ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー

超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス』(ちょうせいめいたいトランスフォーマー ビーストウォーズメタルス)は、カナダ製作のテレビアニメ作品。『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の続編。1999年(平成11年)10月から2000年(平成12年)3月までテレビ東京系列で放送。全26話。

超生命体トランスフォーマー
ビーストウォーズメタルス
ジャンル ロボットアニメSFアニメユーモア
アニメ
監督 岩浪美和(日本語版監督)
シリーズ構成 ボブ・フォワード、ラリー・ディティリオ
音楽 ロバート・バックリー
アニメーション制作 メインフレーム・エンターテイメント
製作 テレビ東京、イオン(現・we've)、タカラトミー
放送局 日本の旗 テレビ東京系
大韓民国の旗 MBC
放送期間 アメリカ合衆国の旗 1997年10月26日 - 1999年3月7日
日本の旗 1999年10月6日 - 2000年3月29日
話数 全26話
漫画
作者 今木商事
出版社 講談社
掲載誌 コミックボンボン
発表期間 1999年11月号 - 2000年4月号
話数 全6話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

目次

概要編集

カナダのメインフレーム社で制作された「BEAST WARS: TRANSFORMERS」(1998年度デイタイム・エミー賞・アニメーション技能賞受賞作品)第2および第3シーズンの日本語吹替版で(2014年11月20日DHX Mediaが「BEAST WARS: TRANSFORMERS」シリーズの販売権を取得した[1])、CG版シリーズの第2弾かつビーストウォーズシリーズの第4弾に当たる。

日本では『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の続編でありながら、同作と本作の続編である『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』の後時代に当たる『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』と『ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー』を挟んだ後に放送された。トランスフォーマーシリーズ第1作『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』との物語的な接点が前作以上に強調されており、その設定が巧みに織り込まれている。米国ではシンジケーション番組として1997年から放送され、1998年から1999年まではカートゥーン ネットワークで放送された。日本語版ではポップ色の強い演出だった前作とは違い、児童層への配慮を強めた演出が目立っており、前作の決めゼリフだった「ストップ・ザ・ウォー!」は最終回と劇場版第2作目のみの使用となった。

終了後のストーリーは『リターンズ』に引き継がれる。

あらすじ編集

前作の最終回で爆発したエイリアン・マシンからクォンタムサージというエネルギー波が発生し、それを浴びたビースト戦士はトランスメタルスへと進化し、殉職したコンボイもスパークを新たなボディに移し替えられたことで復活を果たした。

戦いの最中、惑星エネルゴアは太古の地球であったことが判明。メガトロンの真の目的は歴史の改変であった。

先祖たちの眠る太古の地球を舞台としたサイバトロンとデストロンのビーストウォーズはより加速していく。

内容編集

アドリブ・リミックス
明るいストーリーが多かった前作と比較し、「裏切り」や「陰謀」「キャラクターの死」といった重いストーリーが主軸に置かれたのに相反して、日本語版では前作に増して声優陣によるギャグアドリブパロディめいたセリフが連発し、ギャグ要素がパワーアップしている。また、劇場版用として2エピソードを消費したため、日本オリジナルとしてこれまで放送された映像をつなぎ合わせてセリフを入れ直し、独自のストーリーを作り上げたリミックスが2話作られている(第14話「バナナはどこ?」、第26話「バナナをわすれた!」)。特に「バナナをわすれた!」では、最終的には他作品や各声優の持ちネタを含んだモノマネ対決が繰り広げられることとなった。序盤ではダイノボットが「この時間(『ビーストウォーズメタルス』が放送されていた時間)てえのはなぁ、子供達は幼稚園学校から帰ってきてホッと一息ついてる、お母さんは家事の合間にホッと一息ついてる、お父さんは仕事から帰ってきてホッと一息ついてる時間だ…。そんな時に小難しい話やって誰が喜ぶ⁉︎俺達がやらなきゃいけねえのは、体を張って笑いをとる事だ!そして皆さんの疲れた心を癒す!」という、日本語版の趣旨とも取れる旨の発言もしている。ラストは敵味方全てのキャラクターが視聴者に対し別れの挨拶をしており、敵首領のメガトロンですら「悲しい時は俺様を思い出して笑ってくれ」とまでコメントしているほどである。また最終回放送直後、「今私が見ていたのは何だったんですか?」といった疑問の電話が殺到した[2]
コンボイ役の子安武人は主人公であることからコメディ気味の演技が制限されていたが[3]、「リミックス」ではバナナのことで言い争う、出番の少なさを気にかける、主役であることを露骨にアピールする、逆ギレするなど、暴走気味の言動が目立った。また、ED後のスポンサー提供画面ではバカップルぶりを見せつけるシルバーボルトとブラックウィドーに対してはなぜか先生になって説教を始めるなど、凄まじい暴走を見せていた。
放送前のジャンクション(「この後すぐ!」のような5秒間のCM)や次回予告でもやりたい放題のギャグ合戦となっていた(「バナナをわすれた!」中、放送された5秒CMの傑作選が放送され、DVD-BOXには全ての5秒CMが映像特典として収録されている)。ジャンクションは主として自局(テレビ東京)の他番組のパロディが多かったが、稀に他局の番組ネタを使うこともあった。
オープニングでは画面下に「テレビを見るときは部屋を明るくして離れ見てね」という趣のテロップが表記されるが、その回のトークを担当したキャラクター毎に字体や語尾などが異なっていた。
次回予告も前作からエスカレートし、あらすじがまともに紹介されず、担当キャラ自身の紹介や愚痴に終始しており、「ビーストウォーズメタルスなのに普通に予告しちゃった」や「真面目に予告したらビーストじゃない」と公言するまでにギャグ路線であることを強調していた。
没エピソード「Dark Glass」
海外において、脚本が完成しながら製作されなかった没エピソードが存在する。メタルスダイノボットとラットルとの友情、そしてその終わりを描いたもので、『劇場版CG版ビーストウォーズメタルス』においてダイノボットが自分の体からコードを伸ばし何かをしている描写が伏線だった。実はダイノボットは自身のパーソナリティーをディスクとしてアクサロンに残しており、ラットルがそれをメタルスダイノボットに移植し、本来のダイノボットとして甦らせようとしたが失敗するという筋立てである。これが最終話(日本語版では第25話)でメタルスダイノボットが自我を取り戻すきっかけとなるはずだった。しかし子供向けにしては余りに暗く救いが無い内容であるという理由で没になり、代わりにコメディ要素の強い第21話「びりびりー! しびればびれぶー」(原語題:Go with the Flow)が製作された。
この脚本の内容は、『ビーストウォーズユニバース』(ISBN 4-7897-1484-5)に紹介されている。

登場キャラクター編集

日本語漫画版は別記。前作から登場したキャラクターの全長・重量は前作の記事を参照のこと。

サイバトロン / Maximals編集

総司令官 メタルスコンボイ/Optimus Primal(ゴリラ
  • 全長:3.2m、重量:3t、飛行最高速度:マッハ7
前作の最終回でボディを失い、マトリクスに還ったコンボイのスパークは、第3話において、ライノックスの尽力で現世に戻り、サイバトロンのブランクプロトフォームと合体、トランスメタルボディを得て復活を果たした。
ビークルモードは足をサーフボードとした飛行形態。第12話では、ライノックスを乗せた状態で飛行した。
武器は背中に装備している二本一組の棍棒「サイバー・メイス」背部の装甲と共に変形させることで二門式の「ビーム・ガトリングガン」となる。右足に装備した銃の「マイクロ・キャノン」はビークルモード時はブースターとなる。
正義と平和を強く愛する真面目な性格に変わりはないが、ギャグやツッコミは磨きがかかっている。仲間たち(特にラットルとチータス)から時折、「ムチャゴリラ」と呼ばれるようになる。自室のデスクにはゴリラの置物が置かれている(第11話)。
好物のバナナのことになると我を忘れる傾向があり、第14話では前作最終回での「冷蔵庫のバナナ」がなくなっていたことから仲間たちにバナナを探させ、それにより不信感を買い、デストロンの妨害工作もあって、チーム崩壊の危機に晒されるが、仲間たちを救い、バナナの件も謝罪したことで和解した。
  • 漫画版では本編開始前にメガトロンの罠で戦死し、残骸のビーストモードが最初のページを飾った。デストロンの手でスパークのないゾンビとして復活させられるが、サイバトロンの仲間たちの手でスパークが戻ったことにより、メタルス化して復活を果たす。メガトロン戦では連続キックの「猩猩剛連脚(しょうじょうごうれんきゃく)」ゾンビ軍団戦では肘打ちの「剛雷肘突(ごうらいちゅうとつ)」膝蹴りの「猩猩昇膝(しょうじょうしょうしつ)」連続パンチの「猩猩剛連撃(しょうじょうごうれんげき)」を使用。ジャガー戦ではロボットモード時の背中の装甲を防弾チョッキ代わりとした。ビークルモードは上半身をロボットモードにしたままの状態で使用するが、ランページ戦でロボットモードの頭部を失った際は、通常のビークルモードを使用。復活直後のメガトロン戦を皮切りに、ランページ、ジャガーといった猛者たちを打ち破り、ゾンビとして復活したテラザウラー、タランス、クイックストライクや兵士ドローンたちの殺された恨みの言葉さえも跳ね除けて、「貴様らを抹殺することで受ける悪業なら喜んで受ける。悪業を背負って悪を断つ」と自らの正義を叫び、ゾンビ軍団を倒していった。なお、ビースト戦士時代にバナナの食べすぎで腹を壊したこともあったという。
最高司令官 パワードコンボイ/Optimal Optimus(ゴリラ)
  • 全長:12m、重量:15t
第13話から登場。メガトロンの攻撃で重傷を負った初代コンボイを救うべく、彼のスパークを自らのスパークと合体させたメタルスコンボイはそれにより進化を果たした。ビーストウォーズ以前のトランスフォーマーを思わせる機械的な容姿と巨体になり、ビーストモード、ロボットモード、ジェットモード、タンクモードの四段変形を行う。
武器は胸部の左右に装備されている「プラズマ・キャノン」(「コンボイ大変身」では「ダブルキャノン」)肩部の羽「サイバーウィング」は盾にもなる。玩具では手持ちの長銃も装備。ビーストモード時は瞳を変化させることで強力なアイセンサー「マルチアイ」となる。
パワードコンボイの姿は気に入っているようだが、身体が大きくなった為、狭い所や再生カプセルには入れず、自力で自身の体を直していた。
第26話では地球にバナナを忘れてきたことを思い出して地球に帰還。伝説のバナナの種を手に入れるためにビーストウォーズを再開させてしまった。
  • 漫画版では最終話のみ登場。マグマに落ちていった初代コンボイのスパークを救うべく、自らもマグマに飛び込み、初代コンボイのスパークを口から取り込んでパワードコンボイに変身。ビーストモードの姿のままでドラゴンメガトロンとの一騎討ちを繰り広げて、両腕を失いながらも、蹴りでドラゴンメガトロンのスパークを抉り取って、そのまま破壊した。エピローグでは戦いの疲れを癒す間もなく、惑星ガイアにおいて、アンゴルモアエネルギーで暴走したライオコンボイを救うべく、旅立った。
密林巡査員 メタルスチータス/Cheetor(チーター
  • 全長:2.3m、重量:1.8t、最高速度時速:400km(ビーストモード時)・マッハ8(ビークルモード時)
クォンタムサージを浴びて、トランスメタル化したチータス。
ビークルモードは、腹部から出現する左右のブースターを用いた飛行形態。持ち前のスピードを空でも活かせるようになったが、飛ぶには助走がいるのが難点、飛行時には「○○(「行くぞ」や「空飛ぶ」)チータス、ジェットの限り」と発言することが多い。
仲間になった後のブラックウィドーに密かに想いを寄せるようになる(自室にはコンボイと自分との写真の他に、彼女の写真も飾られている)。
武器はビーストモードの頭部にあたる両腕を合わせてビームを撃ち出す「アームショット」(決めゼリフは「両手で撃つべし」)ビーストモードの尻尾は鞭「ハードホイップ」になる。相変わらず銃の扱いは不得手であり第17話ではライフルを使用するが、コンボイに誤射してしまった。
日本版においては神経質さが影を潜め、終始お気楽で明朗な子供のキャラクターとして演じられているが、プロトフォームのことを「未完成の命」と臆面なく言ってのけるなどの「子供」特有のドライな一面も持ち合わせている。
  • 漫画版では第1話と最終回である第6話のみの登場。最終回ではロボットモードの姿が少年と化していた。ドラゴンメガトロンに潰されそうになった初代コンボイのスパークを持ち前のスピードで間一髪助け出した。
機械化密林巡査員 メタルスチータス2/Cheetor(チーター)
  • 全長:2.7m、重量:1.7t
第17話から登場。メタルスダイノボットを生み出した、トランスメタルドライバーに偶然触れてしまったことでより有機的なトランスメタルス2にパワーアップしたチータス。
背中のロケットを用いて、さらなるスピードを発揮。それと引き換えに飛行能力はなくなったが、後に背中のロケットで再び飛行可能になった。
武器はロケットが変形した銃火器「ファイナルショット」
その戦闘力は同じトランスメタルス2のメタルスダイノボットと互角ではあるが、急激かつ不安定な進化であった為、当初はメタルス2とメタルスとの間で変化を繰り返していた。体の変化に戸惑い、コントロールができなかったが、誰よりも信頼を寄せるコンボイに手を差し伸べられたことで平静を取り戻した。
最終回の「モノマネ大会」では『名探偵コナン』の小嶋元太、『GTO』の鬼塚英吉など反則(チータス役の高木が演じていたキャラクター)ばかりしていたが、豊臣秀吉の似ているのかどうかわからないものまねで勝利を収める。
諜報員 メタルスラットル/Rattrap(ネズミ
  • 全長:1.8m、重量:1.3t、最高速度時速:500km(ビークルモード時)
クォンタムサージを浴びて、トランスメタル化したラットル。
ビークルモードでは足部が車輪になり四輪車に変形。高速、長距離移動が可能になった。背中に仲間を乗せることもある(ただし、乗り心地は悪く、ダイノボットは毎度のように尻の痛みに耐えていた)。
武器は尻尾が変形した鞭のような剣「ラットサーベル」車輪カバーが変形した楯「ラウンド・シールド」ビースト戦士時代に使用していた「ラットビームガン」の強化版「ラットビームガン・ネオ」
基地をアークに移してからは、基地防衛や水中に沈んだアクサロンからの基地防衛システムの回収作業などといった裏方に回ることが多くなった。
凸凹コンビの相方であるダイノボットが戦死した際には、彼が息を引き取るまで手を握りながら友情を確認。天に向かっていくスパークに真っ先に敬礼を送り、亡骸も自身の手で弔った。敵として蘇ったダイノボットとの関わりは描かれなかったが、彼が最後の最後で自分たちを救ってくれたことに対し、驚愕しながらも感謝した。
仲間になったブラックウィドーに対しては、ダイノボットのときと同じく辛辣な言葉をよくかけていたが、ブラックウィドーが手術の失敗で一度死亡した際には悲観に駆られ、メタルス化して復活した後は仲間と認めるようになった。
日米版ともコメディパートを担うことが多く、山口のアドリブも非常に多い。原語版では旧シリーズ『トランスフォーマー2010』に登場したアーシーを指し"Aunt Arcee"=アーシー叔母さんと呼ぶシーンが存在(国内版でも「親戚のおばちゃん」と呼称、本当に親戚関係にあるのかどうかは明確には語られておらず、かつてアーシー役を務めたスーザン・ブルーが原語版の音響監督だったための楽屋ネタ)。密かに同じ「電気ネズミ」である『ポケットモンスター』のピカチュウをライバル視している(これはOLMでアニメーション制作に関わっていた『パックワールド』も同様)。
日本語版では、リカちゃん人形のコレクターらしく、置ききれなくなった人形をコンボイの部屋にコッソリ置いたため、戻ってきたコンボイに叱られた(第3話)。
玩具はアニメと違い背部が逆転しており、足を伸ばした姿勢で走れるようなギミックがある。
最終回の「モノマネ大会」では『名探偵コナン』の工藤新一(ラットル役の山口が演じているキャラクター)をモノマネしようとしたところ、披露する前にお仕置きされ、未遂に終わった。
先行登場した劇場版第1作目ではオープニングでの解説のみの登場。
  • 漫画版ではビーストモードがデフォルメされており、ビースト戦士時代のビーストモードも描かれた。コンボイ復活の際には現世に戻ってきたコンボイのスパークの照射を担当。ダイノボットとのコンビは描かれなかったものの、ダイノボットから通信が入った際には真っ先にコンボイに報告した。
陸上防衛戦士 ライノックス/Rhinox(サイ
クォンタムサージが降り注いだ際、前作最終話における負傷により再生ポッドに入っていた為、メタルス化できなかった(そのことを残念がっており、劇中では何度か「メタルスになりたかった」とぼやいていた)。
トランスワープスペースに赴いて、コンボイのスパークを回収し、彼を復活させた。また、初代コンボイの修復も行ったことから、2回もコンボイを復活させている。
以前同様、基地の修理や防衛任務に尽力、縁の下の力持ち的存在としてサイバトロンを支え続ける(地味な役回りが多いことをネタにされたこともある)。しかし、一度戦闘に立てば、インフェルノやワスピーター相手にも善戦し、最終決戦ではシャトルでネメシスのブリッジに特攻を行い、ネメシスを破壊した。
最終回では「モノマネ大会」でジャムおじさんのものまねを披露したが、お仕置きを受けた。
アイキャッチの変身VTRには前作の映像が使われた。
玩具とプレイステーション版ソフトのデモムービー、漫画版ではメタルス版が登場(デモムービーによれば「出られたのはいいが、変な感じ」)。また、玩具版のカードには「コンボイのスパークを集めた時にメタルス化した」と記載されている。武器はビーストモードの角が変形した短剣クラッシュソード[4]。ビークルモードは戦車のように、脚がそれぞれクローラーに変形。
  • 漫画版では先述の通り、メタルス状態で登場し、ビーストモードのみだが、ビースト戦士時代の姿も描かれた。アニメ本編同様にトランスワープスペースに赴いてコンボイのスパークを回収するが、こちらでは戦い疲れたコンボイを一喝するために何度も殴るという熱さを見せた。コンボイ復活後はモアイ型の新しい基地を作り上げた。
特殊戦闘員 ダイノボット/Dinobot(ヴェロキラプトル
ライノックスと同じ理由でメタルス化できなかった。武器も変わっていないが、第2話と第3話ではライフル銃、第8話では拳銃と即席の石斧を使用した。
月が1つになったことからエネルゴアが地球であることに気付き、デストロン基地から2枚のゴールデンディスク(ボイジャー探査船にあったゴールデンディスクとエイリアンのディスク)を強奪し、ディスクの力を理解しているメガトロンが勝つと考え、デストロンに再加入しようとした。その証として、ゴールデンディスクをメガトロンに返却するが、メガトロンの見ている前でラットルを葬るという最終試験に対し、ラットルとの友情を捨てることができず、メガトロンに対しては、邪な考えでは勝てる勝負も勝てないと忠告する[5]。サイバトロンにもデストロンにも行き場をなくしたと思われたが、凸凹コンビの相方のラットルや同じ元デストロンのシルバーボルトの弁護もあり、コンボイの許しを経て、サイバトロンに復帰することができた。
ディスクをメガトロンに渡してしまったことから、間もなく起こるであろう事態を予感したダイノボットはラットルとのケンカを経て、ケジメをつける決意を固める。そして、デストロンが人類誕生の地である谷を襲撃し始め、援軍を待っていては間に合わないことを悟ったダイノボットは、たった1人の戦いを展開。直前に受けたタランスの毒と孤軍奮闘による疲労に苦しみ、生命維持コンピュータから警告を受けながらも戦うのをやめず、デストロンを蹴散らしていき、メガトロンから奪還したゴールデンディスクを残された最後の力で放ったダイノビームで破壊した。仲間たちに見守られる中、ラットルとの友情を確認した後、安らかに息を引き取る。スパークは天へと昇り、亡骸も手厚く弔われた。その後、ダイノボットに助けられた一匹の猿はダイノボットがメガトロンとの戦いで作り上げた石斧を手にしたことで人類への進化を果たしていった[6]
前作と比較するとコミカルな一面が前面に押し出されており、ギャグの度合いは前作を上回っている。リミックス版では声優の藤原が担当している『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしのネタもやっている。
前番組である『ビーストウォーズネオ』のファンだったらしく、本作の日本版の新番組予告では『ネオ』が終わってしまったことに悔しがっていた。
  • 漫画版では第1話ラストにおいてビーストモードの姿で登場。本編開始前の戦いで消息不明となっていたが、原始人たちに助けられた後、彼らに道具の作り方などを教えて静かに暮しており、永住を決め込んだ。だが、ジャガーの襲来に立ち向かおうとして逆に返り討ちにあって死亡。一歩遅く駆けつけたコンボイは、胴体と分断された彼の首を抱きかかえ、涙を流し、怒りと共にジャガーを地獄へ送ることを宣言し、それを果たした。なお、ビーストモード時は顔に傷ができており、ロボットモード時は顔に包帯を巻いていた。
極地偵察員 タイガトロン/Tigatron(ホワイトタイガー
地球生まれゆえに、誕生した時からエネルゴアの生物が持つ『ヴォック・ビースト』の改変遺伝子情報を体内に宿していた為、メタルス化せず、元の体のままだった。
地表に墜落したポッド探索のために、エアラザーと共に旅に出る。旅の最中、エアラザーと共にエイリアン・ヴォックに捕らえられ、宇宙の果てに連れ去られてしまう。
劇中未登場のメタルスタイガトロン(メタルスジャガーの色違い)がBOTCONで限定発売もされた。
  • 漫画版では銃ではなく「虎鉄(アイアンタイガー)」という日本刀を使う剣士で虎柄のマントも着用。恋人のエアラザーのことは「エアラザー殿」と呼んでいる。登場当初は記憶喪失ながらも、剣の腕前とエアラザーの名前だけは覚えていた。タランスに洗脳され、エアラザーと戦う羽目になってしまうが、エアラザーの命と引き換えに正気に戻った。操られていたとはいえ自身がエアラザーの命を奪ってしまったことから愛刀で自決を試みるも死ぬことはできず、せめてもの罪滅ぼしとしてコンボイの代わりにゾンビ軍団の相手を引き受ける。ゾンビエアラザー出現時は抵抗をやめて、エアラザーに斬られることを望むが、エアラザーのスパークは自身の中にあることに気付き、それにより、タイガーファルコンへの転生を果たした。尚、漫画版では救命ポッドのプロトフォームには触れられておらず、エネルゴア生まれなのかは不明。
空中偵察員 エアラザー/Airazor(ハヤブサ
タイガトロンと同じ理由によりメタルス化せず。
タイガトロンと同行し、同様にエイリアンに誘拐されて、行方不明となる。
海外では女性のため、両腕でタイガトロンに絡みついて寄り添うシーンなどがあるが、日本版では男性のため「僕前からタイちゃんのこと……」などのセリフで、冗談とも本気ともつかない怪しい関係を思わせるシーンとなってしまった。
テレビマガジン』にて「なぜ男同士でイチャイチャしているのか」という読者の質問に対し「男同士でも相手を好きになることがある。長い戦いの中で友情が好きという気持ちに変わっていったのだろう」という旨の、同性愛を肯定するかのような回答があった[7]。「女の戦士」と紹介されたこともある[8]
玩具版とニンテンドウ64版ソフトと漫画版ではメタルス版が登場。武器は両腕に付属する鳥の爪が変形したトンファー。ビークルモードは水上ジェット機。
  • 漫画版では第1話から登場し、メタルス化している。今木商事の意向により[9]、ロボットモード時は顔が擬人化されていて、黒髪の美少女となっている。恋人のタイガトロンのことは「タイガトロン様」と呼んでいる。タランス戦では翼を刃として切り裂く「猛禽旋空斬(もうきんせんくうざん)」を使用。コンボイ復活の際には照射されたスパークをデストロンの手で再生されたゾンビのほうに誘導した。ダイノボットからタイガトロンのいる場所を知らされ、会うために飛び立つが、タランスのせいで戦うことになってしまう。タイガトロンを正気に戻すべく、彼の精神世界に自らのスパークの半分を向かわせ、タランスの罠で心身ともに負傷しながらも、タイガトロンを正気に戻すことに成功するが、それと引き換えに自身は死亡してしまう。最終決戦ではエアラザーもゾンビ軍団の1人として復活させられ、タイガトロンの前に立ちはだかるが、エアラザーのスパークは既にタイガトロンの中にあった為、スパークのないゾンビエアラザーはタイガーファルコン誕生時の光により消滅した。
追跡員 シルバーボルト/Silverbolt(オオカミワシ
  • 全長:2.6m、重量:2t、飛行最高速度:マッハ7
第2話から登場。クォンタムサージによるポッドの故障で2つの生物をスキャンして誕生したフューザー戦士。ビーストモード時は狼の身体に鷲の翼と足を持つ。礼儀正しく正義感の強い性格。純粋でもあるが、それゆえに警戒心が低いところがある。
武器は翼に収納されている二本一組の「ボルトサーベル」で「フェザーミサイル」にもなる。スクリプト段階(『ビーストウォーズユニバース』より)では、胸にガトリングを仕込む予定だった。
誕生した直後はメガトロンに騙され、デストロンに入るが、あくどいやり方に馴染めず、サイバトロンに捕えられた所へ進化したコンボイの姿を目の当たりにし、彼を助けてサイバトロンに転向。また、戦いの中出会ったブラックウィドーに一目惚れし、彼女を説得(求愛)し続けて、最終的にサイバトロンに引き込んだ。その後の彼女との相思相愛ぶりは、ギャグの1つとなっている(突っ込みは主にコンボイ)。しかし、一度ブラックウィドーが死亡した際には、その元凶となったタランスを残虐な方法で葬ろうとしたほどの怒りを見せた(その場で奇襲をかけたランページにすら「正義の味方のすることじゃない」と蔑まれた)。
一人称は「僕」だが、日本語版初登場回の劇場版第1作目及びテレビアニメ初登場時では「わたし」で、ゲーム作品では「わたくし」となっている。セリフと共にファンファーレが鳴り響くという描写が、他者とのギャップを持つ彼の生真面目な性格を軽妙に表現している。吹替版では語尾が「〜デス!(攻撃中は「デス!デス!デス!……」と連呼)」となり、エセ外国人ふうの口調が特徴。日本語版では「パタパタ犬」と呼ばれることもある(主にラットルから)。基本的に人を「さん」付けで呼んでいるがたまに呼び捨てにしている。
  • 漫画版では第1話のラストシーンにビーストモードの姿で登場し、最終回のエピローグにおいて大怪我を負っていたブラックウィドーを助け恋仲になって帰ってきたところをラットルに突っ込まれるというだけの僅か2回のみの出番であった。
諜報工作員 ブラックウィドー/Blackarachnia(セアカゴケグモ
地球生まれゆえに、メタルス化せず。
前作最終回でタランスが仕掛けたサイバーリンクにより、タランスに遠隔操作され、メガトロンが留守の間にゴールデンディスクのバックアップ探しもさせられるが、タランスが戦闘で一時的に行動不能になっている隙を突いて、ゴールデンディスクのバックアップを自らにダウンロードした後、「バックアップには罠が仕掛けられていたので壊れてしまった」と嘘を付いて、バックアップを破壊した[10]。その後、サイバーリンクを逆手に取ったエネルゴンダメージ共有でタランスを参らせ、リンクを切らせることにも成功する。
シルバーボルトに想いを寄せられるようになり、そのことで彼を利用しつつも半分は満更でもなかった。
メガトロンが初代コンボイを暗殺して、サイバトロンの存在自体を消し去る歴史改変を実行したことから、サイバトロンのプロトフォームから誕生した自身も消えそうになり、初代コンボイの修復に手を貸す。この一件でデストロンを離反し、サイバトロンの一員となる(ただし、本人はあくまで『一人のデストロン』としてだが)。悪女的性格は変わらなかったが、シルバーボルトや猿人の子供と接する中、少しずつ丸くなっていった。
  • 漫画版ではメタルス化せず、最後までデストロンに所属していたが、最終回でメガトロンに撃たれ大怪我を追っていたところをシルバーボルトに助けられ、それをきっかけに彼に好意を抱いた様子。悪女よりも姉御肌と思わせる描写が多く、タイガトロンを洗脳して、エアラザーを倒そうとするタランスの作戦に「恋人同士を戦わせるなんてデストロンでもやっちゃいけない事」と言って、首をへし折り、エアラザーを助けたこともある。
妨害工作員メタルスブラックウィドー/Blackarachnia(クモ)
第21話から登場。デプスチャージの捨てたトランスメタルドライバーの力によってメタルス2として復活した姿、生粋のサイバトロン戦士となった(原語版では、メタルス化して初めて「マクシマイズ」のコードで変身するようになった)。ただし、相変わらず「悪女」を自称している。ランページを一人で倒すなど、戦闘能力も格段にアップしている。
武器は蜘蛛の頭部が変形した銃。超能力(ハンドパワーと呼称)も使用できる。両腕にカッターも装備し、ビーストモードの口から吐く糸で敵をからめとる。
リミックス版や次回予告ではシルバーボルトとの凄まじいバカップルぶりを見せつけ、その度にコンボイに冷ややかなツッコミを入れられている。また、「モノマネ大会」ではピカチュウ薬師丸ひろ子などの完成度の高いものまねを見せ、一度もお仕置きを受けなかった。
メタルス2の玩具では胸部に劇中では付けていない装甲が追加されているが、ネジ止めされた装甲を剥がすことでCGモデルを再現できる。また、サイバトロン、デストロンのエンブレムチェンジギミックが備わっている。
海上司令官 デプスチャージ/Depth Charge(オニイトマキエイ
  • 全長:3.4m、重量:3.8t、飛行最高速度:マッハ9
第15話から登場。原語版第3シーズンにおける新キャラクター。サイバトロンの植民惑星オミクロン(通称「コロニーO」)の元警備隊長。コンボイとは旧知の間柄。頑固な性格で融通が利かないところがあるが、サイバトロンの自覚は備えている。一人称は「我輩」(先行登場した劇場版では「わし」)。
かつて、プロトフォームXに仲間たちを殺されたことから血眼になって、Xを捜索した末に捕獲。上層部にXの死刑を望むが、聞き入れられなかった。その後、コンボイ部隊の行方をスターホッパー号で追っている最中、宇宙で空間の歪みに巻き込まれて、エネルゴアにタイムスリップすると共にクォンタムサージを浴びたことでトランスメタル化する。宇宙船のコントロールを失って水没した際、宇宙船のスキャン装置でオニイトマキエイのトランスメタルスになる。
ビークルモードはスターホッパーを模した飛行形態。
武器は胸から放つ円盤弾「ディスクランチャー(マルチ・グレネードランチャー)」と偵察メカの「こばんざめたろう」(日本版での名称)にもなる銃「ハイドロ・キャノン」(「コバン・ランチャー」とも)と尾が変形した「テイルサーベル」ビーストモードのヒレは「ウィング・シールド」[11]」という防具にもなる。
オニ"イトマキ"「エイ」がモチーフだからなのか、日本版での口癖は「エ〜イ」しきりに「い〜と〜まきまき」と何度も歌を口ずさむが、歌詞の続きが思い出せず無理矢理「エ〜イ」で終わらせる。寄って来た蝶に「あ、蝶々」と言いながら戯れるという意外な一面も見せた。
当初はランページ抹殺しか頭になく、ランページを開放してしまったコンボイに根強い不信感を持っており常に反発していた。そのあまりアクサロンのサイバーガードシステムの引き下げ作業中のラットルの加勢を拒否していた。コンボイの再三の説得で渋々引き受けるも、それが返ってシステムをデストロンに奪われる結果となってしまい、それ以降は責任を取るために渋々共闘する。ただし、反抗的な態度と憎まれ口は相変わらずで行動もほとんど単独。メタルスチータス2の件を隠していた際、コンボイから「お前のメインプロセッサを引きずり出して、直接聞くことになるぞ」と脅されたこともあった。
メガトロンがネメシスに向かった際は、コンボイの命令を素直に聞き入れ、ネメシス破壊を優先・出撃する。その途中でネメシスを守っていたランページに遭遇し、海中戦を展開。海底のエネルゴンを剣として使った攻撃でランページのスパークを破壊するも共に爆砕。浮かび上がった残骸はコンボイとタイガーファルコンに発見された。日本語版では遺言として続きの歌詞「ひい〜てひい〜てとんとんとん」を思い出し、満足げに海の底へと沈んでいった。
最終話のリミックスでは「歌うのに飽きた」とあっさり復活し、続きの歌詞を含めてしっかりと1フレーズ分歌っていた。「モノマネ大会」ではジャイアンのもの真似をする。似ていたが、お仕置きを受けた。
日本版の玩具やアイキャッチではメタルスデプスチャージと表記されている。
調停特使 タイガーファルコン/Tigerhawk(ホワイトタイガーハヤブサ
  • 全長:3.5m、重量:2.6t
第23話から登場。ヴォックに連れ去られていたタイガトロンとエアラザーがヴォックの手で合体させられて誕生した戦士。
武器は翼が変形した二本一組のミサイルランチャー「ダブルサンダートルピード」で、ロボットモード時は手持ち武器としても使用可能。武器以外では竜巻や雷といった自然の力を自由に操ることもできる。アニメでは未登場だが、「フライトモード」という飛行能力重視の形態もあり、その際は顔に青い隼型マスクを装備する。
実体を持たないヴォックが地球に赴くための依代として作られて、誕生後にヴォックが憑依して地球に襲来し、サイバトロンにもデストロンにも攻撃を仕掛ける。ヴォックがタランスを葬るために抜け出したことで、意思が失われたが、ヴォックを追いかけてきたタイガトロンとエアラザーのスパークが宿ったことで、サイバトロン戦士として復活を果たし、橙色の瞳を持つようになる。タイガトロンとエアラザーの人格が合わさってはいるが、人格はタイガトロンの面が色濃く出ている。
最終決戦ではコンボイをアークに戻し、自身は戦艦ネメシスに単身立ち向かむも、フュージョンカノンの前に戦死。直後のアイキャッチで、「ええ?……これで終わり?」と苦笑いしていた。
リミックス版には「出番が無さそうなため」と無理矢理登場し、終始出番の少なさを気にしていた。また、物真似が披露できなかったことを残念がっていた。
日本版での口癖は「〜ござるでしょう」で、第25話ではエアラザーの口癖であった「ハイヤー」も口にした。一人称は「拙者」アニメ登場前に発売された玩具の箱では、キャラクターが定まっていなかった為、一人称は「俺」と書かれていた。
日本版ではタイガーファルコンと改名されてはいるが、海外でのTigerhawkの「hawk」の意味は「」以外にも「猛禽類の総称」を意味しているので、この名前でも間違いではない。
  • 漫画版ではヴォックが未登場だったことから誕生の経緯は異なり、亡きエアラザーのスパークが自身の中にあることに気付いたタイガトロンが自らのスパークと1つにしたことで誕生した。エアラザー同様に顔は擬人化されており、美形となっている。炎の力を持つ「炎滅刀(えんめつとう)」、氷と嵐の力を持つ「氷嵐刀(ひょうらんとう)」、雷の力を持つ「気雷刀(きらいとう)」、大地の力を持つ「地裂刀(ちれつとう)」の四刀を使用。ゾンビ軍団を倒していき、戦い終えた後、戦死者たちの魂を連れて、魂の楽園マトリクスに旅立っていった。喋り方はタイガトロンともエアラザーとも異なるが、コンボイに別れを告げに来た際には、エアラザーを思わせるしゃべり方をした。
コンピューター/Maximal computer, Sentinel
サイバトロン基地(探査船アクサロン)、および旧サイバトロンの戦艦アーク(こちらは原語版ではテレトラン1)、救命ポッド、生命維持システムに搭載されている。声は同じだが特に人格は設定されていない。

デストロン / Predacons編集

破壊大帝 メタルスメガトロン/Megatron(ティラノサウルス
  • 全長:3.2m、重量:3.5t、飛行最高速度:マッハ8(ビークルモード時)
クォンタムサージを浴びてトランスメタル化。
前作段階では明らかにしなかった真意、すなわち初代メガトロンの残したゴールデンディスクに書かれた未来(メガトロンたちの本来の時代から見れば過去)の情報を用い、その遺志である歴史改変を実行するべく行動する。一度は初代コンボイの暗殺に成功するも、ブラックウィドーの裏切りにより失敗する。
ティラノサウルスのビークルモードでは胴体のブースターで飛行することができるようになり、また足から車輪を出して移動するシーンも見られた(本人によると「買い物モード」。食玩『トランスメタルスダッシュ!!』では「ジェットローラータイプ」とも名付けられている)。
武器はビーストモード時の尻尾が変形した「ペンチアーム」を主体とし、先端部からは光線の「メガバスター」を放ち、光の刃としても使用することが可能。ペンチアームの先端を変形させれば、ディスクの映写装置「メガデコーダー」にもなる。ビーストモード時の腕はロボットモード時は両肩左右二門のビーム砲「プラズマファランクス」を形成。
コミカルな描写に関しては、第3話と第14話ではローラースケートを披露して(本人によると「お買い物モード」)、第17話では風呂代わりに使っている再生プールにアヒルちゃんのオモチャを浮かべていた。また、第19話の次回予告後の提供クレジットでは、まじめに次回予告をしなかったことを非難するタランスに対し、「マジメにやったらビーストじゃない」という発言をしている。
負ける理由は「部下が頼りないから」だとしている。
  • 漫画版ではナビ子が未登場ということもあって、シリアス重視のキャラとなり、一人称も「ワシ」になっている。コンボイの残骸をゾンビ化して蘇らせた上、完全な傀儡にする「マジックショー」を行うも、サイバトロンのチームプレーにより逆にコンボイを完全復活させてしまった。コンボイのカムバック戦に敗北後、温泉のような再生システムで傷を癒すも、ジャガーに敗北し、首だけの状態になってしまう。その状態のままワスピーターに連れられ、ブラックウィドーが発見したアークに姿を現し、初代コンボイを殺そうとするが、自身の消滅を恐れたブラックウィドーによってマグマに落とされてしまう。しかし、そこに沈んでいた初代メガトロンに「力を貸して欲しい」と嘆願したことで、初代メガトロンのスパークの力によりドラゴンメガトロンとなって復活した。なお、マジックショーの説明時はユーモラスに振る舞い、報告に来たワスピーターの慌てぶりに苛ついた際は「やかましい」と蹴落とすなど、コミカル描写が皆無だったわけではない。
破壊大帝 ドラゴンメガトロン/Megatron(ドラゴン
  • 全長:11.5m、重量:14.5t、飛行最高速度:マッハ9(ビーストモード時)
第22話から登場。パワードコンボイに対抗すべく、アーク内に潜入し[12]、初代メガトロンのスパークを自らのスパークと合体させる。その最中にタランスとクイックストライクの策略により、溶岩に落とされるが、それが功を奏して、赤いドラゴンという予想以上のパワーアップを果たした。進化以降の口癖は「アチョ〜!」
デストロンが誇る最強戦艦ネメシスを探し出し最後の攻勢に討って出る。ブリッジに乗り込んできたパワードコンボイをも圧倒し、勝利は目前かと思われたが、オリジナルの人格の影響を受け始めたメタルスダイノボットの裏切りにより敗北。アークのシャトルに括りつけられた状態でセイバートロン星に連行されることになった(日本語版ではその時「バイバイキ〜ン!」と叫んだ)。
連行前に初代メガトロンのスパークは初代メガトロンに返却されたが、そのシーンはカットされた。
ドラゴンの口から火炎放射の「ドラグーン・ブレイズ」や冷凍光線「ドラグーン・フリーズ」を発射。牙には噛みついた相手に電流を流し込む「エレクトロ・バイト・ドラゴン」が備わっている。玩具ではミサイルを発射。車両型のビークルモードにも変形する。
コミカル面においては、第23話でクイックストライクの裁判を行った際、雰囲気を出すためにカツラを被っていた(カリスマ美容師にセットしてもらった)。最終回リミックスのオープニングでは、他のキャラクターが「千年のソルジャー」を合唱する中、1人だけ紛失した海老チャーハンを探し回っていた。その回の「ものまね大会」では審査員を務め、エコヒイキやズルをせず真面目に、かつ厳しいジャッジを行った。また、直前のパワードコンボイ戦ではしりとりおよび早口言葉合戦をしながらの戦闘を展開。
  • 漫画版では新生直後、初代コンボイを破壊するも、初代コンボイのスパークを取り込んでパワードコンボイとなったコンボイと死闘の果てにスパークを足で潰されて最期を迎えた。パワードコンボイとは逆に終始ロボットモードのままであったが、パワードコンボイとの戦いで頭部を破壊された後は左腕のドラゴンが意識を持っていた。
忍者兵 メタルスタランス/Tarantulas(タランチュラ
  • 全長:2.5m、重量:2.1t、最高速度時速:400km(ビークルモード時)
前作の最終回でインフェルノに焼かれたボディから意識を分離していたが、ブラックウィドーの脳内に意識を寄生することで生き延び、クォンタムサージでトランスメタル化したボディに戻り復活する。ビークルモードでは、車輪で高速移動可能で「パラリラパラリラ〜」と暴走族のような声を出す。復活直後はサイバーリンクでブラックウィドーの体を限定的に操り支配していたが、ブラックウィドーがサイバーリンクによる繋がりを逆に利用したエネルゴンによるダメージ共有を行った為、やむを得ず解除することになった。発明家としての才能を如何なく発揮し、パワードコンボイに対してはウイルス弾で戦闘不能にしたり、寄生して遠隔操作するクモ型ロボットとパワードコンボイ型コントローラーを使って操ったりした。
前作以上に独断専行が目立ち始め、メガトロンですら真意を把握しきれず、互いに不信感を募らせ続け、遂に公然とメガトロンに反旗を翻す。ジャガー来訪の際には、メガトロンの逮捕、または抹殺の為に送り込まれたデストロン最大派閥の一つであるトリプティコン評議会直属のデストロン秘密警察のエージェントであることが明かされた。ジャガーの戦死後もメガトロン隊の一員として活動しながらユニクロンの眷属(ユニクロンズ・スポーン)として全トランスフォーマーの抹殺という最終目的のために暗躍を続ける。
アーク破壊に失敗後、姿を暗ますが、タイガーファルコンを捕獲し、それを使って時空渦動を引き起こそうとする。だが、憑依していたエイリアン(ヴォック)の反撃に遭い、足だけを残してあえなく爆死した。だが、死ぬ直前までデストロン最強戦艦「ネメシス」を発見・修復していたことで、サイバトロンはメガトロンによる最大の危機を迎えることになる。尚、海外のトランスフォーマー ユニバースのコミック版ではヴォックを取り込んで復活している。
武器はレーザーを発射できる回転鋸「サークルエッジ」肩の「ラウンドランチャー」蜘蛛脚の先から発射するビーム弾、敵を捕獲し行動不能にする蜘蛛の巣型のネット、液体爆弾等を発射するマルチ・スプレーガン。
最終回の「ものまね大会」では宇宙に響き渡る『やかんのお湯が沸いた音』のものまねを行い、自ら「上手い!」と絶賛していたがお仕置きされていた。
  • 漫画版ではメガトロンの手で蘇生したコンボイが仲間になったことを疑わず、肩もみをさせるが、コンボイには既にスパークが戻っていた為、肩もみ状態からダメージを受けて、頭部が外れてしまった。ブラックウィドーと共に神殿(アーク)を探している最中、記憶を失っていたタイガトロンを小型のクモメカで洗脳し、エアラザーと戦わせる。それに怒ったブラックウィドーに首を折られながらも、精神をリンクさせていたタイガトロンを操って、エアラザーに致命傷を負わせ、精神世界側のエアラザーに対してもタイガトロンに化けた状態で致命傷を与えた。しかし、最後の力を振り絞った精神エアラザーの攻撃で精神タランスを倒されてしまったことでスパークを損傷し、タイガトロンを奪還されてしまった上、現実世界の自身は駆け付けたコンボイに命乞いするも叶わず、自己再生不能になるまで砕かれて死亡する。その後、ドラゴンメガトロンの手でゾンビ軍団の1人として復活する。尚、トリプティコン評議会が未登場だった為、秘密警察のエージェントしては描かれなかった。
空中攻撃兵 ワスピーター/Waspinator(ハチ
クォンタムサージ発生の際に衝撃で再生プールの中に落ちてメタルス化できなかった。やられ役としての側面が強調される(メタルスダイノボットに千切りにされる、ブラックウィドーの飛行艇にぶつかり粉々になるなど)も、そのたびにしぶとく復活、ギャグキャラクターの地位を確立した。だが、1つになった衛星を見て惑星エネルゴアの正体に気づくといった賢い一面も見せており、やられ役ながらもシルバーボルトに対しては勝率の良さを見せた。時々「先輩」「後輩」「お前何年だよ?」など自分たちの関係を学園に見立てた話し方をする。第25話にてデストロンに嫌気がさし、脱退を宣言。サイバトロンが地球を去った後、猿人の王に納まって幸せな生活を手に入れた[13]
最終回(リミックス)ではランページとは同じ広島出身という会話をしていた(声を担当した加藤とランページ役の檜山が広島県出身であるゆえのネタ)。また「ものまね大会」では「読売ジャイアンツ桑田投手」、「サッカーの中田選手」などのものまねをするが、出来は自分でも自覚しており、お仕置きを食らって「あーやっぱりやられた」と苦笑混じりに言っていた。
  • 漫画版ではメタルスの姿で登場。初登場時はメガトロンに蹴り落とされるという、アニメ本編同様に酷い扱いを受けるが、ジャガーの攻撃から生き延びた後(死体に紛れてやり過ごした)、ジャガーに残骸にされたメガトロンを助け出して、初代コンボイ抹殺に赴いた。ドラゴンメガトロンの手でゾンビとして蘇ったデストロン兵がコンボイと戦った際には姿がなく、消息は不明となる。
地上攻撃指揮官 インフェルノ/Inferno(アリ
地球生まれゆえに、メタルス化せず。
相変わらずの忠臣ぶりで、スコルポスに代わりデストロンのNo.2となるが、今作では戦闘において前作のようにサイバトロンを圧倒することがなくなり、苦戦を強いられることが多くなった。ライノックスと同じく、ほとんどビーストモードの姿では登場しなかった。
日本語版では攻撃を受けた際に「やな感じー!」という『ポケットモンスター』のコジロウ(インフェルノ役の三木の担当キャラクター)のセリフを言うこともあった(こちらもOLMでアニメーション制作に関わっていた『パックワールド』も同様)。いつも口癖の「ごっつんこ」ばかり言うため、番組の予告でラットル達にそのことをつっこまれていた。
英語版ではメガトロンを「女王蟻様」や「女王陛下」などと呼ぶが、日本語版では「黄門様」などと翻訳されている。
ネメシス侵攻の際はメガトロンに見捨てられ、原人達を抹殺するために放たれたフュージョンカノン砲にクイックストライク共々巻き込まれ死亡。ビーストウォーズが終結し、コンボイらが地球を去った後、彼の頭部は原人達に打楽器として玩ばれ、尻尾はコンロのように使われていた(日本語版では叩く度に「ごっつんこ」と声を発していた)。
最終回の「ものまね大会」では銭形警部のものまねで高評価を得るが、ポパイクリス・ペプラー小林克也、『料理の鉄人』のキッチンレポート(太田真一郎)のものまねを4連発で行った際はいずれも低評価のためお仕置きを受けていた。
玩具ではビークルモードにも変形可能なメタルスインフェルノが発売されており、海外でもスカベンジャーという別名で販売されていた。
砂漠戦闘指揮官 スコルポス/Scorponok(サソリ
空中戦闘員 テラザウラー/Terrorsaur(プテラノドン
両者共、第1話にてクォンタムサージを浴びメタルス化の兆候を見せるものの、その際の衝撃で基地の下のマグマの中に落下して死亡。Aパートのみの登場に終わった。
  • 漫画版ではテラザウラーがメタルスの姿で登場。自身のドローンであるテラザウラー百人隊を率いるが、復活したコンボイに全員が倒され、自身は真っ二つにされる。ジャガーに殺害された後、ドラゴンメガトロンの手でゾンビ軍団の1人として復活させられた。尚、口癖はアニメ版の「ザス」ではなく「ザス」となっている。
砂漠戦指揮官 クイックストライク/Quickstrike(サソリコブラ
  • 全長:2m、重量:1.5t
第2話から登場。シルバーボルトと同様の経緯を辿り誕生した戦士。サソリコブラのフューザー戦士であり、尾がコブラになっている。元々攻撃的な性格であり、誕生後にセキュリティサーキットがオフになっている隙をメガトロンに狙われ、アクティベーションコードを書き換えられてデストロンとなった(日本語版では両軍とも「変身」で統一されているが、原語版では所属によって異なるアクティベーションコードを用いる)。一人称は「俺」で、稀に「俺様」とも言っている。ゲームでは「わたくし」で、稀に「あたくし」と言っていた。日本版での口癖は「ギッチョン!(ギッチョンチョン!)」や「ブラ〜!(コブラ〜!)」テレビシリーズより先に公開された劇場版2作では、キャラクター設定が確定していなかったために喋り方が多少異なり、劇場版第1作目では「〜でございます」という慇懃な口調だった。海外版では西部のカウボーイのような言動(書籍『ビーストウォーズユニバース』では、「西部劇のならず者のような口調」と紹介されている)が特徴。サソリとコブラで別人格を持っているような描写も点在し、ビーストモード(サソリの頭)は低い声、コブラは高い声、ロボットモードではその中間の声を発する。コブラだけで動いていたこともある。
基本的にはメガトロンに忠実だが「いたぶる楽しみが減る」という理由でサイバトロン撃滅の中止をメガトロンに進言したり、タランスにそそのかされて、メガトロンを裏切ったこともある。ブラックウィドーに鼻の下を伸ばしたり、命令に稀にそむくなど、不真面目な言動が多い。
インフェルノと共に人間の村を襲っている最中、ネメシスの砲撃を受け死亡。その後、原始人たちの笛や面、棒立てにされてしまった。日本語版では「情けない」と嘆いていた。
武器はコブラの口から放たれるものが主であり、機関砲「サイドワインダー」毒の光弾「ベノム・ストライク」直接噛みつく「ベノム・バイト」毒の帯状交戦「ベノム・エクスプロージョン」それら以外では、タランスが開発したパワードコンボイ型コントローラーを使って、パワードコンボイを操ったこともある。
川口浩森本レオ下條アトムなどナレーションの物真似が多く、テロップで「クイック・森本・ストライク」「下條・クイックストライク・アトム」と紹介されたり、「川口さん?」とツッコミを入れられている。22話では飛田が主演していた『機動戦士Ζガンダム』のネタも披露。出番の少ない脇役であることを嘆いている様子も見られた。
最終回のものまね大会では刑事コロンボのものまねをするが、メガトロンに「(今時の)よい子のみんなにゃわかんねーよ!」とお仕置きを受けていた。
  • 漫画版ではサソリ型ドローン(体型はスコルポスに酷似)とコブラ型ドローン(体型は『ネオ』のコラーダに酷似)を指揮している。ライノックスの研究所を襲撃するが、ライノックスの自決に疑問を抱いたブラックウィドーに八つ当たりされて頭部を蹴り飛ばされてしまった後、研究所の爆発に巻き込まれてしまう。ジャガーに殺害された後、ドラゴンメガトロンの手でゾンビ軍団の1人として復活させられた。
戦将 ランページ/Rampage(カニ
  • 全長:3.4m、重量:4t、最高速度時速:100km(ビーストモード時)
第8話から登場。スタースクリームのスパークの不死性を再現するためのプロトフォームXとして、サイバトロンの秘密実験により誕生[14]。だが、手の付けられない凶暴な性格となってしまい、誕生地であるコロニーOのサイバトロンを全滅させた後、専用の救命ポッドに封印された。コンボイ部隊の手で生物の存在しない宇宙の墓場に投棄されるはずだったが、その前にビーストウォーズが勃発し、エイリアンマシン起動時の影響でXのポッドもエネルゴアに落下[15]。地球生まれではないために、トランスメタル化した状態からカニのビースト戦士になった。当初は両勢力とも無差別に攻撃していたが、メガトロンの手で不死身のスパークを半分に切断された後、切り取られた片割れをエネルゴン・ケージに封印されてしまい、メガトロンに芸名として「ランページ」と名付けられ半ば脅迫される形でデストロンに加入することになる。
原語版では古風で詩的な台詞回しで話し、高い知性をうかがわせるが、初期設定では一人称が「我々」であるなど、狂気の度合いが色濃く設定されていた。
日本版では広島弁で喋り、喋る時は「わしは〜」「〜じゃ!」を付ける。口癖は「チョッキンな〜!」また、日本版では初登場した話が劇場版で先行放送されたことから、テレビシリーズでは初登場時には既にデストロンの一員になっていた。その為、初登場時のチータスとの会話は初対面をイメージした会話となっている。
武器は三門式ガトリング銃の「ガルバキャノン」小銃の「クラブバスター」ビーストモード時は巨大な鋏「テラークロー」を用いる。
コロニーO時代からの宿敵であるデプスチャージとはエネルゴアでも幾度となく戦いを繰り広げ、最後の対決では、エネルゴンの剣でスパークを破壊されるも、至近距離からの爆発でデプスチャージも道連れにした。
最終回のものまね大会では「わしゃものまね出来んけぇ、パス!」と言ってものまねを披露しなかった。
  • 漫画版では、秘密実験で誕生したときからランページの名を与えられており、理性は皆無に等しく、スパークを求める本能で動いており、広島弁も喋らない。海に没したアクサロンを調査しに来たサイバトロンに対し、メガトロンが先に送り込んでいた刺客として戦闘を展開。コンボイの両腕とロボットモードの頭部とビークルモード用のジェットホバーを失わせるほどの死闘を繰り広げるが、アクサロンに残った全ミサイルで噴火した海底火山によりコンボイと共に空高く飛び上がった後、コンボイが切り離したジェットホバーによりエネルゴアの衛星軌道上に追放された。その後、ドラゴンメガトロンの手で葬られ、自身のスパークはタランスたちや兵士ドローンをゾンビとして復活させるために用いられた。尚、スパークを求めていたのは「スパークが無いと天国にいけない」と考えていたからであり、コンボイはランページを衛星軌道上に追放する際には「せめて、星となって眠れ」と哀れみの言葉を送った。
諜報破壊兵 ジャガー/Ravageカセットテープ[16]
第10話から第12話まで登場。ビースト戦士に生まれ変わった旧デストロン兵士(初代サウンドウェーブの部下のカセットロン)。セイバートロン星の秘密捜査官にしてデストロン評議会の一員。当時の変形音と共にカセットテープに変形する[17]
姿を消す能力を持ち、腿に装備されたレーザーサイト式の二丁銃「ダブルクロス」を武器とする。常に冷静かつ、淡々と仕事をこなす有能な工作員で、初代メガトロンへの忠誠心は未だに忘れていない。サイバトロンに協力しメガトロンを逮捕する。「ビーストウォーズ関係者の抹殺」という秘密任務を帯びていたが、ゴールデンディスクの破片から再生された初代メガトロンの遺言を聞いて任務を放棄し、現在のメガトロンと協力してサイバトロンと戦う。しかし、ラットルの作戦によりトランスワープクルーザーと運命を共にした[18]。「な」の発音が「にゃ」になってしまうという愛嬌も見せた。
その後、彼は『バイナルテック』にて発掘され、シボレー・コルベットに変形するボディを与えられることとなる。
玩具はメタルスチータスの仕様変更品で日本のみの発売。
  • 漫画版ではG1ジャガーが姿を変えたジャガー将軍(姿はハッピーミール版)の息子にしてデストロン特殊部隊「黒(エボニー)」の元隊長だったが、彼にのみ聞こえる「神」の命令で生きる物すべてを宇宙を汚す害虫とみなして破壊する異常者(何万人もの捕虜・民間人を虐殺したとされている)として、重力刑務所に投獄されていた。しかし、終戦(漫画版では他のサイバトロンとデストロンも戦争をしている)を伝えるために、エネルゴアに向かおうとしていたジャガー将軍を初めとした使節団を抹殺し、船を乗っ取り、エネルゴアへ向かった。到着後、使節団抹殺に赴いたメガトロン部隊を倒し、さらには原始人の村を襲撃して立ち向かったダイノボットも殺害する。怒りに燃えるコンボイとの戦いでは、彼の身体に風穴を空けるも、その風穴で自身の腕を拘束されて零距離からの頭突きを受けた後、腕ごと引き千切られた銃に撃たれて最期を迎えた。最終決戦ではジャガーもゾンビ化したが、他のゾンビとは異なり、自我を有したままで、顔には傷が出来ていながらも、両腕は銃そのものになっていた。コンボイに襲いかかろうとするが、彼の代わりを引き受けたタイガトロンによって真っ二つに切り捨てられた。顔立ちは玩具に近く、アニメではカセットテープに変形していたが、漫画版では玩具と同じ、メタルスチータスに似た姿をしており、ビークルモードも披露した。銃は実弾式のものを使用。古風かつ以って回ったしゃべり方をして父親を「オヤジ」と呼ぶ作者の独自のキャラ作りの代表的存在。
特殊戦闘兵 メタルスダイノボット/Dinobot(ヴェロキラプトル
  • 全長:3.1m、重量:2.6t
第17話から登場。プロトフォームボディにダイノボットのDNAとランページの不死身のスパークを組み込み、トランスメタルドライバーの効果で生み出されたクローンダイノボット。初のメタルス2戦士でランページのスパークの効果もあり驚異的な再生能力を持ち、全身は刃物で構成されている。オリジナルダイノボットとは違って、凶暴かつ凶悪。メガトロンに非常に忠実であるが、呼び捨てにし、タメ口で会話している(カットされているが、原語版の脚本では「俺のメガトロンへの忠誠心は疑いようがない」というセリフがある)。ランページのスパークはエネルゴン・ケージごと組み込まれているが、ランページのスパークを傷つけても自身は一切ダメージを受けず、ランページのお目付け役を担っている。
ランページの戦死で自身の中のランページのスパークも失われるが、それにより、オリジナルダイノボットの記憶と性格の影響を受けていき、ネメシスで原人を殺害しようとしたり、飛び立てないアークもろともサイバトロンを葬ろうとするメガトロンに反発するようになる。ついには、サイバトロンにアーク内のシャトルの情報を送り、メガトロンに対しても真っ向から決別宣言をした。シャトルの特攻でネメシスが墜落を初め、コンボイに脱出と別れを告げた後、ネメシスと運命を共にした。人格変化については内容節も参照。
出番の少なさでギャグシーンは幾分少なくなった(それでも度合いはオリジナルとあまり変化していない)。リミックス版ではアドリブが炸裂している。
武器は両手足の爪「デスクロー」と目から放つレーザー「ダイノビーム・バージョン2」(以前は両目だったが、この姿ではスコープがある片目から、照準レーザーが放たれた後に一発のビームを出すものと、ライトのように照射して攻撃する2種類を披露)と銃。フィギュアでは脱着および腕部への装備が可能な尻尾があり、先端には銃口らしき造形がなされているが詳細不明。
ナビ子
デストロン戦艦のナビゲーションシステム。陽気な女の子の人格でしゃべる。23話でタイガーファルコンがタランス諸共デストロン戦艦を爆破した際に一緒に吹き飛ばされた。
番組開始直前の5秒CMではメガトロンに対してよくツッコミを入れていた。
サイバーラプター
劇場版『コンボイ大変身!』に登場。メガトロンがラプターのクローンを改造して作ったメカラプター。制御用機械サイバーコントロールで制御されており、銀一色の体色と光線を放つ赤い複眼が特徴。サイバーコントロールを破壊されると暴走し、やがて停止する。
海外版では次のエピソードで初登場するメタルスダイノボットの試作品とも呼べる存在であったことがエピローグで描かれたが、日本版では別のシーン(第8話のラストシーン)に変えられた。

その他のキャラクター編集

トランスミューテイト/Transmutate
第9話に登場するゲストキャラクター。ポッドの損傷が激しかったため、不完全な状態で誕生した異形のトランスフォーマー。パワーやスペックは高かったが知能が低く変形もできず、最初に発見したデストロンからは役立たず扱いされ、サイバトロンからは「パワーの制御ができない」ことから危険視され、処分されそうになってしまう。だがトランスミューテイトを自分と似た境遇であると感じたランページはトランスミューテイトを見捨てず守ろうとし、一方サイバトロンの仲間として受け入れようとするシルバーボルトとの間で戦いになってしまう。自分を巡って争う2人の戦いを止めようとして限界以上にパワーを使用、爆砕した。頭部をランページに抱えられたまま息絶えた。海外版では女性だが、日本版では少年のようなキャラクターになっている(一人称が「ボク」である他、「彼」という三人称を使われている)。
玩具は未発売であったが、後に「ビーストウォーズ10周年記念」を機に海外で商品化が実現。既存商品の復刻版にパーツ単位で梱包され、各商品を揃えることでフィギュアが完成できるようになっている。
トリプティコン評議会/Tripredacus Council
第10話から登場。現在のデストロン内の最大派閥の一つで、劇中ではタランスやメガトロンから「3バカ長老」と呼ばれる。メガトロンの一連の行動がサイバトロン評議会「エルダーズ」との政争にまで発展、現時点でサイバトロンとの戦争は時期尚早と判断し、メガトロンおよびビーストウォーズに関わった全てのトランスフォーマーの抹殺のため、ジャガーを派遣する。また、リーダー格である3名は、ユニクロンの眷属(ユニクロンズ・スポーン)であり、タランスの同志でもある。
なお、この3人のCGはトライプレダカス / Tripredacus(前作と本作の後時代である『ビーストウォーズII』に登場したトリプルダクス(ジョイントロン)の元になったキャラクターで、彼らとは別人)のデザインになる予定だったが、CG製作が間に合わなかったため、別の外見で登場した(名前も本編中では呼称されず)。
ラムホーン/Ram Horn
第10話から登場。評議会のリーダー格。語尾は「〜ぞよ」
シカタゴン/Cicadacon
第10話から登場。評議会メンバー。セイバートロン軌道上に爆薬を仕掛け、セイバートロン星のトランスワープウェーブ感知を妨害した。語尾は「〜だよん」
シークランプ/Sea Clamp
第10話から登場。評議会メンバー。惑星エネルゴア(地球)にジャガーを派遣した。吹替版のセリフは八奈見の演じた3悪そのままのノリである。「ビックリドッキリの船」というセリフもあった。また、ゲストキャラクターで唯一5秒CMにセリフを残している。
初代メガトロン/Megatron
第11話から登場。デストロンの先代のリーダーにして最初のメガトロン。人類が外宇宙に向けて打ち出した探査船ボイジャーに搭載された黄金のディスクに、未来のデストロン戦士へのメッセージを残す。自らが敗れた場合を想定し、技術の進歩を見越した歴史改変を指南していた。現在は行方不明とされている。アーク内で休眠状態中、メタルスメガトロンの手で外されたスパークはメタルスメガトロンのスパークと合体して、メタルスメガトロンをドラゴンメガトロンに進化させた。ビーストウォーズ終結後、パワードコンボイの手でスパークは戻された。
  • 漫画版では溶岩の中に沈んでおり、頭部だけの状態で落ちてきたメタルスメガトロンの声に反応して一時的に目を覚まし、彼に自身のスパークの力を与え、ドラゴンメガトロンに転生させた。現在のメガトロンからは「大始祖様」と呼ばれた。
初代コンボイ/Optimus Prime
第12話から登場。サイバトロンの先代のリーダーにして最初のコンボイ。アーク内で休眠状態の最中にメタルスメガトロンに攻撃されて頭部を破損。治療しようにもスパークが失われかけていた為、一時的にスパークはメタルスコンボイのスパークと合体することになり、その影響でメタルスコンボイはパワードコンボイへの進化を果たした。身体が修復された後、パワードコンボイの手でスパークは戻された。
  • 漫画版ではドラゴンメガトロンに身体を砕かれてしまい、その影響でスパークも落ちてしまうが、メタルスコンボイのスパークと合体したことで死亡を回避。戦いが終わった後、身体のほうはライノックスの手で修復されることになった。劇中では描かれていないが、その為、初代コンボイのスパークは分離したと思われる。回想内においては初代メガトロンに連続キックを放っている姿が描かれた。現在のコンボイからは「初代コンボイ様」と呼ばれた。
チャック、ウナ
原始人の兄妹。カタコトの言葉(チータスやラットルの言った言葉の真似)を話す。リミックス版ではちゃんとした言葉で話した。また、20話のアイキャッチでも登場した。
お父さん
チャックとウナの父親の原始人。ダイノボット死後は彼の使った石斧を自身の武器としている。先行上映された劇場版第2作目では既にその石斧を持っている状態での登場となっていた。また劇場版では最初はサイバーラプターに為す術もなく逃げ惑ったが、終盤ではチャックとウナの窮地に駆けつけサイバーラプターを一匹倒すなどの活躍を見せた。
スパイダーボット
タランスの偵察用小型ロボット。ランページに「今週のビックリドッキリメカ」とも呼ばれていた。
こばんざ めたろう
デプスチャージの武器兼探索機。元々はデプスチャージの乗っていた宇宙船のコンピュータ。探索中はナマハゲのように「悪い子はいねがー」としきりにしゃべる。25話のネメシスの襲来の際にはライノックスの後ろで浮いていた。玩具ではコバンシャークという名前が付いている。
エイリアン/Vok
太古の地球に暗躍し、劇中、明確な描写はないものの、何らかの実験をしていたとされる謎の知的存在。登場時には「ヴォークまたはヴォック」とも呼ばれた。
巨大な髑髏に、ライオンのようなたてがみが生えた外見をしているが、実体を持たない思念体であり、本来の姿なのか不明。不老不死、不滅であり、その能力は物質の創造や時空間を越える、操るといった、神に等しい超存在である。
  • 漫画版では未登場ゆえ、エイリアンマシンに激突したコンボイの死は「メガトロンの罠による戦死」で、クォンタムサージは「コンボイの死と共に発生した」と説明され、タイガーファルコン誕生の経緯も異なり、トランスメタルス2も登場しなかった。

設定・戦力編集

サイバトロン関連編集

アクサロン
サイバトロンの調査船兼基地。
アーク発見とコンボイがパワードに進化後、人員不在の隙を突かれ、ランページの攻撃で真下の川へ落下・水没し、真っ二つに大破してしまった。その後、アークが埋まっていた岩山を活動拠点とする際に、本船のメインルームの一部が回収され、設備の1つに応用された。
第16話では、コンボイの指示でラットルが超小型ステルス潜水艇を用いて、本船の防御システムを回収する任務にあたったが、デストロンに奪われてしまう。
漫画版では、第2話において、経緯は不明だが、海に水没した状態で登場。調査に赴いたコンボイ一行は、この船でランページと交戦した。
ステイシス・ポッド<救命ポッド>
プロトフォームとこれを起動させるために必要な備品を搭載したカプセル。いまだに多数がエネルゴアの衛星軌道上を浮遊している。
本作に登場するものはクォンタム・サージの影響で、正常に作動しなくなったものが多い。
マシーンブラスター
トランスメタル化したメガトロンの総攻撃に備え、ダイノボットが使用した50口径の大型銃。
パワーシールド
コンボイが復活後の最初の戦闘で使用した大型の盾。
クォンタム・ジェネレータ
ライノックスがコンボイの復活のために使用した装置。コア・コンシャスネス(トランスフォーマーの記憶や人格、感情の要となる中枢意識)を拡大してトランスワープスペースに突入し、コンボイとアクサロンを“トランスワープ・アイオン”で結び、ブランク・プロトフォームの元へ導いた。
パワーパック
負傷したトランスフォーマーのための緊急バッテリーとなる箱型の装備。磁気的に吸着し、対象者に安定したエネルギーを供給して一時的な稼動状態を与え・またはステイシス・ロックを長引かせる。
グラビトン・ジェネレータ
ブラックウィドーが、ステイシス・ポッドを飛行艇に改造するために、シルバーボルトから入手した重力子発生装置。
パワーポール
ダイノボットの“戦士のリサイクリング”に使用された3本の柱状の「分解葬」設備。安置した遺体を分解・放散し、一部を吸収する。
ミッシングマン・フォーメーション
チーム内に死者が出た際、その死を悼むために、編隊の当該ポジションを空白にする飛行隊形(ミッシング・ワン・フォーメーションともいう)。ダイノボットの葬儀の際、コンボイらがこの隊形を組んで飛行している。
また、ダイノボットの個室の外を3羽のカラスが同じ陣形で飛び、彼の行く末を暗示していた。
リサイクリング
トランスフォーマーの「葬儀」を意味する言葉。パワーボールによって分解吸収されたトランスフォーマーの遺体の一部は、何らかの用途に再利用される。
パワーボンド〈パワーバンド〉
敵や人質等を捕獲する際に使用する、光輪状の拘束具。「エナジー・マナクル」とも言う。解除の際は粒子状に分解する。
メガトロンをサイバトロン・シャトルに貼り付ける際にも使用された。
アーク
初代コンボイ率いるサイバトロンが初めて地球へやって来た時の宇宙船。デストロンも乱入しての戦いの末、400万年前の地球に墜落。サイバトロンとデストロン全員、この時代では緊急停止状態で眠りについている。
アクサロン水没後は、本船及び本船が埋まっていた岩山がサイバトロンの活動拠点となり、岩山の山肌に巨大な出入口が取り付けられた。
サイバトロン・シャトル
アークに格納されていた小型宇宙艇。最終決戦でダイノボットからの情報により存在が判明。ライノックスが操縦し、ネメシスへ特攻。その後、拘束したメガトロンを天板に貼り付け、サイバトロンは本艇でセイバートロン星へと帰還した。
リペアマシーン
メガトロンに攻撃された初代コンボイの頭部を修復する際に使用した機械。
超小型ステルス潜水艇
ブラックウィドーが作ったボール状の小型潜水艇。ボール状の本体に、スクリューと数個のサーチライト、マニピュレーターが装備され、全ての操作を手動で行う。
ラットルが乗り込み、水中に沈んだアクサロンからの基地の防御システムを回収する任務に使われたが、防御システムの争奪戦の中、壊れてしまった。
スターホッパー
デプスチャージがプロトフォームXの探索に使用した一人乗り宇宙船。スキャナーを備えている。テンポラル・ヴォーテクスに呑まれ、その影響で制御不能となり、デプスチャージを乗せたままエネルゴアへと送られ水没。最後はランページのミサイル攻撃で破壊された。
オミクロン
デプスチャージが保安主任を務めていたコロニー。プロトフォームXの犠牲となったこと以外詳細は不明。
スターベースラグビー
プロトフォームXが襲撃した宇宙基地。ここでもデプスチャージの友人達が、Xの犠牲となった。
オペレーション・エターニティ
メガトロンが起動させたアークに対抗するため、アークを再浮上させる作戦。アークがあまりにも長く機能停止状態にあったため、失敗に終わった。

デストロン関連編集

テラクラッシャー
デストロンの活動拠点。
サイバトロンから奪った防御システムを取り付けて防御力をアップさせたものの、ヴォックによって送りこまれたタイガーファルコンの奇襲攻撃で、木っ端微塵に大爆発した。
シンクパルス・トランスミッター
メガトロンが、プロトフォームXの回収に送り出したブラックウィドーの背中に取り付けた盗聴器。装着と同時に、姿が見えなくなる。
エネルゴン・ブレード
エネルゴン製の刃を備えたナイフ。メガトロンがランページのスパークを切り取る際に使用した。
エネルゴン・ケージ
内部にエネルゴンの針を備えたカプセル。ランページのスパークの片割れを組み込み、挟み込むとエネルゴンの刃がスパークを傷つけ、本体側のスパークにもダメージを与える。これにより、ランページはメガトロンの配下にならざるを得なくなった。後にメタルスダイノボットに組み込まれるが、ランページが亡くなったことで片割れのスパークにも影響が出てしまい、それによって、メタルスダイノボットはオリジナルダイノボットの人格の影響を受けるようになった。
トランスワープ・クルーザー
トランスワープ航行が可能な宇宙艇。両主翼が大きく湾曲した特異な形状で、大気圏内での飛行も可能。内部には床がハッチとなっているコクピットの他、オートガンを備えた牢屋がある。武装は主翼の両端から発射する光弾と機体上部からせり上がって発射される大型ミサイル。カセットテープに変形したジャガーをコクピットの計器に装填することで機体の性能を高めたり、ジャガーと接合する事で、彼の持つ遮蔽・透明化機能を使用することも可能(この船自体には遮蔽機能は無い)。
ジャガーが搭乗し、セイバートロン星からエネルゴアへの来訪、デストロン・サイバトロン両勢力への攻撃などに使用されたが、最後は内部に乗り込んだラットルに複数の爆弾を仕掛けられて大爆発した。
トランスメタル・サイバーベノム
敵トランスメタル攻略のためにタランスが開発した即効性の猛毒。一時的な酩酊状態や頭部肥大などの現象を引き起こす。
オーガニック・トランスメタル・ユニット
エイリアンのトランスメタル・ドライバーを使いクォンタム・サージ同様の効果を生み出す装置。トランスメタル2ダイノボットを生み出し、チータスをトランスメタル2へ進化させた。
ディスラプター・キャノン 
“バイポーラー(双極性)エナージョン”の強力なパワーを利用した破壊光線兵器。フォースフィールドを持たないサイバトロン基地を攻撃するために開発された(テレトラン1のシールドに守られたアークは、もとより標的としていなかった)。
しかし、完成までかなり難航した挙句、ウナの手でエネルゴン制御チップを外された状態で発射を行った為、不発かつ大破してしまった。
ネメシス
初期シリーズでデストロンがセイバートロン星を離れた際に使用し、地球に墜落した戦艦。シリーズ終盤にタランスが海に落ちているネメシスを発見・修復し、メガトロンはそれで最終決戦に挑んだが、ライノックスが搭乗したサイバトロン・シャトルの特攻を喰らい制御を失って、後のメキシコ山地に墜落した。
本作では「アークを撃墜したデストロンの伝説の戦艦」といった扱いとなっており、アークと撃ち合っているイメージがあった(実際は船同士を接続させてデストロンがアークに乗り込み、船内で大乱闘を繰り広げ、両軍とも船の操縦を忘れていたのが原因で墜落している)。

両勢力共通編集

トランスメタル
エイリアンマシーンの破壊に伴い発生したクォンタム・サージと、そこに含まれるヴォック因子の影響によって、トランスフォーマーのボディを構成する微小機械群“ナナイト”が変異したことにより生まれた、偶発的変身形態である。従来のビーストモードとロボットモードに加え、ビーストモードにブースターやホイールといったパーツが展開したビークルモードへの変形が可能となり、その外観は、3形態ともカラフルでメタリックなものとなっている。
また、体内に超微量のヴォック因子が宿ったため、地球生まれのトランスフォーマーたちと同様に“ヴォック化”が進行している。
トランスメタル2
メガトロンが入手したエイリアンの小型装置トランスメタル・ドライバーの影響によるトランスフォーマーの変異形態である。従来のトランスメタルと異なり、ビークルモードに変形できないが、ヴォック化はさらに進行していると思われ、それに伴い“エネルギー触手”による自己修復や超感覚、テレキネシスや遠距離知覚、空中浮揚などの超絶的能力を獲得している。
ブラックウィドーとダイノボットは従来のトランスメタルと同様の外観だが、チータスは有機的な皮膚に金属部分が入り混じったボディとなっている。
フューザー
ステイシス・ポッドの異常により、スキャナーが2種類の動物をスキャンして誕生したトランスフォーマー。ロボットモードと、2種類の動物の特徴を反映したキメラ型のビーストモードを持つ。
シルバーボルトとクイックストライクがこれに該当し、彼らも体内に超微量のヴォック因子を宿している。
ゴールデンディスク
前作から登場するアイテム。本作で、それは初代メガトロンがメッセージを記録して用意したものと発覚する。
初代メガトロンのメッセージとは、デストロン敗北の場合に備えた子孫達への策である。時空間移動が可能となった暁には、過去の地球に向かい、再起動前の休眠状態の初代コンボイを抹殺し、未来を変容させるというものであり、これが(ビースト)メガトロンの真の目的であった。初代メガトロンに相応しい遠大な謀略であり、このメッセージを聞いたジャガーも協力するようになった。
メガトロンが保管していたものは、一時ダイノボットが奪って隠していたが、その後返却してしまう。だが、人類発祥の地を襲撃したデストロンから原人を守る為の戦いで、メガトロンに勝利したダイノボットの手で破壊された。また、メガトロンはデータのバックアップを取っていたが、ブラックウィドーに奪われ、最終的にコンボイの手に渡った。
ブランク
スパークを欠いたプロトフォーム。マトリクスやピットの不調、あるいはその他の要因によって時々起きる現象である。これ自体は手の施しようがない物だが、コンボイの復活やメタルスダイノボット誕生に重要な役割を果たした。
パックス・サイバトロニア
「サイバートロンによる平和」を意味する、グレートウォー終結後に達成された天下泰平の時代のこと。
エナージョン・ステーション
トランスフォーマーのエネルギー補給基地。メガトロンがエネルゴンキューブの所在地に建設を命じた。
また両軍の基地内にもトランスフォーマー用の補給ステーションがあり、メンバーはここでパワー供給を受ける。
トランスワープ・セル〈ワープ転換装置〉
テラクラッシャーに搭載されている小型のトランスワープ装置。メタルハンター・ベースの時空移動、サイバトロン・シャトルの本星帰還などに使用された。
カヴァナント・オブ・プライマス
「プライマスの聖約」(日本語版では契約の書)と題された予言の書で、別名「データトラックス7,613」。“テープブック”と呼ばれる書物で、G1サイバトロンの紋章が刻まれた表紙をめくると、内部にカセットテープ状の記録メディアが組み込まれている。
アークとネメシスにそれぞれ保管された二部のみが存在し、ビーストウォーズの模様を表したとも取れる詩文が納められている。

エネルゴア・エイリアン関連編集

惑星エネルゴア
前作から続く戦いの舞台となる惑星。本作でエイリアンの実験場である400万年前の人類発祥以前の地球と発覚した。
エネルゴン
G1からの伝説である、トランスフォーマーの主要動力源。
エネルゴン・クリスタル / エネルゴン・キューブ
純粋かつ不安定なエネルゴンの結晶。ヴォックのプラネットバスター破壊後は、地球上のエネルゴン・クリスタルが大部分が消滅、極めて安定したエネルゴン・キューブへと変化した。
ナチュラルストーン・アクロポリス
ダイノボットがディスクを隠した、ギリシア神殿跡に似た自然の岩場。ナチュラルアンフィシアター(自然円形劇場)ともいう。
エイリアンディスク
前作終盤から登場するエイリアンが作ったと思われるゴールデンディスク。このディスクはエイリアンの地球人類部分の意識によって生み出されたものである。そこにはかつて人類がボイジャーディスクに託したのと同じく、ヴォックに関する広範な知識が納められていた。メガトロンがこのディスクから解読できた情報は、全体のおよそ1/5程度だという。
ダイノボットによってゴールデンディスクと共に一時奪われライノックスが解析するが、その途中で再びメガトロンに奪還されてしまう。最後はメタルハンターベースの爆発で消滅した。
しかしこれを解析にしたことによって、後にメガトロンは「トランスメタル2テクノロジー」を独自に創り出した。
メタルハンターベース
不思議な植物が生い茂るエイリアン・サイトの一つから出現したバイオ・ドームが姿を変えたエイリアンの巨大マシン。茸のような形をしており、内部に乗り込んだメガトロンが中枢部にあるインターフェイスにエイリアンディスクをセットすると彼にエネルギーが降り注いだ後に操縦席が出現。メガトロンが乗っ取った。
上部はメガトロンの顔の形に変貌し、下部からは衝撃波や360度の方向に相手を捕らえて内部に引き込む光線を放つ。メガトロンはこれをテレポートさせてセイバートロン星に向かおうとしたが、コンボイ達との戦いの末に操縦席が破壊され宇宙で大爆発した。
トーテム
原人達の村に奉られた、ダイノボットの姿を模したトーテムポール。
トランスメタル・ドライバー
メガトロンが手に入れ改造を加えたボール状の小型装置。入手経路と具体的な使用用途は不明だが、これが核となってオーガニック・トランスメタル・ユニットが完成した。
後にデプスチャージが回収し、捨ててしまうがすぐにブラックウィドーに拾われる。そして、一度死亡した彼女をトランスメタル2として復活させた。それからどうなったのかは不明。
ヴォックの目的
地球における実験の目的は、自分達が滅ぼした人類への贖罪(下記参照)として、彼等を好戦的で野蛮な種ではなく、知性と理性に満ちた存在として創造する、といったものである。その為太古の地球に降臨した彼らは、自ら創りだした膨大なエネルゴンを地球全土に移植し、核や石油といった化石燃料に替わる資源として、その使用方法を教え、最終的には外宇宙への進出させるまで導くという算段だった。
(ビーストウォーズ世界の)エネルゴンは、化石燃料と違い環境に全く無害なエネルギーである。それどころか、動植物の成長や土壌の肥沃を助ける効果があった。しかし、このエネルゴンは実験が万が一失敗した時の保険でもあった。
不安定な状態のエネルゴンは非常に起爆性が高く、ある程度の衝撃で簡単に爆発する。彼らはあえて不安定な状態のままのエネルゴンを地球全土に移植。実験が失敗した時は衛星に偽装した惑星破壊兵器で地球全土のエネルゴンを一斉に起爆、地球そのものを破壊し、その後は新たな地球を創造、時間流を調整し実験を再開する。彼等はそうしたことを何度も繰り返している。
つまり(ビースト)コンボイと(ビースト)メガトロン達が辿り着いたこの地球は、破壊と再生を繰り返した改変された地球である。
彼らが恐れたのは、自分達以外の航時能力を持った知的生命体の人類への干渉である。彼等の一連の敵対行動も敵意や害意といったものなく、実験の障害に対する排除行動にすぎなかった。
地上に降りた2体は爆散したが、彼らは意識融合体の一部、いわゆる分身体であるため、本体には全く影響はない。
ソニーマガジンズ刊の書籍『ビーストウォーズ ユニバース』によれば、彼らは元々コミック版『G2』に登場した集合意識体スウォームが、G2デストロン、爬虫人類ジャダイ、そして地球人類を吸収した後、初代コンボイによって『良心』を与えられた存在であるとされる。
原語版でも尺が足りず消化不良の設定だったこともあり、日本版ではそこまでの設定には踏み込まず、あくまで謎の存在として、子どものような喋り方の能天気なキャラクターとして登場した。

その他編集

クォンタム・サージ
プラネットバスター爆発によって発生した量子の奔流。これらエイリアンの機械群はヴォック・ネピュラから分裂して実体化した、“ヴォック頭脳”というべきもので、爆散した波動には超微量なヴォック因子が内包されている。
これを浴びたビースト戦士達(のちのトランスメタルとフューザー)はヴォックによる軽度の憑依状態となり、ヴォックと同質の身体構造を持つに至った。
トランスワープ・スペース
トランスワープ・セルの爆発で開いた“窓”により通じた超空間。トランスフォーマーにとってのあの世とも呼べる場所であり、ライノックスはトランスワープ・スペースの穴が開いている間に自身のスパークを送り込み、コンボイのスパークを回収した。
タイムストーム 
メガトロンが初代コンボイを攻撃したために発生した宇宙規模の時間嵐。歴史変革は直後に食い止められたが、この影響で時間流が深刻な打撃を受け、自らの誕生の起源を脅かされたヴォックは、メガトロンを抹殺すべく直接行動に打って出た。
テンポラル・ヴォーテクス 
メガトロンのタイムストームの影響で発生した時空変動場の一つ。スターホッパーで航行していたデプスチャージは突如現れた時空渦動に呑まれ、太古の地球へと送られてしまった。

スタッフ編集

  • 製作総指揮 - クリストファー・J・ブロー、イアン・ピアソン、スティーブン・デニューア、ステファン・ライチェル
  • ストーリーエディター - ボブ・フォワード、ラリー・ディティリオ
  • キャスティング - ダグ・パーカー、エリザベス・キャロル・サヴェンコフ、BLTプロダクション
  • 音声演出 - スーザン・ブルー
  • 音楽 - ロバート・バックリー
  • プロダクションデザイナー - クライド・クラッツ
  • プロデューサー - ジョナサン・グッドウィル
  • 協力プロデューサー - アサフ・M・フィプキー、ジェニファー・ツイナー・マッキャロン
  • 制作 - アライアンス・コミュニケーションズ、メインフレーム・エンターテイメント

日本語版制作スタッフ編集

  • 監督・脚色 - 岩浪美和
  • 翻訳 - アンゼたかし
  • 編集スタジオ - キューテック
  • 調整 - 佐竹徹也
  • 録音 - 堀田英二
  • 録音スタジオ - 東京テレビセンター
  • 音響制作 - ACクリエイト
  • 録音制作担当 - 打越領一
  • 番組宣伝 - 関谷美津子
  • プロデューサー - 岩田牧子、加藤久、沢玲子
  • 製作協力 - ASATSU-DK
  • 製作 - テレビ東京、イオン、タカラ
  • 配給 - イオン

声の出演編集

日本語版編集

原語版編集

主題歌編集

オープニングテーマ
「魂のエヴォリューション」(第1話(1999年10月6日) - 第14話(2000年1月5日))
作詞 - 吉元由美 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 河野陽吾 / 歌 - 影山ヒロノブ
第14話ではレギュラー声優陣がオープニングでこの曲を合唱した。
「千年のソルジャー」(第15話(2000年1月12日) - 第26話(2000年3月29日))
作詞 - 吉元由美 / 作曲 - 都志見隆 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - 影山ヒロノブ
最終話ではレギュラー声優陣がオープニングでこの曲を合唱した。
エンディングテーマ
「バ・ビ・ブ・ベ ビーストウォーズ」(第1話(1999年10月6日) - 第14話(2000年1月5日))
作詞・作曲・編曲 - 池毅 / 歌 - 影山ヒロノブ&バ・ビ・ブ・ベ ボンバーズ
第14話ではレギュラー声優陣がエンディングでこの曲を合唱した。
「HALLELUYAH」(第15話(2000年1月12日) - 第26話(2000年3月29日))
作詞・作曲・編曲 - 池毅 / 歌 - 影山ヒロノブ、堀江美都子&バ・ビ・ブ・ベ ボンバーズ

各話リスト編集

話数における( )内は海外版。

話数 サブタイトル 原題 演出 脚本 放送日(米) 放送日(日) 収録VHS
1 帰ってきたぜ! Aftermath コリン・デイビーズ ラリー・ディティリオ 1997年
10月26日
1999年
10月6日
第1巻
帰ってきたぜ!
2 新戦士登場!ギッチョンチョンですっ! Coming of the Fuzors (Part 1) スティーブ・サックス ボブ・フォワード 11月2日 10月13日
3 よみがえれコンボイ Coming of the Fuzors (Part 2) カル・シュミアッチャー 11月9日 10月20日 第2巻
よみがえれコンボイ
4 かっとびタランス Tangled Web クレイグ・マクユーエン レン・ウィーン 11月16日 10月27日
5 やめます! Maximal, No More トレントン・カールソン パトリック・バリー 11月23日 11月3日 第3巻
やめます!
6 え?お花が? Other Visits (Part 1) ジョン・ポーザー ラリー・ディティリオ 1998年
2月8日
11月10日
7 え?かおが? Other Visits (Part 2) コリン・デイビーズ 2月15日 11月17日 第4巻
え?かおが?
-(8) Bad Spark ? ? 2月22日
8(9) あばよッ! Code of Hero ボブ・フォワード イアン・ウェア 3月9日 11月24日 第4巻
え?かおが?
9(10) カニじゃい! Transmutate J・ファルコナー
シーン・オズボーン
ジョージ・サミルスキ
クリスティー・マークス 3月10日 12月1日 第5巻
カニじゃい!
10(11) たいほだにゃ The Agenda (Part 1) カル・シュミアッチャー ボブ・フォワード 3月11日 12月8日
11(12) すきですっ! The Agenda (Part 2) オーウェン・ハーリー 3月12日 12月15日 第6巻
すきですっ!
12(13) むか〜しむかし The Agenda (Part 3) アサフ・フィスキー
コーリン・ディビーズ
3月13日 12月22日
13(14) 大きくな〜れ Optimal Situation スティーブ・サックス 10月25日 12月29日 第7巻
大きくな〜れ
14 リミックス・バナナはどこ? - 2000年
1月5日
15 えーいっ! Deep Metal オーウェン・ハーリー ラリー・ディティリオ 11月1日 1月12日 第8巻
えーいっ!
16 ぶくぶくっ Changing of the Guard スティーブ・サックス イヴァン・サマーズ 11月8日 1月19日
-(17) Cutting Edge ? ? 11月15日
17(18) ふっかつダー! Feral Scream Part 1 ジョン・ポーザー グレッグ・ジョンソン 1999年
1月24日
1月26日 第9巻
ふっかつダー!
18(19) たつんだ!チータス Feral Scream Part 2 スティーブ・サックス ジュールズ・デニス 1月31日 2月2日
19(20) ラブタイフーン Proving Grounds ウイリアム・ラウ アーサー・セラーズ 2月7日 2月9日 第10巻
ラブタイフーン
20(21) びりびりー!しびればびれぶー Go with the Flow カル・シュミアッチャー ボブ・フォワード 2月18日 2月16日
21(22) ぴかぴかーしゃ! Crossing the Rubicon トレントン・カールソン ドロシー・フォンタナ 2月21日 2月23日 第11巻
ぴかぴかーしゃ!
22(23) もえてドラゴン Master Blaster スティーブ・サックス エリック・トーリン 2月28日 3月1日
23(24) ただいまでござる Other Victories ウィリアム・ラウ ラリー・ディティリオ 3月5日 3月8日 第12巻
ただいまでござる
24(25) ドッカーン Nemesis Part 1 イズィキエル・ノートン ボブ・フォワード 3月6日 3月15日
25(26) ハッピー?これでいいのだ Nemesis Part 2 カル・シュミアッチャー
スティーブ・サックス
サイモン・ファーマン 3月7日 3月22日 第13巻
ハッピー?これでいいのだ
26 ファイナルリミックス・バナナをわすれた! - 3月29日

映像ソフト編集

いずれも販売元はパイオニアLDC

  • VHS
    全13巻。各2話収録。特典として登場キャラクターを駒にした紙相撲「メタルス大相撲」が付属する。
  • DVD
    • 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス DVD-BOX
    • BOX1 2000年3月24日発売。第1-13話収録。
    • BOX2 2000年7月7日発売。第14-26話収録。

劇場版編集

配給は東映。劇場版として制作されたものではなく、北米でテレビシリーズの一本として放送されたものを、アニメの放送に先駆けて先行公開した。それに合わせ、オープニングテーマをバックに「なぜコンボイ達がメタルスになったか」について簡単な説明が入れられている。

日本でのテレビシリーズが放送された際、この2話は放送されず、代わりに編集版「リミックス」が放送された(第一作は「お年玉・ビーストウォーズスペシャル」と呼ばれる正月特別番組枠で放送)。権利問題でDVD-BOXには未収録となっている。東映動画のオープニング(「荒磯に波」)にもアドリブが入った。

CG版ビーストウォーズメタルス編集

1998年12月、『映画版 ビーストウォーズスペシャル 超生命体トランスフォーマー』内で上映された。ランページ初登場のエピソードである北米版第2シーズン8話(通算第34話)「Bad Spark」をベースにしている。目立ったアドリブは少なめ。また、本編と比べると新キャラクター勢の性格や口癖が若干違う。なお、当初はコンボイがメタルス化するまでの過程(本編1話〜3話のダイジェスト)を上映する予定だったが、都合により叶わなかった。そのため、メタルスになる過程などはオープニングのみで語られ、少々急ぎ足な展開になった。

予告ナレーションは、コンボイ役の子安武人とラットル役の山口勝平が担当[29]

スタッフ
  • 製作総指揮 - 高岩淡、佐藤博久、鈴木徹也
  • 監督 - 岩浪美和
  • 脚本 - グレッグ・ジョンソン
  • 演出 - スティーブ・サックス、ジョナサン・グッドウィル
  • 翻訳 - アンゼたかし
  • 編集 - 永井広幸
  • 整音 - 佐竹徹也
  • 録音助手 - 堀田英二、宮澤次郎
  • 効果 - 神保大介
  • 音楽プロデューサー - 立花一、前山寛邦
  • エクゼクティブプロデューサー - 山崎芳郎、宮川鑛一
  • プロデューサー - 板垣耕三、沢玲子
  • 制作 - イオン
  • 製作 - ビーストウォーズ映画製作委員会、東映、タカラ、イオン、テレビ東京
  • 配給 - 東映
主題歌
オープニングテーマ「始まりの唄」
作詞・作曲 - 勝誠二 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - 勝誠二、石動拳三
エンディングテーマ「果てしないこの宇宙 (SORA) へ」
作詞 - 石動拳三 / 作曲 - 勝誠二 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - 勝誠二、石動拳三

映像ソフト化編集

いずれも発売元はパイオニアLDC

ビーストウォーズメタルス コンボイ大変身!編集

1999年7月上映(同時上映は『小さな巨人ミクロマン 大激戦! ミクロマンVS最強ゴルゴン』『スーパードール★リカちゃん リカちゃん絶体絶命!ドールナイツの奇跡』)。北米版第3シーズン4話(通算第43話)「Cutting Edge」をベースにしていて、メタルスになった説明に加え、コンボイがパワードコンボイになった過程も説明されており、北米版第3シーズン1話(通算40話)「Optimal Situation(日本版:大きくな〜れ)」が編集されて使われている。また、話を分かりやすくするために、ブラックウィドーは「わけあってサイバトロンにいる」とされ、初代コンボイの名は伏せられ「サイバトロンの伝説の勇者」となっている。また、次のエピソード(メタルスダイノボット)に繋がる伏線のシーンもカットされている。

なお、タイトルの割には、コンボイの活躍するシーンは前半のパワードコンボイ(映画公開時は日本版名が決定しておらず『メタルス新コンボイ』の名称が使われた)初登場のエピソードがほとんどで、本編ではタランスの新兵器にやられたり、音痴な歌(前作の主題歌「WAR WAR! STOP IT」)を披露したりとコメディ的な出番が多い。

予告ナレーションは、前作に引き続きコンボイ役の子安武人とラットル役の山口勝平が担当。

スタッフ
  • 監督 - 岩浪美和
  • 脚本 - イアン・ウェア
  • 演出 - トレントン・カールソン
  • 翻訳 - アンゼたかし
  • 翻訳監修 - 石川裕人
  • 編集 - 谷田秀幸、永井広幸
  • 録音 - 堀田英二
  • 効果 - 神保大介
  • 音楽プロデューサー - 前山寛邦
  • エクゼクティブプロデューサー - 山崎芳郎
  • プロデューサー - 板垣耕三、阿久津幸宏、沢玲子
  • 制作 - イオン
  • 製作 - BMS映画製作委員会、東映、タカラ、イオン
  • 配給 - 東映
主題歌
オープニングテーマ「あの夢の彼方へ」
作詞・作曲・編曲・歌 - COA
エンディングテーマ「WA! WA! ワンダーランド」
作詞 - 斉藤謙策 / 作曲・編曲 - 藤沢秀樹 / 歌 - COA(コーラス:森の木児童合唱団)
この曲をバックに「ビースト新戦士イラストコンテスト」の優秀作が発表されていた。

映像ソフト化編集

  • VHS
    1999年発売。

漫画版編集

コミックボンボン』にて1999年11月号から2000年4月号まで連載。原作は今木商事。出版不況のため、単行本化されなかったが[9]、2014年に『ヒーローX』から電子書籍で発売されることが決定し、その翌年の2015年から発売開始した。また復刊ドットコムより書籍版が2016年7月16日に発売された。

アニメ本編がシリアスな展開ながらもアドリブによるコミカルさを交えていたのに対し、漫画版はシリアス重視の展開となり、サイバトロンとデストロン、両軍共に全員が揃うことはなかった。第三勢力であるエイリアンの存在にも一切触れられず、アニメ以上にサイバトロンとデストロンの戦いに焦点が置かれた。

エピソード一覧編集

  • 第1劇 1999年11月号に掲載
  • 第2劇 1999年12月号に掲載
  • 第3劇 2000年1月号に掲載
  • 第4劇 2000年2月号に掲載
  • 第5劇 2000年3月号に掲載
  • 最終劇 2000年4月号に掲載

玩具編集

登場レギュラーキャラクターは仕様をアニメ版に近付けた改修が行われ1999年9月より日本公式発売、12月よりパワードコンボイ以下トランスメタルス2が発売された。また劇場公開時にも海外版が劇場で販売されたり、イトーヨーカドートイザらスやキャンペーンなどでシルバーボルト、ランページなども手に入れられた。

アニメ未登場キャラクターは以下の5体。なお、海外版インフェルノの名称は企画段階での名称で、メタルス化でなぜ戻されたかは不明。

  • メタルス / Metals
    • 陸上防衛戦士メタルスライノックス / Transmetal Rhinox:ビークルモードはキャタピラを展開。
    • 特殊戦闘員メタルスエアラザー / Transmetal Airazor:フロート形態を持つ。
    • ヴォーク・アヴァターラ メタルスタイガトロン / ボットコン限定で発売された、ジャガーの改修版。
    • 空中攻撃兵メタルスワスピーター / Transmetal Waspinator:ビークルモードは戦闘機のようなシルエットになる。
    • 空中戦闘兵メタルステラザウラー / Transmetal Terrorsaur:エンジン部が露出する。
    • 特殊戦闘員メタルスインフェルノ / Scavenger:ビークルモードはドリル戦車

国内での玩具リストは以下の通り

サイバトロン(Maximals)編集

  • C-40 メタルスコンボイ(Transmetal Optimus Primal)(ゴリラ)(サイズ:Mega)(1999年9月発売)※初回限定で「先取りひみつビデオ」付属
  • C-41 シルバーボルト(Silverbolt)(オオカミ&ワシ)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • C-42 メタルスチータス(Transmetal Cheetor)(チーター)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • C-43 メタルスラットル(Transmetal Rattrap)(ネズミ)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • C-44 メタルスライノックス(Transmetal Rhinox)(サイ)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • C-45 メタルスエアラザー(Transmetal Airazor)(ハヤブサ)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • C-46 メタルスデプスチャージ(Depth Charge)(オニイトマキエイ)(サイズ:Ultra)(1999年10月発売)
  • C-47 メタルスパワードコンボイ(Optimal Optimus)(ゴリラ)(サイズ:Super)(1999年12月発売)
  • C-48 メタルスブラックウィドー(Transmetal 2 Blackarachnia)(セアカゴケグモ)(サイズ:Mega)(1999年12月発売)
  • C-49 メタルスチータス2(Transmetal 2 Cheetor)(チーター)(サイズ:Deluxe)(1999年12月発売)
  • C-50 メタルスタイガーファルコン(Tigerhawk)(ホワイトタイガー&ハヤブサ)(サイズ:Ultra)(1999年12月発売)

デストロン(Predacons)編集

  • D-40 メタルスメガトロン(Transmetal Megatron)(ティラノサウルス)(サイズ:Mega)(1999年9月発売)
  • D-41 メタルスランページ(Rampage)(カニ)(サイズ:Ultra)(1999年9月発売)
  • D-42 メタルスワスピーター(Transmetal Waspinator)(ハチ)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • D-43 メタルステラザウラー(Transmetal Terrorsaur)(プテラノドン)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • D-44 メタルスタランス(Transmetal Tarantulas)(タランチュラ)(サイズ:Deluxe)(1999年9月発売)
  • D-45 クイックストライク(Quickstrike)(サソリ&コブラ)(サイズ:Basic)(1999年9月発売)
  • D-46 メタルスインフェルノ(Scavenger)(アリ)(サイズ:Mega)(1999年10月発売)
  • D-47 メタルスドラゴンメガトロン(Transmetal 2 Megatron)(ドラゴン)(サイズ:Ultra)(1999年12月発売)
  • D-48 メタルスダイノボット(Transmetal 2 Dinobot)(ディノニクス)(サイズ:Deluxe)(1999年12月発売)
  • X-9 メタルスジャガー(Ravage)(ジャガー)(サイズ:Deluxe)(1999年10月発売)

「D-49」「D-50」は欠番となっている。

対決セット(Maximals Vs. Predacons)編集

  • VS-40 宿命の対決 メタルスコンボイVSメタルスメガトロン(Transmetal Optimus Primal Vs. Transmetal Megatron)(1999年9月発売)
メタルスコンボイとメタルスメガトロンのセット。初回限定で「先取りひみつビデオ」が付属。
  • VS-41 勇猛の対決 シルバーボルトVSメタルスランページ(Fuzor Silverbolt Vs. Rampage)(1999年9月発売)
シルバーボルトとメタルスランページのセット。
  • VS-42 疾風の対決 メタルスチータスVSメタルスワスピーター(Transmetal Cheetor Vs. Transmetal Waspinator)(1999年9月発売)
メタルスチータスとメタルスワスピーターのセット。
  • VS-43 閃光の対決 メタルスラットルVSメタルステラザウラー(Transmetal Rattrap Vs. Transmetal Terrorsaur)(1999年9月発売)
メタルスラットルとメタルステラザウラーのセット。
  • VS-44 剛力の対決 メタルスライノックスVSメタルスタランス(Transmetal Rhinox Vs. Transmetal Tarantulas)(1999年9月発売)
メタルスライノックスとメタルスタランスのセット。
  • VS-45 陽炎の対決 メタルスエアラザーVSクイックストライク(Transmetal Airazor Vs. Quickstrike)(1999年9月発売)
メタルスエアラザーとクイックストライクのセット。
  • VS-46 海底の対決 メタルスデプスチャージVSメタルスインフェルノ(Depth Charge Vs. Scavenger)(1999年10月発売)
メタルスデプスチャージとメタルスインフェルノのセット。

その他編集

海外では他にも様々なキャラクターが発売されている。特記のないものは日本では正式販売されなかった。

  • フューザー戦士 / Fuzor:キメラのような、2種類の動物の合成体。
    • サイバトロン / Maximals
    • デストロン / Predacons
      • スカイシャドウ / Sky Shadow(トンボ&トカゲ)(サイズ:Deluxe):BWNにて色替、ブレントロンのドランクロンとして流用。
      • テラゲーター / Terragator(ワニ&カメ)(サイズ:Basic)
      • バズクロー / Buzz Claw(カマキリ&トカゲ)(サイズ:Basic)
      • インジェクター / Injector(ミノカサゴ&ハチ)(サイズ:Deluxe):BWNにて一部色替、ブレントロンのラートラータとして流用。
  • メタルス2 / Transmetal 2:メタルスをさらに有機化したもの。完全左右非対称なのが特徴。
    • サイバトロン / Maximals
      • オプティマス・マイナー / Optimus Minor(リスザル)(サイズ:Basic):日本では販促品として配布。トイザらス限定でも発売。
      • ソナー / Sonar(コウモリ)(サイズ:Basic):劇場限定発売。米国漫画設定では女性とのこと。
      • ラムラス / Ramulus(オオツノヒツジ)(サイズ:Deluxe):劇場限定発売。
      • スティンクボム / Stinkbomb(スカンク)(サイズ:Basic):トランスフォーマー カーロボットにてガスカンクとして販売。
      • ナイトグライダー / Night Glider(ムササビ)(サイズ:Basic):後にカーロボットにて塗装変更品が、ギルドーとして販売。
      • プロール / Prowl(フクロウ)(サイズ:Deluxe):トイザらス限定発売。ブラックカラー版も存在(日本未発売)。
      • ジョーブレーカー / Jawbreaker(ハイエナ)(サイズ:Deluxe):トイザらス限定発売。
      • サイバーシャーク / CyberShark(ホオジロザメ)(サイズ:Mega):後にカーロボットにて塗装変更品が、ゲルシャークとして販売。
    • デストロン / Predacons
      • スクリーム / Scarem(クワガタムシ)(サイズ:Basic):劇場限定発売。
      • スピッター / Spittor(カエル)(サイズ:Basic):後にカーロボットにて塗装変更品が、グッシャーとして販売。
      • スカージ / Scourge(イナゴ)(サイズ:Deluxe):トイザらス限定発売。
      • イグアナス / Iguanus(エリマキトカゲ)(サイズ:Deluxe):トイザらス限定発売。

ゲーム編集

トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス64
1999年10月1日タカラより発売。NINTENDO64用ソフト。玩具のみのメタルスエアラザー、メタルスワスピーター、メタルステラザウラーが登場し、隠しキャラクターでメタルスメガトロンのパワーアップ版のメガトロンXが登場する。北米版ではタイガトロン、ブラックウィドー、ジャガー、無印のスタースクリームが登場。
トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス 激突!ガンガンバトル
1999年12月9日タカラより発売。PlayStation用ソフト。メタルスライノックス、メタルスワスピーター、メタルスブラックウィドーが登場する[30]。アメリカ版ではタイガトロン、ウィンドレーザー、ジャガーが登場。

脚注編集

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  1. ^ DHX MEDIA ACQUIRES LIBRARY OF CHILDREN’S AND FAMILY TV CONTENT Archived 2014年11月29日, at the Wayback Machine.
  2. ^ 『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ volume 4』オーディオコメンタリー
  3. ^ 『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ volume 1』オーディオコメンタリー
  4. ^ 玩具箱より
  5. ^ メガトロンはゴールデンディスクを返却された時点で用済みのダイノボットを始末する気でいた。
  6. ^ スクリプト段階(『ビーストウォーズユニバース』より)では、原人の集落に、ダイノボットを模ったトーテムポールが配置されるはずだったとのこと。
  7. ^ 小川徹編「ビーストウォーズクラブ なぜなに? ビースト」『テレビマガジン 2000年3月号』講談社、平成12年(2000年)3月1日 雑誌06575-03、121頁。
  8. ^ 「サイバトロンせんしずかん(3) パワーぜんかい! サイバトロンせんしたち」『超生命体トランスフォーマービーストウォーズメタルスぜんせんし図鑑』講談社、1999年10月30日 ISBN 4-06-344078-8、7頁。
  9. ^ a b 今木商事「あとがきウォーズメタルス」『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス』復刊ドットコム、2016年7月21日 ISBN 978-4-8354-5378-1、196-197頁。
  10. ^ メガトロンには、「ダイノボットがディスクを奪った上、バックアップも破壊した」と報告し、タランスも口裏を合わせた。
  11. ^ ビーストウォーズユニバースに記載
  12. ^ 洗脳中のコンボイにアークへの扉を開けさせた。また、アークへのアクセスコードを自身に移し替えようとしたが、コンボイがサイバトロンのみダウンロード可能としていた為、それは果たせなかった。
  13. ^ 劇中では描かれていないが、ビーストウォーズユニバースにて野生の肉食動物から彼らを助けたとのこと。
  14. ^ その為、「スタースクリームのクローン」とも呼ばれている。
  15. ^ サイバロトンが発見した際には、スパークは消えていたが、一時的なもので復活を果たしている。
  16. ^ 玩具ではジャガーに変形する。
  17. ^ 吹き替え版では「今時カセットテープに変身!」と自ら突っ込みを入れている。また、変形の際は他のキャラクターと異なり、旧シリーズのように「トランスフォーム」の掛け声を使う。
  18. ^ 吹き替え版ではレギュラーキャラクターでなかったことを残念がっていた。
  19. ^ 前作永椎あゆ美から改名。
  20. ^ 8話では原音を使用している。
  21. ^ パワードコンボイ時にはエフェクトがかかっている。
  22. ^ ラムホーンの声にはエフェクトがかかっている。
  23. ^ シカタゴンとメタルスダイボット時の声はエフェクトがかかっている。
  24. ^ ヴォ―クの声にはエフェクトがかかっている。
  25. ^ ヴォ―クとヴォーク憑依時のタイガーファルコンの声にはエフェクトがかかっている。
  26. ^ 初期の頃には声にはエフェクトがかかっていた。
  27. ^ ジャガーとシークランプの声にはエフェクトがかかっている。
  28. ^ トランスミューテイトの声にはエフェクトがかかっている。
  29. ^ ただし、前々作『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』の映画版『ライオコンボイ危機一髪』にはラットルが登場しない為か、同作の予告は子安のみ担当している。
  30. ^ 3人ともプレイヤーキャラクターではない。また、メタルスブラックウィドーはデストロン側になっている。

外部リンク編集

テレビ東京 水曜夕方18:30 - 19:00枠
前番組 番組名 次番組
超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス
(1999年10月6日 - 2000年3月29日)
トランスフォーマー カーロボット
(2000年4月5日 - 12月27日)