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板橋 駿谷(いたばし しゅんや、1984年7月1日 - )は、日本俳優ラッパー

いたばし しゅんや
板橋 駿谷
別名義 HELベロス
夏葉亭鳥兜
生年月日 (1984-07-01) 1984年7月1日(35歳)
出身地 日本の旗 日本 福島県須賀川市
身長 178 cm
血液型 A型
職業 俳優ラッパー
ジャンル 舞台映画テレビドラマ
所属劇団 ロロ
さんぴん
事務所 ジャングル
公式サイト SHUNYA ITABASHI Official Site
主な作品
映画
『クズとブスとゲス』
テレビドラマ
『絶景探偵。』シリーズ
なつぞら
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福島県須賀川市出身[1]日本大学芸術学部演劇学科卒業[2]。劇団ロロ所属、演劇集団さんぴんメンバー。所属事務所はジャングル

経歴編集

俳優活動編集

日本大学芸術学部演劇学科在学中の2004年に沼袋小劇場で初舞台に立ち[3]、同学科所属の田川啓介、高縁貴彦、澤田慎司らとともに2005年1月に劇団掘出者を結成して俳優として活動する[4]。2008年に大学を卒業[5]

劇団の作風の変化に伴い、大学の2学年下の後輩三浦直之からの誘いに応じて三浦主宰の劇団ロロに2009年の旗揚げより参加し、2010年に正式団員となる。以後、ロロの中心的俳優として活動する[6]2009年の舞台『旅がはてしない』(ひょっとこ乱舞)以降数々の作品に客演し、同年の舞台『はちみつ』(こゆび侍)により2009年度佐藤佐吉賞にて最優秀助演男優賞を受賞[7]。2015年3月には北尾亘(Baobab)、永島敬三柿喰う客)、福原冠(範宙遊泳)とともに同世代の俳優・ダンサー4名で演劇集団「さんぴん」を旗揚げし公演を行う[8][9]

映画では、奥田庸介監督の自主制作映画『青春墓場』3部作で初めて映画に出演し、第2作『青春墓場〜問答無用〜』と第3作『青春墓場〜明日と一緒に歩くのだ〜』に主演[10]。後者はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010のファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門にてグランプリを受賞し[11]、劇場公開ならびに海外映画祭に出品される。2012年には念願だった入江悠監督の『SR サイタマノラッパー』シリーズの第3作『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』に出演[10]、その後も『日々ロック』(2014年)など入江監督作品に多く出演する。2016年には奥田監督の『クズとブスとゲス』に主演し注目を集める[12]

2017年には日本の観光スポットや特産品の紹介を目的とした福島中央テレビ制作の連続ドラマ『絶景探偵。』シリーズに主演。国内に加え、タイではタイ語吹き替えで、台湾では中国語繁体字)の字幕つきで放送される[13]。かねてより出演舞台を見て注目していたという演出田中正からのオファーにより2019年度前期放送のNHK連続テレビ小説なつぞら』に門倉努役で出演し、朝ドラに初出演[14][15]。34歳で高校生役を演じて[16]、濃すぎるキャラクターにより話題を呼ぶ[17][18]

音楽活動編集

餓鬼レンジャーに憧れて[19]、中学3年で作詞を始め、高校1年の時に3人グループで初めてステージに立つ。「将来は役者になりたい」と決めていたことから、「2足のワラジじゃどっちも中途半端になる」とラップは趣味と位置づける[10]

高校1年生の5月にラッパーとしてデビュー。

ラッパー役で出演した映画『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(2012年)をきっかけに、TOKYO NO.1 SOUL SETのBIKKEとTAICHI MASTERのサウンドプロデュースによる6人組ヒップホップユニット「HELクライム」を結成して「HELベロス」のステージネームで活動し、2014年7月にアルバムをリリース[20][21]。2016年にはポチョムキン、BIKKEらによる7人組ヒップホップ集団「チョームー一族」に参加する[22]

2018年には杉原邦生演出の舞台『オイディプスREXXX』にて作詞・ラップ指導を担当し、2018年度第26回読売演劇大賞にて優秀スタッフ賞を受賞する。

人物編集

  • 血液型:A型
  • 身長:178cm
  • B:101 W:85 H:95 S:28
  • 特技:ラップ、筋トレ、空手、バイク運転、乗馬、殺陣
  • 舞台役者による落語一門「夏葉亭」に所属し、「夏葉亭鳥兜」として高座に上る[17][23]
  • 映画監督の奥田庸介は中学高校時代の2学年下の後輩で、ともに柔道部に所属していた[12]。奥田から「器用になんでもやれる奴なんて俺は興味ないです」「できることを一生懸命やってる奴と一緒に映画をやりたい」と言われたことを契機に「じゃあ俺、筋肉のばしてやらぁ!」と筋力トレーニングに励み、「小劇場界の照英」「ゴリラな顔した筋肉バカ一代」などの異名を持つキャラクターを作り上げた[10]
  • 日本大学芸術学部在学中は日芸ラグビー部に所属(日本大学ラグビー部とは異なる)。
  • 実家は福島県の建設会社だったが2007年に倒産。
  • かつてゲイバーの店員として働いていたことがある。ゲイバーで働いた理由について、人と会話するのが苦手だったため、そこで会話の勉強をするのと、社会経験でいろんな役が来た時にできるようになるのも込みで働いていたという[24]

出演編集

舞台(出演)編集

掘出者公演編集

  • あんたあいつの何なのさ!(2005年)
  • 田舎にとまろう!そして、死のう!(2005年)
  • 永遠のようで、一瞬のような(2006年)
  • ぶち上(2007年)
  • お父さんといっしょ(2007年)
  • チカクニイテトオク(2008年)
  • ハート(2008年)
  • 誰(2009年)

ロロ公演編集

  • 家族のこと、その他たくさんのこと(2009年)
  • LOVE02(2012年)
  • いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校(2012年)
  • 朝日を抱きしめてトゥナイト(2014年)
  • ロミオとジュリエットのこどもたち(2014年)
  • ハンサムな大悟(2015年)
  • あなたがいなかった頃の物語と、いなくなってからの物語(2016年)
  • マジカル肉じゃがファミリーツアー(2018年)
  • いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校 vol.5「いつだって窓際でぼくたち」(2018年)
  • はなればなれたち(2019年)

さんぴん公演編集

  • NEW HERO 〜仙台、道の上より〜(2016年)
  • NEW HERO 〜突撃!隣のプレシャスご飯、デリシャス(2018年)

その他公演編集

  • 千×攻抗バキューン『冬のセンバキュ甲子園』(2004年)
  • 劇団36481『ミッドサマーイブ』(2005年)
  • JerryBeans『JerryBeans』(2006年)
  • ひょっとこ乱舞『旅がはてしない』(2009年)
  • こゆび侍『はちみつ』(2009年)
  • 快快『インコは黒猫を探す』(2010年)
  • ひょっとこ乱舞『ブリキの町で彼女は海を見つけられたか』(2010年)
  • 芸劇eyes番外編『20年安泰』 範宙遊泳「うさ子の家」(2011年)
  • パルコプロデュース 柿喰う客露出狂』(2012年)
  • 阿呆の鼻毛で蜻蛉をつなぐ(2012年)
  • 大ナカゴー『評価』(2012年)
  • ゴーチ・ブラザーズプロデュース公演『飛龍伝』(2013年)
  • ぬるい毒(2013年)
  • 柿喰う客『ながぐつをはいたねこ』(2013年)
  • 一人芝居『俺の歴史』(2014年)
  • NODA・MAP第19回公演『エッグ』(2015年)
  • 柿喰う客『フランダースの負け犬』(2016年)
  • 光の光の光の愛の光の(2016年)
  • ナカゴー特別劇場『ベネディクトたち』(2016年)
  • KAAT×サンプル『グッド・デス・バイブレーション考』(2018年)
  • 東葛スポーツ本公演『カニ工船』(2018年)

映画編集

テレビドラマ編集

バラエティ番組編集

  • ゴッドタン 第17回ストイック暗記王(2016年)
  • ゴッドタン キス我慢選手権2018 後編(2018年)

CM編集

ミュージックビデオ編集

作品編集

舞台(作品)編集

動画編集

  • Cinema Kabuki “YJKT”(シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛〈やじきた〉』特別動画)(2017年、松竹) - 作詞[26]

受賞歴編集

  • 2009年度佐藤佐吉賞 最優秀助演男優賞(こゆび侍『はちみつ』)[7]
  • 第26回(2019年)読売演劇大賞 優秀スタッフ賞(『オイディプスREXXX』の作詞・ラップ指導)[27]

脚注編集

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  1. ^ はじめに”. ドラマ『絶景探偵。』. 福島中央テレビ. 2019年4月29日閲覧。
  2. ^ CAST/STAFF”. 平成25年度公共ホール演劇ネットワーク事業 柿喰う客 こどもと観る演劇プロジェクト「ながぐつをはいたねこ」. 柿喰う客. 2019年4月29日閲覧。
  3. ^ 板橋駿谷 (2014年11月22日). “日々ロック、本日全国ロードショー!!!”. 板橋 駿谷のブログ. 2019年4月29日閲覧。
  4. ^ 劇団紹介”. 劇団掘出者. 2010年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月30日閲覧。
  5. ^ 板橋駿谷 (2010年1月29日). “さてさて”. (有)板橋建設 板橋駿谷のブログ. 2019年4月29日閲覧。
  6. ^ 三浦, 直之; 篠崎, 大悟; 亀島, 一徳; 板橋, 駿谷; 望月, 綾乃; 森本, 華; 島田, 桃子 (2018年1月9日). 三浦直之率いるロロは、なぜ演劇ファン以外からも支持される?. インタビュアー:島貫泰介. CINRA.NET(CINRA).. https://www.cinra.net/interview/201801-lolo 2019年4月30日閲覧。 
  7. ^ a b 2009年度佐藤佐吉賞”. 花まる学習会王子小劇場. 2019年4月29日閲覧。
  8. ^ “ロロ、範宙遊泳など所属メンバーによる同世代俳優集団「さんぴん」の旗揚げ公演”. CINRA.NET (CINRA). (2015年7月14日). https://www.cinra.net/news/20150714-sanpin 2019年4月29日閲覧。 
  9. ^ “板橋駿谷×北尾亘×永島敬三×福原冠のユニット「さんぴん」初巡業で仙台へ”. ステージナタリー (ナターシャ). (2016年3月22日). https://natalie.mu/stage/news/180305 2019年4月29日閲覧。 
  10. ^ a b c d e 板橋, 駿谷 (2012年7月31日). 「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」生き馬の目を抜く“SRクルー”で最も熱い役者・板橋駿谷とは?. インタビュアー:綿野かおり. シネマトピックスオンライン.. http://topics.cinematopics.com/archives/16610 2019年4月29日閲覧。 
  11. ^ “奥田監督「青春墓場」にグランプリ ゆうばり映画祭”. 朝日新聞デジタル. (2010年2月28日). http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201002280198.html 2019年4月29日閲覧。 
  12. ^ a b 板橋, 駿谷 (2016年8月12日). ブレイク間近の若手俳優!「クズとブスとゲス」主演、板橋駿谷インダビュー. インタビュアー:滝口アキラ. シネマズ PLUS(クラップス).. https://cinema.ne.jp/recommend/kuzutobusutoges2016081216/ 2019年4月29日閲覧。 
  13. ^ a b “福島県観光、ドラマ仕立てに FCT制作「絶景探偵。」”. 福島民友 みんゆうネット (福島民友新聞社). (2017年2月24日). オリジナルの2017年2月26日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170226131339/http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170224-151473.php 2019年4月30日閲覧。 
  14. ^ “板橋駿谷「奇跡起きた」なつぞらで朝ドラ初出演”. 日刊スポーツ. (2019年4月22日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201904210001381.html 2019年4月29日閲覧。 
  15. ^ 板橋, 駿谷 (2019年4月27日). 朝ドラに濃すぎるキャラクター登場! 板橋駿谷「“番長”の見どころは全部です(笑)」. (インタビュー). p. 2. ザテレビジョンKADOKAWA).. https://thetv.jp/news/detail/188343/p2/ 2019年5月1日閲覧。 
  16. ^ 朝ドラに濃すぎるキャラクター登場! 板橋駿谷「“番長”の見どころは全部です(笑)」
  17. ^ a b 大和田茉椰 (2019年4月29日). “34歳、濃すぎる番長役で朝ドラデビュー! 『なつぞら』板橋駿谷抜擢の背景に“ピュアさ”あり”. リアルサウンド 映画部 (blueprint). https://realsound.jp/movie/2019/04/post-355538.html 2019年4月29日閲覧。 
  18. ^ “タッチの原田? 「なつぞら」34歳で高校生役が話題!“愛され番長”板橋駿谷は朝ドラ初出演「まさに奇跡」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2019年5月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/05/04/kiji/20190503s00041000478000c.html 2019年5月4日閲覧。 
  19. ^ 板橋駿谷 (2014年11月18日). “今日は『ポチョムキンのTube Reality』です!!”. 板橋 駿谷のブログ. 2019年4月29日閲覧。
  20. ^ “BIKKE、TAICHI、SR勢によるHELクライムが“現世”デビュー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2014年5月7日). https://natalie.mu/music/news/116045 2019年4月29日閲覧。 
  21. ^ BIKKE; TAICHI MASTER (2014年7月2日). HELクライム「地獄」発売記念特集. インタビュアー:成松哲. 音楽ナタリー(ナターシャ).. https://natalie.mu/music/pp/helclimb 2019年4月29日閲覧。 
  22. ^ “ポチョムキンやBIKKEら参加のヒップホップ集団、チョームー一族が〈タワレボ〉発ワンコイン・シングル発表、特別番組も”. Mikiki (タワーレコード). (2016年9月13日). http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/12169 2019年4月29日閲覧。 
  23. ^ メンバー紹介(2019.4.3更新)”. 夏葉亭一門公式サイト (2019年4月3日). 2019年4月29日閲覧。
  24. ^ 『なつぞら』番長で話題の板橋駿谷 ゲイバーでバイトの過去を告白”. クランクイン. 2019年6月19日閲覧。
  25. ^ “朝ドラ“番長”板橋駿谷が月9初出演「神さま、生きててよかった!」”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年5月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2136165/full/ 2019年5月27日閲覧。 
  26. ^ “『東海道中膝栗毛〈やじきた〉』特別動画「Cinema Kabuki "YJKT"」完成!!” (プレスリリース), シネマ歌舞伎松竹), (2017年4月28日), https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/news/2017/04/_1_88.html 2019年4月30日閲覧。 
  27. ^ “読売演劇大賞ノミネート、華やかな顔ぶれ並ぶ”. 讀賣新聞オンライン. (2019年1月17日). https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190116-OYT1T50136/ 2019年4月28日閲覧。 

外部リンク編集