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野辺地駅

日本の青森県上北郡野辺地町にある青い森鉄道・東日本旅客鉄道の駅

野辺地駅(のへじえき)は、青森県上北郡野辺地町字上小中野にある青い森鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)の。両社の共同使用駅

野辺地駅
Noheji-eki01.jpg
駅前(2006年9月)
のへじ
Noheji
所在地 青森県上北郡野辺地町字上小中野49-2
所属事業者 青い森鉄道
東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ノチ
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
294人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1891年明治24年)9月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 青い森鉄道線(青い森鉄道)
キロ程 77.3km(目時起点)
東京から694.6km
千曳 (6.4km)
(6.5km) 狩場沢
所属路線 大湊線(JR東日本)
キロ程 0.0km(野辺地起点)
(2.8km) 北野辺地
備考 共同使用駅(青い森鉄道の管轄駅)
直営駅管理駅
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野辺地駅
Noheji Station 19970326-13.jpg
跨線橋から撮影した南部縦貫線ホーム(1997年3月)
のへじ
NOHEJI
(5.6km) 西千曳
所在地 青森県上北郡野辺地町字上小中野
所属事業者 南部縦貫鉄道
所属路線 南部縦貫鉄道線
キロ程 0.0km(野辺地起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1968年昭和43年)8月5日
廃止年月日 2002年平成14年)8月1日*
備考 *1997年(平成9年)5月6日から休止。
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ホーム
改札口付近の様子。旧円形改札の左側1番ホームが大湊線専用で手前が青い森鉄道線への跨線橋。
鉄道記念物となっている鉄道防雪林(2010年6月)

概要編集

青い森鉄道の青い森鉄道線とJR東日本の大湊線が乗り入れ、接続駅となっている。大湊線は当駅が起点である。

青い森鉄道線は、元々はJR東日本(1987年(昭和62年)までは日本国有鉄道)の東北本線の一部であり、上野発着の夜行列車や昼行特急つがる「白鳥」・「スーパー白鳥」などの優等列車が停車していた。しかし、2010年(平成22年)12月4日東北新幹線新青森駅まで延伸されたことに伴う並行在来線の経営分離により、駅施設は青森県に譲渡された。また、この時から大湊線はほかのJR東日本の路線と接続せず孤立した路線となっている(JRにおける当駅の所属線は、東北本線から大湊線に変更されている)。

かつては、上記路線に加えて南部縦貫鉄道線も乗り入れていたが、1997年に休止されたのち、2002年に廃止された。しばらくは通路が閉鎖され、線路も外されただけでそのまま手付かずで残っていたが、跨線橋が2003年秋に撤去され、残されていた駅舎とホームも2005年に全て解体撤去された。

1893年(明治26年)5月に造林した日本で最初の鉄道防雪林があり、第14号鉄道記念物に指定されている[1]

歴史編集

  • 1891年明治24年)9月1日日本鉄道の駅として開業する。
  • 1893年(明治26年)5月:防雪林が造林される。
  • 1906年(明治39年)7月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の駅となる。
  • 1921年大正10年)3月20日:大湊軽便線(大湊線)が開業する。
  • 1954年昭和29年)3月15日:13時15分ごろ、在日米軍三沢基地所属のF-84戦闘機が墜落し、駅施設も被害が発生する。
    • この事故により、保線区員ら12名が負傷した。墜落機は駅長公舎を大破、保線区事務所を全壊、停留中の貨車1台を全焼したほか、東北本線の1 - 3番線をバウンドし、大湊線上りホームの先端付近に突っ込んだ形となった。これにより深さ2m、直径3mの穴を開けたほか、機体は大破し50mの範囲に散乱した。なお、同機パイロットは上空50m付近で脱出したがパラシュートが開かず墜落したのち、同基地所属のヘリコプターで移送されたが死亡が確認された[2]
  • 1960年(昭和35年)10月14日:防雪林が鉄道記念物(第14号)に指定される。
  • 1968年(昭和43年)8月5日南部縦貫鉄道西千曳駅から延伸し、当駅に接続する。
    • 東北本線の乙供 - 当駅間線路付け替えにより、千曳駅が新線上に移転するとともに、南部縦貫線は旧 千曳駅 - 当駅間の線路跡を用いて延伸した。また、同時に旧 千曳駅は西千曳駅に改称した。
  • 1974年(昭和49年)12月26日みどりの窓口が設置される。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化に伴い、東北本線、大湊線は東日本旅客鉄道に継承される。
  • 1997年平成9年)5月5日:南部縦貫鉄道線の営業が休止される。
  • 1999年(平成11年)4月1日:旅行代理店「野辺地駅旅行センター」が閉店する。
  • 2002年(平成14年)8月1日:南部縦貫鉄道線が廃止される。
  • 2005年(平成17年)5月6日:南部縦貫鉄道線の駅舎とホームが解体撤去される。
  • 2010年(平成22年)12月4日東北新幹線の全線開業に伴い、東北本線が青い森鉄道に移管されるとともに、同鉄道との共同使用駅(青い森鉄道管理)となる。
  • 2013年(平成25年)4月5日:旅行代理店「青い森 たびショップ のへじ」が開業する[3]。JR券の取り扱いが出札窓口からたびショップに変更された。
  • 2017年(平成29年)

駅構造編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線のホームを持つ地上駅である(1番線は2両編成、2 - 5番線は13両編成対応)。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。

1番線の大湊線ホームと青い森鉄道線のホームを行き来する場合、円形改札の横にある狭い通路を利用して跨線橋へ至るという特殊な構造をしている。また、かつては改札が必要であったが、駅舎ホーム側窓口で改札を行うよう変更され、乗り換えに伴う改札は不要になった。円形改札には常夜灯の模型が設置されている。

青い森鉄道の直営駅管理駅として乙供駅 - 清水川駅間の各駅を管理している。

青い森鉄道への移管前は、JR東日本の直営駅(駅長助役配置)であり、管理駅として東北本線の乙供駅 - 小湊駅間の各駅と大湊線の北野辺地駅有戸駅を管理していた。

駅舎は線路の上り方を向いて左側(北東側)にある。反対側への出口はない。

のりば編集

番線 路線 方向 行先 備考
1 JR大湊線 - 大湊方面[4]  
青い森鉄道線 下り 青森方面[4] JR大湊線からの直通のみ
2 上り 八戸方面[4] 待避列車・JR大湊線からの直通
下り 青森方面[4] 当駅始発・JR大湊線からの直通
JR大湊線 - 大湊方面[4]  
3 青い森鉄道線 上り 八戸方面[4]  
4 下り 青森方面[4]  
5  

各番線の発着できる方面は下記の通り。

運転番線 営業番線 青森方面着発 東京方面着発 大湊方面着発 備考
上3 1 到着・出発可 不可 到着・出発可
上2 出発可 不可 到着可
上1 2 到着・出発可 到着・出発可 到着・出発可
上本 3 到着可 出発可 不可 上り本線
下本 4 出発可 到着可 不可 下り本線
下1 5 出発可 到着・発車可 不可

駅構内の主な施設と営業形態編集

出札窓口では定期券・回数券(JRの回数券については大湊線内区間のみ)、「たびショップ」ではJRの「ビジネスえきねっと」を利用したJR指定券類などの取扱も行っている[5]。また、JR大湊線の乗車券は青い森鉄道が営業する出札窓口および自動券売機で発売している。自動券売機で購入可能なJR線連絡乗車券は、弘前蟹田までである。

  • 出札窓口
  • 旅行代理店「青い森 たびショップのへじ」[3]:「ビジネスえきねっと」を設置。
  • 自動券売機
  • 立ち食いそば店伯養軒→NRE伯養軒→NREみちのく→日本レストランエンタプライズ(NRE)が「こけし亭」として長年営業していたが、2014年3月末を以って閉店。地元業者が引き継いで営業を継続している。
  • 待合室

JR時代の状況

みどりの窓口およびタッチパネル式自動券売機1台が設置されていた。また、2000年代前半までは2・3番線にも売店・そば店(伯養軒)があった。

駅弁編集

主な駅弁は下記の通り[6]

  • 野辺地とりめし
    • 2014年3月までは立ち食いそば店で販売。その後、キオスクでの販売となったが、キオスク閉店に伴い、2017年9月限りで当駅での販売を終了(青森駅・新青森駅での販売は継続)。のちに立ち食いそば店で取り扱うことになり、2017年12月より当駅での販売を再開したが、製造元の「ウェルネス伯養軒青森支店」が営業休止となる為、2019年9月をもって販売を終了する[7]

利用状況編集

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は294人である[利用客数 1]。2009年度(平成21年度)まではJR管理時代のもの。なお、JR東日本の統計であるため青い森鉄道線の乗車人員は含まれておらず、そのため2010年度(平成22年度)と2011年度(平成23年度)に数値が激減している。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 1,041 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 1,051 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 974 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 917 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 868 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 865 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 840 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 838 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 849 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 883 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 673 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 300 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 300 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 304 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 292 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 290 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 291 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 285 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 294 [利用客数 1]

駅周辺編集

バス路線編集

駅前ロータリー

  • 下北交通
  • 平内町民バス(乗り場は下北交通と同じ場所)
    • (各停)狩場沢・清水川経由小湊出張所行(朝1本のみ)
    • (各停)狩場沢・清水川・よごしやま温泉・小湊駅経由浅虫温泉行(夕方1本のみ)
  • 十和田観光電鉄(十鉄バス)
    • まかど温泉行(野辺地線・野辺地市内線)
    • まかど温泉入口行
    • 千才・追舘・六ヶ所役場経由大川目行
    • 千才・追舘・六ヶ所役場経由六ヶ所村医療センター行(以上、野辺地尾駮線)
    • 畜産試験場行(野辺地市内線)
    • 天間林七戸十和田駅七戸案内所・十和田市中央経由三本木営業所行(野辺地線)

駅前路上バス停

隣の駅編集

※臨時快速「リゾートあすなろ下北」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

青い森鉄道
青い森鉄道線
快速「しもきた」(青森駅発着)
(*大湊線) - 野辺地駅 - 小湊駅
*:大湊行き列車は、大湊線内普通列車
快速「しもきた」(八戸駅発着)
上北町駅 - (一部乙供駅) - 野辺地駅 - (**大湊線)
**:一部列車は大湊線内普通列車
普通
千曳駅 - 野辺地駅 - ***狩場沢駅 - 清水川駅
***:560Mは狩場沢駅を通過する。
東日本旅客鉄道
大湊線
快速「しもきた」
(青い森鉄道線) - 野辺地駅 - 陸奥横浜駅
普通
(*青い森鉄道線) - 野辺地駅 - 北野辺地駅
*:青い森鉄道線内は快速「しもきた」で運転

かつて存在した路線編集

南部縦貫鉄道
南部縦貫鉄道線
野辺地駅 - 西千曳駅

脚注編集

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記事本文編集

  1. ^ 野辺地町の紹介 - 野辺地町観光協会(2013年5月24日閲覧)
  2. ^ 読売新聞(1954年3月16日付)
  3. ^ a b 「青い森 たびショップ のへじ」オープンしました! - 青い森鉄道(2013年4月5日掲載、同年5月24日閲覧)
  4. ^ a b c d e f g 時刻表 野辺地駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月22日閲覧。
  5. ^ 並行在来線の利活用と地域活性化セミナー 発言録(要旨) 【糸魚川会場】 (PDF) p.3 - 新潟県(2011年11月7日開催、2013年5月24日閲覧)
  6. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 645頁。
  7. ^ 東奥日報2019年8月20日付け朝刊20面「名物駅弁姿消す」記事より。

利用状況編集

関連項目編集

外部リンク編集