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カラカミ観光株式会社(カラカミかんこう、: KARAKAMI KANKOH CO., LTD.)は北海道定山渓温泉洞爺湖温泉阿寒湖温泉の他、仙台の秋保温泉、和歌山の南紀白浜温泉などで「カラカミ観光チェーン」の温泉観光ホテルを展開するほか、首都圏大阪南港にてビジネスホテル事業、北海道内でスポーツクラブおよびレストランを全国で行う企業。キャッチコピーは、「いつも、まごころ カラカミ」[1]

カラカミ観光株式会社
KARAKAMI KANKOH CO., LTD.
定山渓ビューホテル
定山渓ビューホテル
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 9794
2012年3月22日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
061-2302
札幌市南区定山渓温泉東2丁目111-2
 定山渓ビューホテル
設立 1953年12月9日
業種 サービス業
法人番号 5430001056415
代表者 代表取締役社長 片山 達哉
資本金 5,000万円
売上高 連結221億円(2016年3月期)
営業利益 連結24億12百万円(2016年3月期)
純利益 連結7億3百万円(2016年3月期)
純資産 連結56億円(2016年3月)
総資産 連結295億円(2016年3月)
従業員数 連結557名
決算期 3月31日
主要子会社 株式会社川久(ホテル川久の運営元) 他
外部リンク www.karakami-kankou.co.jp
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目次

概要編集

設立は1953年昭和28年)、本社は札幌市南区の定山渓温泉にある。なお、社名は創業者の苗字・唐神(からかみ)からついており、社長も長年唐神家が務めていたが、現在は唐神家以外で務めている。

なお、創業者の四男が立ち上げた旧カラカミリゾート(2004年5月にトーホウリゾートへ社名変更)とは別会社である。

同じ胆振管内に本社を置く野口観光登別市)と同様に、北海道地方に根ざした営業活動に取り組んでいる。なお、本州進出はカラカミ観光が積極的である。

特に北海道では主要温泉地である、定山渓温泉・洞爺湖温泉阿寒湖温泉に3つのホテルを展開しており、定山渓ビューホテルを筆頭に、洞爺サンパレスリゾート&スパニュー阿寒ホテルの大型観光ホテルを有している。

道外で展開しているホテルはすべて買収したものである。買収後は客単価を下げ、食事をバイキング形式にしたり女将を廃止するなど、思い切った経営戦略を立てて経営を再生させている。現在の所、秋保温泉、南紀白浜温泉に温泉ホテルを有し、関東に研修型ホテル、ビジネスホテルを有しているが、関西にも研修型ホテルを有する。

また、北海道では民放各局でスポットCMが集中的に放送されており、特にテレビ北海道では昼間など、時間帯によってはスポット枠で3本に1本毎にCMが放送されることもみられるなど他局より放送頻度が高い(TVh以外の局では2010年に入って放送本数が激減した)。また、同じ系列のテレビ大阪や独立U局のテレビ和歌山では、和歌山県下の系列ホテル2店舗(ホテル川久・ホテル古賀の井 リゾート&スパ)のスポットCMがよく流れている。

和歌山県白浜町のホテル古賀の井と白浜シーサイドホテルは白浜温泉を代表するホテルであったが、建物の老朽化により2016年3月末で閉館し、ホテル古賀の井のブランドは同社が経営するコガノイベイホテル(和歌山県白浜町)が継承し「ホテル古賀の井 リゾート&スパ」としてリニューアルされた[2]

沿革編集

  • 1953年昭和28年)12月5日 - 洞爺湖温泉北海道虻田郡虻田町字洞爺湖温泉町(現洞爺湖町))に創業者・唐神勝夫が株式会社唐神呉服店を設立
  • 1955年(昭和30年)4月 - 称号を株式会社唐神商店に変更、土産物店を開設
  • 1962年(昭和37年)4月 - 北海道阿寒湖温泉(北海道阿寒郡阿寒町阿寒湖温泉(現釧路市阿寒町))に支店を開設
  • 1965年(昭和40年)4月 - ニュー阿寒ホテル(51室)を阿寒湖温泉に開業
  • 1968年(昭和43年)11月 - 称号をカラカミ観光株式会社に変更
  • 1965年(昭和40年)4月 - 洞爺パークホテル(90室)を洞爺湖温泉に開業
  • 1978年(昭和53年)3月 - 洞爺パークホテル サンパレス(335室)(現洞爺サンパレスリゾート&スパ)を洞爺湖温泉(北海道壮瞥郡壮瞥町壮瞥温泉)に開業
  • 1979年(昭和54年)7月 - ニュー阿寒ホテルに高級別館クリスタルを増築オープン(全280室)
  • 1980年(昭和55年)5月 - 洞爺パークホテルサンパレスの隣にあったホテル大東を買収・改装の上、高級別館クリスタルとしてオープン(全459室)
  • 1980年(昭和55年)9月 - 定山渓ビューホテルを北海道札幌市南区定山渓温泉に新築オープン(381室)
  • 1982年(昭和57年)7月 - 子会社である株式会社阿寒レジャーランドが阿寒湖温泉に阿寒ビューホテルを新築オープン(228室)
  • 1982年(昭和57年)8月 - 洞爺パークホテルサンパレスに大浴場(宇宙一大浴場)とレストランを増築
  • 1985年(昭和60年)12月 -株式会社ホテル市川(のち株式会社ホテルエメラルド)の株式41.7%を取得
  • 1990年平成2年)2月 - 東栄商興株式会社を買収。札幌市豊平区の羊ヶ丘展望台入り口にて経営していた羊ヶ丘展望園をグループ化。レストラン事業へ進出
  • 1991年(平成3年)7月 - 札幌市中央区にてサンシャインスポーツクラブを運営するサンシャインビル株式会社を買収。スポーツ事業へ進出
  • 1992年(平成4年)4月 - 洞爺パークホテルに天翔を増築。ホテル名称を洞爺パークホテル天翔とする
  • 1999年(平成11年)5月 - 東京都千代田区大伝馬町に東京営業所を開設
  • 1995年(平成7年)4月 - ニュー阿寒ホテル本館を解体ののち、新館シャングリラを増築(全370室)
  • 1995年(平成7年)7月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1996年(平成8年)4月 - 定山渓ビューホテル隣接地の第一生命保険の保養所「渓心荘」を買収解体の上、定山渓ビューホテル新館グレートビューを増築オープン。その後隣接するJRグループ保険組合の経営する「白糸荘」を買収
  • 1999年(平成11年)4月 - 和歌山県西牟婁郡白浜町南紀白浜温泉にある株式会社川久を買収。翌月よりホテル川久(88室)の経営を開始
  • 1999年(平成11年)9月 - 株式会社コスモスホテル開発より子会社である株式会社川久が東京都中央区晴海の晴海グランドホテル(210室)および川崎市川崎区の川崎グランドホテル(70室)を営業譲渡
  • 2000年(平成12年)6月 - ホテル運営子会社として株式会社マックスパートを設立。晴海グランドホテルおよび川崎グランドホテルの運営を委託
  • 2000年(平成12年)11月 - 仙台地方裁判所より宮城県仙台市太白区秋保温泉にあるホテル瑞鳳(131室)を落札。前月に設立した株式会社東北カラカミ観光に管理運営を委託。
  • 2001年(平成13年)- 大分県別府市 にある杉乃井ホテルの民事再生法適用に伴い、支援企業として模索するが、失敗に終わる。
  • 2002年(平成14年)7月 - 秋保温泉にある秋保グランドホテル(139室)を株式会社秋保グランドホテルより買収。株式会社東北カラカミ観光へ管理運営を委託
  • 2004年(平成16年)6月 - 和歌山県南紀白浜温泉にて地産グループが運営していたチサン白浜を、子会社である株式会社マックスパートが信託受益権方式にて取得。白浜シーサイドホテル(91室)として営業開始
  • 2004年(平成16年)12月 - 日本証券業協会への株式登録より、ジャスダックへの株式上場へ変更
  • 2005年(平成17年)8月 - 和歌山県南紀白浜温泉の更生会社株式会社古賀の井に子会社である株式会社川久が出資子会社化。ホテルコガノイベイ(172室)、ホテル古賀の井(103室)の営業を開始
  • 2007年(平成19年)2月 - 大阪府大阪市住之江区咲洲コスモスクエアにあるホテルコスモスクエア国際交流センターを子会社である株式会社マックスパートが買収
  • 2008年(平成20年)10月 - 阿寒ビューホテル閉館
  • 2008年(平成20年)12月22日 - 長年の代表者である唐神茂夫死去(会社沿革が株式会社唐神呉服店から始まるので創業者は唐神勝夫となる)
  • 2010年(平成22年)4月 - イメージキャラクターちびまる子ちゃんを起用(定山渓ビューホテル、洞爺サンパレス限定)
  • 2011年(平成23年)5月1日 - 洞爺パークホテル天翔を1年をめどに休館
  • 2011年(平成23年)7月1日 - ホテルエメラルドを1年をめどに休館
  • 2011年(平成23年)9月30日 - ホテルエメラルドを釧路市阿寒町の株式会社阿寒グランドホテル(現・鶴雅リゾート株式会社)へ、川崎グランドホテルを東京都新宿区の住友不動産株式会社へそれぞれ譲渡
  • 2011年(平成23年)11月8日 - マネジメント・バイアウトを目的に株式公開買付けを実施[3]。12月20日に終了。
  • 2012年(平成24年)2月29日 - 洞爺パークホテル天翔を登別市の野口観光株式会社へ譲渡
  • 2012年(平成24年)3月22日 - 株式上場ジャスダック)を廃止[4]
  • 2015年(平成27年)12月22日 - コガノイベイホテルをホテル古賀の井 リゾート&スパへ改称
  • 2016年(平成28年)3月31日 - ホテル古賀の井及び白浜シーサイドホテルを閉館
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 白浜シーサイドホテルを株式会社TMCへ譲渡

主なホテル編集

北海道にあるもの
北海道外にあるもの
  • ホテル瑞鳳 - 倒産閉鎖物件を買収
  • 秋保グランドホテル - 倒産後、買収
  • 晴海グランドホテル - リクルートコスモス(現コスモスイニシア)より買収
  • ホテル川久 - 倒産後、買収
  • 白浜古賀の井 リゾート&スパ(2015年12月22日にコガノイベイホテルより名称変更) - 倒産後、買収
  • ホテルコスモスクエア国際交流センター

かつて営業していたもの編集

  • 洞爺パークホテル 天翔(280室)- 2011年5月より休館、2012年2月に野口観光へ譲渡、現「ザレイクビューTOYA・乃の風リゾート」
  • ホテルエメラルド - 株式会社ホテル市川を吸収合併、2011年9月株式会社阿寒グランドホテル(現・鶴雅リゾート株式会社)へ譲渡、現「あかん湖鶴雅ウイングス」
  • 阿寒ビューホテル - 2008年10月営業終了、閉館ののち解体
  • 川崎グランドホテル - リクルートコスモス(現コスモスイニシア)より買収。2011年9月住友不動産株式会社へ譲渡し、跡地はマンション「センター川崎マーク・レジデンス」になっている。
  • 白浜シーサイドホテル - チサンホテルより買収。2016年3月31日の閉館後、2016年4月に株式会社TMCへ譲渡され、4月15日に白浜シーサイドホテル(名称変更なし)として、再オープンしている[5]
  • ホテル古賀の井 - 倒産後、買収。2016年3月閉館。2016年3月31日の閉館後、湯快リゾートが購入し、「白浜彩朝楽」として2016年7月29日に65室のみでプレオープン、改装を行った上で秋にも145室でグランドオープン予定[6]

脚注編集

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  1. ^ 2017年暮れから使用しており、各ホテルのテレビCMでもラストにこのキャッチコピーと共にロゴが流れる
  2. ^ “ホテル古賀の井が閉館へ 老朽化で耐震改修困難”. 紀伊民報. (2015年9月26日). http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=302194&p=more 2015年11月18日閲覧。 
  3. ^ MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ
  4. ^ カラカミ観光、来月上場廃止…株主総会で決定読売新聞 2012年2月21日
  5. ^ 4月15日に再オープン 白浜シーサイドホテル 紀伊民報 2016年3月22日
  6. ^ 湯快リゾートがプレ営業 白浜の元老舗ホテル 紀伊民報 2016年7月29日

外部リンク編集