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中国サッカー・スーパーリーグ

中国サッカー・スーパーリーグ中国語: 中国足球超级联赛英語: Chinese Super League、略称:中超、CSL)は、中国プロサッカーリーグ(中国リーグ)における1部リーグのことを指す名称である。

中国サッカー・超級リーグ
加盟国 中華人民共和国の旗 中国
大陸連盟 アジアサッカー連盟(AFC)
開始年 2004年
参加クラブ 16
リーグレベル 第1部
下位リーグ 甲級リーグ
国内大会 中国FAカップ
国際大会 AFCチャンピオンズリーグ
最新優勝クラブ 上海上港 (2018年)
最多優勝クラブ 広州恒大 (7回)
公式サイト csl-china.com
中国サッカー・スーパーリーグ
各種表記
繁体字 中國足球協會超級聯賽
簡体字 中国足球协会超級联赛
拼音 Zhōngguó Zúqiú Xiéhuì Chāojí Liánsài
発音: チョングオ ズーチュウ シェフイ
チャオジー リェンサイ
英文 China Football Association Super League
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目次

概略編集

プロリーグ開幕前編集

プロリーグが始まる前の旧国内リーグ・中国選手権は1951年に始まり、文化大革命の影響による一時中断(1966年から1972年まで)をはさんで、プロリーグの始まる前年の1993年まで行なわれた。

ステート・アマの選手で構成された各省の選抜チームが10数の地方代表の座を争った後、各都市持ち回りの全中国スポーツ選手権大会の開催地に集まってリーグ戦を行ない、毎年のチャンピオンを決めていた。

プロリーグ開幕編集

1994年中国サッカー協会(中国足球協会)が国内のサッカー競技レベルの向上を目指して設立した。

2003年まで1部(甲A級)は15クラブ、2部(甲B級)は12クラブだったが、更なる試合質の向上を目指して2004年度からそれぞれクラブ数を12と15に変更。1部を「中国超級」(中国スーパーリーグ)、2部を「中国甲級」と改めて再スタートした。なお「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略である。

その後、超級のクラブ数を2005年は14、2006年は16に拡大(但し2006年は1クラブが出場辞退のため実質15クラブ)。

試合はホーム・アンド・アウェーの2回総当りである。上位3クラブには翌年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が与えられる。 リーグの外国人枠は最大7人で、内1人はアジア枠である。なお、ACL出場時には、外国人枠は4人(内1人はアジア枠)となる[1]

2013年からは、全クラブチームのユニフォーム・サプライヤーが全てナイキに統一された。

中国国内のビッグクラブである広州恒大は2013年と2015年に2度のアジア王者に輝いている。一方で中国代表チームは低迷し、五輪や2014 FIFAワールドカップとも予選敗退した。だがAFCアジアカップ2015では予選敗退が有力視されていたが、ベスト8の成績で健闘した。

スター選手が参戦編集

2010年代は豊富な資金力によって有力選手を相次いで獲得しており、2016年にはブラジル代表ラミレス江蘇蘇寧)やコロンビア代表フレディ・グアリン上海申花)、コートジボワール代表ジェルヴィーニョ河北華夏幸福)、アルゼンチン代表エセキエル・ラベッシ河北華夏幸福)などといった選手が移籍している。

2016年-2017年の冬季の移籍市場では、リーグ総計で史上最高となる3億8,800万ユーロに達した。一方で、リーグ側はクラブの獲得競争に歯止めをかけるために、同時にピッチに立てる外国人選手の上限を4人から3人に削減する新規則を導入した[2]

また、2017年6月に新たな規定を発表。移籍金が国外の選手では4500万元以上、国内の選手では2000万元以上となる場合、その同額を中国サッカー発展ファンドに支払わなければならなくなり、実質2倍の移籍金が必要となった[3]

所属クラブ(2018年)編集

  • 太字は2018年シーズンから超級に昇格したクラブ。
  • 超級連続在籍年数は最後に超級へ昇格してから。
  • 記録は全て2004年からのもの。
クラブ名 超級通算
在籍年数
超級連続
在籍年数
超級昇格
回数
甲級降格
回数
リーグタイトル
獲得回数
山東魯能泰山 15 15 0 0 3
北京国安 15 15 0 0 1
上海申花 15 15 0 0 0
天津泰達 15 15 0 0 0
長春亜泰 13 13 1 0 1
江蘇蘇寧 10 10 1 0 0
広州恒大淘宝 9 8 2 1 7
広州富力 14 7 1 1 0
上海上港 6 6 1 0 1
河南建業 11 5 2 1 0
重慶力帆 9 4 2 2 0
河北華夏幸福 3 3 1 0 0
天津権健 2 2 1 0 0
貴州智誠 2 2 1 0 0
北京人和 13 1 1 1 0
大連一方 4 1 2 1 1

過去に中国スーパーリーグに参加したクラブ編集

クラブ名 在籍年数 備考
延辺富徳 2016年-2017年
遼寧宏運 2004年-2008年,2010年-2017年
杭州緑城 2007年-2016年
石家荘永昌 2015年-2016年
上海申鑫 2010年-2015年
大連実徳 2004年-2012年 2012年シーズン終了後、チーム解散
成都天誠 2008年-2009年,2011年
武漢光谷 2005年-2008年 2008年シーズン途中で脱退、チーム消失
厦門藍獅 2006年-2007年 2007年シーズン終了後、チーム解散
上海聯城 2005年-2006年 上海申花と合併
四川冠城 2004年-2005年

開催方式編集

2004年以降の超級は「1ステージ制」である。また、超級リーグはシーズンの開幕時期を2004年から現在まで、「春秋シーズン制」(3月頃開幕、同年11月頃閉幕)を採用している。

開催日時編集

基本的に開催期間内の毎週末(土曜日または日曜日)に開催される。

AFCチャンピオンズリーグ (ACL) に参加するクラブについては、ACLの試合がおおむね火曜日または水曜日に開催されることから、試合日・移動日との間隔を考慮して当該クラブの試合を平日に延期することがある。

中国代表の強化を優先させる観点から、中国代表の出場する国際試合(FIFAワールドカップAFCアジアカップの本選・予選)あるいはU-23中国代表が出場する国際試合(オリンピックサッカー競技アジア競技大会サッカー競技)が行われる期間はリーグ戦が長期中断される。

試合方式編集

  • 16チームによる2回戦総当りのホーム&アウェイ方式による1シーズン(通年制 30試合)の成績で順位を決定する。
  • 勝ち点は勝ち3点、引き分けは双方に1点、負け0点。最終的に勝ち点の多いチームが優勝。同点の場合、勝点が等しいチーム同士の対戦成績(当該チーム間の勝点・当該チーム間の得失点差・当該チーム間の得点数)・得失点差・得点数・規律得点の順で決める。
  • 原則として、下位2チーム(15-16位)が自動的に降格し、翌年は甲級所属となる。

試合方式の変遷編集

  • 詳細な試合方式については各シーズンの項目を参照の事。
年度 試合方式 備考
2004- 2回戦総当り、引き分け

結果編集

年度 優勝 2位 3位 クラブ数
甲Aリーグ(セミプロ時代)
1987 遼寧足球隊 天津海鴎 上海足球隊
1988 遼寧足球隊 山東足球隊 上海足球隊
1989 中国代表Bチーム 遼寧足球隊 上海足球隊
1990 遼寧足球隊 八一足球隊 大連足球隊
1991 遼寧足球隊 上海足球隊 北京足球隊
1992 遼寧足球隊 広州足球隊 大連足球隊
1993 遼寧宏運足球倶楽部 広州太陽神 北京国安
甲Aリーグ(プロ時代)
1994 大連万達 広州太陽神 上海申花
1995 上海申花 北京国安 大連万達
1996 大連万達 上海申花 八一足球隊
1997 大連万達 上海申花 北京国安
1998 大連万達 上海申花 北京国安
1999 山東魯能泰山 遼寧撫順雙菱 四川全興郎酒
2000 大連実徳 上海申花 四川全興水井坊
2001 大連実徳 上海申花托普 遼寧撫順特鋼
2002 大連実徳 深圳平安 北京国安
2003 上海申花SVA文広 上海国際 大連実徳
中国サッカー・スーパーリーグ
2004 深圳健力宝 山東魯能泰山 上海国際 12
2005 大連実徳 上海申花 山東魯能泰山 14
2006 山東魯能泰山 上海申花 北京国安 15
2007 長春亜泰 北京国安 山東魯能泰山 15
2008 山東魯能泰山 上海申花 北京国安 16
2009 北京国安 長春亜泰 河南建業 16
2010 山東魯能泰山 天津泰達 上海申花 16
2011 広州恒大 北京国安 遼寧宏運 16
2012 広州恒大 江蘇舜天 北京国安 16
2013 広州恒大 山東魯能泰山 北京国安 16
2014 広州恒大 北京国安 広州富力 16
2015 広州恒大淘宝 上海上港 山東魯能泰山 16
2016 広州恒大淘宝 江蘇蘇寧 上海上港 16
2017 広州恒大淘宝 上海上港 天津権健 16
2018 上海上港 広州恒大淘宝 山東魯能泰山 16

統計編集

クラブ別優勝回数編集

クラブ名 回数 優勝年度
広州恒大 7 2011,2012,2013,2014,2015,2016,2017
山東魯能 3 2006,2008,2010
深圳紅鑽 1 2004
大連実徳 1 2005
長春亜泰 1 2007
北京国安 1 2009
上海上港 1 2018

表彰編集

個人賞編集

最優秀選手賞編集

年度 選手名 当時所属クラブ 国籍
2004 肇俊哲 遼寧中誉  
2005 ブランコ・イェリッチ 北京国安  
2006 鄭智 山東魯能泰山  
2007 杜震宇 長春亜泰  
2008 エミール・マルティネス 上海申花  
2009 サミュエル・カバレロ 長春亜泰  
2010 ドゥヴィエル・リアスコス 上海申花  
2011 ムリキ 広州恒大  
2012 クリスティアン・ダナラケ 江蘇舜天  
2013 ダリオ・コンカ 広州恒大  
2014 エウケソン 広州恒大  
2015 リカルド・グラール 広州恒大淘宝  
2016 リカルド・グラール 広州恒大淘宝  
2017 エラン・ザハヴィ 広州富力  
2018 武磊 上海上港  

得点王編集

年度 選手名 当時所属クラブ 得点 国籍
2004 クワメ・アイェウ 上海国際 17  
2005 ブランコ・イェリッチ 北京国安 21  
2006 李金羽 山東魯能泰山 26  
2007 李金羽 山東魯能泰山 15  
2008 クッキ 天津泰達 14  
2009 エルナン・バルコス 亜旅 17  
ルイス・ラミレス 広州恒大  
2010 ドゥヴィエル・リアスコス 上海申花 20  
2011 ムリキ 広州恒大 16  
2012 クリスティアン・ダナラケ 江蘇舜天 23  
2013 エウケソン 広州恒大 24  
2014 エウケソン 広州恒大 28  
2015 アロイージオ 山東魯能泰山 22  
2016 リカルド・グラール 広州恒大淘宝 19  
2017 エラン・ザハヴィ 広州富力 27  
2018 武磊 上海上港 27  

国内選手得点王編集

年度 選手名 当時所属クラブ 得点 国籍
2011 于漢超 遼寧宏運 12  
2012 王永珀 山東魯能 10  
2013 武磊 上海東亜 15  
2014 武磊 上海東亜 12  
2015 武磊 上海上港 14  
2016 武磊 上海上港 14  
2017 武磊 上海上港 20  
2018 武磊 上海上港 27  

ベストイレブン編集

GK DF MF FW
2012   鄧小飛 (en   孫祥
  杜威
  ディーノ・ジュルビッチ
  鄭錚
  于漢超
  ダリオ・コンカ
  鄭智
  王永珀
  クリスティアン・ダナラケ (en
  郜林
2013   曾誠   張琳芃
  徐雲龍
  金英権
  鄭錚
  鄭智
  張稀哲
  王永珀
  ダリオ・コンカ
  エウケソン
  ムリキ
2014   王大雷   張琳芃
  徐雲龍
  金英権
  鄭錚
  鄭智
  張稀哲
  ジョヴァンニ・モレノ
  ダヴィ
  エウケソン
  武磊
2015   曾誠   張琳芃
  金英権
  馮瀟霆
  徐雲龍
  鄭智
  黄博文
  呉曦
  ダリオ・コンカ
  リカルド・グラール
  武磊
2016   曾誠   張琳芃
  金英権
  馮瀟霆
  姜至鵬
  パウリーニョ
  武磊
  呉曦
  リカルド・グラール
  郜林
  デンバ・バ
2017   顔駿凌   王燊超
  黄政宇
  馮瀟霆
  姜至鵬
  武磊
  蒿俊閔
  エラン・ザハヴィ
  リカルド・グラール
  フッキ
  郜林
2018   顔駿凌   李学鵬
  馮瀟霆
  張琳芃
  王彤
  黄紫昌
  パウリーニョ
  オスカル
  金敬道
  武磊
  フッキ

最優秀GK賞編集

最優秀新人賞編集

最優秀監督賞編集

最優秀主審賞編集

フェアプレー賞(チーム賞)編集

スタジアム編集

関連項目編集

脚注編集

外部リンク編集