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京都市長(きょうとしちょう)は、京都市首長である。特別職地方公務員

京都市長
Flag of Kyoto City.svg
京都市旗
Daisuke Kadokawa 20151103 cropped.jpg
現職者
門川大作

就任日 2008年2月25日(第26代)
任期 4年(再任可)
創設 1898年10月12日
初代 内貴甚三郎
副官
  • 岡田憲和(副市長)
  • 村上圭子(副市長)
  • 鈴木章一郎(副市長)
ウェブサイト 京都市情報館

1898年に設置。初代の市長は京都市会が推薦し内務大臣が選任した。それ以前は市制特例により京都府知事が京都市長の職務を兼ねていた。1947年以降は公選により選出される。

現在の市長は門川大作2008年2月17日初当選(57歳)[1]2月25日就任[要出典]2012年2月5日再選(61歳)[1]、2月25日再任。2016年2月7日再選(65歳)[1]、2月25日再任。現在は3期目で、任期満了日は2020年2月24日。

奉行役として時代祭に参加する京都市長(左)

目次

歴代市長の一覧編集

京都市に市長の職位が設置されてから26代、26人が就任した。第2代市長は西郷隆盛の長子の西郷菊次郎[2]

肖像 氏名 就任日 退任日 備考
1   内貴甚三郎 1898年明治31年)10月12日 1904年(明治37年)10月11日 京都市会が地元の名望家の就任を目指して三井総家と交渉するも断られ、次いで現職京都府知事と交渉するも不調に終わる[3]。その後、市会は選挙で3名の候補者を立て、第1候補の内貴が選任された[3]。6年任期を満了[3]
2   西郷菊次郎 1904年(明治37年)10月12日 1911年(明治44年)7月13日 市会選挙で3名の候補者を立て、第1候補の西郷が選任された[3]。在任6年半ののち、病気のため辞任[3]
3   川上親晴 1912年(明治45年)1月6日 1912年(明治45年)12月20日 市会選挙で3名の候補者を立て、第1候補の川上が選任された[3]警視総監に就任するため、在任期間1年を待たず辞任した[3]
4   井上密 1913年大正2年)3月31日 1916年(大正5年)7月19日 市長選考委員会が3名の候補者を推薦し、第1候補の井上が選任された[3]。病気のため辞任[3]
5   大野盛郁 1917年(大正6年)1月10日 1918年(大正7年)5月7日 市長選考委員会による後任選びが不調に終わり、市会選挙で3名の候補者を立てるも、第1候補の中川小十郎が辞退し、紆余曲折の末、やり直し選挙で3名の候補者を立て、第1候補の大野が選任された[3]。しかし、一身上の都合により、在任期間1年余で辞任した[3]
6   安藤謙介 1918年(大正7年)11月29日 1920年(大正9年)12月3日 市会選挙で3名の候補者を立て、第1候補の安藤が選任された[3]
7   馬淵鋭太郎 1921年(大正10年)7月22日 1924年(大正13年)9月19日 市長選考委員会が現職京都府知事・馬淵鋭太郎との交渉を整え、市会は選挙で選ぶ候補者3名の筆頭に立て、馬淵が選任された[3]。最後は突然に辞任した[3]
8   安田耕之助 1925年(大正14年)2月21日 1927年(大正16年)8月9日 市長選考委員会が内務省都市計画局長と交渉するも辞退され、安田を推薦する[3]。紆余曲折の末、市会は選挙で3名の候補者を立て、第1候補の安田が選任された[3]。病気のため、辞任した[3]
9   市村光恵 1927年(大正16年)8月20日 1927年(大正16年)11月13日 市長選考委員会が京都帝国大学教授・市村光恵の推薦を投票で決定し、市会は氏の意志を確認したうえで京都市政初の直接選挙を執り行い、市村が当選した[3]。しかし、市役所人事を巡って市会と対立し、就任後わずか3か月で辞任した[3]
10   土岐嘉平 1927年(大正16年)12月13日 1931年昭和6年)12月12日 市長選考委員会は候補者を2名に絞って選出し、市会の直接選挙で土岐が当選した[3]。4年任期を満了[3]
11   森田茂 1931年(昭和6年)12月21日 1932年(昭和7年)11月30日
12   大森吉五郎 1932年(昭和7年)12月18日 1935年(昭和10年)1月15日
13   浅山富之助 1935年(昭和10年)2月19日 1936年(昭和11年)6月4日
14   市村慶三 1936年(昭和11年)6月4日 1940年(昭和15年)6月3日
15   加賀谷朝蔵 1940年(昭和15年)6月8日 1942年(昭和17年)6月22日
16   篠原英太郎 1942年(昭和17年)7月6日 1946年(昭和21年)2月16日
17   和辻春樹 1946年(昭和21年)3月13日 1946年(昭和21年)11月27日
18   神戸正雄 1947年(昭和22年)4月7日 1950年(昭和25年)1月6日 京都市初の(狭義の)公選市長として就任。地方行政調査委員会議議長に就任するため、任期満了を待たずして辞任した。
19   高山義三 1950年(昭和25年)2月10日 1966年(昭和41年)2月4日 4期16年を満了。
20   井上清一 1966年(昭和41年)2月5日 1967年(昭和42年)1月8日 1期の満了まで1か月を切った1月8日、病で急死する。
21   富井清 1967年(昭和42年)2月28日 1971年(昭和46年)2月25日 1期を満了。
22   舩橋求己 1971年(昭和46年)2月26日 1981年(昭和56年)7月26日 3期目の途中で病に倒れ、任期満了を待たずに退任し、引退を表明した。
23   今川正彦 1981年(昭和56年)9月1日 1989年平成元年)8月29日 2期目の任期を満了後、引退。
24   田邊朋之 1989年(平成元年)8月30日 1996年(平成8年)1月29日 連続2期を満了。
25   桝本頼兼 1996年(平成8年)2月26日 2008年(平成20年)2月24日 3期目の任期を満了後、引退。
26   門川大作 2008年(平成20年)2月25日 (現職) 連続2期を満了し、現在は3期目。任期満了日は2020年(令和2年)2月24日。

選挙編集

公選が始まった1947年以降、20回の選挙が執行された。

第20回

※当日有権者数:1,141,060[5]人 最終投票率:35.68%(前回比:-1.09ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
門川大作65無所属254,545票63.80%推薦:自民民主公明
本田久美子66無所属129,119票32.36%推薦:共産
三上隆85無所属15,334票3.84%
第19回

※当日有権者数:1,140,156[7]人 最終投票率:36.77%(前回比:-1.05ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
門川大作61無所属221,765票53.86%推薦:自民、民主、公明、みんな社民府連
中村和雄57無所属189,971票46.14%推薦:共産
第18回

※当日有権者数:1,142,979[9]人 最終投票率:37.82%(前回比:-0.76ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
門川大作57無所属158,472票37.25%支持:自民、公明、民主府連、社民府連
中村和雄53無所属157,521票37.02%推薦:共産
村山祥栄30無所属84,750票19.92%
岡田登史彦61無所属24,702票5.81%
第17回

※当日有権者数:1,134,620[11]人 最終投票率:38.58%(前回比:-7.32ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
桝本頼兼63無所属231,822票53.69%推薦:自民、民主、公明、社民
広原盛明65無所属174,847票40.50%推薦:共産
新井信介46無所属25,090票5.81%
第16回

※当日有権者数:1,126,465[13]人 最終投票率:45.90%(前回比:+4.31ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
桝本頼兼59無所属284,225票55.72%推薦:自民、民主、公明、自由自由連
井上吉郎54無所属211,727票41.51%推薦:共産
蜷川澄村48無所属14,103票2.76%
第15回

※当日有権者数:1,107,625人 最終投票率:41.59%(前回比:+0.04ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
桝本頼兼55無所属222,579票49.02%
井上吉郎50無所属218,487票48.11%
蜷川澄村44無所属13,023票2.87%
第14回

※当日有権者数:1,085,948人 最終投票率:41.55%(前回比:+0.95ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
田邊朋之68無所属246,452票55.22%
井上吉郎46無所属199,893票44.78%
第13回

※当日有権者数:1,060,802人 最終投票率:40.60%(前回比:-1.90ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
田邊朋之64無所属148,836票34.86%
木村万平65無所属148,515票34.78%
中野進無所属73,025票17.10%
城守昌二無所属50,493票11.83%
くらたうさん無所属1,825票0.43%
ゆら隆日本労働党1,613票0.38%
三浦貴代宇宙にこにこ会1,332票0.31%
重野誠男大行社政治連盟772票0.18%
斉藤旾義無所属558票0.13%
第12回

※当日有権者数:1,053,739人 最終投票率:42.50%(前回比:+15.39ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
今川正彦74無所属199,043票44.86%
湯浅晃無所属139,588票31.46%
加地和48無所属105,044票23.68%
第11回

※当日有権者数:1,033,987人 最終投票率:27.11%(前回比:+10.98ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
今川正彦70無所属143,757票52.16%
加地和44無所属131,850票47.84%
第10回

※当日有権者数:1,027,483人 最終投票率:16.13%(前回比:-3.37ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
船橋求己67無所属151,180票93.67%
幡所守也無所属10,217票6.33%
第9回

※当日有権者数:1,038,381人 最終投票率:19.50%(前回比:-39.50ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
船橋求己63無所属185,178票93.90%
増田眞一52政事公団太平会7,877票4.00%
高田がん44反共全国遊説隊4,156票2.10%
第8回

※当日有権者数:1,025,583人 最終投票率:59.00%(前回比:+5.21ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
船橋求己59無所属310,590票51.63%
永末英一53無所属288,481票47.96%
高田がん40反共全国遊説隊1,116票0.19%
風間日光無所属731票0.12%
増田眞一48政事公団太平会594票0.10%
第7回

※当日有権者数:908,728人 最終投票率:53.79%(前回比:-2.76ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
富井清63無所属253,200票52.15%
八杉正文無所属232,298票47.85%
第6回

※当日有権者数:911,396人 最終投票率:56.55%(前回比:+7.94ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
井上清一60無所属232,924票52.93%
岡本清一無所属121,265票27.56%
安井真造日本共産党83,435票18.96%
高田がん35反共遊撃隊2,452票0.56%
第5回

※当日有権者数:828,522人 最終投票率:48.61%(前回比:-0.92ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
高山義三69無所属241,833票60.42%
加賀田進日本社会党155,919票38.95%
小田俊与55無所属2,506票0.63%
第4回

※当日有権者数:756,797人 最終投票率:49.53%(前回比:-4.11ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
高山義三65無所属239,640票64.25%
田畑磐門日本社会党132,517票35.53%
植田滋実反共遊撃隊818票0.22%
第3回

※当日有権者数:710,866人 最終投票率:53.64%(前回比:-4.93ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
高山義三61日本社会党190,699票50.28%
西園寺公一47無所属126,932票33.47%
田畑磐門無所属61,634票16.25%
第2回

※当日有権者数:618,201人 最終投票率:58.57%(前回比:+7.85ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
高山義三57日本社会党153,001票42.55%
田畑磐門無所属118,711票33.01%
和辻春樹59無所属87,882票24.44%
第1回

※当日有権者数:536,935人 最終投票率:50.72%(前回比:ポイント)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
神戸正雄69無所属121,883票49.43%
竹内克巳日本社会党116,345票47.19%
山口茂一郎立憲民主8,338票3.38%

副市長編集

市長を補佐する副市長は、条例により定数が3人以内と定められている。それぞれ主務が定められているが、担当する範囲は市政の全領域である[14]

現職
岡田 憲和(おかだ のりかず) - 2016年(平成28年)4月1日就任[15]。任期満了日は2020年(令和2年)3月31日。
村上 圭子(むらかみ けいこ) - 2017年(平成29年)4月1日就任[15]。任期満了日は2021年(令和3年)3月31日。京都市初の女性副市長[16]
鈴木 章一郎(すずき しょういちろう) - 2019年(平成31年)4月1日就任[15]。任期満了日は2023年(令和3年)3月31日。

脚注編集

  1. ^ a b c 選挙ドットコム
  2. ^ “「西郷どん」長男に感謝状、京都 第2代市長務める、近代化貢献”. 47NEWS. (2018年11月15日). https://www.47news.jp/2976280.html 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 森脇俊雅「戦前の地方議会と首長の関係について : データからの検討」『法と政治』第58巻第1号、関西学院大学、2007年4月、 344-321頁、 NAID 110007156273
  4. ^ 平成28年2月7日執行 京都市長選挙 開票結果 - 京都市選挙管理委員会
  5. ^ 平成28年2月7日執行 京都市長選挙 投票者数調 - 京都市選挙管理委員会
  6. ^ 平成24年2月5日執行 京都市長選挙 開票結果 - 京都市選挙管理委員会
  7. ^ 平成24年2月5日執行 京都市長選挙 投票者数調 - 京都市選挙管理委員会
  8. ^ 平成20年2月17日執行 京都市長選挙 開票結果 - 京都市選挙管理委員会
  9. ^ 平成20年2月17日執行 京都市長選挙 投票者数調 - 京都市選挙管理委員会
  10. ^ 平成16年2月8日執行 京都市長選挙 開票結果 - 京都市選挙管理委員会
  11. ^ 平成16年2月8日執行 京都市長選挙 投票者数調 - 京都市選挙管理委員会
  12. ^ 平成12年2月6日執行 京都市長選挙 開票結果 - 京都市選挙管理委員会
  13. ^ 平成12年2月6日執行 京都市長選挙 投票者数調 - 京都市選挙管理委員会
  14. ^ 平成31年度・副市長担当事務について”. 京都市行財政局. 2019年4月28日閲覧。
  15. ^ a b c 京都市総合企画局市長公室. “副市長のプロフィール”. 京都市情報館(公式ウェブサイト). 京都市. 2018年3月14日閲覧。
  16. ^ “村上氏「先輩に感謝」 女性初、副市長就任決まる/京都”. 毎日新聞. (2017年3月25日). https://mainichi.jp/articles/20170325/ddl/k26/010/451000c 2018年3月14日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集