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富山GRNサンダーバーズ

富山GRNサンダーバーズ(とやまGRNサンダーバーズ、Toyama GRN Thunderbirds)は、プロ野球独立リーグベースボール・チャレンジ・リーグに所属する富山県のプロ野球チーム。

富山GRNサンダーバーズ
会社名 富山サンダーバーズベースボールクラブ
創設年度 2006年
所属リーグ

ベースボール・チャレンジ・リーグ(西地区)

歴代チーム名

富山サンダーバーズ(2007年 - 2014年
富山GRNサンダーバーズ(2015年 - )

本拠地
なし(主たるホーム試合開催野球場は高岡西部総合公園野球場
永久欠番

10[1]

獲得タイトル
独立リーググランドチャンピオン(0回)

なし

リーグ優勝(1回)

2008年

タイトル

地区年間優勝(1回)
地区優勝(6回)

優勝年度

地区年間優勝:2008
地区優勝:2008前後、2014前、2015後、2017前、2018後

成績(タイトル以外)
球団組織
監督 伊藤智仁
株式会社富山サンダーバーズベースボールクラブ
Toyama Thunderbirds Baseball Club Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
931-8326
富山県富山市上野新町13番地
設立 2006年11月2日
業種 サービス業
法人番号 9230001005751
事業内容 野球の興行
代表者 代表取締役社長 永森茂
資本金 9,325万円
主要株主 インテック三協立山アルミタカギセイコートナミ運輸 他、法人70社
外部リンク 富山GRNサンダーバーズ
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目次

概要編集

チーム名は、立山連峰に生息する富山県の鳥ライチョウ(雷鳥)から命名された。ただし、ライチョウの英名は「Ptarmigan」もしくは「Grouse(Bリーグ富山グラウジーズはここからの命名)」であり、「雷」と「鳥」からの直訳で付けた和製英語である。なお英語の「Thunderbird」は、ライチョウとは無関係な伝説の鳥「サンダーバード」を意味する。発足当時のチーム名は富山サンダーバーズであったが、後述の通り2015年に命名権契約を結んだことから、「GRN」が入った名称となった。

リーグが6球団制だった2008年から2014年までは北陸地区、8球団制となった2015年からは西地区に属する。

開催球場編集

※本節の出典は、特記以外についてはリーグウェブサイトの試合日程による[2]

リーグ発足時から所属する他チーム同様、特定の本拠地を定めていない。発足から2014年までの開催球場は富山市民球場アルペンスタジアム県営富山野球場高岡市営城光寺野球場・黒部市宮野運動公園野球場・魚津桃山運動公園野球場・砺波市野球場・小矢部運動公園小矢部野球場・立山町総合公園野球場であった(立山は2008年から)。2014年には、雨天で中止となったオリックス・バファローズ (ファーム)との交流戦1試合を、神戸総合運動公園野球場サブグラウンドで実施した[3]。この間の球場別開催試合数は以下の通りである(ポストシーズンゲームと、前記の交流戦振替1試合は除く)。2007年はアルペン・城光寺・砺波が同数で最多であったが、2008年以降2014年まで年間最多開催になった回数は桃山が3回、アルペンが2回、砺波と城光寺が各1回である。

  • 太字はその年度の最多開催球場。
  • 5試合以上開催したシーズンがある球場は、背景を黄色としている。
開催球場別試合数(2007年 - 2014年)
球場名 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 8年間合計
高岡市営城光寺野球場 7 5 5 7 6 6 10 9 55
魚津桃山運動公園野球場 6 4 9 4 5 8 9 10 55
富山市民球場アルペンスタジアム 7 11 4 8 6 5 2 1 44
砺波市野球場 7 6 3 3 7 6 4 6 42
県営富山野球場 2 5 7 7 3 4 4 5 37
黒部市宮野運動公園野球場 4 2 5 3 5 2 5 2 28
小矢部運動公園小矢部野球場 3 2 1 2 2 2 1 2 15
立山町総合公園野球場 0 1 2 2 2 4 2 1 14

また、2014年までのポストシーズンゲームのホーム開催球場は以下の通りである。

2008年
2014年
  • 地区チャンピオンシップ - 桃山(2試合)・小矢部[9]

2015年からは新たにオープンした高岡西部総合公園野球場が加わり、同年以降は毎年最多開催で、主たる開催球場となっている。ポストシーズンゲームは、2015年の地区チャンピオンシップは高岡西部[10]、2017年の地区チャンピオンシップは城光寺[11]でそれぞれ開催している。一方、2014年以前の開催球場のうち、立山は2015年以降開催がない。2018年の日程では、宮野運動公園野球場も開催予定がなくなっている[12]

歴史編集

  • 2006年10月13日 - 「富山サンダーバーズベースボールクラブ」の設立が発表される。
  • 2006年12月18日 - 初代監督に、元読売ジャイアンツ選手で茨城ゴールデンゴールズのコーチを務めていた鈴木康友の就任を発表。
  • 2007年1月25日 - リーグのドラフト会議に参加。
  • 2007年2月27日 - 全選手との契約を完了する。
  • 2007年10月17日 - 2007年度シーズンの全日程を終了(2位)。
  • 2008年7月13日 - 北陸地区で前期優勝。
  • 2008年9月26日 - 北陸地区で後期優勝し、前後期を連覇。
  • 2008年10月3日 - 北陸地区チャンピオンシップで、地区年間2位の石川ミリオンスターズに勝利して北陸地区優勝を達成(前後期優勝のため1勝で地区優勝)。
  • 2008年10月11日 - リーグチャンピオンシップで群馬ダイヤモンドペガサスを3勝0敗で下して初のリーグ優勝。
  • 2008年10月17日 - 四国・九州アイランドリーグ香川オリーブガイナーズとの間でグランドチャンピオンシップを開催。10月28日まで行われ、2勝3敗で敗退。詳細は2008年のグランドチャンピオンシップを参照。
  • 2009年6月30日- 2009年前期終了(北陸地区2位。石川とは同率だが、直接対決で石川が勝ち越ししたため、リーグ規定により石川が優勝)
  • 2009年9月23日 - 2009年後期終了(北陸地区2位。前後期2位のため、北陸地区チャンピオンシップに進出)。
  • 2009年9月28日 - 石川との北陸地区チャンピオンシップに2勝1敗で敗退(石川は前後期優勝のため、1勝で地区優勝)。連勝して迎えた第3戦は9回表終了時点で4対2とリードしていたが、9回裏に逆転サヨナラ負けを喫し、「年間勝率2位からのリーグチャンピオンシップ進出」を逃した[13][14]
  • 2009年10月24日 - 鈴木康友監督の勇退を発表。
  • 2009年11月13日 - 横田久則コーチが監督就任、進藤達哉のコーチ就任を発表。
  • 2010年6月27日 - 2010年前期終了(北陸地区3位)。
  • 2010年9月27日 - 後期終了。前期に続き3位であった。
  • 2011年10月5日 - 横田久則監督の退団発表。このシーズンは前期は優勝マジック1まで行きながら[15]、石川に逆転優勝を許し[16]、後期は3位に沈んだ。
  • 2011年10月19日 - 進藤達哉コーチが監督就任を発表。
  • 2012年9月12日 - このシーズンの公式戦を終了。前期は3位。後期は新潟の圧倒的優位(北陸地区3チームとの対戦で18勝0敗[17])の前に北陸地区は勝率3割台で首位を争う状態にもなった[18]が、9月にかけて10連敗を喫し後退[19]、前期に続いて3位に終わる。
  • 2013年7月4日 - 前期終了。5月から6月にかけて優位にペナントレースを進め優勝マジックも点灯したが、終盤に4連敗して6月23日に消滅、石川に逆転優勝を許した[20][21]
  • 2013年9月26日 - 後期終了。勝率5割の2位で、4年続けてポストシーズンゲームには進めずに終わる。
  • 2013年10月18日 - 進藤監督の退団発表。
  • 2013年12月4日 - 吉岡雄二の監督就任を発表。
  • 2014年6月30日 - 北陸地区前期優勝が決定[22]
  • 2014年9月24日 - 後期優勝の石川と対戦した北陸地区チャンピオンシップで対戦成績2勝2敗1分のタイとなったが、リーグ規定(シーズンの対戦成績優位なチームが優勝)により石川に敗退[23]
  • 2015年2月26日 - 北陸コカ・コーラボトリングの子会社であるGRNと命名権の契約を行い、チーム名を富山GRNサンダーバーズへ変更[24]
  • 2015年5月25日に選手兼任コーチとして元プロ野球選手だったタフィ・ローズが現役復帰する形で入団(2016年で退団)。
  • 2015年9月13日 - 西地区後期優勝が決定。
  • 2015年9月22日 - 前期優勝の福井と対戦した西地区チャンピオンシップに1勝2敗で敗退[25]
  • 2017年6月17日 - 3期ぶりとなる西地区前期優勝[26]
  • 2017年9月18日 - 後期優勝の信濃グランセローズと対戦した西地区チャンピオンシップに0勝2敗で敗退[27]。地区チャンピオンシップで1勝も挙げられなかったのは今回が初となる。
  • 2017年12月1日 - 北海道日本ハムファイターズコーチ就任に伴い監督を退任する吉岡雄二の後任に、元東京ヤクルトスワローズコーチの伊藤智仁が決定したと発表[28]
  • 2018年9月2日 - 3期ぶりとなる西地区後期優勝[29]

成績編集

シーズン編集

年度 監督 順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差 打率 防御率 本塁打
2007 鈴木康友 2 72 43 26 3 .623 2.0 .305(1位) 4.21(3位) 52(4位)
2008 1 36 19 15 2 .559 ※1.5 .264(2位) 2.61(2位) 13(4位)
1 36 16 12 8 .571 ※2.0
2009 2 36 21 13 2 .618 0.0 .268(2位) 3.16(5位) 19(5位)
2 36 17 18 1 .486 4.0
2010 横田久則 3 36 14 20 2 .412 3.5 .246(5位) 4.60(6位) 34(2位)
2 36 14 18 4 .438 3.0
2011 3 36 15 18 3 .455 0.5 .253(5位) 3.16(2位) 22(5位)
3 36 10 21 5 .323 4.5
2012 進藤達哉 3 36 16 19 1 .457 6.0 .267(2位) 4.17(6位) 22(3位)
2 36 13 21 2 .382 3.5
2013 2 36 20 15 1 .571 0.0 .264(2位) 3.02(2位) 24(3位)
2 36 15 20 1 .471 9.5
2014 吉岡雄二 1 36 16 20 0 .444 ※2.0 .258(6位) 4.83(6位) 21(6位)
3 36 14 20 2 .412 3.5
2015 4 37 12 22 3 .353 8.5 .249(7位) 4.73(8位) 24(4位)
1 35 18 12 5 .600 ※0.5
2016 4 36 12 21 3 .364 8.5 .273(4位) 4.41(7位) 23(7位)
3 36 15 19 2 .441 5.5
2017 1 35 22 13 0 .629 ※1.0 .296(1位) 3.69(3位) 72(2位)
2 36 22 12 2 .647 3.0
  • 2008年以降の順位は地区(2014年までは北陸地区、2015年以降は西地区)での順位、打率・防御率・本塁打はBCリーグ総合での順位。
  • 優勝したシーズンのゲーム差は※を付けて2位チームとのゲーム差を表記。
  • 金地はBCリーグ優勝。

地区チャンピオンシップ編集

※2014年のみ全5戦(3勝)制、他は全3戦(2勝)制。

  • 2008年 - 地区年間優勝(1勝1敗:対戦は石川。前後期制覇のため1勝で優勝)
  • 2009年 - 1勝2敗(対戦は石川。石川は前後期制覇のため1勝で優勝)
  • 2014年 - 2勝2敗2分(対戦は石川。リーグ規定により、シーズン対戦成績の優劣で石川が優勝)
  • 2015年 - 1勝2敗(対戦は福井)
  • 2017年 - 0勝2敗(対戦は信濃)

リーグチャンピオンシップ編集

  • 2008年 - 総合優勝(3勝0敗:対戦は群馬)

グランドチャンピオンシップ編集

  • 2008年 - 2勝3敗(対戦は香川)

チームスタッフ編集

選手・スタッフについては富山GRNサンダーバーズの選手一覧を参照。

  • トレーナー - 常松恵

マスコットキャラクター編集

雄のライチョウという設定の「ライティー[30]

チアダンスチーム編集

Cheerty's(チアティーズ)– サンダーバーズ専属チアリーディングチーム(チアリーダー)である[31]

応援スタイル編集

 
富山サンダーバーズの応援団(チャンス時)
  • 私設応援団「雷鳥応援団」がリードを担う。NPB並みにトランペットドラムを活用した本格的な応援で、選手個々にヒッティングマーチも用意されている。
  • チャンス時に雷鳥応援団のリードで、地元民謡“こきりこ節”のトランペット演奏に合わせてチームカラー(緑)のタオルを振り回す。
  • また、ホームゲームでは球場入場時に配られるグリーンボードを“グリーングリーン”の演奏に合わせて富山ファン全員で回す。
  • また、ショートチャンステーマとして“リンダリンダ”の替え歌で“連打連打”の合唱もある。
  • 投手陣向けの応援歌として“TRAIN-TRAIN”の替え歌を合唱する。
  • ラッキーセブンの攻撃開始時には“線路は続くよどこまでも”の替え歌で“チャンスは続くよどこまでも”を合唱する。

テーマソング・応援歌編集

スポンサー編集

脚注編集

  1. ^ リーグによる「MIKITO AED PROJECT[1]」の一環として全球団共通に指定。
  2. ^ BCリーグ過去成績 - ベースボール・チャレンジ・リーグ
  3. ^ 2014年度 全日程結果 - ベースボール・チャレンジ・リーグ(7月1日の箇所を参照)
  4. ^ 北陸地区チャンピオンシップ日程決定のお知らせ - 富山サンダーバーズ(2008年9月29日。第2戦で勝ち抜け)
  5. ^ BCリーグチャンピオンシップ ホーム試合日程 - 富山サンダーバーズ(2008年10月6日。第3戦で優勝決定)
  6. ^ 2008-10-25 富山TB vs 香川OG - 四国・九州アイランドリーグ(試合予定/結果)
  7. ^ 2008-10-26 富山TB vs 香川OG - 四国・九州アイランドリーグ(試合予定/結果)
  8. ^ 2008-10-28 富山TB vs 香川OG - 四国・九州アイランドリーグ(試合予定/結果)
  9. ^ 北陸地区チャンピオンシップ日程 - 富山GRNサンダーバーズ(2014年9月12日)
  10. ^ 2015年ルートインBCリーグプレーオフ - ベースボール・チャレンジ・リーグ
  11. ^ 2017年ルートインBCリーグプレーオフ - ベースボール・チャレンジ・リーグ
  12. ^ 2018年度ルートインBCリーグ公式戦日程の発表について - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2018年3月8日。ページからリンクされている「公式戦日程一覧 (PDF) 」および「公式戦開催球場一覧 (PDF) 」も参照)
  13. ^ 石川、2年ぶりの地区優勝! - SPORTS COMMUNICATION(2009年9月28日)
  14. ^ 2017年時点までリーグで達成した事例はない。
  15. ^ 富山、優勝マジック1点灯 - Sports Communications(2011年6月24日)
  16. ^ 石川、逆転優勝! - Sports Communications(2011年6月26日)
  17. ^ 新潟と香川、“無敗”の王者が頂上決戦! 〜独立リーグ・グランドチャンピオンシップ〜 - Sports Communications(2012年10月20日)
  18. ^ 愛媛、大逆転サヨナラで単独首位守る 〜アイランドリーグ〜 - Sports Communications(2012年8月24日)
  19. ^ 10連敗を喫して - 富山サンダーバーズスタッフブログ(2012年9月12日)
  20. ^ “新潟に敗れ首位陥落 サンダーバーズM消滅”. 北日本新聞. (2013年6月23日). http://webun.jp/item/1082797 2018年3月2日閲覧。 
  21. ^ “返り討ち”か“倍返し”か、石川vs.徳島 〜独立リーグ・グランドチャンピオンシップ〜 - Sports Communications(2013年10月19日)
  22. ^ 富山が前期優勝 BCリーグ北陸地区スポーツニッポン2014年7月1日配信
  23. ^ BCリーグ 上信越地区は群馬と北陸地区は石川が地区優勝 - スポニチアネックス2014年9月24日
  24. ^ 富山GRNサンダーバーズ命名権発表のお知らせ富山GRNサンダーバーズ公式サイト 2015年2月26日配信
  25. ^ BC福井が地区優勝 富山に勝利、リーグCSで新潟と激突スポニチアネックス 2015年9月22日配信
  26. ^ “富山、前期優勝 ルートインBCリーグ”. 富山新聞. (2017年6月18日). http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TH20170618411.htm 2017年6月18日閲覧。 
  27. ^ “サンダーバーズ地区優勝逃す 信濃に連敗”. 北日本新聞. (2017年9月19日). http://www.47news.jp/localnews/toyama/2017/09/post_20170919063324.html 2017年9月19日閲覧。 
  28. ^ “ヤクルト退団の伊藤智仁氏 来季富山GRNサンダーバーズ監督に”. スポーツニッポン. (2017年12月1日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/12/01/kiji/20171201s00001000167000c.html 2017年12月2日閲覧。 
  29. ^ 富山GRNサンダーバーズ ADVANCE-West後期優勝決定 - ベースボール・チャレンジ・リーグ(2018年9月2日)
  30. ^ マスコットキャラクター - 富山GRNサンダーバーズ
  31. ^ Cheerty's –チアティーズ– - 富山GRNサンダーバーズ

関連項目編集

外部リンク編集