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八百津町(やおつちょう)は、岐阜県加茂郡にあるである。

やおつちょう
八百津町
人道の丘公園
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
加茂郡
団体コード 21505-8
法人番号 8000020215058
面積 128.79km2
総人口 10,430
推計人口、2018年10月1日)
人口密度 81人/km2
隣接自治体 恵那市美濃加茂市可児市瑞浪市加茂郡川辺町七宗町白川町可児郡御嵩町
町の木 マツ
町の花 ササユリ
八百津町役場
町長 金子政則
所在地 505-0392
岐阜県加茂郡八百津町八百津3903番地の2
北緯35度28分33.7秒東経137度8分29.6秒
八百津町役場
外部リンク 八百津町

八百津町位置図

― 市 / ― 町・村

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目次

概要編集

八百津町は、北の飛騨川と南の木曽川に挟まれた集落で、海抜120m前後の河岸段丘に沿って住宅、農地が広がっているが、過疎化が進んで人口が減少傾向にある。地場産業の八百津煎餅は、最大時260店舗があったが、現在は32店舗に減少している。

歴史編集

  • 1889年明治22年)7月1日:町制を施行、細目村が八百津町となる
  • 1955年昭和30年)1月31日和知村と合併
  • 1955年(昭和30年)2月1日錦津村と合併
  • 1955年(昭和30年)3月25日:美濃加茂市の一部を編入
  • 1956年(昭和31年)9月:久田見村潮南村福地村と合併
  • 2003年平成15年)4月1日 美濃加茂市と加茂郡の6町1村(坂祝町、富加町、川辺町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村)が、「美濃加茂市・加茂郡町村合併協議会」を設置
  • 2004年(平成16年)12月31日 合併協議会解散
  • 2016年(平成28年)1月17日 - 任期満了に伴う八百津町長選で17日無所属で新人の金子政則氏が初当選、無所属新人の企画広報業で元ヤフー社員の男性と介護事業所経営の男性の2氏を破る。

人口編集

 
八百津町と全国の年齢別人口分布(2005年) 八百津町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 八百津町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
八百津町(に相当する地域)の人口の推移
 
総務省統計局 国勢調査より
 
岐阜県立八百津高等学校

名前の由来編集

八百津の地名の由来は、古代の地名からであるとするもの[1]、町を流れる木曽川に丸山ダムができる以前は木材を流しており、それを集積する港(津)が多い(八百)、などがある。たしかに八百津橋がかかる地域の地名は「港町(八百津町八百津港町)」ではあるが、八百津町のホームページにおいては町名の由来は述べられていない。

歴代町長編集

地域編集

地理編集

岐阜県の中南部に位置し、面積の約8割が山林である。

産業編集

古くから林業が行われているほか、第2次産業が盛んである。

  • 内堀醸造(酢の製造会社)
  • 味噌平醸造(醤油や味噌の製造会社)
  • 合資会社山田商店(蔵元やまだ、酒蔵)
  • 花盛酒造(酒蔵)
  • 佐合食品工業(こんにゃく製品の販売)

小学校編集

中学校編集

高等学校編集

交通編集

鉄道編集

町内に鉄道は通っていない(最寄り駅は名鉄広見線明智駅(可児市)またはJR高山本線古井駅(美濃加茂市)、同中川辺駅(川辺町)。かつては名鉄八百津線が町内を通っており、八百津駅中野駅の2駅があったが、2001年に廃止となった。

バス編集

道路編集

高速道路編集

町の西端を東海環状自動車道が走るが、町内にはインターチェンジはない。最寄は可児御嵩インターチェンジまたは美濃加茂インターチェンジ

一般国道編集
一般県道編集
町内の道路通称名編集
  • 犬山街道(岐阜県道83号多治見白川線の一部、岐阜県道381号多治見八百津線の一部)
  • 二股街道 国道418号。戦時中に中国人と朝鮮人の徴用工を強制連行・強制労働させて掘ったとされる二股トンネル(通称:朝鮮トンネル)がある。

名所・旧跡・観光編集

医療編集

急性心筋梗塞の死亡率が日本1位。全国平均3.8倍編集

八百津町における急性心筋梗塞(心臓発作)の死亡率は全国平均の3.8倍ある。特に女性では3.9倍と非常に高く、人口1万人以上の市区町村で最も死亡率が高い自治体となっている[3]

豚コレラ編集

2018年11月26日、町和知の畑で、野生のイノシシ1頭が死骸で見つかったが、家畜伝染病「豚コレラ」に感染していたと岐阜県は発表した[4]。 また同年12月2日にも、八百津町八百津 (南陽寺の近く)でくくり罠で捕獲したオスのイノシシが豚コレラに感染していたことが分かった。古田肇岐阜県知事は感染拡大について、「八百津町から北西方向に広がる傾向を見せている。」と会見で述べいる[5]。なお八百津町地域振興課は、感染した豚の肉を食べても人体に直ちに影響はない、豚コレラは豚とイノシシの病気であり人に感染することはないとホームページ上で発表している。同年12月25日岐阜県は、家畜伝染病防疫対策本部員会議を開いて対応を協議、自衛隊災害派遣を要請し、自衛隊第一〇師団(司令部・名古屋市守山区)約100名が赴き殺処分にあたった[6]。同年12月28日、八百津町で85頭目の豚コレラ感染イノシシが岐阜県により捕獲される[7]。最初に感染が確認された養豚場から東方に約24キロの山中でわなにかかっているのが発見された。

その他編集

  • 八百津町は、同町が杉原千畝の出身地である主張して[8] [9]、杉原千畝による自筆手記2点を含む日本通過ビザ発給の記録、いわゆる「杉原リスト」[10][11]ユネスコ世界記憶遺産登録申請書を提出した[12]。一方、八百津町が管理する杉原千畝の戸籍には、武儀郡上有知町(現在の美濃市)で出生と書かれている[13]ことが判明したため、これを受けて美濃市が調査したところ、出生地とされる住所には「教泉寺」という寺があり[13]、千畝の父である杉原好水が当時勤務していた税務署が、寺に隣接していた事がわかった[13]。なお、杉原千畝の四男は、週刊新潮の取材に対し、ユネスコに世界記憶遺産として登録申請された手記あるいはその下書きとされている原稿には改竄の疑いがあると述べている[14]。また、2016年12月末、日本ユネスコ国内委員会の要請に従い、「杉原リスト」登録申請書における「birth place:生誕地」の文言を「hometown:出身地」と書き改めた[15]。さらに2017年2月中には、出生について書かれた手記と称する2通文書の取り下げるとともに、同申請書から同町が杉原氏の「hometown:出身地」であると書かれた文章を削除していたことが明らかになった[16]
  • 口裂け女は、1978年12月初めに岐阜県加茂郡八百津町で、農家の老婆が母屋から離れたトイレに立った際、口裂け女を見て腰を抜かしたという噂が『週刊朝日』1979年6月29日号に記事として紹介され当時、社会問題化した[17]

フォトギャラリー編集

出身有名人編集

脚注編集

  1. ^ 岐阜県の地名
  2. ^ 出身地違った?「日本のシンドラー」週刊朝日 1999.9.17
  3. ^ [https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/health-expenditures-topics4/ “「心臓病」の地域格差 データでみる あなたの市区町村は?”]. 日本経済新聞社. (2017年8月12日). https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/health-expenditures-topics4/ 2018年12月27日閲覧。 
  4. ^ “豚コレラ感染のイノシシ、八百津で初確認 計60頭に”. 岐阜新聞. (2018年11月30日). https://www.gifu-np.co.jp/news/20181130/20181130-94543.html 2018年12月10日閲覧。 
  5. ^ “豚コレラ終息めど立たす感染日々拡大八百津より北西へに”. 読売新聞. (2018年12月11日). https://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/news/20181211-OYTNT50152.html 2018年12月17日閲覧。 
  6. ^ “豚コレラ、殺処分7500頭超 自衛隊に災害派遣要請へ ”. フジニュースネットワーク. (2018年12月30日). https://www.fnn.jp/posts/00408475CXll 2018年12月30日閲覧。 
  7. ^ “八百津町で85頭目の豚コレラ感染イノシシ捕獲 ”. 中日新聞. (2018年12月30日). http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018122990190751.htmll 2018年12月30日閲覧。 
  8. ^ 八百津町ホームページ 杉原千畝はどういう人”. 2017年1月6日閲覧。
  9. ^ 八百津町へ行こう|杉原千畝記念館”. 2017年1月6日閲覧。
  10. ^ 平成27年9月24日 岐阜県報道発表資料”. 2017年1月6日閲覧。
  11. ^ ユネスコ記憶遺産(国際登録)国内公募の選定結果について”. 文部科学省 (2015年9月24日). 2017年1月24日閲覧。
  12. ^ “世界記憶遺産へ登録申請 杉原千畝の資料と上野三碑”. 日本経済新聞. (2016年5月20日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02549310Z10C16A5000000/ 2017年1月6日閲覧。 
  13. ^ a b c “千畝氏の出生たどる 戸籍記載の美濃市の寺 四男が訪問”. 岐阜新聞. (2016年7月12日). http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160712/201607120921_27638.shtml 2016年11月16日閲覧。 
  14. ^ 「世界記憶遺産」に申請された命のビザ「杉原千畝」手記の改竄疑惑 週刊新潮 2016年11月02日
  15. ^ “命のビザ、八百津から世界へ 記憶遺産登録へ高まる期待”. 中日新聞. (2017年2月6日). http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20170206/CK2017020602000026.html 2017年2月6日閲覧。 
  16. ^ “出生巡る手記見送り 千畝氏「世界の記憶」申請”. 岐阜新聞. (2017年2月22日). http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170222/201702220830_29059.shtml 2017年2月22日閲覧。 
  17. ^ 平泉悦郎「全国の小中学生を恐れさせる「口裂け女」風説の奇々怪々」、『週刊朝日』83巻27号(通巻3191号)、朝日新聞出版、1979年6月29日、 NCID AN10051537

外部リンク編集