静岡学園中学校・高等学校

日本の静岡県静岡市にある私立中学校・高校

静岡学園中学校・高等学校(しずおかがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、静岡市葵区東鷹匠町にある私立中学校高等学校。略称は、「静学」(しずがく)。サッカーの強豪校として知られる[1]

静岡学園中学校・高等学校
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国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人新静岡学園
校訓 誠実、愛敬、剛勇
設立年月日 1965年12月
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 教養科学科(2011年度より)
学期 3学期制
高校コード 22524A
所在地 420-0833
静岡市葵区東鷹匠町25番地

北緯34度58分57秒 東経138度23分39秒 / 北緯34.98250度 東経138.39417度 / 34.98250; 138.39417座標: 北緯34度58分57秒 東経138度23分39秒 / 北緯34.98250度 東経138.39417度 / 34.98250; 138.39417
外部リンク 公式ウェブサイト
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以前は、静岡市駿河区聖一色に所在していたが、隣接する静岡県草薙総合運動場の改修計画に伴い旧静岡県立静岡工業高等学校跡地に移転。[2] 2009年4月7日、移転概要・建設計画が住民説明会で公表され、その後、県議会を経て2011年4月に移転することが正式決定した。 なお、移転に伴い、新カリキュラムを採用した全国初の教養科学科を設置することが発表された。

特徴編集

校訓
  • 誠実 - 質素、清楚、気品ある人格の形成をめざす
  • 愛敬 - 学、友、和を愛し、知性豊かな人間像をめざす
  • 剛勇 - 剛、健、協に富んだ機能的な人材の完成をめざす
孝友三心
  • 一、服する心 親の気持ちに応える。先生の指導に従う。先輩のことばに耳を傾ける。道理に服する。
  • 二、感謝する心 親の恩、師の恩、友のありがたさをしみじみと感ずる。生命を支える一粒の米、一杯の水にも感謝の念を持つ。
  • 三、全うする心 どんな小さなこともなげやりにしない。どんな困難にあっても屈しない。責任を持って最後まで頑張る。信頼できる人になる。
孝友精神の表現
  • 一、定められた髪形によって心身の清純を保つ。
  • 二、服装を端正にし、言動を慎む。
  • 三、礼儀を重んじ、挨拶を励行する。
スクールカラー

※緑と黄色を静学カラーと呼称することも多々ある。

  • 指定のカバン - 緑(SHIZUOKAGAKUENという文字は黄色)※現在は使用に生徒課の許諾が必要。茶色(2011年度より)。なし(2019年度より)
制服
  • 男子 - 詰襟標準学生服(黒)夏は半袖(ポケットにSGマークが書かれている)
  • 女子 - ブレザー(紺)夏は男子と同様

※そのほか、男女共用のベストなどがある。

沿革編集

 
駿河区聖一色にあった頃の校舎(2009年)
 
駿河区聖一色にある校址碑(2016年2月)

部活動編集

運動部
  • サッカー部
  • 柔道部
  • 体操部
  • 野球部
  • 卓球部
  • テニス部
  • バスケットボール部
  • 剣道部
  • バレーボール部
  • 陸上部
  • ハンドボール部
  • 水泳部
  • 応援指導部
文化部
  • 文芸部
  • 合唱部
  • 百人一首部
  • 囲碁将棋部
  • 茶道部
  • 華道部
  • パソコン部
  • 写真部
  • 書道部
  • 演劇部
  • 歴史研究部
  • 吹奏楽部
  • 美術部
  • 理科部

サッカー部編集

サッカー部は、個人技をベースとしたショートパスをつなぐスタイルが伝統となっている。全国初登場となった1976年の第55回全国高等学校サッカー選手権大会ではその独特なスタイルが注目を集め、初出場ながら準優勝。プロの監督として、井田勝通が1972年から2008年まで指導していた。練習グラウンドは駿河区谷田にある静岡学園谷田グランド[3]

1995年の第74回大会では全国制覇(鹿児島実業高等学校との両校優勝)を達成した。

2003年には全日本ユース選手権準優勝。

また、2002年には中学にもサッカー部が作られ、U-14東海大会優勝、U-14全国大会3位などの成績をおさめている。2008年にはJFAプレミアカップで優勝し、イングランドで行われたマンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップに出場した。2009年には全国中学校サッカー大会で優勝した。

これまで長い間、高校総体(インターハイ)への出場は叶わなかったが2010年沖縄大会に総体初出場。 翌2011年大会も連続で出場を決め、決勝まで進出し準優勝を成し遂げた。

2020年、令和最初の第98回全国高等学校サッカー選手権大会にて青森県代表の青森山田高等学校を相手に前半2点の先制を許すも前半アディショナルタイムに1点、後半に2点を取り返し逆転し、3-2で24年ぶりに静岡県勢として全国制覇を果たした。 この優勝は、第74回大会での鹿児島実業高等学校との両校優勝より2度目で、静岡学園としては初の単独優勝であった。

事故・訴訟編集

2018年3月16日、男子2年生体操部員が吊り輪の練習中、セーフティマットに額から落下、外傷性頚椎損傷を負い四肢麻痺や排尿便障害の後遺症が残った。

2020年5月20日、被害元生徒の19歳男性と家族が学校側が安全配慮義務を怠ったとして学校法人静岡学園に慰謝料や介護費用など約4億2千万円の損害賠償を求め、静岡地方裁判所に提訴[4]

アクセス編集

主な出身者編集

サッカー編集

名前 出身 生年度 Pos 進学先 入団クラブ 現所属 / 代表・指導歴
森下申一 静岡県 1960 1979 GK 東京農業大学 ヤマハ発動機 現役引退・元サッカー日本代表・現FC東京GKコーチ
杉山誠 DF 東京農業大学 日産自動車 現役引退・U-20日本代表(1979 FIFAワールドユース選手権)
池田司信 1962 1980 現役引退・元サッカー日本女子代表監督
松永英機 1963 1981 大阪商業大学 松下電器産業 現役引退
三浦泰年 1965 1984 MF サントスFC(留学) 現役引退
向島建 1966 1984 FW 国士舘大学 東芝 現役引退
三浦知良 1967 中退 サントスFC 横浜FC・元サッカー日本代表
北村邦夫 1968 1987 MF ガンバ大阪 現役引退
遠藤孝弘 FW アビスパ福岡 現役引退
鈴木正治 1970 1989 DF 日産自動車 現役引退・元サッカー日本代表・元フットサル日本代表
内藤潤 1970 1989 MF 横浜フリューゲルス 現役引退
広山晴士 愛知県 1971 1990 FW ジヤトコ 現役引退
加藤正浩 静岡県 MF 横浜マリノス 現役引退
川口良輔 DF ジュビロ磐田 現役引退
水崎靖 MF 近畿大学 セレッソ大阪 現役引退
坂本義行 兵庫県 1972 1991 FW/MF 横浜フリューゲルス 現役引退
今藤幸治 愛知県 DF/MF ガンバ大阪 現役引退・元サッカー日本代表
増田忠俊 静岡県 1973 1992 MF 鹿島アントラーズ 現役引退・元サッカー日本代表
松山大地 北海道 ベルマーレ平塚 現役引退
橋本靖記 静岡県 浦和レッドダイヤモンズ 現役引退
佐藤栄達 1974 1993 DF ジェフユナイテッド市原 現役引退
大石信幸 横浜フリューゲルス 現役引退
山村博土 FW ガンバ大阪 現役引退
望月学 DF 清水エスパルス 現役引退
栗田泰次郎 MF 鹿島アントラーズ 現役引退
鈴木紀昭 1975 1994 清水エスパルス 現役引退
鍋田和理 柏レイソル 現役引退
久保山由清 静岡県 1976 1995 FW 横浜フリューゲルス 現役引退・現清水エスパルスコーチ
向島満 DF 名古屋グランパスエイト 現役引退
牧野直樹 ヴェルディ川崎 現役引退
森川拓巳 1977 1996 柏レイソル 現役引退・現コンサドーレ札幌U-15監督
深澤仁博 MF 横浜マリノス 現役引退
森山敦司 MF 横浜フリューゲルス 現役引退
桜井孝司 FW 現役引退
村松勇輝 GK 川崎フロンターレ 現役引退
塩川岳人 MF モンテディオ山形 現役引退
石井俊也 浦和レッドダイヤモンズ 現役引退
内藤修弘 1978 1997 清水エスパルス 現役引退
倉貫一毅 滋賀県 ジュビロ磐田 現役引退
坂本紘司 FW 現役引退
飯塚浩記 静岡県 MF モンテディオ山形 現役引退
山崎哲也 DF モンテディオ山形 現役引退・現大分トリニータU-18監督
南雄太 神奈川県 1979 1998 GK 柏レイソル 横浜FC
大石鉄也 静岡県 MF 川崎フロンターレ 現役引退
松田和之 DF モンテディオ山形 現役引退
渡辺誠 1980 1999 MF 国士舘大学 ヴァンフォーレ甲府 現役引退
小池良平 MF 大分トリニータ 現役引退・元フットサル日本代表
菅原太郎 滋賀県 1981 2000 FW ミラソウFC 現役引退
櫻田和樹 静岡県 1982 2001 MF 静岡産業大学 ザスパ草津 現役引退
永田充 1983 2002 DF 柏レイソル 現役引退
谷澤達也 1984 2003 MF 柏レイソル 藤枝MYFC
安藤淳 滋賀県 DF 関西大学 京都サンガF.C. 現役引退
杉山浩太 静岡県 MF 清水エスパルス 現役引退
山本海人 1985 2004 GK 清水エスパルス ロアッソ熊本
小林祐三 DF 柏レイソル Criacao Shinjuku
松下幸平 石川県 ジュビロ磐田 現役引退
横山拓也 静岡県 FW 浦和レッドダイヤモンズ 現役引退
飯塚渉 GK 流通経済大学 東京武蔵野シティFC 現役引退
狩野健太 1986 2005 MF 横浜F・マリノス 現役引退
中村友亮 ヴィッセル神戸 アグレミーナ浜松(日本フットサルリーグ)・元フットサル日本代表
加門亮兵 大阪府 桃山学院大学 ファジアーノ岡山FC 現役引退
杉山力裕 静岡県 1987 2006 GK 川崎フロンターレ アビスパ福岡
先崎勝也 神奈川県 MF 国士舘大学 FC町田ゼルビア 現役引退
山本真希 静岡県 清水エスパルス 現役引退
國吉貴博 埼玉県 1988 2007 ヴァンフォーレ甲府 現役引退
枝本雄一郎 神奈川県 近畿大学 ザスパクサツ群馬 鹿児島ユナイテッドFC
長沢駿 静岡県 FW 清水エスパルス 大分トリニータ
杉浦恭平 MF 川崎フロンターレ ツエーゲン金沢
吉野峻光 京都府 1989 2008 国士舘大学 セレッソ大阪 現役引退
大石治寿 神奈川県 1989 FW 神奈川大学 藤枝MYFC 同左
吉田豊 静岡県 1990 DF ヴァンフォーレ甲府 名古屋グランパス
戸高弘貴 大分県 1991 2010 MF 立命館大学 FC町田ゼルビア カターレ富山
中西倫也 和歌山県 1992 2011 FW 桃山学院大学 カターレ富山 アルテリーヴォ和歌山
星野有亮 東京都 MF 専修大学 ツエーゲン金沢 現役引退
大島僚太 静岡県 川崎フロンターレ 同左・サッカー日本代表
柏瀬暁 千葉県 1993 2012 FW 清水エスパルス 現役引退
木本恭生 静岡県 MF 福岡大学 セレッソ大阪 名古屋グランパス
伊東幸敏 DF 鹿島アントラーズ ジェフユナイテッド市原・千葉
福島春樹 愛知県 GK 専修大学 浦和レッズ 京都サンガF.C.
長谷川竜也 静岡県 MF 順天堂大学 川崎フロンターレ 同左
加納錬 1994 2013 DF 国士舘大学 SC相模原 アルテリーヴォ和歌山
木部未嵐 MF 松本山雅FC 現役引退
米田隼也 福岡県 1995 2014 順天堂大学 V・ファーレン長崎 同左
名古新太郎 大阪府 1996 2015 鹿島アントラーズ 湘南ベルマーレ
石渡旭 神奈川県 DF 神奈川大学 福島ユナイテッドFC 同左
大杉啓 静岡県 GK 日本体育大学 藤枝MYFC 同左
旗手怜央 三重県 1997 2016 FW 順天堂大学 川崎フロンターレ 同左
薩川淳貴 静岡県 DF 関東学院大学 カマタマーレ讃岐 同左
鹿沼直生 埼玉県 MF 専修大学 SC相模原 ジュビロ磐田
山ノ井拓己 千葉県 1998 2017 GK アビスパ福岡 同左
渡井理己 静岡県 1999 2018 MF 徳島ヴォルティス 同左
神田凜星 大阪府 2000 2019 FW リオ・ブランコEC 同左
松村優太 大阪府 2001 2020 MF 鹿島アントラーズ 同左

野球編集

バスケットボール編集

格闘技編集

芸能編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 森田将義強い静岡学園が帰ってきた。キングカズらを輩出した技巧派集団の躍動」Web Sportiva集英社、2020年1月6日公開。
  2. ^ 静岡工業高校は当時、所在地を太田町としていたが、敷地の大部分は瓦場町であるものの太田町、東鷹匠町の3町にまたがり、静岡学園は所在地を「東鷹匠町」としている。(住居表示未実施地区)
  3. ^ 静岡学園サッカー部
  4. ^ 体操落下事故で提訴 元生徒、学校運営法人に4億円請求 静岡新聞 2020年5月21日

関連項目編集

外部リンク編集