アスルクラロ沼津

日本のサッカークラブ

アスルクラロ沼津(アスルクラロぬまづ、Azul Claro Numazu)は、日本の静岡県沼津市をホームタウンとする[1]日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブ。

アスルクラロ沼津
原語表記 アスルクラロ沼津
呼称 アスルクラロ沼津
クラブカラー    [1]
創設年 1990年
所属リーグ 日本プロサッカーリーグ
所属ディビジョン J3リーグ
クラブライセンス J3
ホームタウン 静岡県沼津市[1]
ホームスタジアム Ashitaka Stadium 2.JPG愛鷹広域公園多目的競技場[1]
収容人数 5,104[1]
運営法人 アスルクラロスルガ株式会社[1]
代表者 渡邉隆司[1]
監督 日本の旗 今井雅隆
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
アスルクラロスルガ株式会社
Azul Claro Suruga Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 410-0051
静岡県沼津市西熊堂711-1[1]
設立 1990年4月
業種 サービス業
法人番号 7080102002013 ウィキデータを編集
事業内容 サッカークラブの運営他
代表者 渡邉隆司(代表取締役社長)[1]
資本金 9,600万円 (2020年1月期)[2]
売上高 4億0,100万円 (2020年1月期)[2]
営業利益 100万円 (2020年1月期)[2]
経常利益 600万円 (2020年1月期)[2]
純利益 200万円 (2020年1月期)[2]
純資産 4,500万円 (2020年1月期)[2]
総資産 2億1,300万円 (2020年1月期)[2]
決算期 1月期
関係する人物 山本浩義(副会長)
山本昌邦(会長)
外部リンク https://www.azul-claro.jp/
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概要編集

1990年に創設。2006年アスルクラロ沼津へ名称を変更した。「アスルクラロ」はスペイン語の青(azul)と明るい(claro) に由来する[1]。2013年にJリーグ準加盟クラブとして承認され、2017年にJリーグに入会した。

エンブレムは、形の上部に空を表すクラブカラーの水色、下部に沼津の頭文字 "N" と富士山を表した白の山型に、海を表現した紺色のライン[3]。エンブレムは水色に白抜きで「アスルクラロ」の頭文字 "ac" と、紺色に白抜きで「azulclaro」、山型は右上がりに伸びたデザインであり、「日本一の富士山よりも高い日本一に、そして世界へのスポーツクラブを目指す」というメッセージが込められている。

なお、クラブを創設した山本浩義アテネ五輪日本代表監督を務めた山本昌邦の実弟[4] で、2017年2月まで運営会社の社長を務めた[5]

歴史編集

前史編集

1990年4月、沼津セントラルスポーツクラブとして発足。2003年6月に有限会社アスルクラロ沼津に名称を変更。2006年に沼津香陵クラブ(ぬまづこうりょうクラブ)(1977年に沼津アーセナル(ぬまづアーセナル)として創設され、1980年に同名称へ変更)[1]の運営を引き継ぐと共にアスルクラロ沼津へクラブ名を変更した(その後、2013年にアスルクラロスルガ株式会社に運営法人の名称を変更)[6]

2006年 - 2013年(地域リーグ)編集

2012年に東海社会人サッカーリーグ2部に、2013年に東海リーグ1部に昇格した。2013年9月17日、Jリーグ理事会においてJリーグ準加盟クラブとして承認された[7]。また、2014年より発足するJ3リーグへの参入を目指し、J3ライセンス資格審査及びJ3スタジアム要件審査にも合格した。一方で東海リーグ1部は4位に終わり、第49回全社および第37回地域決勝への出場は成らなかった。地域リーグでJ3への参加資格を有した3クラブのうち、地域決勝に出場したグルージャ盛岡レノファ山口FCの次に審査を行うものとされ[8]、「J3ライセンスを交付するが、J3入会審査には及ばなかった」ものとしてJ3リーグ参入は叶わなかった。

一方で、日本フットボールリーグ (JFL) のチーム数減に伴う入会希望申請も行っており、2013年12月4日のJFL理事会で2014年度からのJFL入会が承認された[9]

2014年 - 2016年(JFL)編集

JFL初年度の2014年シーズンは14チーム中8位(1st7位・2nd8位)の成績、2015年シーズンは14チーム中5位(1st6位・2nd5位)の成績で共にJFL残留となった。

2016年シーズンは、1stステージが3位。2ndステージは第15節でファジアーノ岡山ネクストを破り4位。年間順位で3位となった。同年11月16日に開催されたJリーグ理事会にて2017年からのJリーグ加盟(J3リーグ参入)が承認された[10]。これにより静岡県からは清水エスパルスジュビロ磐田藤枝MYFCに続いて4クラブ目、静岡県東部からは初のJリーグクラブとなった[11]

2017年 - (J3)編集

2017年

J3参入1年目。光永祐也谷奥健四郎道上隼人が期限付き移籍満了、高瀬証髙橋寛太水木将人中筋誠がJFL・ラインメール青森FCへ移籍するなど14名が退団。

一方で秋田から元日本代表の伊東輝悦愛媛から大西勝俉長野から渡辺亮太ソニー仙台FCから前澤甲気松藤正伸八戸から菅井拓也奈良クラブから谷口智紀を完全移籍で、熊本から小牧成亘水戸から石井綾を期限付き移籍で獲得。期限付き移籍だった蔵田岬平が完全移籍に移行、オーストラリアFNQ FC HEAT渡邉志門、元水戸の福留健吾国士舘大学藤嵜智貴が加入した。8月、長崎から畑潤基が期限付き移籍で加入した。

J3リーグ初勝利は第3節藤枝MYFC戦だったが、第6節から4連勝を含む7試合負けなしで2位に浮上、第13節首位ブラウブリッツ秋田戦に敗れ一旦4位に後退するが、再び5試合負けなしで、J3リーグ中断期間前の第18節終了時点では10勝4分3敗の勝点34で3位となる。第23節、3連勝で中断前からの連続負けなし記録を10に伸ばした時点で暫定首位に浮上。直後の第24節グルージャ盛岡戦で敗れ首位は1節のみとなったが、その後も2位につけ、第30節から32節まで一旦3位に下がった後、第33節で再度2位に浮上、最終節の首位栃木SC戦に勝てば優勝だったが引き分けに終わり、最終節勝利した前節3位の秋田に逆転優勝を許した。最終結果は16勝11分5敗、勝点59の3位となった。

2018年

J3参入2年目。J2昇格を目指し、愛鷹多目的競技場のJ2ライセンス基準化への改修工事推進を図るが、6月末のライセンス申請締め切りまでに話がまとまらず、J2ライセンス申請を断念しJ2昇格は消滅。J3ライセンスを申請し、10月承認された。リーグ戦は4位で終えた。

2019年

吉田体制5年目。リーグ戦は前年より8つ順位を落として12位に終わった。シーズン終了後に吉田が監督を退任した。

2020年

徳島ヴォルティス監督の今井雅隆が監督に就任した。藤木由貴を応援PR大使にした。

2022年
ブシロードとプロジェクトラブライブ!(ラブライブ!サンシャイン!!)と新たにスポンサー契約を結んだ。

成績編集

タイトル・表彰編集

クラブ
個人

下部組織編集

かつてはジュビロ磐田と業務提携を結んで「ACNジュビロ沼津」を組織していた。2013年4月、アスルクラロスルガ株式会社にトップチームの運営だけを残して、アカデミーおよび総合スポーツクラブ(サッカーの他、テニス新体操のクラブを有する)は別途設立した一般社団法人アスルクラロスポーツクラブに移管した。

U12、U15といった下部組織出身者には現在Jリーグで活躍する選手が多数いる。

アスルクラロ沼津U18においては2018年に発足後第1期生が3年生の2020年に全国クラブユース選手権大会に驚異的スピードで初出場を果たした。 全国大会では初戦敗退したが、東海大会でジュビロ磐田U18、名古屋グランパスU18に勝利し全国決定した事でJクラブユースチームに無名のチームの爪痕を残した。第1期生は8名がアスルクラロ沼津U15出身であり中学3年生の時に東海大会出場であと一歩のところで全国大会を逃し悔しい思いをしてきたメンバーで静岡県強豪高校のスカウトを断り新しく発足するU18を選んだメンバーも多くいる。 第1期生スタートからリーグは東部リーグからスタートし毎年リーグ昇格を果たしてきて後輩たちへバトンタッチした。 将来はプリンス・プレミアリーグに昇格を目指す。

スタジアム編集

ホームスタジアムは愛鷹広域公園多目的競技場である[1]。なお、過去のホームゲーム開催スタジアムはアスルクラロ沼津の年度別成績一覧#年度別入場者数を参照のこと。

なお、愛鷹競技場は照明塔3基(メインスタンドは屋根と一体型、バックスタンドは鉄塔2基)あるが、Jリーグクラブライセンス制度に基づく照度の1500ルクスを満たしていない。J3リーグでは経過処置として、基準照度を充足する照明塔を設置する計画を前提として、照明塔がないか、あっても照度不足の状態の場合でも本拠地としての使用が認められていたが、2022年度以後(同6月までに)、1500ルクス以上の照度を持つ照明塔の設置が義務付けられ、それができない場合J3ライセンス交付(=J3以上への参戦)ができなくなる[12]

そのため、スタジアム所有者である静岡県や専門家と協議の上、照明塔のJリーグ基準照度への充足を図るための具体的な改修案・工期案の作成、改修費用の算出、照明改修前後のランニングコストなどについての調整を行っている[12]

また上位ライセンスの発給へ向けては、既存施設を上位ライセンス発給から3年以内に上位リーグ基準を充足工事を竣工するか(例外規定1)、または新設の計画がある場合、上位リーグ昇格から3年以内に具体的な建設場所を示し、5年以内にスタジアムを完成させる(例外規定2。3年以内に着工していた場合は、例外規定1との併用によりさらに3年間の延長・合計8年以内とすることも可能)ことを条件として上位ライセンスを発給できる特例があるが、現状では新スタジアム建設を前提とした整備計画を進めつつ、当スタジアムのJ2ライセンスを充足するための改修工事を行う例外規定2の適用を受けることが理想的だとしている[13]

静岡新聞によると、J3ライセンスの保有が継続できるようにするため、2022年をめどに資金調達し、照明塔を発光ダイオード(LED)タイプのものにして、1500ルクス以上の照度を保てるようにするための改修工事を実施することを検討しているという。工事は都市公園法に基づく許可が下り次第、アスルクラロ沼津が主体となって行い、費用は2億円程度を見込んでいる。なお照明塔のほか、J2以上に昇格するために必要な改修についても芝生席の座席への改築、電光掲示板の大型ビジョンへの改修、ドーピング室などの整備などが必要とされているが、これらの改修・改築もこの取材段階ではめどが立っていないが、ナイター照明をクラブが、大型ビジョンは所有者の県が中心となって改修・改築を行ってJ3ライセンス基準を充足させたのちに、ドーピング室などの改修・改築を図るとしている[14]

このJ3ライセンス維持・継続参戦ができるようにするための取り組みとして、照明塔の改修費用として1億円程度を目標としたクラウドファンディングを募集することになった。2022年2月3日から3月31日にかけて、当初市民から3000万円を目標にして募金を募り、主催試合での試合前セレモニーや選手との集合写真の参加権利などを与える特典を付けて募集したところ、1週間で740万円の募金が集まった[15]。そして、期限までに目標の3000万円を達成。ラブライブ!サンシャイン!!およびブシロードのパートナー参入で返礼品にラブライブ!サンシャイン!!グッズを設定したことも達成を後押しした。また、沼津市の企業版ふるさと納税制度からも7000万円を目標として資金調達を進めており、アスルクラロ沼津社長・渡辺隆司は、サポーターからの質問に対し「具体的な額は公表できないが、数社から協力の申し出をいただいている」とする説明があった[16]

ユニフォーム編集

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
FP 1st
 
 
 
 
 
 
 
 
 
FP 2nd
 
 
 
 
 
 
 
 
GK 1st
 
 
 
 
 
 
 
 
GK 2nd

ユニフォームスポンサー編集

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
スルガ銀行 SURUGA bank 2012年 - 2014年
2022年 -
2015年 - 2021年は背中上部
2018年 - 2019年は「スルガ銀行」表記
鎖骨 明電舎 MEIDEN 2020年 - 左右とも掲出
2014年、2016年 - 2019年は袖
2015年はパンツ
背中上部 なし - -
背中下部 なし - -
なし - -
パンツ なし - -
  • スルガ銀行とはユニフォームスポンサーとして契約する他、同銀行が特別協賛する「SURUGA bank CUP フットサルフェスタ」の主催・運営を、アスルクラロスルガ株式会社が担当している[17]。2017年2月に同銀行出身者がアスルクラロスルガの社長に就任した[5]

ユニフォームサプライヤー編集

歴代ユニフォーム編集

FP 1st
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2017
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2018
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2019
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2020
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2021 -
FP 2nd
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2017
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2018
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2019
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2020
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2021 -


歴代ユニフォームスポンサー年表編集

年度 箇所 サプライヤー
鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
2013 SURUGA bank 解禁前 - 解禁前 NNH - 解禁前 PUMA
2014 USUi MEIDEN 雄大
2015 USUi SURUGA bank - MEIDEN
2016 - MEIDEN -
2017
2018 加和太建設 スルガ銀行
2019
2020 MEIDEN SURUGA bank 加和太建設 -
2021
2022 SURUGA bank - - PENALTY

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l アスルクラロ沼津 (プロフィール欄)”. 日本プロサッカーリーグ. 2020年8月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g Jクラブ個別経営情報開示資料(平成31年度)”. 日本プロサッカーリーグ. 2020年8月1日閲覧。
  3. ^ トップチーム”. アスルクラロスルガ(アスルクラロ沼津). 2015年9月14日閲覧。
  4. ^ チェンジメーカー 第4回 山本浩義(やまもと・ひろよし) 有限会社アスルクラロ沼津代表取締役社長”. 日本サッカー協会 (2011年9月22日). 2015年9月5日閲覧。
  5. ^ a b 新社長にスルガ銀行の渡辺氏 J3沼津、運営基盤強化図る”. 静岡新聞 (2017年2月19日). 2017年3月20日閲覧。
  6. ^ 会社概要”. アスルクラロ沼津. 2020年8月1日閲覧。
  7. ^ “Jリーグ 準加盟申請の承認について”. アスルクラロ沼津. (2013年9月17日). http://azul-claro-sports-club.jp/news/15276/ 2020年8月1日閲覧。 
  8. ^ “2014シーズンJリーグクラブライセンス判定結果について” (プレスリリース), レノファ山口FC, (2013年11月19日), http://www.renofa.com/news/index.php?mod=news_top&act=detail&cate=&mon=&no=446#_news 2016年11月17日閲覧。 
  9. ^ “お知らせ「第16回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!」”. 日本フットボールリーグ. (2013年12月4日). http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=672 2013年12月4日閲覧。 
  10. ^ “Jリーグ入会審査(J3)結果について”. 日本プロサッカーリーグ (法人). (2016年11月16日). http://www.jleague.jp/release/post-46748 2017年2月1日閲覧。 
  11. ^ “<アスルJ3参入>王国復権へ 静岡県内サッカー界歓迎”. 静岡新聞. (2016年11月17日). http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/azul_claro/302252.html 2016年11月18日閲覧。 
  12. ^ a b ホームスタジアムの課題
  13. ^ めざすべきスタジアム像
  14. ^ J3アスルクラロ沼津 ホームスタジアムの照明改修へ(2021.12.17 東部総局 大石真聖 静岡新聞)
  15. ^ アスルクラロ沼津、Jリーグ残留崖っぷち 山崎琢也2022年2月21日 9時00分(朝日新聞デジタル)
  16. ^ 沼津J3ライセンス維持へ照明改修費1億円の見通しに「必ず達成できると信じている」渡辺社長 2022年2月20日17時44分(日刊スポーツ)
  17. ^ “第8回「SURUGA bank CUP フットサルフェスタ」特別協賛について” (プレスリリース), スルガ銀行, (2015年12月4日), http://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/151204.html 2016年8月6日閲覧。 
  18. ^ “プーマジャパン株式会社様とのユニフォームサプライヤー契約満了のお知らせ” (プレスリリース), 公式サイト, (2021年12月3日), https://www.azul-claro.jp/information/58958/ 2021年12月4日閲覧。 
  19. ^ “2022シーズン ユニフォームサプライヤーについて” (プレスリリース), 公式サイト, (2021年12月15日), https://www.azul-claro.jp/information/59195/ 2021年12月15日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集