横浜市営地下鉄ブルーライン

ブルーラインは、神奈川県藤沢市湘南台駅から横浜市青葉区あざみ野駅までを結ぶ横浜市営地下鉄の鉄道路線である。

横浜市営地下鉄 ブルーライン
シンボルマーク
新羽駅に到着するあざみ野行きの快速列車(2015年7月20日)
新羽駅に到着するあざみ野行きの快速列車
(2015年7月20日)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 神奈川県横浜市藤沢市
種類 地下鉄
路線網 横浜市営地下鉄
起点 湘南台駅
終点 あざみ野駅
駅数 32駅
輸送実績 187,572,461人(2014年度)[1]
1日利用者数 513,897人(2014年度)[1]
路線記号 B
路線番号 1号線(湘南台 - 関内)
3号線(関内 - あざみ野)
路線色 ブルー
開業 1972年12月16日
所有者 横浜市交通局
運営者 横浜市交通局
車両基地 上永谷検車区新羽検車区
使用車両 車両を参照
路線諸元
路線距離 40.4 km
軌間 1,435 mm
線路数 複線
電化方式 直流750 V,
第三軌条方式
閉塞方式 車内信号式
保安装置 ATCATO
最高速度 80 km/h
路線図
Yokohama Municipal Subway map.png
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
STRq
STRq
小田急Odakyu enoshima.svg 江ノ島線
0.0 B01 湘南台駅 Odakyu enoshima.svg Sotetsu line symbol.svg
htSTRe htSTRe
htSTRa hSTRl
相鉄Sotetsu line symbol.svg いずみ野線
tBHF
1.6 B02 下飯田駅
htSTRe
htSTRa
tBHF
3.7 B03 立場駅
tBHF
4.8 B04 中田駅
tBHF
5.7 B05 踊場駅
CONTgq
tKRZ CONTfq
東日本旅客鉄道 大船方面 / 横浜方面
HUBlf
7.4 B06 戸塚駅 JR JT line symbol.svg JR JO line symbol.svg
tBHF
9.0 B07 舞岡駅
tBHF
9.7 B08 下永谷駅
htSTRe
hBHF
11.0 B09 上永谷駅
KDSTaq hABZgr
上永谷車両基地
htSTRa
tBHF
12.7 B10 港南中央駅
CONTgq STR+r tSTR
Keikyu logo small.svg 横須賀中央方面
13.8 B11 上大岡駅 Number prefix Keikyū.PNG
STRl tKRZ STR+r
tBHF LSTR
15.4 B12 弘明寺駅
tBHF
16.5 B13 蒔田駅
tBHF
17.6 B14 吉野町駅
tBHF
18.1 B15 阪東橋駅
tBHF
19.0 B16 伊勢佐木長者町駅
CONTgq hSTRq tKRZh hSTR+r
東日本旅客鉄道 磯子・大船方面
tSTR hSTR
↑1号線
19.7 B17 関内駅 JR JK line symbol.svg
tSTR hSTR
↓3号線
hSTR+l tKRZh hSTRr
20.4 B18 桜木町駅 JR JK line symbol.svg TokyuLogotype.svg 東横線
hSTR tBHF
21.6 B19 高島町駅 TokyuLogotype.svg 東横線
hSTRe tSTR LSTR
STR+l KRZo tKRZ STRr
STR ABZg+l tKRZ CONTfq
東日本旅客鉄道 戸塚・大船方面
22.5 B20 横浜駅
STR STR tSTR
JR JT line symbol.svg JR JO line symbol.svg JR JS line symbol.svg JR JK line symbol.svg JR JH line symbol.svg Tokyu TY line symbol.svg Yokohama Minatomirai Railway logo.png Number prefix Keikyū.PNG Sotetsu line symbol.svg
CONTr+g STR tSTR
Keikyu logo small.svg 品川方面
CONTgq STRr tSTR
東日本旅客鉄道 品川方面
tBHF
23.9 B21 三ツ沢下町駅
tBHF
24.8 B22 三ツ沢上町駅
tBHF
26.7 B23 片倉町駅
tBHF
27.9 B24 岸根公園駅
CONTgq STR+r tSTR
東日本旅客鉄道 横浜方面
29.5 B25 新横浜駅 JR JH line symbol.svg 東海道新幹線
CONTgq KRZh tKRZh
東海旅客鉄道東海道新幹線 東京方面 / 名古屋方面
STRl tKRZ CONTfq
東日本旅客鉄道 町田橋本方面
tWSTR
鶴見川
tBHF
30.8 B26 北新横浜駅
htSTRe
hABZg+r
新羽車両基地
hBHF
31.8 B27 新羽駅
htSTRa
htSTRe
hBHF
34.1 B28 仲町台駅
htSTRa
tSTR+l tKRZt tSTRq
Yokohama Municipal Subway Green Line symbol.svg グリーンライン
htSTRe htSTRe
36.4 B29 センター南駅 Yokohama Municipal Subway Green Line symbol.svg
37.3 B30 センター北駅 Yokohama Municipal Subway Green Line symbol.svg
htSTRa htSTRa
tSTRr htSTRe
htSTRa
tBHF
38.9 B31 中川駅
htSTRe
htSTRa
40.4 B32 あざみ野駅 Tokyu DT line symbol.svg
STRq xtKRZ
東急:Tokyu DT line symbol.svg 田園都市線
extBHF
すすき野駅(仮称)
extSTR
新百合ヶ丘駅
STRq
ABZq+r
小田急:Odakyu odawara.svg 小田原線
STR
小田急:Odakyu tama.svg 多摩線

ブルーラインの正式名称は「横浜市高速鉄道1号線」「横浜市高速鉄道3号線」である。正式名称は途中の関内駅を境に分かれており、湘南台駅 - 関内駅間が1号線、関内駅 - あざみ野駅間が3号線であるが、関内駅を始発・終着とする列車は運行されておらず、同駅を通る列車はすべて1号線と3号線を直通している。正式な起点は1号線・3号線とも関内駅であるが、運行系統上、起点は湘南台駅になる。横浜国際港都建設法及び都市計画法等に基づく都市高速鉄道としての名称は、「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第1号市営地下鉄1号線」、「藤沢都市計画都市高速鉄道1号線」及び「横浜国際港都建設計画都市高速鉄道第2号市営地下鉄3号線」である。

4号線(グリーンライン)の開業により、交通局の地下鉄路線が1つでなくなったため、同線が開業した2008年3月30日より、公募で決定した路線愛称ブルーラインの使用を正式に開始した。路線愛称の由来は、「青」が横浜を象徴する色であり、開業時から車両やサイン類でも使用されていて、路線のイメージカラーと認識されていることから。ラインカラーも「ブルー」である。駅ナンバリングで使われる路線記号はB

目次

概要編集

本路線は、湘南台駅から泉区南部、戸塚駅港南区中心部、上大岡駅南区中心部を経て、横浜都心部である伊勢佐木町関内桜木町横浜駅に至る。桜木町が野毛町みなとみらい地区の中間地に位置するため、横浜都心を事実上縦走している。横浜駅からは神奈川区中央部、新横浜都心港北ニュータウンを経て青葉区あざみ野駅に至る。横浜都心や副都心群と横浜市郊外を「コの字型」に貫く横浜市内の放射型鉄道としての機能を発揮している。横浜都心や副都心群と横浜市郊外を縦走する鉄道として各社私鉄路線との接続駅も多いため、他社線とのフィーダー機能も兼ね備えているといえる。

東京地下鉄(東京メトロ)の銀座線丸ノ内線と同様に関東で第三軌条方式を採用している路線である。また、既存路線の延伸もしくは接続を目的とせず、純粋に新規に建設された地下鉄として、第三軌条方式を採用した路線は日本では2015年現在、本路線が最後となっている。

1972年の開業時から首都圏では珍しかった自動改札機を本格的に導入していた(当時首都圏では他に1973年開業の国鉄武蔵野線で12駅、1979年開業の北総開発鉄道、他数社で少数が試験導入されていたのみであり、首都圏での本格的な自動改札機の導入は、国鉄民営化後の1990年以降である)。2000年代に全駅のホームドア設置を完了した。

当初(1965年)の計画では、3号線は勝田(港北ニュータウン付近) - 新横浜 - 横浜駅 - 伊勢佐木町 - 山下町 - 本牧間であり、勝田で4号線(鶴見 - 綱島 - 勝田 - 元石川間)と、横浜で2号線(神奈川新町 - 横浜駅 - 藤棚 - 吉野町 - 滝頭 - 屏風ヶ浦間)と、伊勢佐木町で1号線(伊勢佐木町 - 上大岡 - 戸塚 - 湘南台間)と連絡する予定であった。しかし、首都高速道路の建設計画と重なったため、伊勢佐木町駅の予定地を尾上町に変更して関内駅とし、1号線と直通運転を行うべく方向別ホームが建設された。そして、関内駅から本牧方面に向う計画だったが、結局1号線と完全に直通運転を行うことになったため、関内駅 - 本牧方面の計画は中止された。本牧方面への路線はその後横浜高速鉄道みなとみらい線が引き継ぐ形となった。しかし、本牧、磯子方面へ向かう際は関内駅にて根岸線に乗り換えるのが主である。

3号線などの後から開業した区間のトンネルNATM工法が多用され、第三軌条方式の地下鉄にしてはトンネルの天井が高くなっている箇所も多い。湘南台駅付近は相鉄いずみ野線と2段式のトンネルになっている。さらにいずみ野線湘南台駅開業が本路線開業より早かったため、いずみ野線は地下三階、本路線は地下二階となっている。

3号線の三ツ沢下町駅 - 岸根公園駅間は当初民有地の下を直線的に結ぶ予定であったが、住宅の地下を通るため騒音が予想され、現在の三ツ沢上町 - 片倉町廻りのルートに変更されてなるべく道路の下を通るよう大迂回して建設された(それでもJR線より0.9km短い)。これは表向きは住宅街の直下を走ることによる騒音を懸念した住民への配慮であったが、実態は横浜駅関内みなとみらい方面へ買い物客が流出することを恐れた六角橋付近の商店街関係者による反対運動や、並行する東急東横線を運営する東急電鉄の横槍であったとの見方もある[2][3]。それでも民有地の下を通らざるを得ない区間は騒音対策のためバラスト軌道になっている。

横浜駅・桜木町駅・関内駅という横浜市都心と、新横浜駅、あざみ野駅、港北ニュータウン各駅、上大岡駅、戸塚駅等の副都心群を連続して接続する唯一の鉄道であるため、横浜市都心からあざみ野駅や港北ニュータウン各駅、あるいは、あざみ野駅、港北ニュータウン、新横浜駅から上大岡駅や戸塚駅の移動経路、戸塚駅から長後街道を経由した湘南台駅までの経路など、本路線によって発達した移動経路が多く存在し、横浜市内の人口分布の各区平準化や市域一体化にも寄与している。

横浜市交通局は「みなとぶらりチケット」による横浜駅・高島町駅・桜木町駅・関内駅・伊勢佐木長者町駅の一日乗車券と横浜市都心部の観光拠点を周遊するあかいくつ号の一日乗車券機能を兼ね備えた観光客向け一日乗車券を整えており、さらに新横浜駅を起点とした機能を付加した「みなとぶらりチケットワイド」を用意することで観光客への利便性を維持している。本路線の建設によりあざみ野駅、港北ニュータウン、新横浜駅から横浜都心や上大岡駅への直接移動経路が確立され運賃や移動時間とも優位性があるといえる。さらに上大岡と戸塚間や戸塚と湘南台駅間の移動経路は本路線に依存するため運賃や移動時間とも優位性が高い。

本路線がもつ主機能が横浜市都心部である伊勢佐木町、関内、野毛、みなとみらい、横浜駅へ各副都心群や郊外区から、乗り換え無く移動ができることであり、本路線が唯一となっている経路も多く横浜市の都市計画の骨格ともなっている。

港北ニュータウン計画の進展や4号線(グリーンライン)計画の見直しなどで、4号線との連絡駅はセンター北センター南の両駅に決まり、同線は南の中山駅に向かうこととなったため、3号線が代わりに元石川まで延伸することとなった。元石川駅の位置に関しては、東急側がたまプラーザ駅を強く主張したのに対し、横浜市は1977年に開業したあざみ野駅に固執した。結局3号線の終点はあざみ野駅となったが、開業後も長い間同駅には田園都市線の快速(1996年4月廃止)や急行が停車せず、地下鉄開業に伴って乗降客数が激増したため乗り換え駅としては不便な状態となっていた。しかし、横浜市からの要請を受け、藤が丘駅の上り通過線設置工事が完了した後に行われた2002年3月28日のダイヤ改正で田園都市線の急行が(2007年4月5日からは準急も)停車するようになり、一応のところ決着が付いた。

新羽 - あざみ野間のみは、地下高速鉄道ではなくニュータウン鉄道としての補助金を受けて建設されたので、補助金制度の違いで見れば、厳密な意味での地下鉄に該当しない(神戸市営地下鉄西神・山手線名谷駅 - 西神中央駅間も同様)。

路線データ編集

  • 路線距離:40.4km(うち地上区間:7.7km)
    • 1号線:関内駅 - 湘南台駅間 19.7km
    • 3号線:関内駅 - あざみ野駅間 20.7km
  • 軌間:1,435mm
  • 駅数(起終点駅含む):32
    • 1号線:17
    • 3号線:16
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流750V第三軌条集電方式
  • 地上区間:湘南台 - 立場間の一部・上永谷駅前後・北新横浜 - あざみ野間の一部
  • 閉塞方式:車内信号式
  • 営業最高速度:80km/h
  • 編成両数:6両
  • 車両基地上永谷検車区新羽検車区

運行形態編集

基本的に1号線と3号線を相互直通しているが、3号線内のあざみ野駅 - 新横浜駅間や1号線内の湘南台駅 - 上永谷駅間などの区間列車もある。日中時間帯は30分あたり湘南台駅 - あざみ野駅間の快速が1本、湘南台駅 - あざみ野駅間の普通が2本、踊場駅 - あざみ野駅間の普通が1本、湘南台駅 - 新羽駅間の普通が1本運行されている。

終夜運転は、2008年度の大晦日終電後から元日の早朝にかけて初めて実施した。全線で6往復運行し、うち1往復は伊勢佐木長者町駅 - あざみ野駅間折り返し運行となった。

列車種別編集

快速編集

2015年7月18日に運行が開始された種別で、戸塚駅 - 新羽駅間で快速運転を行う。この区間内の停車駅は、他社線との乗り換えのできる戸塚駅、上大岡駅、関内駅、桜木町駅、横浜駅、新横浜駅と車両基地所在駅であり緩急接続が可能な上永谷駅新羽駅を加えたものとなっている。なお、両端の区間となる湘南台駅 - 戸塚駅間と新羽駅 - あざみ野駅間は各駅に停車する。

運行時間帯は平日が10時 - 16時、土休日が9時30分 - 20時30分。運行本数は30分間隔の1時間あたり2本(平日・土休日の15時台と土休日の湘南台発9時台とあざみ野発10時台のみ1本)で全列車が湘南台駅 - あざみ野駅間を通して運行される。2017年3月4日より、9時30分 - 16時であった土休日の快速運転時間帯が20時30分までに拡大された[4]

すべての列車が緩急接続を行い、両方向ともに上永谷駅で踊場駅発着の普通に、新羽駅で湘南台行きの快速が当駅始発の普通に接続する(あざみ野行きについては、当駅止まりの普通の接続を受ける)。

所要時間は、湘南台駅 - あざみ野駅間(全線)が普通列車で69分なのに対し快速は60分、戸塚駅 - 関内駅間が17分、横浜駅 - 新横浜駅間がノンストップで8分である[5]

車両の方向幕表示や駅構内の案内では赤色で案内される。

第三軌条方式で優等列車の運転を行っているのは日本では初めてとなり現在も本路線のみとなる[6]

優等列車導入の経緯編集

1972年の開業時から40年以上にわたって急行運転は行われていなかったが[7]、2012年に2014年度を目処として優等列車の導入を検討していることが明らかとなった[8]。2014年には、2015年7月の導入を目標としていることが報じられた[9]。2015年2月には、快速電車の停車駅が報じられ、湘南台 - あざみ野間を、各駅停車に比べ約10分短い約60分で結ぶことが明らかになった[10]

2015年5月13日には、同年7月18日にダイヤ改正を実施し、快速の運転を開始することが発表された[11][12]

普通編集

日中時間帯は30分あたり湘南台駅 - あざみ野駅間を直通する列車が2本、踊場駅 - あざみ野駅間と湘南台駅 - 新羽駅間の区間列車が各1本ずつ運行されている。

区間列車について踊場駅発着の普通は上永谷駅で快速の待ち合わせを、新羽駅発着の普通は始発・終着駅の新羽駅で快速と接続を取るため、快速通過駅と仲町台駅 - あざみ野駅間・中田駅 - 湘南台駅間の各駅へのアクセスも便宜が図られている。

日中を除く時間帯は全列車が普通となり、多くの列車があざみ野駅 - 湘南台駅間を直通して運転するが、早朝や深夜を中心に車庫のある新羽駅・上永谷駅を発着する入出庫列車が多数あり、平日に限ってはあざみ野駅 - 踊場駅間の区間列車も多数設定されている。そのほか早朝に横浜発あざみ野行きが1本、新横浜発湘南台行きが1本、深夜にあざみ野駅 - 新横浜駅間の区間列車数本と湘南台駅 - 上大岡駅間の区間列車も1往復設定されている。

また平日に1本、土休日に6本、あざみ野発の上永谷行き列車で、終点の上永谷駅で湘南台行きに接続するものが存在する。

車両の方向幕表示や駅構内の案内では緑色で案内される。

ワンマン運転編集

2007年12月15日よりワンマン運転を実施している。このため、同年2月より各駅にホームドアが設置され、4月より随時稼動を開始した。なおこれに先立ち、1月20日よりATOによる自動運転も開始している。

ワンマン運転を開始する前より、ドア開閉は車掌ではなく運転士が運転台にあるボタンの操作によりホームドア開閉とともに行っている。ホームドアは、当初2月から稼動開始の予定だったが調整が遅れ、4月7日にあざみ野駅で稼動を開始し、9月15日に全駅で使用開始された。

ホームドア稼動開始当初は発車の際は車掌がを吹かずに車両に備えてある乗車促進放送を使って発車の合図としていたが、ワンマン運転に向けて発車サイン音が整備され、同年11月ごろから各駅で順次使用を開始している。また、グリーンラインも同様のチャイムを使用している。

踊場駅下飯田駅についてはホームの線路際の青色の乗車位置に電車が停車されず、代替として乗車位置のステッカーをホームドア前の床に貼付している。

ホームドアの色は、ドアが上部に細い青線の入った白で、柵は白である。また、車両間には銀色の柵が設置されている。

接近放送は、全駅にホームドアが設置・稼動され、ワンマン運転が開始された後も「危ないですから、白線の内側にお下がり下さい」のままとなっていたが、グリーンライン開業に伴って接近放送が「ご注意ください」と変更された。また優先席についての放送も「市営地下鉄では、席のゆずりあいをお願いしています。」に変更された。

2015年3月14日に、快速運転に向けて自動放送の更新が行われ、種別案内をするようになり、同時に「ご注意ください」が、「ドアの前を広く開けて、お待ちください」に変更された。ただしドア閉めのアナウンス「○番線 ドアが閉まります。ご注意下さい。」は更新されていない。なお、グリーンラインはそのままである。

沿革編集

車両編集

すべて6両編成で、湘南台寄りが1号車、あざみ野寄りが6号車となっている。ワンマン化に伴いブルーラインは、全車両3000形に統一されている。

現在の車両編集

  • 3000形 - 3000A形・3000N形・3000R形・3000S形・3000V形の5種類がある。3000S形は営業運転を終了した2000形の台車や計器類を流用している。2017年4月9日からは、3000V形(3000形5次車)が投入され、営業運転を開始した。

過去の車両編集

1000形・2000形は、ともに2006年12月16日で営業運転を終了した。

駅一覧編集

  • 全駅が神奈川県内に所在。また、湘南台を除いた31駅が横浜市内に所在している。
凡例
停車駅 … ●:停車、|:通過。普通列車は省略(全駅に停車)。
正式路線名 駅番号 駅名 駅間
キロ
累計
キロ
快速 接続路線 地上/地下 所在地 2002W杯
応援国
1号線 B01 湘南台駅 -   0.0 小田急電鉄  江ノ島線 (OE09)
相模鉄道  いずみ野線 (SO37)
地下区間 藤沢市 フランス
B02 下飯田駅 1.6 1.6   横浜市 泉区 セネガル
B03 立場駅 2.1 3.7   ウルグアイ
B04 中田駅 1.1 4.8   デンマーク
B05 踊場駅[* 1]  0.9 5.7   スペイン
B06 戸塚駅 1.7 7.4 東日本旅客鉄道  東海道線上野東京ラインを含む)(JT 06)・  横須賀線 (JO 10)・  湘南新宿ライン (JS 10) 戸塚区 スロベニア
B07 舞岡駅 1.6 9.0   パラグアイ
B08 下永谷駅 0.7 9.7   港南区 南アフリカ
B09 上永谷駅 1.3 11.0   地上 ブラジル
B10 港南中央駅 1.7 12.7   地下区間 トルコ
B11 上大岡駅 1.1 13.8 京浜急行電鉄  本線 (KK44) 中国
B12 弘明寺駅 1.6 15.4   南区 コスタリカ
B13 蒔田駅 1.1 16.5   韓国
B14 吉野町駅 1.1 17.6   ポーランド
B15 阪東橋駅[* 2]  0.5 関内
から
18.1   中区 アメリカ
B16 伊勢佐木長者町駅 0.9 19.0   ポルトガル
B17 関内駅
リスト本社前)
0.7 0.0 19.7 東日本旅客鉄道:  根岸線 (JK 10) ドイツ
3号線
B18 桜木町駅
(県民共済プラザ前)
0.7 0.7 20.4 東日本旅客鉄道:  根岸線 (JK 11) サウジアラビア
B19 高島町駅 1.2 1.9 21.6   西区 アイルランド
B20 横浜駅
相鉄ジョイナス前)
0.9 2.8 22.5 東日本旅客鉄道:  東海道線(上野東京ラインを含む)(JT 05)・  横須賀線 (JO 13)・  湘南新宿ライン (JS 13)・  京浜東北・根岸線 (JK 12)・  横浜線
東京急行電鉄  東横線 (TY21)
京浜急行電鉄:  本線 (KK37)
相模鉄道:  本線 (SO01)
横浜高速鉄道  みなとみらい線 (MM01)
カメルーン
B21 三ツ沢下町駅 1.4 4.2 23.9   神奈川区 アルゼンチン
B22 三ツ沢上町駅 0.9 5.1 24.8   ナイジェリア
B23 片倉町駅 1.9 7.0 26.7   イングランド
B24 岸根公園駅 1.2 8.2 27.9   港北区 スウェーデン
B25 新横浜駅
ビックカメラ新横浜店前)
1.6 9.8 29.5 東海旅客鉄道  東海道新幹線
東日本旅客鉄道:  横浜線 (JH 16)
イタリア
B26 北新横浜駅 1.3 11.1 30.8   エクアドル
B27 新羽駅 1.0 12.1 31.8   地上区間 クロアチア
B28 仲町台駅 2.3 14.4 34.1   都筑区 メキシコ
B29 センター南駅 2.3 16.7 36.4 横浜市営地下鉄  グリーンライン (G04) 日本
B30 センター北駅
モザイクモール港北前)
0.9 17.6 37.3 横浜市営地下鉄:  グリーンライン (G05) ベルギー
B31 中川駅
東京都市大横浜キャンパス前)
1.6 19.2 38.9   地下区間 ロシア
B32 あざみ野駅 1.5 20.7 40.4 東京急行電鉄:  田園都市線 (DT16) 青葉区 チュニジア
  1. ^ 踊場駅の駅施設の一部は戸塚区に位置する。
  2. ^ 阪東橋駅のホームの一部および駅施設の一部は南区に位置する。

また、三ッ沢上町-片倉町間で保土ヶ谷区峰沢町を走行する。

延伸計画編集

終点のあざみ野駅から、青葉区すすき野付近まで延伸し、最終的には川崎市麻生区新百合ヶ丘駅まで延伸する計画がある(現在、この区間は東急バス小田急バスの協定路線・新23系統によって結ばれている)。2000年運輸政策審議会答申第18号では、あざみ野 - すすき野間が2015年度までに開業すべき路線、すすき野 - 新百合ヶ丘間が同年度までに整備着手が適当である路線に位置付けられた。

その後、横浜市の2014年度予算案に調査費などが盛り込まれ、事業化に向けて大きく前進することとなった[17](2014年8月から2015年3月までの予定でルートの検討や地質調査に着手した[18][19][20])。さらに現在では、事業化の判断材料となる技術的要件や採算性などの調査が2018年度末までの予定で進められている[21]

沿線の市街化調整区域編集

本路線の建設に伴い駅が設置された地域において、市街化調整区域も少なからず残存する。人口人口密度の高い横浜市において、高度の社会資本である地下鉄が開業した地域においては、土地の高度利用促進の観点から早期の区画整理市街地への編入が課題となっている。

その他編集

2016年より、ブルーラインに限りではあるが、駅名標などのサインシステムが改訂された。これにより、弘明寺駅を皮切りに駅名標やサインシステムを順次新タイプのものに交換している。

脚注編集

[ヘルプ]
  1. ^ a b 市営地下鉄 ブルーンライン(駅、月別乗降車人員) - 横浜市統計ポータルサイト、2014年6月閲覧
  2. ^ 大前研一 「大前研一の新・国富論」 p171-172 講談社 1986年
  3. ^ 六角橋商店街が、地下鉄駅の建設誘致に反対したって噂は本当? - はまれぽ.com、2012年10月4日
  4. ^ a b 3月4日(土)ダイヤ改正 市営地下鉄ブルーライン 土休日 快速運転時間帯の拡大”. 横浜市交通局 (2017年1月30日). 2017年3月4日閲覧。
  5. ^ 市営地下鉄ブルーライン ダイヤ改正後の各駅時刻について - 横浜市交通局、2015年7月2日
  6. ^ ただし、大阪市営地下鉄中央線にて快速運転が検討されたことがある。
  7. ^ 2005年には臨時で快速運転が行われた。ただし途中駅での追い越しはない。
  8. ^ “市営地下鉄ブルーラインに「急行」、14年度運行目指す/横浜”. 神奈川新聞(カナロコ). (2012年6月5日). http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1206040021/?utm_source=API&utm_medium=twitter 2012年6月5日閲覧。 
  9. ^ 市営地下鉄ブルーラインに「急行」、来年7月導入/横浜 - 神奈川新聞(カナロコ)、2014年3月7日(2014年3月7日閲覧)
  10. ^ 横浜市営地下鉄の快速電車、停車駅は上大岡など18駅 - 神奈川新聞(カナロコ)、2015年2月3日(2015年2月3日閲覧)
  11. ^ a b 横浜市営地下鉄ブルーライン 7月18日より快速運転開始 - 鉄道ホビダス 最新鉄道情報、2015年5月14日
  12. ^ a b 7月18日(土) 市営地下鉄ブルーライン ダイヤ改正 快速運転開始! - 横浜市交通局、2015年5月13日
  13. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第10号、鉄道ジャーナル社、1987年8月、 129頁。
  14. ^ 鉄道ピクトリアル』第49巻第11号、電気車研究会1998年11月、 109頁。
  15. ^ 「鉄道記録帳2003年12月」、『RAIL FAN』第51巻第3号、鉄道友の会、2004年3月1日、 24頁。
  16. ^ 市営地下鉄車内に「ゆずりあいシート」を設置します”. 横浜市交通局 (2012年6月29日). 2016年2月29日閲覧。
  17. ^ 地下鉄3号線延伸 事業化に向け14年度予算に計上へ/横浜市 - 神奈川新聞(カナロコ)、2014年1月28日
  18. ^ 日本一長い地下鉄に、横浜から川崎へ延伸調査着手 - ケンプラッツ、2014年8月4日
  19. ^ 横浜市、ブルーライン新百合ヶ丘延伸の調査に着手へ - レスポンス、2014年7月28日、2015年4月28日閲覧
  20. ^ 横浜市営地下鉄に快速 新百合ケ丘への延伸は… - 日本経済新聞、2015年7月17日
  21. ^ 市営地下鉄グリーンラインの延伸計画は、その後どうなった? - はまれぽ.com、2017年6月25日

関連項目編集

外部リンク編集