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坂本 哲志(さかもと てつし、1950年11月6日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(6期)。

坂本 哲志
さかもと てつし
生年月日 (1950-11-06) 1950年11月6日(69歳)
出生地 日本の旗熊本県菊池郡陣内村
出身校 中央大学法学部政治学
前職 熊本日日新聞社記者
熊本県議会議員
所属政党自由民主党→)
新党さきがけ[1]→)
(自由民主党[2]→)
無所属[1]→)
グループ改革→)
(無所属→)
自由民主党(石原派
称号 法学士
公式サイト 坂本てつし

選挙区 熊本3区
当選回数 6回
在任期間 2003年11月11日 - 2005年8月8日
2007年7月30日 - 現職

選挙区 菊池郡選挙区
当選回数 4回
在任期間 1991年 - 2003年
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総務副大臣内閣府副大臣第2次安倍内閣)、総務大臣政務官福田康夫改造内閣麻生内閣)、衆議院農林水産委員長熊本県議会議員(4期)、自民党たばこ議員連盟事務局長などを務めた。

来歴編集

熊本県菊池郡陣内村(現大津町)生まれ[3]。祖父、父は特定郵便局長を務めた[4]熊本商科大学付属高等学校(現熊本学園大学付属高等学校)、中央大学法学部政治学科卒業[3]。大学卒業後、熊本日日新聞社に入社した[5]

1991年熊本県議会議員選挙に自由民主党公認で出馬し、初当選。県議を4期務めた[3]

県議時代には岩下栄一や園田博之らとともに新党さきがけに入党したが、1998年に自由民主党に復党する[6]

2003年11月の第43回衆議院議員総選挙熊本3区から無所属で出馬し、自民党前職の松岡利勝を破り初当選した(松岡は比例復活)。当選後、保守系無所属の新人議員5人で院内会派グループ改革」を結成する[5]が翌年6月にはグループ改革は解散[7] 。その後、2004年6月には無所属のまま自民党会派に入り[5]山崎派に入会する[8]

2005年の第44回衆議院議員総選挙も無所属で出馬し[1]、対立候補の松岡に7,892票差で敗れ、落選した。

2006年9月には対立候補だった松岡が第1次安倍内閣農林水産大臣に任命されるが事務所費架空計上問題で追及を受け、2007年5月28日に自殺を遂げた。同年7月、第21回参議院議員通常選挙に合わせた衆議院議員熊本3区補欠選挙に無所属で出馬、松岡の後援会や業界団体の支援を受ける荒木義行前熊本県議を13,295票差で破り、国政に復帰した。当選後の8月7日、無所属のまま院内会派「自由民主党・無所属会」に入会。なお坂本は当選後、自民党熊本県連に入党届を出したもののただちに入党は許可されず、県連は最初に不受理とした[9]。一方で、自由民主党本部が役員連絡会で坂本氏の入党を認める方針を示し、正式に坂本の入党を許可した。これにより会派名が「自由民主党・無所属会」から「自由民主党」に改められた[10]。党本部の決定ということで、県連も入党を許可した。

2008年8月、福田康夫改造内閣総務大臣政務官に任命され、麻生内閣でも再任した。

2009年第45回衆議院議員総選挙では初めて自民党公認で熊本3区から出馬し[1]民主党公認の後藤英友を6,621票差[11]で破り、3選(後藤は比例復活)。

2012年9月の自由民主党総裁選挙では石原伸晃の選挙対策本部長補佐を務めた[12]。同年12月16日の第46回衆議院議員総選挙では、熊本3区で日本維新の会新人の本田浩一らを破り、4選[13]。選挙後に発足した第2次安倍内閣総務副大臣及び内閣府副大臣に任命され、2013年10月まで務めた。総務・内閣府副大臣退任後、衆議院農林水産委員長に就任。

2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙では、熊本3区で5選。

2017年10月22日の第48回衆議院議員総選挙では、熊本3区で6選。

政策・主張編集

復興編集

  • 「熊本地震から1年半。まだまだ復興は緒についたばかり。震災からの復興に全力を挙げる。特に新しい選挙区となった上益城郡は益城町をはじめ、最も被害が大きかった地域。復興を最大の訴えとする。」と発言[14]
  • 「自治体の財政負担を軽減する支援制度をつくること。個々人の住宅や作業場再建、地域再生のために現行の法律や制度を使い勝手がいいように、弾力的に運用できるようにすること。それが一日も早い復興につながる」と発言[14]

環境編集

  • 水俣病ハンセン病の「患者団体や未認定の方々、健康障害を訴えられる方々の意見を細かくくみ上げ、公害問題として国が対処する。水銀に関する条約(水俣条約)を広く世界に知らしめ、公害の原点として、開発途上国への指導と支援をする。」と発言[14]

農業編集

  • 2005年、「中山間地は耕作面積が狭く、収益力も低い。どうやって続けていくか問題。農業法人も入りにくいので、国による所得補償も必要」と発言[15]
  • 2012年、初めて農政連の推薦を得て、TPP断固反対を訴える[16]
  • 2016年、畜産・酪農対策小委員会の委員長として、規制改革会議農業ワーキンググループが提言した生乳取引の自由化に反対[17]
  • たばこ業では、受動喫煙防止を目的とした健康増進法改正について、原則屋内禁煙に反対。

家族観編集

問題とされた発言編集

  • 2007年7月29日の熊本3区補欠選挙に当選した際、坂本が2007年7月30日付で「当選再起を果たすことが出来ました。本当に有(あ)り難(がと)うございました」[23]とウェブサイトに掲載した。公職選挙法178条違反の疑いの指摘を受け、同年8月14日に削除し、謝罪した[24]
  • 2009年1月5日、いわゆる「年越し派遣村」について「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」「学生紛争の時の戦術、戦略が垣間見えるような気がした」と発言[25]し、民主党日本共産党などから「罷免されて然るべき」と批判を受けた[26][27]。翌日に発言を撤回し、謝罪することとなった[28]

所属団体・議員連盟編集

脚注編集

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  1. ^ a b c d 主な候補者の横顔 熊本3区・4区
  2. ^ 川辺川ダムに関する「公開質問状」
  3. ^ a b c 坂本哲志君_衆議院”. www.shugiin.go.jp. 2019年11月8日閲覧。
  4. ^ 朝日新聞 (2005/07/06). “郵政の「義」 反対・棄権・賛成 自民議員、苦悩の判断 【西部】”. 朝刊 社会: 31. 
  5. ^ a b c 国会議員情報:坂本 哲志(さかもと てつし)
  6. ^ 朝日新聞 (1998/09/25). “坂本哲志県議が復党、大西一史県議は入党 自民党県連 /熊本”. 朝刊 熊本. 
  7. ^ 各会派所属議員数及び役員一覧
  8. ^ 朝日新聞 (2005/07/06). “「ポスト小泉」動き加速 郵政法案、薄氷の可決”. 朝刊 政治: 4. 
  9. ^ 朝日新聞 (2007/08/03). “自民県連、坂本氏の復党申請を不受理 役員改選後、再提出を /熊本県”. 朝刊 熊本全県・1地方: 27. 
  10. ^ 19.12.18「自由民主党・無所属会」、「自由民主党」に会派名称変更
  11. ^ 第45回衆議院議員選挙 ~8月30日投票~
  12. ^ 自民党総裁選挙、結果はいかに
  13. ^ 坂本哲志:熊本3区
  14. ^ a b c 朝日新聞 (2017/10/20). “小選挙区候補者アンケート:下 衆院選 /熊本県”. 朝刊 熊本全県・2地方: 30. 
  15. ^ 朝日新聞 (2005年09月02日). “候補者に聞きました 衆院選小選挙区 3区・4区 /熊本県”. 朝刊 熊本全県・2地方: 26. 
  16. ^ 朝日新聞 (2012年12月03日). “(乱流 総選挙@熊本)あす公示、19人準備 /熊本県”. 朝刊 熊本全県・1地方: 35. 
  17. ^ 朝日新聞 (2016・4・4). “生乳取引自由化、提言に自民反対 小委員会で方針”. 朝刊 5総合: 5. 
  18. ^ “受動喫煙対策 自民党内で意見相次ぐ”. 日テレNEWS24 (日本テレビ). (2017年2月9日). http://www.news24.jp/articles/2017/02/09/07353648.html 2018年7月29日閲覧。 
  19. ^ “たばこ全面禁煙めぐり自民党内紛 たばこ業界からの自民党議員への献金も背景に”. 週刊金曜日 (株式会社金曜日). (2017年3月22日). http://blogos.com/article/215079/ 2018年7月29日閲覧。 
  20. ^ 衆議院選挙2017/10/22タバコ対策の公開アンケート”. 日本禁煙学会 (2017年10月24日). 2018年7月29日閲覧。
  21. ^ 「<憲法特集>九州・沖縄の国会議員アンケート(3)主なテーマ」、西日本新聞、2016年4月30日。
  22. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  23. ^ 衆院熊本3区の坂本氏、HPで当選お礼 指摘受け削除 - 政治』朝日新聞、2007年8月15日。
  24. ^ 坂本哲志「お礼の日記」『坂本てつしホームページ』2007年8月15日。
  25. ^ 「本当に働こうという人か」=派遣村で発言
  26. ^ しんぶん赤旗、2009年1月7日
  27. ^ 時事通信、2009年1月6日
  28. ^ 神奈川新聞、2009年1月9日
  29. ^ 「自民党たばこ議員連盟」役員(2017/3/7現在)及び役員へのタバコ販売&耕作者政治連盟からの6年間の献金額(万円)”. 2018年4月11日閲覧。
  30. ^ a b 自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。
  31. ^ 自由民主党 役員表”. 2018年4月11日閲覧。
  32. ^ a b c 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年

外部リンク編集