インスタントジョンソン

日本のお笑い芸人のトリオ
杉山貢一から転送)

インスタントジョンソンは、日本お笑いトリオ太田プロダクション所属。1997年結成。略称は「インジョン

インスタントジョンソン
メンバー じゃい
スギ。
ゆうぞう
別名 インジョン
結成年 1997年
事務所 太田プロダクション
活動時期 1997年 -
出身 太田プロセミナー2期生
出会い 事務所
旧コンビ名 ジャンキー(じゃい)
ホーネッツ(スギ。)
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント
ネタ作成者 じゃい
過去の代表番組 続!ボキャブラ天国
爆笑レッドカーペット
メンB
ドドドドTVなど
同期 いとうあさこ
ニブンノゴ!
シャカ
エルシャラカーニ
あべこうじ
ガリットチュウ
佐久間一行
くまだまさし
松田洋昌(ハイキングウォーキング)など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2003年 お笑いホープ大賞 大賞
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メンバー 編集

じゃい(本名:渡辺 隆広〈わたなべ たかひろ〉1972年3月20日 - )(52歳)
  • ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は一番左。
  • 神奈川県横浜市出身。
  • 身長170cm、体重70kg血液型A型。
  • 趣味は競馬麻雀パチンコスロットゴルフ、映画鑑賞。
  • 芸名の由来は高校時代につけられたあだ名。小4の頃に野球部の先輩から「わたなべんき」と呼ばれて以来それが蔓延して中学時代まで「便器」と呼ばれるようになり、回避するため同級生のいない高校に入学した際につけられた「じゃい」を気に入り、芸名にも用いるようになった。
  • 太田プロセミナーを1期と2期で二度受講している[1]
  • トリオ結成前はコンビ『ジャンキー』として活動。『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)での紅白若手お笑いリアクション大合戦へ出演したことがある。
  • 『稼ぐギャンブル』(太田出版ISBN 978-4778312671ISBN 978-4778313319)という著書を執筆するほどのギャンブル好き。高額配当を当てることも多く2012年12月にはWIN5で3700万円超の高額配当を的中させたほか[2]、2014年1月には再びWIN5で4332万円の配当を的中させ自身の記録を更新した[3]
  • 私生活では19歳から交際を開始し、15年間交際した一般女性と結婚したが、2017年5月15日の自身のブログにてその妻との離婚を公表した。本人曰くその内容は「今(2017年時点)2歳の息子が小学校へ入る4年後に離婚をする」というものであるとの事[4][5]。しかしブログ投稿後、その不可解な内容に一部の芸能人からは非難の声も挙がっていた。また、このブログはじゃいの独断で投稿されており妻には投稿するのを一切告げていなかったという[6]。その後、2017年8月29日には著書『離婚約』を発表している(双葉社ISBN 4575312967ISBN 978-4575312966)。
2021年に離婚約で設定された約束の期限を迎えたが、この年に中学生となった息子(長男)が小学校の卒業文集で「僕は家族を大切にしたいです。(中略)僕が立派になって、お父さんとお母さんを早く助けてあげたいです。」といった内容を記し、それを読んだじゃいの妻が泣きながら「私は何て軽はずみに離婚とか言ってたんだろう」「もっと家族を大切にしなきゃ」などと離婚を思い直した事や、じゃい自身も4年間の猶予を与えられた事によって改心して良き夫、良き父になる努力をした事が功を奏し、現時点(2022年現在)においては「離婚をしないでいけそうな感じ」とゲスト出演したラジオ番組内で報告した[7]
  • 2018年春の『オールスター後夜祭2018春』(TBS)で16問正解・88秒75で総合優勝するも、総合160位(解答者が160人、最下位)を決める番組だったため、賞品を受領できなかった。
  • 麻雀の腕前はプロ級と言われている。熱闘!Mリーグでは「じゃいの眼」のコーナーで打牌解説を担当する[8]
  • 日刊スポーツ杯争奪 スリアロトーナメント2017優勝[9]
  • オールスターリーグ2020 Spring優勝[10]
スギ。(本名:杉山 貢一〈すぎやま こういち〉1972年7月13日 - )(51歳)
ゆうぞう(本名:佐藤 祐造〈さとう ゆうぞう〉1971年9月12日 - )(52歳)
  • 小ボケ担当、立ち位置は一番右。
  • 神奈川県高座郡寒川町出身。
  • 身長167cm、体重78kg。血液型A型。
  • 趣味はボディボード、ゴルフ、ハンチング帽子収集、飲酒。
  • 特技はバスケットボール
  • 代表的なギャグは両手を水平に広げながら「おつかれちゃ〜ん」。「よろしくちゃ〜ん」「ありがとちゃ〜ん」など派生形もある。
  • 「おつかれちゃ〜ん」はゆうぞうが大学時代から普通に挨拶として使っていたが、スギ。の薦めでギャグになった。
  • 他のギャグには「イー!?」「○○してみたいじゃなーい」「それ言うー!?」などがある。ギャグには顔芸を伴うことも多い。
  • 妻はヴァイオリニストの楢村海香。2008年の『お笑いDynamite!』(TBS)にて結婚を発表した。
  • メンバーの中では真面目で、伊集院光と飲みに行った際に伊集院は「おつかれちゃ〜ん」と言ってくれるのを期待したが、最後はきちんと「お疲れさまでした」と挨拶したという[16]
  • 同じく太田プロ所属である滝沢秀一(マシンガンズ)・鈴木奈都本日は晴天なりらと共に『ゆうぞうものまねサークル』を立ち上げ、定期的にメンバー同士でものまねを披露し合っている[17]。また、サークル内でゆうぞうが他のメンバーたちから「ムロツヨシに似ている」と言われたのをきっかけに2017年からものまねするようになった[18]。更に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ)の人気企画「博士と助手~細かすぎて伝わらないモノマネ選手権~」(第23回・2017年12月21日放送分)へ出演し[19]、サークル内での活動がテレビへの出演に繋がる形となった。

概要 編集

  • 主にコント(「野球応援」「ポーキーさんシリーズ」など)。
  • 『ジャンキー』解散後のじゃいがスギ。とコンビ『ジョンソン』を結成。スギ。が太田プロセミナーへ通ってゆうぞうと期間限定コンビ『インスタント』を組み、事務所からトリオでの活動を勧められ現在に至る。トリオ名はその両コンビ名を合わせて命名された[20]。なお、ジョンソンはJ(じゃい)O(面白い)N(な)S(スギ)O(面白い)N(な)の略である[21]
  • ゆうぞうの持ちギャグ「おつかれちゃ〜ん」が特徴的。オチの後、3人並んで体を大きく右(本人らは左)に傾けながら「だぁー」と言って締めるが放送ではよくカットされる。

逸話 編集

  • 同じ事務所の先輩でトリオのダチョウ倶楽部と仲がよく、非常にかわいがられている。
  • 爆笑問題のバク天!』(TBS)において、疲れた人に「おつかれちゃ〜ん」と労う企画へ出演。競馬を観戦後、隣の席にいた人が負けたためすぐさま言おうとしたが「お前がうるさいから負けたんだよ!!」と八つ当たりされ、帰り際に小声で「おつかれちゃ〜ん…」と労っていた。なお、ゆうぞうは隣の人に声をかけるまで一切喋っていなかった。
  • ホリに「もしゆうぞうが『ドラえもん』のキャラクターの声優だったら」というネタでものまねされたことがある。配役はドラえもん野比のび太源静香
  • 土田晃之はネタについて「営業ではスベリ知らず」と評価している。
  • 内村光良ウッチャンナンチャン)は「何回見ても笑える普遍性を持っている。自分もそういうネタが作りたい」と彼らを絶賛している。

主な出演番組 編集

  • インスタントジョンソンの”Shall We Conte?”(2016年 - 、WALLOP
  • トピックマガジン(2021年 - 、テレビ埼玉

スギ。のみ 編集

テレビ番組

ラジオ番組

じゃいのみ 編集

過去のレギュラー 編集

単発出演 編集

テレビドラマ 編集

映画 編集

DVD 編集

  • お笑いタイフーン!DVD「インスタントジョンソンの著作権侵害!?」(2006年4月26日発売 発売元:ソニー・ミュージックディストリビューション
  • 「人の不幸はパフェの味」(2006年8月23日発売 発売元:ソニー・ミュージックダイレクト
  • インスタントジョンソン 初単独ライブ「おつかれちゃ~ん!!」(2006年12月23日発売 発売元:デックスエンタテインメント)
  • インスタントジョンソン 単独ライブ「阿修羅」(2010年10月27日発売 発売元:コンテンツリーグ
  • インスタントジョンソン 単独ライブ「文殊の知恵」(2012年2月22日発売 発売元:バップ

CD 編集

  • 負け犬酒(2009年10月28日。“ポーキー野田とホカニメイ”名義。カップリングは「泉高校校歌」と「負け犬酒(ツッコミver)」)

著書 編集

  • 『竜兵会 - 僕たちいわばサラリーマンです。出世術のすべてがここに。- 』竜兵会著 - ※スギ。のみ参加(2009年4月7日刊行 発行 : 双葉社 ISBN 4575301213 ISBN 978-4575301212
  • 『稼ぐギャンブル - 5000万円稼いだ芸人が教える50の法則 - 』じゃい著(2011年7月21日刊行 発行:太田出版
  • 『竜兵会 - サラリーマン芸人。- 』竜兵会著 - ※スギ。のみ参加(2012年5月10日刊行 : 双葉社 ISBN 4575713872ISBN 978-4575713879
  • 『稼ぐギャンブル [実践編] - 5000万円稼いだ芸人が答える33の質問 - 』じゃい著(2012年6月30日刊行 発行 : 太田出版 ISBN 4778313313ISBN 978-4778313319
  • 『図解 博打が必ず身に付くギャンブルのセオリー - 最強ギャンブラー芸人じゃいばかりがなぜ儲かるのか? - 』じゃい著(2015年4月17日刊行 発行 : ガイドワークス ISBN 4865352074ISBN 978-4865352078
  • 『離婚約』じゃい著(2017年8月29日刊行 発行 : 双葉社)

主な受賞歴 編集

脚注 編集

  1. ^ 太田プロお笑いセミナー 卒業生かく語りき
  2. ^ “3775万円男”インスタントジョンソン・じゃいの桜花賞「大爆勝」予想 - 週プレNEWS・2013年4月6日
  3. ^ 【競馬超大穴列伝】なんと4000万円超えも! 高額配当をゲットしたあの芸能人 - 週プレNEWS・2014年11月9日
  4. ^ インスタントジョンソン じゃい オフィシャルブログ「マルいアタマをぐちゃぐちゃにする」- 『離婚約』(2017年5月15日の記事)
  5. ^ 日刊スポーツ - インスタントジョンソン、じゃい“離婚約”明かす(2017年5月15日の記事)
  6. ^ ライブドアニュース - インスタントジョンソン・じゃい 「離婚約」ブログに非難殺到(2017年5月22日の記事)
  7. ^ インジョン・じゃい 4年前に炎上した“離婚約”騒動の意外な結末「結構感動な話に」”. Sponichi Annex (2021年5月18日). 2022年1月10日閲覧。
  8. ^ 小松正明 (2019年3月14日). “麻雀解説がプロの間で大反響 芸人最強雀士・じゃい「週4日、徹夜で調べています」”. ABEMA麻雀TIMES. AbemaTV. 2023年7月9日閲覧。
  9. ^ インジョンじゃい初優勝 役満サク裂/日刊杯”. nikkansports. 日刊スポーツNEWS (2018年1月5日). 2023年7月9日閲覧。
  10. ^ 芸人最強雀士・じゃい、天国の友に涙の優勝報告「タッキー、優勝したよ!」/麻雀・オールスターリーグ”. ABEMA麻雀TIMES. AbemaTV (2020年7月14日). 2023年7月9日閲覧。
  11. ^ 【出場メンバー第3弾発表】9月14日(金)草津戦にて「ベルマーレレジェンド vs SWERVES」スペシャルマッチ開催!”. 湘南ベルマーレ公式サイト (2012年8月31日). 2012年12月12日閲覧。
  12. ^ 【『Jリーグ芸人バスツアー第1弾』参加者募集のお知らせ】”. 栃木SC公式サイト (2013年8月12日). 2013年10月21日閲覧。
  13. ^ インスタントジョンソン すぎ のブログ「百万円あれば、何だってできるのさっ!」 旧ブログ、2006年10月12日
  14. ^ 占い師の勧め、インジョンすぎ。→スギ。”. Nikkansports.com (2012年8月27日). 2012年9月26日閲覧。
  15. ^ テレ朝チャンネル ダチョ・リブレ #49
  16. ^ 雑学王』2011年2月7日放送分より
  17. ^ 第一回ゆうぞうものまねサークル(仮)”. 本日は晴天なりオフィシャルブログ『本日は晴天なりっ!!』Powered by Ameba (2017年6月12日). 2018年3月4日閲覧。
  18. ^ ゆうぞうものまねサークルから!ついに!!!”. 本日は晴天なりオフィシャルブログ『本日は晴天なりっ!!』Powered by Ameba (2017年12月22日). 2018年3月4日閲覧。
  19. ^ 披露したネタは「フジテレビ『ボクらの時代』より、ムロツヨシ(ゆうぞう)の答えに対して独特のリアクションをする佐藤二朗古賀シュウ)」。
  20. ^ 「笑ナビ 2005」(アンドリュース・プレス、2005年)
  21. ^ 笑喫茶☆つっち〜(10話 2016年1月21日)
  22. ^ 第2回芸能界お抱えシェフ-1グランプリのすぎ。単独映像と子供ができたというナレーションでの報告もあった。
  23. ^ 2018年04月07日のラジオ番組表(栃木・ラジオ1)”. テレビ番組表の記録. 2018年4月7日閲覧。
  24. ^ 熱闘!Mリーグ | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】”. AbemaTV. 2018年10月6日閲覧。
  25. ^ ALL STAR League スペシャルマッチ | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】”. AbemaTV. 2019年5月29日閲覧。
  26. ^ 唯一のオーバー500KBと1位オンエアを記録した回(2001年9月1日放送回)は番組初となるトリオが3組オンエアを獲得した(他のオンエアされたトリオはニブンノゴ!イヌがニャーと泣いた日)。また、彼らがオンエアを獲得した2002年3月16日でもトリオが3組オンエアを獲得している(この回他のオンエアされたトリオはニブンノゴ!とせんたくばさみ)。
  27. ^ この1勝が唯一のオーバー500KBと1位オンエアを記録した2001年9月1日放送回。
  28. ^ この回は登場順の1番から5番の芸人がオンエアを獲得するという珍しい回であった。
  29. ^ 4勝のうち2勝が300KBでのオンエア、しかもオフエアの1回(2003年8月29日放送回)は425KBの高得点でオフエア(5位のラフ・コントロールが437KBでボール3個差)という運の無さもあった。
  30. ^ TBS. “オールスター後夜祭”. TBSテレビ. 2018年10月7日閲覧。
  31. ^ 24時間の大激戦が終了 新年初役満、大逆転テンパイに笑顔…涙…/新春オールスター麻雀大会2019”. Abema 麻雀 TIMES (2019年1月3日). 2019年1月7日閲覧。

外部リンク 編集

じゃい
スギ。
ゆうぞう