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この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はモヤ第二姓(母方の)はメルセデスです。
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • スティーブン・モーヤ

スティーブン・モヤ・メルセデスSteven Moya Mercedes, 1991年8月9日 - )[3][4]は、プエルトリコリオ・ピエドラス英語版出身でドミニカ共和国国籍[1]プロ野球選手外野手)。右投両打(後述)。オリックス・バファローズ所属。愛称トロ(スペイン語で「雄牛」を表す)[5]モヤ様[6][7]

スティーブン・モヤ
Steven Moya
オリックス・バファローズ #1
Moya44(dragons).jpg
中日ドラゴンズ時代
(2018年4月14日、マツダスタジアム
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国[1]
出身地 プエルトリコの旗 プエルトリコ自治連邦区リオ・ピエドラス英語版
生年月日 (1991-08-09) 1991年8月9日(28歳)
身長
体重
201 cm
117 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 2008年 アマチュア・フリーエージェントとしてデトロイト・タイガースと契約
初出場 MLB / 2014年9月1日
NPB / 2018年4月20日
年俸 5,000万円(2019年)[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

目次

経歴編集

プロ入り前編集

プエルトリコにて、ドミニカ共和国ラ・ロマーナ出身の父親とアト・マジョール出身の母親の間に生まれた[4]。両親は園芸家で、生まれて2か月後に両親の故郷であるドミニカ共和国に移住した[4]

タイガース傘下時代編集

2008年10月1日にデトロイト・タイガースと契約。

2009年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・タイガースでプロデビューし、60試合に出場して打率.252・6本塁打・33打点・4盗塁の成績を残した。

2010年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースでプレーし、40試合に出場して打率.190・2本塁打・11打点の成績を残した。

2011年はA級ウェストミシガン・ホワイトキャップス英語版でプレーし、86試合に出場して打率.204・13本塁打・39打点・1盗塁の成績を残した。

2012年もA級ウェストミシガンでプレーしたが、故障離脱してトミー・ジョン手術を受けた。さらに、左肩の挫傷、右ハムストリング痛などの怪我が相次ぎ[8]、59試合の出場にとどまった。打率.288・9本塁打・27打点・5盗塁の成績を残した。

2013年はA+級レイクランド・フライングタイガース英語版でプレーし、93試合に出場して打率.255・12本塁打・55打点・6盗塁の成績を残した。オフにはメジャー契約を結び、メジャーロースター40人枠に登録された。

 
A+レイクランド時代

2014年はAA級イースタンリーグエリー・シーウルブズでプレーし、オールスターゲームにも出場してMVPに選出された。同年は133試合に出場して打率.276・35本塁打・105打点・16盗塁の成績を残し、レギュラーシーズンでもMVPに選出された。

タイガース時代編集

 
タイガース時代(2016年5月13日)

2014年9月1日にメジャー初昇格を果たし、同日のクリーブランド・インディアンス戦でオースティン・アダムスからメジャー初打席初安打を放った[9]。この年メジャーでは11試合に出場して打率.375の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグス英語版に所属した[10]

2015年はA+級レイクランドとAAA級トレド・マッドヘンズでプレーし、2球団合計で135試合に出場して打率.243・23本塁打・82打点・5盗塁の成績を残した。ロースター拡大後の9月8日にメジャー昇格した[11]。この年メジャーでは9試合に出場して打率.182の成績を残した。

2016年はメジャーで31試合に出場。打率.255・5本塁打・11打点に加えて長打率.500をマークした。

2017年3月31日に40人枠を外れる形で傘下のAAA級トレドへ配属された[12]。この年は、メジャーに上がれなかった。

中日時代編集

2017年12月26日、中日ドラゴンズから来季の契約を結んだことが発表された。背番号は44[13]MLBでは「右投左打」で登録されていたが[12]、中日入団時から「右投両打」の登録となる[14]

2018年の北谷春季キャンプでは右打席にも取り組んでいたが、首脳陣の方針によりスイッチヒッターを断念し、オープン戦以降は左打席に専念する。シーズン開始当初は外国人枠の関係で2軍だったが、ダヤン・ビシエドアメリカ合衆国の市民権取得手続きでチームを離れたため、2018年4月20日、対広島カープ戦(ナゴヤドーム)で「4番・一塁手」としてNPB公式戦に初出場。来日するまで一塁手の経験がなく、ウエスタンリーグでも同月8日[3]から7試合[6]で守備に就いただけだったが無難にこなし、打撃も3試合で13打数9安打4打点1本塁打、打率6割9分2厘で3連勝に貢献した[7]。外国人枠の関係やケガもあり46試合の出場にとどまったものの、2019年シーズンも残留することとなった。

2019年も外国人枠の関係で二軍スタートとなったが、好調を維持していたことから5月24日に一軍登録され、同日に「6番 右翼手」としてスタメン出場、同26日には決勝本塁打を放ちお立ち台に上がった。しかし、同年の中日では、先発にエンニー・ロメロ、中継ぎにライデル・マルティネス及びジョエリー・ロドリゲスと投手に外国人枠を3つ割き、残る1枠には主砲のダヤン・ビシエドがいたため、モヤの一軍での出場機会は限定されていた[15]

オリックス時代編集

2019年6月30日、オリックス・バファローズへの金銭トレードが発表された[16] 。背番号は1[17][18]。オリックスでは、ジョーイ・メネセスの出場停止処分[注 1]の他、ステフェン・ロメロの故障、クリス・マレーロの不振など主軸候補の外国人の戦線離脱が相次いでおり[19][20][21]、打開策として中日では出場機会が限られていたモヤに白羽の矢が立てられた[15]。また、同時に中日から松井雅人松井佑介、オリックスから松葉貴大武田健吾の2対2トレードも発表されており、事実上の3対2+金銭の大型トレードとなった[22]

7月3日に出場選手登録されると、同日の対千葉ロッテマリーンズ戦(京セラドーム大阪)に「6番・一塁手」でスタメン出場[23]。2回裏の移籍後第1打席でマイク・ボルシンガーから移籍後初本塁打を放った[24]。同一シーズンでセ・パ両リーグで本塁打を放ったのは史上4人目[25]

詳細情報編集

年度別打撃成績編集

















































O
P
S
2014 DET 11 8 8 2 3 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .385 .375 .375 .750
2015 9 25 22 1 4 0 1 0 6 0 0 0 0 0 3 0 0 10 0 .182 .280 .273 .553
2016 31 100 94 9 24 4 2 5 47 11 0 1 0 1 5 0 0 38 0 .255 .290 .500 .790
2018 中日 46 101 93 5 28 4 0 3 41 16 0 1 0 1 6 1 1 25 1 .301 .347 .441 .787
MLB:3年 51 133 124 12 31 4 3 5 56 11 0 1 0 1 8 0 0 50 0 .250 .293 .452 .745
NPB:1年 46 101 93 5 28 4 0 3 41 16 0 1 0 1 6 1 1 25 1 .301 .347 .441 .787
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績編集



左翼(LF) 右翼(RF) 外野




































2014 DET - 5 0 0 0 0 .--- -
2015 2 8 1 0 0 1.000 5 4 1 0 1 1.000 -
2016 8 11 1 1 0 .923 18 27 3 2 2 .938 -
2018 中日 - - 16 14 1 1 0 .938
MLB 10 19 2 1 0 .955 28 31 4 2 3 .946 -
NPB - - 16 14 1 1 0 .938
  • 2018年度シーズン終了時

記録編集

初記録

背番号編集

  • 33(2014年 - 2016年)
  • 44(2018年 - 2019年7月1日)
  • 1(2019年7月2日 - )

脚注編集

注釈編集

  1. ^ ドーピング違反によるNPBからの1年間の出場停止処分。2019年6月27日公表。なお、メネセスは同日付でオリックスとの契約を解除された。

出典編集

  1. ^ a b 『中日スポーツ』2017年12月17日、2面。
  2. ^ 2019年度契約更改 中日ドラゴンズ”. サンケイスポーツ. 2019年7月2日閲覧。
  3. ^ a b 田中昌宏 (2018年4月21日). “【中日】モヤ、4安打デビュー!初打点も記録 竜党のモヤモヤ吹き飛ばす!”. スポーツ報知. 報知新聞社. 2018年5月18日閲覧。
  4. ^ a b c Yamell Rossi Jesni (2015年10月28日). “Steven Moya, de corazón criollo, nacido en Puerto Rico” (スペイン語). Diario Libre. 2018年5月18日閲覧。
  5. ^ 【中日】新助っ人ガルシアのニックネームは「衛星」…他の外国人は?”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2018年1月29日). 2018年5月18日閲覧。
  6. ^ a b 福谷佑介 (2018年4月20日). ““竜のモヤさま”昇格即4安打3打点 未経験の一塁手には「ワオ…」と頭抱える”. Full-count. Creative2. 2018年5月18日閲覧。
  7. ^ a b 中日モヤ様1軍復帰 得意コイ料理?愛娘にふるまう”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2018年5月16日). 2018年5月18日閲覧。
  8. ^ Kornacki, Steve (2014年3月10日). “Tigers taking a serious look at Steven Moya” (英語). Fox Sports. 2018年1月4日閲覧。
  9. ^ Iott, Chris (2014年9月1日). “Tigers 12, Indians 1: Miguel Cabrera has two home runs, four hits in rout of Cleveland”. MLive. 2016年8月4日閲覧。
  10. ^ Fenech, Anthony (2014年12月7日). “Steven Moya working on plate discipline to stay in majors”. Detroit Free Press. 2016年8月4日閲覧。
  11. ^ Beck, Jason (2015年9月8日). “Tigers call up 4, designate Fields”. MLB.com. 2016年8月4日閲覧。
  12. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2017年4月1日閲覧。
  13. ^ 中日ドラゴンズ 公式サイト - ドラゴンズニュース ★2018年度 新外国人選手獲得のお知らせ ”. 中日ドラゴンズ公式サイト (2017年12月26日). 2017年12月27日閲覧。
  14. ^ 中日ドラゴンズ公式サイト - 選手名鑑 モヤ(外野手)”. 中日ドラゴンズ公式サイト. 2018年5月18日閲覧。
  15. ^ a b 中日モヤ放出は親心、オリックスとトレード舞台裏”. 日刊スポーツ (2019年7月1日). 2019年7月3日閲覧。
  16. ^ オリックスが金銭でモヤを獲得!オリックスと中日の交換トレードも成立”. BASEBALLKING (2019年6月30日). 2019年7月2日閲覧。
  17. ^ 2019年度公示”. 日本野球機構. 2019年7月2日閲覧。
  18. ^ 松井雅人選手、スティーブン・モヤ選手、松井佑介選手 背番号決定のお知らせ”. オリックス・バファローズ (2019年7月2日). 2019年7月2日閲覧。
  19. ^ オリックス、メネセスとの契約解除…ドーピング違反でNPB1年間出場停止処分 日刊スポーツ 2019年6月28日
  20. ^ オリックス・ロメロが登録抹消 検査の結果「右腹斜筋の炎症」と診断 Full-count 2019年6月23日
  21. ^ オリックス、今季ワースト借金「10」 マレーロ2軍降格決定 SANSPO.COM 2019年6月1日
  22. ^ 【オリックス】大型トレードで弱点強化の福良GM「どれもピンポイントの補強」”. スポーツ報知 (2019年6月30日). 2019年7月2日閲覧。
  23. ^ オリ中日から移籍のモヤが1軍登録即「6番・一塁」で出場 両チームスタメン発表”. full-count (2019年7月3日). 2019年7月3日閲覧。
  24. ^ オリックス・モヤが一発回答!移籍後初打席で特大弾「うれしいよ」”. スポーツニッポン (2019年7月3日). 2019年7月3日閲覧。
  25. ^ 中日からオリックス移籍のモヤ 初打席でいきなり同点弾 同一シーズンでセ・パ両アーチは史上4人目快挙”. スポーツニッポン (2019年7月3日). 2019年7月4日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集