武井俊輔

日本の政治家

武井 俊輔(たけい しゅんすけ、1975年3月29日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(3期)。外務大臣政務官第3次安倍第2次改造内閣)、宮崎県議会議員(1期)等を歴任。

武井 俊輔
たけい しゅんすけ
生年月日 (1975-03-29) 1975年3月29日(46歳)
出生地 日本の旗 日本 宮崎県宮崎市
出身校 中央大学文学部史学科
早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程
前職 宮崎交通従業員
楽天従業員
宮崎県議会議員
現職 宮崎県第一選挙区支部長
所属政党無所属→)
自由民主党岸田派
称号 公共経営修士(専門職)(早稲田大学)
公式サイト 武井俊輔オフィシャルサイト

選挙区 宮崎1区
当選回数 3回
在任期間 2012年12月16日 - 現職

選挙区 宮崎市選挙区
当選回数 1回
在任期間 2007年 - 2011年
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来歴編集

宮崎県宮崎市生まれ。宮崎市立大塚中学校宮崎県立宮崎西高等学校卒業。高校在学中は生徒会役員を務める[1]1993年中央大学文学部史学科に推薦入学。中大在学中は弁論部辞達学会)に所属し、関東地区の大学弁論部の交流・連絡機関である全関東学生雄弁連盟(全関)中央執行委員長を務めた。また大学時代、地元・宮崎県選出衆議院議員米沢隆民社党)の薫陶を受ける。辞達学会の1年後輩には立憲民主党道下大樹がいる。また国民民主党泉健太とは、大学弁論部時代から交流がある。学士(史学)を取得。大学卒業後は宮崎交通に入社し、路線バスのICカード「宮交バスカ」導入を担当した[1]

2003年、宮崎交通を退社し、同年2月から8月までシンガポールに留学。同年9月、早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程に入学し、北川正恭筑紫哲也らに師事した[1]2004年7月、勉強会「みやざきみらいフォーラム」を立ち上げる。2005年9月、早大大学院公共経営研究科を修了し、公共経営修士(専門職)を取得。楽天株式会社入社。楽天トラベルに出向し、バスツアー等の観光事業を担当した[1]

2006年11月、宮崎に帰郷。楽天の立候補休職制度(当選後に退職)を利用し、同年12月、宮崎県議会議員選挙に無所属で出馬する意向を表明[1]2007年4月の選挙戦ではボランティア中心の草の根的な選挙運動を展開し、宮崎市選挙区で初当選した。当選後、会派「愛みやざき」を立ち上げ、総務リーダーに就任[1]2011年、自民党宮崎県第一選挙区支部長に就任[2]

2012年12月、第46回衆議院議員総選挙に自民党公認で宮崎1区から出馬。民主党前職(国民新党推薦)の川村秀三郎日本維新の会元職の中山成彬らを破り、初当選した(中山は比例復活[3]

2014年12月、第47回衆議院議員総選挙では維新の党の元参議院議員外山斎らを破り、再選[4]

2015年5月、國場幸之助石崎徹と共に「歴史修正主義的なナショナリズムを排除した保守を目指す」ことを掲げた勉強会「過去を学び“分厚い保守政治”を目指す若手議員の会」を立ち上げ、共同代表世話人に就任した[5][6]

2016年8月5日第3次安倍第2次改造内閣で、外務大臣政務官に就任[7]

2017年10月、第48回衆議院議員総選挙希望の党の外山らを破り3選。

政策編集

不祥事編集

公選法違反の疑い
2015年、武井の後援団体「優俊会」が選挙区内のスタッフの親の葬儀に供花したり、会員に祝いの花を贈ったりしていた[10][11]。公職選挙法は政治家の後援団体による選挙区内での供花を禁じている[10][11]
2019年の秘書飲酒運転衝突事故
2019年9月29日、武井の私設秘書が乗用車を飲酒運転し、警視庁の車に衝突する事故を起こした。事故前には武井を羽田空港まで送っていたが、武井は「車内では全く気付かなかった」としている[12][13]
2021年の公設秘書あて逃げ事故
2021年6月8日夕方、武井の60代男性公設秘書が運転する自動車が、東京都港区六本木の交差点付近で自転車にぶつかった。秘書は車を運転したまま現場を立ち去るが、赤信号で止まっているところを、追いかけた自転車の男性によってふさがれた。後部座席に武井が乗っていたこと、車が車検が切れていて自賠責保険を更新していない状態であったこと、武井も秘書も男性を救護しなかったことなど、様々な問題が発覚した[14][13][15][16][17]
宮崎1区内にある自民党県連の9つの地域支部はすべて、6月22日までに、次期衆院選での武井の公認を支持することを決定[18]。しかし自民党宮崎県連は6月24日の役員会で、武井について、次期衆院選で党本部に公認申請しない方針を決めた[19]。県連は6月27日の選挙対策委員会でも、党本部に公認申請しないことを決めた[20]。7月8日、県連の星原透会長らは、県連が宮崎1区の公認候補者を公募する意向であることを、党本部に伝えた[21]。7月19日、県連役員会で、党本部が公募案を却下したことが報告された。星原は役員会後の記者会見で、宮崎1区は県連が公認申請しなくても「党本部が武井氏を公認するだろう」との見通しを示した[22]

所属団体・議員連盟編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f “プロフィール”. 武井俊輔オフィシャルサイト. http://www.s-takei.jp/profile/ 2015年5月10日閲覧。 
  2. ^ プロフィール『たけい俊輔』2016年1月30日閲覧
  3. ^ 宮崎 小選挙区 : 開票結果 : 総選挙2012『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』2016年1月30日閲覧
  4. ^ 宮開票結果・速報(小選挙区・宮崎) : 衆院選2014(衆議院選挙)『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』2016年1月30日閲覧
  5. ^ “自民ハト派が結集へ 7日に若手12人が初会合 「過剰なナショナリズム排す…」”. 産経ニュース (産経新聞). (2015年5月5日). http://www.sankei.com/politics/news/150505/plt1505050022-n1.html 2015年5月6日閲覧。 
  6. ^ “自民若手、戦後歴史の勉強会発足 初会合に24人出席”. 産経ニュース (産経新聞). (2015年5月7日). http://www.sankei.com/politics/news/150507/plt1505070025-n1.html 2015年5月8日閲覧。 
  7. ^ 副大臣.20人交代 閣議決定
  8. ^ a b c d e 2017年衆院選 朝日東大谷口研究室調査
  9. ^ 朝日新聞、2017年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
  10. ^ a b 「武井衆院議員の団体が供花 宮崎」、産経新聞、2015年12月4日
  11. ^ a b 「武井衆院議員の団体が供花 公選法抵触か、宮崎」、共同通信、2015年12月3日
  12. ^ “自民・武井俊輔衆院議員の私設秘書、酒気帯び運転の疑い”. 朝日新聞. (2019年9月30日). https://www.asahi.com/amp/articles/ASM9Z62DFM9ZUTIL04J.html 2020年2月29日閲覧。 
  13. ^ a b 自民党の武井議員の“ひき逃げ”事故で政権幹部が激怒「候補者差し替えも検討」(全2ページ)”. AERA.dot (2021年6月10日). 2021年6月10日閲覧。
  14. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2021年6月9日). “自民・武井議員を乗せた車が当て逃げ 秘書が運転” (日本語). 産経ニュース. 2021年6月9日閲覧。
  15. ^ 「車の知識プロ級」自民・武井俊輔議員は〝当て逃げ釈明〟で逃げ切れるか”. 株式会社東京スポーツ新聞社 (2021年6月10日). 2021年6月10日閲覧。
  16. ^ 今西憲之 (2021年6月10日). “自民党の武井議員の“ひき逃げ”事故で政権幹部が激怒「候補者差し替えも検討」”. AERA. https://dot.asahi.com/dot/2021061000015.html 2021年6月24日閲覧。 
  17. ^ “自民・武井俊輔議員「当て逃げ事故」の真相 被害者が語る”. 日刊ゲンダイ. (2021年6月19日). https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/290788 2021年6月25日閲覧。 
  18. ^ “自民党県連1区内の9地域支部 次期衆院選での武井氏の公認を支持・宮崎県”. 宮崎放送. (2021年6月23日). http://mrt.jp/localnews/?newsid=00038852 2021年6月24日閲覧。 
  19. ^ 塩月由香、杣谷健太 (2021年6月24日). “武井俊輔議員の公認申請せず 自民宮崎県連、接触事故問題で”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20210624/k00/00m/010/266000c 2021年6月24日閲覧。 
  20. ^ 吉田耕一 (2021年6月27日). “秘書が当て逃げ、武井議員の公認申請せず 自民宮崎県連”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASP6W6V3TP6WTLTB007.html 2021年7月8日閲覧。 
  21. ^ “自民党本部の対応注目 衆院選、宮崎1区公認問題”. 宮崎日日新聞. (2021年7月7日). https://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_54606.html 2021年7月8日閲覧。 
  22. ^ 吉田耕一 (2021年7月21日). “1区公認候補の公募断念 自民県連 党本部認めず”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASP7N76G3P7NTNAB00S.html 2021年7月21日閲覧。 
  23. ^ “2019年12月号_2面”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年11月25日). http://zenkyou.xsrv.jp/wp-content/uploads/2020/07/2019%E5%B9%B412%E6%9C%88_%EF%BC%92%E9%9D%A2.pdf 2020年7月21日閲覧。 
  24. ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年

外部リンク編集

公職
先代:
黄川田仁志
濱地雅一
山田美樹
  外務大臣政務官
小田原潔
滝沢求と共同

2016年 - 2017年
次代:
岡本三成
堀井学
堀井巌