京王電鉄バス八王子営業所

東京都八王子市長沼町にある京王電鉄バスの営業所

京王電鉄バス八王子営業所(けいおうでんてつバス はちおうじえいぎょうしょ)は、東京都八王子市長沼町1304番地の3にある京王電鉄バスの営業所。当所を表す社内識別記号は「C」。最寄りバス停留所は「八王子車庫」。かつては北野車庫という名称でもあった。京王線北野駅から徒歩15分程度の浅川沿いにある。

京王電鉄バス八王子営業所

八王子市のJR中央線以南・横浜線以西の地区、日野市町田市の一部を管轄する。かつては高尾や小仏、八王子市内の長房・城山地区の他、多摩市神奈川県内まで路線を伸ばしていたが、現在は京王バス西東京バスへ路線を移管する形で管轄範囲は縮小している。

八王子市内で路面電車を運行していた武蔵中央電気鉄道傘下の八王子市街自動車をルーツとする歴史ある営業所で、1948年京王帝都電鉄独立時に中野(A)、国分寺(B)、八王子(C)の3営業所体制で発足した。京王帝都の設立後に2回移転しており、当初は八王子市並木町甲州街道国道20号)沿いにあったが、1960年国鉄八王子駅北口の駅前へ移転した。この場所は京王線の八王子駅への延伸計画のための駅用地として確保していた土地を暫定的にバス営業所として利用していたものだったが、京王八王子駅の地下化と延伸計画の中止により1992年に現在地へ移転、跡地には京王プラザホテル八王子が建設されて現在に至る。

2020年10月現在、京王電鉄バスとしては、京王バスが併設していない唯一の営業所となっている。

沿革編集

 
初代営業所があった甲州街道並木町交差点付近
 
八王子駅北口の旧営業所跡地に建設された京王プラザホテル八王子


現行路線編集

主力となる日野八線や豊八線は、八王子駅北口・京王八王子駅から甲州街道国道20号都道256号)を経由し、日野駅豊田駅へ向かう。

国道20号の大和田坂上・大和田坂下を始発とする便は全てが出庫運用で、営業所から国道16号を経由して回送される。日11や豊41の回送経路は、日50や豊56に出入庫を兼用とした運行がされている。

日野八線編集

  • 日50:日野駅 - 日野自動車前 - 日野台 - 大和田坂上 - 大和田 - 京王八王子駅 - 八王子駅北口(深夜バスあり)
  • 日50:日野駅 → 日野自動車前 → 日野台(午前中。平日3便、土休日2便)
  • 日50:日野駅 ← 日野自動車前 ← 日野台 ← 大和田坂上 ← 大和田坂下(早朝)
  • 日50:大和田坂上 → 大和田 → 京王八王子駅 → 八王子駅北口(早朝)
日50は八王子営業所の基幹路線。日野自動車やコニカミノルタ東京サイト日野・八王子など、沿線企業への通勤輸送も担う。そのため朝晩を中心に本数が多く、最短で4分間隔にて運行される時間帯もあり、日野駅発着系統としても最多本数となる。

豊八線編集

  • 豊56:豊田駅北口 - 第二中学校 - 市立病院入口 - 首都大学東京入口 - 大和田坂上 - 大和田 - 京王八王子駅 - 八王子駅北口
  • 豊56:豊田駅北口 ← 第二中学校 ← 市立病院入口 ← 首都大学東京入口 ← 大和田坂上 ← 大和田坂下(早朝)
  • 豊55:豊田駅北口 ← 第二中学校 ← 市立病院入口 ← 日野台 ← 大和田坂上 ← 大和田坂下(朝6時台。平日2便、土休日1便)
大和田坂下を始発とする便は全てが出庫運用で、営業所から国道16号を経由して回送される。

八王子工業団地線編集

  • 八58:八王子駅北口 - 京王八王子駅 - 大和田坂上 - 八王子工業団地 - 日野台 - 日野自動車前 - 日野駅 (平日夕方2往復)
  • 八59:八王子駅北口 - 京王八王子駅 - 大和田坂上 - 八王子工業団地(平日朝夕)
  • 八57:八王子駅北口 → 京王八王子駅 → 大和田 → 大和田坂上 → 日野台(深夜バス)
八王子駅・京王八王子駅と八王子工業団地を結ぶ路線。主に通勤時間帯のみの運行。

泉塚線編集

  • 日11:日野駅 - 日野自動車前 - 泉塚 - 多摩平の森 - 豊田駅北口
日野駅と豊田駅北口を、日本住宅公団多摩平団地の再開発地域「多摩平の森」を経由して結ぶ路線。
豊田駅南口ロータリー完成に伴い、2017年4月1日のダイヤ改正で、多摩営業所が担当する豊32が、豊田駅北口から南口発着に変更されたため、日11のバス停が変更された。

日野台線編集

日04は、元は日野市ミニバス「日野台路線」だった系統で、2010年10月16日付で一般路線化され、同時に桜ヶ丘営業所から移管された。: 2017年4月1日、一部便が桜ヶ丘営業所に再移管されて共同運行となった。中型車での運行が多い。
日野駅からは国道20号の北側を迂回し、中央道石川PAの一般路線バスの最寄り停留所となる「石川町東」を経由する。石川PAには徒歩で入ることもできる。石川町からは日野台交差点を南下し、イオンモール多摩平の森を経由して豊田駅北口へ至る。
日04の出入庫は、日野駅または豊田駅へ回送して運行される。

上の原住宅線編集

  • 豊41:豊田駅北口 → 旭が丘 → MFLP日野東口 → 平山工業団地 → 旭が丘中央公園 → 旭が丘 → 豊田駅北口(深夜バスあり)
  • 豊41:豊田駅北口 → 旭が丘 → MFLP日野東口 → 平山工業団地 → 旭が丘中央公園(深夜バスあり)
豊田駅北口から西側の平山工業団地・旭が丘中央公園を経由する短距離の循環路線。旭が丘から先が循環経路のラケット型循環で、片方向回り。
高頻度で運行されており、日中でも毎時5本程度の運行が確保されている。
「MFLP」とは三井不動産グループの物流拠点「三井不動産ロジスティクスパーク」。沿線にはかつて東芝日野工場やトッパン・フォームズがあった。
豊田駅北口から、旭が丘地区のさらに西側を、日野市ミニバス旭が丘循環(A路線)が循環運行している。

寺田団地線編集

  • 八96:八王子駅南口 - 実践高校 - 富士森公園 - 西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田 - 法政大学
  • 八94:八王子駅南口 - 実践高校 - 富士森公園 - 西八王子駅南口
  • 八98:八王子駅南口 - 実践高校 - 富士森公園 - 西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田
  • 八99:八王子駅南口 - 本立寺 - 都立八王子盲学校 - 西八王子駅南口
  • 西55:西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田
  • 西56:西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田 - 法政大学
  • 急行:西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 法政大学
  • 急行:西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 法政大学 - 法政大学体育館(学休期間は運休)
  • め05:めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田
  • め06:めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田 - 法政大学
  • め07:めじろ台駅 -(急行)- 法政大学
  • 八南01:八王子駅南口 - 万町 - 横山町 - 八王子駅北口 - 京王八王子駅(平日朝1往復)
主にJR西八王子駅から京王高尾線めじろ台駅、高尾営業所に近い日本住宅公団(現:都市再生機構)の大規模団地グリーンヒル寺田を経由し、町田市にある法政大学多摩キャンパスへと結ぶ路線。
八96は八王子営業所が管轄する路線で最長距離となる。
八99は高尾営業所と共同運行となっており、西56の出入庫や八96との折り返しも兼ねている。
八南01は、国道20号線を横山町三丁目で左折して南下し、中央線の踏切を越えた後に八王子駅南口へと向かう路線。八97(初代)の経路を八王子駅南口発着に切り替えたものである。当営業所の現行路線では唯一、中央線の踏切を渡る系統である。

西62系統編集

JR中央線の南側を並行する「万葉けやき通り」に沿って、西八王子駅と高尾駅を結ぶ。行先表示には「福祉センター入口経由」と表記される。主に中型車での運用となる。
2017年6月22日イーアス高尾開業に合わせ、「東浅川」停留所が「イーアス高尾」に改称された。

宇津貫線編集

  • み04:八王子みなみ野駅宇津貫工業団地 → 宇津貫緑地入口 → みなみ野シティ中央 → 地域センターみなみ野 → 八王子みなみ野駅(平日朝8時台の出発まで)
  • み04:八王子みなみ野駅 → 宇津貫緑地入口 → みなみ野シティ中央 → 地域センターみなみ野 → 八王子みなみ野駅(平日9 - 11時台、土休日ダイヤの11時台まで)
  • み04:八王子みなみ野駅 → 地域センターみなみ野 → みなみ野シティ中央 → 宇津貫緑地入口 → 八王子みなみ野駅(12時発車以降。平日のみ深夜バスあり)
  • み04:八王子みなみ野駅 → 地域センターみなみ野 → みなみ野シティ中央 → 宇津貫緑地入口 → 閑道谷戸(平日のみ深夜バス2便運行)
八王子みなみ野駅とみなみ野シティ(八王子ニュータウン)の新興住宅地を結ぶ循環路線。運行時間により午前回り・午後回りと循環方向が逆になる。午前回りは閑道谷戸(かんどうやと)には停車しない。
八王子みなみ野駅にはこのほか、高尾営業所(み05・03)、南大沢営業所北野駅方面)の路線が乗り入れる。
2014年11月16日、み01を経路変更する形で新設。同時にみ01は廃止。
2015年4月1日のダイヤ改正で、平日朝方の一部便で経路変更が行われ、宇津貫工業団地経由となる。
2016年4月1日のダイヤ改正で、深夜0時台発の2便が宇津貫緑地入口止まりに変更され、2020年4月1日から閑道谷戸まで延長された。
2020年6月1日のダイヤ改正で、23時以降の本数が減便され、閑道谷戸止まりが23時台1本と最終便(0時13分発)に変更された。23時以降の便は深夜バス。

出入庫系統編集

  • 系統番号なし:八王子駅北口 - 京王八王子駅 - あったかホール - 八王子車庫
主に豊56と日50の出入庫系統となっている。京王八王子駅前を右折した後に西東京バス明神車庫付近を通り、京王線の踏切を渡った後に明神町二丁目を右折し、都道174号線を南下して八高線中央線の高架下を通り、八王子営業所へ向かう。

廃止・移管路線編集

移管路線編集

移管後に廃止された路線を含む。

京王バス南への移管路線編集

  • 八90:八王子駅北口 - 富士森公園 - 八王子駅南口
  • 八91:京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 市民会館 - 富士森公園 - 山田駅 - 上小比企 - 下寺田 - 上大船
    2005年3月25日、京王バス南に移管。JR八王子駅南口ロータリー開設のため、朝1本のみに減便。
  • 八92:京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 市民会館 - 富士森公園 - 山田駅 - 上小比企 - 下寺田 - 法政大学
    2005年3月25日、京王バス南に移管。JR八王子駅南口ロータリー開設のため、西八王子駅南口発着(西57)に変更され完全廃止。
  • 八93(2代目):京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 市民会館 - 富士森公園 - 山田駅 - 上小比企 - 下寺田 - 上大船 - 東京家政学院
    2005年(平成17年)3月25日、京王バス南に移管。JR八王子駅南口ロータリー開設のため、八王子駅南口発着(八64)に変更され完全廃止。
  • め82:めじろ台駅 - 和田 - ゆりのき台
    2004年(平成16年)6月20日、京王バス南に移管。
  • めじろ台駅 - 和田 - 高尾駅南口
  • 高01:高尾駅北口 - 小仏
    2003年(平成15年)4月1日、京王バス南に移管。
    かつては、小仏線の専用車となる日野レインボーRJが在籍していたが、晩年は日産ディーゼルRNが主力として使用されていた。
  • 高21:高尾駅南口 - 狭間町 - 上館 - 法政グランド - 大戸橋 - 上大戸 - 本沢ダム
    2003年(平成15年)4月1日、京王バス南に移管。2006年6月21日廃止。
  • め23:めじろ台駅 - 下寺田 - 上大船 - 東京家政学院
    2012年4月1日、京王バス南に移管。
  • 平01:平山城址公園駅 - 東京薬科大学
    時期は不明だが、南大沢営業所へ移管。
  • み05:八王子みなみ野駅 - 宇津貫公園 - 下大船 - 下寺田 - グリーンヒル寺田
    2018年9月21日に寺田支所へ移管。

西東京バスへの移管路線編集

  • 八01(2代目):京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 追分 - 西八王子駅入口 - 富士森高校 - 長房団地 - 城山手
  • 八02:京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 追分 - 西八王子駅入口 - 富士森高校 - 長房団地
  • 西12:西八王子駅北口 - 富士森高校 - 長房団地
  • 西14:西八王子駅北口 - 富士森高校 - 長房団地 - 城山手
    2013年4月1日に西東京バス恩方営業所へ移管[7]。城山手発着便は、昼は京王八王子駅行き・夜は西八王子駅行きが主力。

廃止・撤退路線編集

  • 日52:日野駅 - 日野台 - 富士森高校 - 長房団地
  • 日53:日野駅 - 日野台 - 並木町 - 長房団地
  • 日54:日野駅 - 日野台 - 富士森高校 - 長房団地 - 城山手
  • 日55:日野駅 - 日野台 - 並木町 - 長房団地
    4系統とも2003年10月1日に廃止、日50と八01 - 03・05に分割された。1995年3月まで、豊田駅を発着する豊52、豊53が存在した。
    日中のみの運行で、平日・土曜は10分間隔の毎時6本、日祝は8分間隔で、富士森高校経由2本、並木町経由1本の割合で運行されていた。また、長距離運用となる為、乗務員は京王八王子駅にて乗継、交代をしていた。
  • 豊54:豊田駅北口 - 泉塚 - 八王子駅北口
    かつては豊田駅を発着する主力路線であったが、日野市立病院の移転に伴い、豊56へ切り替える形で廃止された。
  • 豊55:豊田駅 - 日野台 - 大和田 - 京王八王子駅 - 八王子駅北口
    かつては平日・土曜の朝と日祝の夕方に運行されていた。
  • 八01(初代):京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 追分 - 西八王子駅入口 - 並木町
  • 八06:京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 追分 - 西八王子駅入口 - 並木町 - 高尾山口駅
  • 八58:八王子駅北口 - 大和田坂上 - 八王子工業団地 - 豊田駅北口
    2012年9月20日、行き先が日野駅に変更。
  • 八70:八王子駅北口 - 税務署 - 八王子駅南口
    2002年6月15日廃止。
  • 八81:八王子駅北口 - 上小比企 - 和田 - めじろ台駅
    2001年10月15日廃止。
  • 八93(初代):京王八王子駅 - 追分 - めじろ台駅
    廃止後、八王子駅南口 - 富士森公園 - 西八王子駅南口に経路変更。
  • 八94:八王子駅南口 - 富士森公園 - めじろ台駅
  • 八95:京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 実践高校 - 富士森公園 - 西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田
  • 八97(初代):京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 実践高校 - 富士森公園 - 西八王子駅南口 - めじろ台駅 - 下寺田 - グリーンヒル寺田 - 法政大学
    2010年11月19日、JR八王子駅南口バスロータリー開設により廃止。
  • 八03:京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 追分 - 西八王子駅入口 - 並木町 - 長房団地
  • 八05:京王八王子駅 - 八王子駅北口 - 八日町四丁目 - 追分 - 西八王子駅入口 - 並木町 - 長房団地 - 城山手
  • 西13:西八王子駅北口 - 並木町 - 長房団地
  • 西15:西八王子駅北口 - 並木町 - 長房団地 - 城山手
    2010年4月4日廃止。富士森高校経由と比べて終日本数が少なかった。
  • 西18:西八王子駅 - めじろ台駅 - 東京高専 - 高尾駅
  • 西51:西八王子駅南口 - 横山中学 - めじろ台駅
  • 西63:西八王子駅南口 - 福祉センター入口 - 高尾駅南口 - 高尾山口駅
    2006年(平成18年)4月5日廃止。
  • 北07:北野駅 - 北野台五丁目 - 片倉台 - 八王子みなみ野駅 - みなみ野シティ中央 - 宇津貫折返場
    2005年(平成17年)10月15日廃止。北野駅 - 八王子みなみ野駅が翌日から京王バス南に移管され、残り区間はみ01として運行されたが、2014年にみなみ野循環のみ04に変更。この際に北06、み01の乗継券も廃止された。
  • め04:めじろ台駅 - 寺田車庫 - グリーンヒル寺田 - 法政大学 - 上大戸 - 本沢ダム[要出典]
    1999年3月廃止。めじろ台駅 - 法政大学には深夜バスも走っていた。[要出典]
  • 高02:高尾駅南口 - 高尾山口駅
    2016年(平成28年)4月1日廃止。晩年は、日祝の午後に1本のみの運行となっていた。
  • 高03:高尾山口駅 - 高尾駅北口 - 高尾駅南口 - 医療センター - 館ヶ丘団地 - 清掃工場 - 拓殖大学南 - 上館 - 高尾駅南口 - 高尾駅北口 - 高尾山口駅[要出典]
    高尾山口から一度高尾駅前を経由し、館ヶ丘団地・拓殖大学を経由する循環路線。1998年4月廃止。[要出典]
  • 高08:高尾駅南口 - 高尾山口駅 - 大平
    2006年(平成18年)4月5日廃止。
  • 多16:京王多摩センター駅 - 柚木折返場 - 殿谷戸 - 北野駅 - 八王子駅北口
    廃止日不明。現行の多16(多摩センター駅 - 帝京大学構内)とは別系統。
  • み01:八王子みなみ野駅 - みなみ野シティ中央 - 宇津貫折返場
  • み02:八王子みなみ野駅 - 下大船 - 下寺田 - グリーンヒル寺田
    2014年11月16日の改正で、両系統とも経路変更により廃止。
  • み04:八王子みなみ野駅 → 地域センターみなみ野 → みなみ野シティ中央 → 宇津貫緑地入口(平日のみ深夜バス2便運行)
    2020年04月01日の改正で、閑道谷戸まで延長。
共同運行路線など

車両編集

 
日野・レインボーHR (C20209)
2000年から2003年にかけて導入された。※除籍済
 
京王の電車・バス100周年復刻塗装 (C31308)
八王子営業所で開催された記念イベント時の写真。
行先表示器に「京王帝都」の文字と旧社紋を表示している。

他の京王電鉄バスグループの営業所に比べ、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製の車両の割合が低めである。八王子営業所の特色として、日野自動車の本社・工場が運行エリアの日野市内の甲州街道東京都道256号八王子国立線)沿いに所在することもあり、日野自動車製の車両の割合が高いことが挙げられる。

特に1994年までは、当営業所で導入する車両の全てが日野車であり、大型路線車では日野ブルーリボンHTP-HTU-HT系)が中心であった。ブルーリボンHTは八王子営業所と中野営業所に集中配備され、他の営業所では見られない車種となっていた[8][9]

なかでも1988年式から1994年式の車両は、乗務員の負担軽減を図るためイージードライブを目指し、ほぼ全車が機械式AT(日野自動車では「EEドライブ」)を採用し、京王帝都バス時代からの特徴的な仕様となっていた[8]。末期の機械式AT車は全中扉間ワンステップバスで、中扉4枚折戸という外見上も特徴的なスタイルとなっていた。ブルーリボンHTの最終導入車であるC29410(U-HT2MMAA)は、最後まで八王子営業所に残り、2006年に除籍された。これが八王子営業所最後の機械式AT車であった[8]。その後1995年以降、平成6年排出ガス規制(短期規制・KC-代)に適合しモデルチェンジしてからは、ブルーリボンHT/HU系の導入は中止された[9]

またかつては他の営業所と同様、日産ディーゼル車も多数導入しており、1995年に中型長尺車のJP(U-JP211NTN)を富士重工架装で導入したのを皮切りに、小型車のRNや中型車のRMも導入し、八王子営業所でも一時期は日野車とともに主力となった[10]1999年にJPが平成11年排出ガス規制(長期規制・KL-代)に適合し、KL-JP252系となってラインナップにノンステップバスが登場した際には、京王初のノンステップバスとしてこれを採用し、西工架装のJP(KL-JP252NAN改)を全社的に大量導入した[10]

しかし翌2000年、日野自動車からも中型長尺ノンステップのレインボーHRが発売されると、八王子営業所ではレインボーHRを大量導入したため(2000年は八王子営業所で14台、中野営業所で2台を一括導入)[10]、日産ディーゼル車は他の営業所へ転属または除籍となり、2004年にUA系を導入するまでは、ふたたび日野車が主力となった。

レインボーHRの導入は、京王電鉄バスグループ全体でも2000年から2004年までのわずか4年間にとどまったが、ブルーリボンHTと同様に、八王子営業所と中野営業所のみに集中配備された。なかでも八王子営業所所属の車両が多数を占め、ブルーリボンHTとならび特徴的な車種となった[10][11]。なお、レインボーHRには当時、中型長尺・中型・小型の3種類のバリエーションが存在したが、京王で導入したHRは10.5mクラスの中型長尺車のみで、9m中型車、7m小型車は導入していない[10][11]

末期のレインボーHRは、主に2001年式と2002年式が他の営業所へ転属し、2003年式が長房団地・城山手線の移管に伴い、西東京バスの恩方営業所へ譲渡後に塗装変更され、当営業所には後述の「日野レインボーHRありがとうイベント」開催時に在籍していた3台が最後まで残っていた。京王からの譲渡車は、フォグランプがないことと中扉下部の明かり窓(セーフティウインドウ)で判別できる。西東京バスへ譲渡された車両が除籍後に地方のバス事業者へ再度移籍した例もある。

2004年2005年に導入された日産ディーゼルUA(KL-UA452KAN改)もその後、南大沢営業所高尾営業所への転属、または除籍が開始され、2020年現在は、C40520とC40524の2台が残るのみとなっている。

2016年8月現在、大型路線車では2006年よりいすゞ・エルガとの統合モデルであるブルーリボンIIの導入が始まり、2012年より導入されている三菱ふそう・エアロスターとともに主力となっている。中型車では、2008年よりいすゞ・エルガミオとの統合モデルであるレインボーIIの導入が始まり、2013年には三菱ふそう・エアロミディMK(TKG-MK系)を導入した。UDトラックスがバス製造から撤退したため、三菱ふそう製の車両も増えている[11]。2020年に導入された三菱ふそう製エアロスターのC32003号車は、従来の京王電鉄カラーではなく、京王バスカラーで導入された。

なお八王子営業所では、コミュニティバスの受託運行はしていないため、前述の日産ディーゼルRNが全車除籍された後は、日野・リエッセおよびポンチョなどの小型車は導入されていない[11]

日野レインボーHRありがとうイベント編集

2000年から2003年にかけて導入された、中型長尺ノンステップバスの日野レインボーHRは、最後まで残っていたC20207、C20214、C20317(KL-HR1JNEE)の3台が、2017年3月をもって全車除籍された[12]

日野レインボーHRの最後の3台の除籍にあたり、2017年3月18日に「ありがとうHRイベント」と題し、さよならイベントが開催された。イベント会場は八王子営業所ではなく、多摩営業所が使用された。また当日朝には新宿駅西口28番バスのりばから、会場直行の無料シャトルバス(定員制・事前抽選制、日野・セレガ貸切車使用)が運行された[12]

展示車両はC20317で、多摩営業所構内へ回送の上、京王から西東京バス青梅営業所へ移籍した同型同年式のHR(BK20399)、HRの代替で八王子営業所に導入された新車のブルーリボンKV290系(C21701)と3台並べて展示された。一般路線バス車種のさよならイベントは珍しいこともあり、インターネットのニュースサイトなどでも多数報道された [13][14][15][16]

なお、京王電鉄バスグループで行われた一般路線バス車種のさよならイベントは、2012年6月23日から同年7月8日にかけて調布営業所で行われた、日産ディーゼル・RN(KC-RN210CSN)L79952の引退記念イベント「チョロQバス さよなら運転」に続くものとなる[17]

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 『京王帝都電鉄30年史』年表、1978年(昭和53年)6月1日発行、京王帝都電鉄株式会社総務部
  2. ^ a b 京王電鉄50年史 第3部 第3章「バス事業の生き残りをかけて」1「乗りやすいバスづくり」京王グループ公式サイト
  3. ^ a b c 2016年京王ハンドブック:データ集「年表」 (PDF)”. 京王グループ (2016年3月31日). 2017年4月21日閲覧。
  4. ^ バスマガジン 24号 バス会社潜入レポート 京王電鉄バスグループ』三推社講談社、2007年7月27日。ISBN 978-4-06-366253-5
  5. ^ a b ひのミニバスの歩み” (日本語). 日野市公式ホームページ. 2020年4月7日閲覧。
  6. ^ 京王の電車・バス100周年記念 旧塗装バスお披露目会”. 京王バス・西東京バス バスナビ.com (2013年4月9日). 2020年4月8日閲覧。
  7. ^ 「京王八王子駅~長房団地・城山手」の運行会社変更のお知らせ (PDF)”. 京王電鉄バス (2012年10月1日). 2012年10月5日閲覧。
  8. ^ a b c バスグラフィック 17号 特集・京王のバスで行こう! 最後の機械式ATが活躍していたころ』ネコ・パブリッシング、2013年、37頁。ISBN 978-4-7770-1358-6
  9. ^ a b 加藤佳一バスジャパン ニューハンドブックシリーズ 27 京王電鉄 京王バス 西東京バス』BJエディターズ、1999年。ISBN 4-7952-7783-4
  10. ^ a b c d e 加藤佳一『バスジャパン ハンドブックシリーズ R62 京王電鉄バス・西東京バス』BJエディターズ、2007年。ISBN 978-4-434-10234-9
  11. ^ a b c d 加藤佳一『バスジャパン ハンドブックシリーズ S86 京王電鉄バス・西東京バス』BJエディターズ、2014年。ISBN 978-4-434-19866-3
  12. ^ a b レインボーHR系が京王電鉄バスグループでの運⾏を終了します 2017年3月18日(土)『ありがとうHR』イベントを開催いたします (PDF)”. 京王電鉄バス (2017年2月22日). 2018年5月21日閲覧。
  13. ^ 「レインボーHR系」京王電鉄バスグループから引退へ イベント開催”. 乗りものニュース (2017年2月23日). 2018年5月21日閲覧。
  14. ^ 日野製レインボーHR、京王バスから引退…さよならイベント 3月18日”. レスポンス (2017年2月23日). 2018年5月21日閲覧。
  15. ^ 京王バス】2017年3月18 日(土) 『ありがとうHR』イベント開催”. NAVITIMEチャンネル (2017年2月23日). 2018年5月21日閲覧。
  16. ^ 京王バス、車両引退で「ありがとうイベント」 本年度末で「レインボーHR系」運転終了”. 八王子経済新聞 (2017年2月24日). 2018年5月21日閲覧。
  17. ^ チョロQバス さよなら運転のお知らせ 京王バスナビ (PDF)”. 京王電鉄バス. 2018年5月22日閲覧。

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集

座標: 北緯35度38分54秒 東経139度21分41.8秒