ディストリア・クラスニキ

コソヴォの柔道家 (1995-)
この人物の日本語表記には、主に以下のような表記揺れがあります。
  • ディストリア・クラスニチ

ディストリア・クラスニキアルバニア語: Distria Krasniqi1995年12月10日- )はコソボ出身の柔道選手。階級は48kg級。身長155cm[1][2][3]。ディストリア・クラスニチとも表記される[4]

獲得メダル
コソボの旗 コソボ
柔道
オリンピック
2021 東京 48kg級
世界選手権
2019 東京 48kg級
ワールドマスターズ
2018 広州 48㎏級
2019 青島 48kg級
2021 ドーハ 48kg級
世界ジュニア
2015 アブダビ 52kg級

人物編集

コソボ西部のペーヤ生まれ。柔道は7歳の時にドリトン・クカの下で始めた[3]。2012年からU23ヨーロッパ選手権52kg級で2年連続3位となった。2013年のヨーロッパジュニアでは3位だった[1]。2014年には階級を48kg級に下げると、ヨーロッパオープン・ソフィアでシニアの国際大会初優勝を飾った[1]グランプリ・デュッセルドルフでは3位になった。その後、再び階級を52kg級に上げると、2015年3月のグランプリ・トビリシIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[1]。5月のグランドスラム・バクーでも3位になった[5]。但し、コソボの52kg級は普段トレーニングパートナーを務めている世界選手権を2連覇したマイリンダ・ケルメンディがすでにオリンピック代表に内定しているため、この階級でのリオデジャネイロオリンピック代表は逃した[6][7]。10月のヨーロッパオープン・リスボンでは決勝で同じコソボのケルメンディに指導3で敗れて2位だった[8]。続くグランドスラム・パリでは5位だった。3週連続の出場となった世界ジュニアでは、コソボ代表選手として初めての優勝を飾った(2009年の世界ジュニアでは同じ52kg級でケルメンディが優勝したものの、当時はコソボ代表としての出場は認められず、IJFの名の下で大会に出場していた)[9][10]。2016年のグランプリ・ブダペストでは決勝でケルメンディに指導3で敗れた[11]。2017年にはグランドスラム・パリで3位になった[2]。2018年にはグランプリ・アンタルヤで2連覇を飾ると、ヨーロッパ選手権でも2位になった[2]。また、地中海競技大会でも優勝した[2]。その後、階級を48㎏級に再び戻すと、グランプリ・ザグレブでは2回戦でウクライナのダリア・ビロディド大内刈で敗れるも、グランプリ・ブダペストでは準決勝で遠藤宏美背負投で敗れるが3位になった[12]世界選手権では2回戦でウクライナのダリア・ビロディドに技ありで敗れた[2]ワールドマスターズでは決勝で元世界チャンピオンの近藤亜美を開始早々の大外刈で破って優勝した[13]。2019年のグランドスラム・パリでは決勝で近藤に小内刈で敗れた[2]グランプリ・ブダペストでは決勝で渡名喜風南の合技で敗れた[2]東京で開催された世界選手権では準決勝で渡名喜に袖釣込腰で敗れて3位だった[14]ワールドマスターズでは2連覇を果たした[15]。2020年のグランドスラム・パリでは52㎏級に出場すると、準々決勝で元世界チャンピオンの志々目愛、準決勝でロンドンオリンピック48㎏級金メダリストのサラ・メネゼス、決勝ではリオデジャネイロオリンピック銀メダリストのオデッテ・ジュフリーダをそれぞれ破って優勝を飾った[16]。10月のグランドスラム・ブダペストでは元の階級に戻ると、決勝でパウラ・パレトを技ありで破って優勝した[17]。2021年1月のワールドマスターズでは決勝で前戦でビロディドを破った渡名喜を合技で破って、今大会3連覇を果たした[18]。4月のヨーロッパ選手権では優勝した[2]世界選手権では準決勝で角田夏実の合技で敗れると、3位決定戦でもムンフバット・ウランツェツェグにも反則負けして5位だった[19]。7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは準決勝で世界選手権で敗れたムンフバットを技ありで破ると、決勝でも渡名喜に技ありで破ってケルメンディに続いてコソボで2人目となるオリンピック金メダリストとなった[20]

IJF世界ランキングは5600ポイント獲得で1位(21/6/28現在)[21]

主な戦績編集

52kg級での戦績

48kg級での戦績

52kg級での戦績

48㎏級での戦績

(出典[2]JudoInside.com)。

脚注編集

外部リンク編集