横浜国際平和会議場

横浜みなとみらい21 > 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)

横浜国際平和会議場(よこはまこくさいへいわかいぎじょう)は、神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目にある世界最大級の国際会議場と展示ホールとホテルからなるコンベンション・センターである。近年ではMICE施設としての機能の強化が図られている。通称はパシフィコ横浜 (Pacifico Yokohama) 。

横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
PACIFIC CONVENTION PLAZA YOKOHAMA
Pacifico Yokohama 2012.JPG
パシフィコ横浜(会議センター側)
横浜国際平和会議場の位置(横浜市内)
横浜国際平和会議場
情報
用途 展示施設
事業主体 国土交通省、株式会社横浜国際平和会議場
管理運営 株式会社横浜国際平和会議場
延床面積 約2万 m² (展示ホール)[1]
竣工 1991年7月29日
開館開所 1991年8月22日
所在地 220-0012
横浜市西区みなとみらい1-1-1
座標 北緯35度27分36.05秒 東経139度38分6.95秒 / 北緯35.4600139度 東経139.6352639度 / 35.4600139; 139.6352639
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パシフィコ横浜・国立大ホール
Pacifico Yokohama National Convention Hall.JPG
情報
完成 1994年4月
開館 1994年4月25日
開館公演 THE ALFEE
客席数 5,002席(1階席:3,260席、2階席:994席、3階席:748席)
用途 国際会議、各種大会、コンサート、舞台
運営 株式会社横浜国際平和会議場
所在地 220-0012
横浜市西区みなとみらい1-1-1
アクセス みなとみらい線みなとみらい駅下車徒歩3分
JR根岸線横浜市営地下鉄桜木町駅下車徒歩12分
横浜市営バス 156292系統・あかいくつみなとみらい100円バス(土・日・祝日のみ運行)、横浜京急バス 141系統「パシフィコ横浜」下車徒歩すぐ
上部がヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、下層部は会議センター
展示ホール

なお「パシフィコ」は、「Pacific + Convention」を基にした造語である[2]。運営は株式会社横浜国際平和会議場によって行われている。

目次

概要編集

民活法(民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法)の全国第1号の施設[3]としてみなとみらい地区に建設され、1991年7月29日に会議センターとヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが最初に完成。続けて10月12日に展示ホールも完成した。さらに1994年4月25日には国立大ホール[注 1]が落成し、こけら落しTHE ALFEEが行った。

2002 FIFAワールドカップのメインプレスセンター設置のため、2001年に展示ホールが増設された。近年では展示ホールの稼働率が限界に近づいていることから、更なる拡張も計画されている[4](詳細は後節)。

2010年にはアジア太平洋経済協力首脳会議(APEC)を開催。この他にも、国際会議やコンサート、展示会などが数多く開催されており、情報処理技術者試験中小企業診断士試験の会場としても使用された実績がある(後節も参照)。また、特撮を含むテレビドラマのロケに使われる場合もある。

展示会やイベントの招致に苦戦する幕張メッセと比較して、業績・稼働日数ともに堅調に推移している。

当施設の中心にある円形広場(プラザ)より各施設へは「国際交流ゾーン」という石畳が敷かれた通路で接続[5]、また隣接する臨港パークとも歩行者デッキにより接続されている。

20街区における施設拡張計画編集

現在の施設はみなとみらい地区の18街区と22街区にまたがって立地しているが、新設が計画されている複合展示施設は隣接する20街区(敷地面積約2万2千m2)にて民間資金を活用するPFI方式(施設の設計・建設・供用後20年間の維持管理を含む)で整備する方針となっている[6][7][8]。PFIの手続きは2014年度より開始しており、横浜市は2015年8月に竹中工務店グループを設計・整備事業者に選定し[9]、同年12月には同社を代表とする特別目的会社横浜グローバルMICEとの契約締結を完了[10]、国際会議の需要増加が見込まれる東京オリンピックの開催に間に合わせて2020年4月の開業を目指している[7][11]施工期間:2017年4月〜2020年3月を予定[12][13])。また、施設完成後の運営手法については運営権を設定した上で企業に売却するコンセッション方式(施設を市が所有したまま運営権のみ売却)を採用しており、2016年12月には運営事業者を既存施設の所有・運営者でもある横浜国際平和会議場に決定(契約期間:2017年3月下旬〜2040年3月末)[12][13][14]、両施設の一体運用による相乗効果とMICE開催都市として競争力ブランド力の向上などを目標にしている[7][11]

新施設の整備により、既存施設と合わせて展示スペースは貸し床面積約3万m2(5割増)、会議室は約1万3千m2(2倍程)まで拡張される。さらに新施設にはリゾートトラストが開発する会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部(仮称)」および一般高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」(ハワイ州オアフ島のホテルブランド「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の世界展開第一号)[15]を併設する他、約2万m2の荷さばき駐車場、既存の施設や臨港パークとの間に新たな歩行者デッキも整備する方針で、事業費は200億円規模を見込んでいる[16][17]

これまで行われた主なイベント編集

交通編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 収容人員は、1階3,260席、2階994席、3階748席である。

出典編集

  1. ^ パシフィコ横浜:展示ホールのご案内(公式サイト)
  2. ^ パシフィコ横浜:コーポレートマーク(公式サイト)
  3. ^ 平成3年(1991年)度運輸白書(運輸省)
  4. ^ 横浜市が新展示場、MM21地区20街区に検討 パシフィコの機能拡充/神奈川(神奈川新聞:カナロコ 2012年7月6日)
  5. ^ パシフィコ横浜:屋外エリアのご案内(公式サイト)
  6. ^ みなとみらい21中央地区 20 街区MICE施設の整備事業及び運営事業の進捗状況について (PDF) (横浜市文化観光局 平成28年 (2016年) 5月31日)
  7. ^ a b c PFI事業者募集 MM21・新たなMICE整備 予定価格378億円(神奈川新聞:カナロコ 2015年1月7日)
  8. ^ 横浜市:PFI事業者を募集 パシフィコ横浜隣接地、複合展示施設整備 /神奈川(毎日新聞 2015年1月24日)
  9. ^ 『みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業』の落札者が決定しました! (PDF) (横浜市文化観光局 平成27年 (2015年) 8月31日)
  10. ^ 「みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業」における事業契約の締結について日本管財株式会社 2015年12月18日)
  11. ^ a b パシフィコ横浜が「20街区MICE施設」の運営事業者に決定 ~横浜市~(展示会とMICE 2016年12月16日)
  12. ^ a b 横浜市/MM21地区中央20街区MICE施設運営事業/事業者に横浜国際平和会議場(日刊建設工業新聞 2016年12月6日<5面>)
  13. ^ a b みなとみらい21中央地区20街区MICE施設の運営事業者が横浜国際平和会議場に決定(ヨコハマ経済新聞 2016年12月7日)
  14. ^ パシフィコと一体運用「横浜国際平和会議場」に MICE施設運営(神奈川新聞:カナロコ 2016年12月6日)
  15. ^ 「カハラ」ブランドで、ラグジュアリーホテルを世界展開へ 2020 年夏、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」が誕生 (PDF) (リゾートトラスト株式会社 2017年10月16日)
  16. ^ MM21の新国際展示場、PFI方式で整備へ 20年度開業見通し(日本経済新聞 2014年3月21日)
  17. ^ 横浜市 新たなMICE施設整備、PFIで(建通新聞<神奈川> 2014年3月24日)

関連項目編集

外部リンク編集