月 - 上尾工場を新設。
- 2019年(平成31年)4月13日 - PPIHが同数の筆頭株主となる。
- 2020年(令和2年)7月28日 - ファミリーマートがその他の関係会社及び筆頭株主でなくなる[6]。
- 2022年(令和4年)8月16日 - PPIHが株式公開買付けにより39.44%の株式を取得。ファミリーマートが主要株主でなくなる[7]。
店舗ブランド
編集- Kanemi(カネミ)- 総合総菜店(寿司・弁当・サラダ・揚物)
- 料治 - テイクアウト焼き鳥・串焼きの併設コーナー
- 上海天翔楼 - 中華総菜の併設コーナー
- 味美彩 - おこわ・炊き込みご飯の併設コーナー
- Re‘z deli(リーズデリ)- アピタ・ピアゴ店舗を業態転換したMEGAドン・キホーテUNY店舗及び一部ドン・キホーテ店舗内に展開している総合惣菜店
- K-STAGE(ケイステージ)- 洋風総菜店
- eashion(イーション)- 洋風総菜店
- 寿司御殿 - テイクアウト寿司店
- ez mart(イーズマート)- 首都圏の東急ストア店舗内などに展開している総合惣菜と洋風惣菜の融合店
- ease deli(イーズデリ)- 首都圏のオオゼキ店舗内に展開している小型総合惣菜店
所在地
編集- 本社 - 名古屋市緑区
- 東京事務所/東京キッチン - 川崎市宮前区
- Kanemiスタジオ - 東京都江戸川区
- 天白工場 - 名古屋市天白区
- 十一屋工場 - 名古屋市港区
- 岡崎工場 - 愛知県岡崎市
- 東海工場 - 愛知県東海市
- 多治見工場 - 岐阜県多治見市
- 羽島工場 - 岐阜県羽島郡笠松町
- 袋井工場 - 静岡県袋井市
- 京都工場 - 京都府八幡市
- 京都南工場 - 京都府綴喜郡井手町
- 埼玉工場 - 埼玉県狭山市
- 上尾工場 - 埼玉県上尾市
- 松戸工場 - 千葉県松戸市
- 横浜工場 - 神奈川県厚木市
- かつて存在した工場
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j カネ美食品株式会社『第52期(2021年3月1日 - 2022年2月28日)有価証券報告書』(レポート)2022年5月25日。
- ^ 歴史・沿革|カネ美食品について|カネ美食品株式会社
- ^ “KIRAKIRA PRESS Vol.8” (PDF). 吉良州司と元気な大分を創る会 (2007年6月). 2019年2月10日閲覧。
- ^ a b “カネ美食品株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ” (PDF). ユニー・ファミリーマートホールディングス (2017年6月29日). 2019年2月10日閲覧。
- ^ 事業譲受けに関する契約締結のお知らせ(カネミ・ニュースリリース(2016年10月31日))(変更)「事業譲受けに関する契約締結のお知らせ」の一部変更について(カネミ・ニュースリリース(2016年12月15日))
- ^ 主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ(カネミ・ニュースリリース(2020年7月28日))
- ^ 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスによる当社株式に対する公開買付けの結果及び主要株主の異動に関するお知らせ(カネミ・ニュースリリース(2022年8月10日))