忍法かげろう斬り

忍法かげろう斬り』(にんぽうかげろうぎり)は、早乙女貢の小説および、それを原作としたテレビドラマ

小説編集

1972年から翌年にかけ『週刊サンケイ』に連載された。かつて豊臣秀吉に滅ぼされた筑紫の忍者・不知火衆の残党である鷹とその仲間のくノ一が、高額の報酬でさまざまな人々の依頼を引き受け、事件を解決するさまが描かれる。

書誌編集

  • サンケイ新聞社版単行本
    • 忍法かげろう斬り 風の巻(1973年)
    • 忍法かげろう斬り 火の巻(1973年)
    • 忍法かげろう斬り 水の巻(1973年)
  • 青樹社版単行本(青樹社Big books)
    • 忍法かげろう斬り 忍びの鷹(1974年)
    • 忍法かげろう斬り くノー地獄(1976年)
    • 忍法かげろう斬り くの一卍(1976年)
    • 忍法かげろう斬り くの一御殿(1976年)
  • 徳間文庫
    • 忍法かげろう斬り 1(1991年)
    • 忍法かげろう斬り 2 不知火の忍者(1991年)
    • 忍法かげろう斬り 3 忍びの鷹(1992年)

テレビドラマ編集

忍法かげろう斬り
ジャンル テレビドラマ
原作 早乙女貢
企画 翁長孝雄
出演者 渡哲也渡瀬恒彦
范文雀
太地喜和子
高橋悦史
音楽 渡辺岳夫
製作
制作 関西テレビ
東映東映京都撮影所
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
放送国・地域  日本
放送期間1972年4月4日 - 1972年9月26日
放送時間毎週火曜日 22:00 - 22:56
放送分56分
回数26
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1972年4月4日から1972年9月26日までフジテレビ系列関西テレビ制作)で放送されたテレビ時代劇である。毎週火曜日22時からの1時間枠で放送された。全26回。主演の渡哲也肋膜炎の療養のため第20話で途中降板し、第21話より最終話まで実弟の渡瀬恒彦が代役を務めた。

原作の連載前半にあたる、老中松平信綱の依頼による、江戸幕府の転覆を狙う謎の組織「闇公方」や風魔一族との戦いがストーリーの主軸となっている。原作小説のエロティックな要素はやや抑えられている。

主要キャスト編集

主人公。必殺の剣技「かげろう殺法」を振う凄腕の忍者。不知火一族再興の軍資金稼ぎのために松平信綱に金で雇われ、様々な任務に当たる。主従関係ではなく傭兵のような身分であるため幕府への忠誠心はみじんも無く、それどころか公然と幕府のやり口を批判したり納得の行かない任務の依頼には不満をあらわにしたりする。ただ直接の雇い主である信綱との間には個人的な信頼関係が構築されている。基本的にはクールでドライな態度を取っているが、弱い立場にある者には同情を寄せる人情家の一面もある。酒好き。わらべ歌の「ずいずいずっころばし」を口ずさむ癖がある。
鷹の仲間のくノ一。明るく前向きな性格。くノ一としての技量は朱鷺よりやや劣る。宗家の娘である朱鷺の事は「朱鷺様」と呼ぶ。
鷹の仲間のくノ一。不知火一族の宗家の娘であり一族再興のあかつきには当主となる予定。責任感の強い性格。くノ一としての技量も高い。
幕府老中で、鷹たちの直接の雇い主。「知恵伊豆」の異名を取る切れ者。鷹とは個人的な信頼関係があり、失脚の危機を鷹に救ってもらった事もある。
不知火一族の宿敵である風魔一族のくノ一。鷹たちの命を狙う。

サブタイトル・主なゲスト編集

スタッフ編集

  • 企画:翁長孝雄
  • プロデューサー:野添泰男(第3,6,9話除く)、三輪弘(第3,6,9話のみ)、三村敬三(第3,9話除く)、松平乗道(第3,9話のみ)、杉本直幸(第1話から第13話)、武久芳三(第14話から)、渡辺繁信(第6話のみ)
  • 音楽:渡辺岳夫
  • 現像:東洋現像所
  • 忍者衣装デザイン:五十嵐九十九
  • 制作:関西テレビ、東映東映京都撮影所

ネット配信編集

脚注編集

外部リンク編集

関連項目編集

  • ずいずいずっころばし - テレビドラマ版オープニングにて、冒頭部分を鷹が口ずさむ(第13話まで)。劇中で披露する回もある。
関西テレビ制作・フジテレビ系(一部地域除く) 火曜22:00 - 22:55枠
前番組 番組名 次番組
江戸巷談 花の日本橋
(22:00 - 22:56)
忍法かげろう斬り
関西テレビ 火曜22:55 - 22:56枠
江戸巷談 花の日本橋
(22:00 - 22:56)
忍法かげろう斬り
(当番組まで関西テレビ制作)
不明
(22:55 - 23:00)
フジテレビ 火曜22:55 - 22:56枠
江戸巷談 花の日本橋
(22:00 - 22:56)
忍法かげろう斬り
(当番組まで関西テレビ制作)
スターはつらつ
(22:55 - 23:00)
※1分拡大、フジテレビ制作