緒形直人
日本の俳優 (1967-)
緒形 直人(おがた なおと、1967年〈昭和42年〉9月22日[1] - )は、日本の俳優。
おがた なおと 緒形 直人 | |||||||||||||||
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第31回東京国際映画祭にて(2018年10月) | |||||||||||||||
本名 | 緒形 直人(同じ) | ||||||||||||||
生年月日 | 1967年9月22日(57歳) | ||||||||||||||
出身地 | 日本・神奈川県横浜市[1] | ||||||||||||||
身長 | 171 cm[1] | ||||||||||||||
血液型 | O型 | ||||||||||||||
職業 | 俳優 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ | ||||||||||||||
活動期間 | 1988年 - | ||||||||||||||
活動内容 |
1987年:青年座研究所入所 1988年:『優駿 ORACIÓN』でデビュー | ||||||||||||||
配偶者 | 仙道敦子(1993年 - ) | ||||||||||||||
著名な家族 |
緒形拳(父) 高倉典江(母) 緒形幹太(兄) 緒形敦(長男) 緒形龍(次男) | ||||||||||||||
事務所 | 青年座映画放送[1] | ||||||||||||||
公式サイト | 緒形直人オフィシャルHP | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
テレビドラマ 『北の国から』シリーズ 『同・級・生』 『翔ぶが如く』 『予備校ブギ』 『信長 KING OF ZIPANGU』 『僕だけのマドンナ』 『世界の中心で、愛をさけぶ』 『南極大陸』 『半沢直樹Ⅱ・エピソードゼロ』 『六本木クラス』 映画 『優駿 ORACIÓN』 『タスマニア物語』 『わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語』 『草の乱』 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』 『64-ロクヨン-』 『万引き家族』 『散り椿』 『Fukushima 50』 教養番組 『世界遺産』(ナレーション) | |||||||||||||||
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神奈川県横浜市出身[1]。青年座映画放送所属[1]。父は俳優の緒形拳、母は女優の高倉典江、兄は俳優の緒形幹太、妻は女優の仙道敦子、長男は俳優の緒形敦。
経歴・人物
編集1987年、青年座研究所に入所(その間に『優駿 ORACIÓN』で主演デビュー)。
『信長 KING OF ZIPANGU』で主役を務め、大河ドラマ史上初、2018年までは唯一の親子で大河ドラマ主役を務めた事例となる。
2007年に『北辰斜にさすところ』では、40歳にして旧制高校生の役を演じきった。
2005年、青年座を退団し、劇団の先輩であった西田敏行が所属するオフィスコバックに所属。2023年に青年座へ復帰[2]。
父は緒形拳、母は高倉典江。兄は緒形幹太[3]、妻は仙道敦子[4]という芸能一家である。長男は緒形敦[5]、次男は緒形龍である。
受賞歴
編集この節の加筆が望まれています。 |
- 1988年度
- 第12回日本アカデミー賞 新人俳優賞(『優駿 ORACIÓN』)
- 第31回ブルーリボン賞 新人賞(『優駿 ORACIÓN』)
- 第62回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞(『優駿 ORACIÓN』)
- 第1回石原裕次郎新人賞(『優駿 ORACIÓN』)
- 1996年度
- 第20回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(『わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語』)
- 2018年度
- 2020年度
出演
編集テレビドラマ
編集- 銀河テレビ小説 (NHK総合)
- 新橋烏森口青春篇(1988年) - 椎名誠
- 北の国から '89帰郷(1989年、フジテレビ) - 和久井勇次
- 同・級・生(1989年、フジテレビ) - 鴨居透
- さよなら李香蘭(1989年、フジテレビ)
- 荒木又右衛門 決闘・鍵屋の辻(1990年、NHK総合) - 河合又五郎
- 大河ドラマ (NHK総合)
- 翔ぶが如く(1990年) - 西郷従道
- 信長 KING OF ZIPANGU[7](1992年、NHK総合) - 主演・織田信長
- 予備校ブギ(1990年、TBS) - 上条茂樹
- 松本清張作家活動40周年記念 西郷札(1991年、TBS) - 樋村雄吾
- 愛するということ(1993年、TBS) - 森山良介
- ボクの就職(1994年、TBS) - 主演・西条浩介
- 100億の男(1995年、関西テレビ) - 富沢琢矢
- 愛とは決して後悔しないこと(1996年、TBS) - 主演・太田康弘
- 忠臣蔵(1996年、フジテレビ) - 浅野内匠頭
- 金曜時代劇 / スキッと一心太助(1999年、NHK総合) - 一心太助
- Pure Soul〜君が僕を忘れても〜(2001年、読売テレビ) - 高原浩介
- 女と愛とミステリー / 高木検事室の事件簿 紫陽花は死の香り(2001年9月2日、テレビ東京・BSジャパン) - 高木彰
- 松本清張没後10年記念・張込み(2002年、テレビ朝日) - 下岡
- 夏の日の恋〜Summer Time〜(2002年、NHK総合) - 春日哲
- 月曜ゴールデンドラマ 横山秀夫シリーズ「第三の時効」(2003年、TBS) - 森隆弘
- 僕だけのマドンナ(2003年、フジテレビ) - 本田義孝
- 世界の中心で、愛をさけぶ(2004年、TBS) - 松本朔太郎
- 連続テレビ小説(NHK総合)
- 土曜ワイド劇場 / ユニット(2006年2月11日、テレビ朝日) - 真鍋篤
- ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛〜(2007年9月16日、TBS)伊集院静
- 鞍馬天狗(2008年、NHK総合) - 近藤勇
- 天国で君に逢えたら(2009年9月、TBS) - 飯塚シュージ
- 連続ドラマW ビート(2011年2月13日、WOWOW) - 樋口顕
- 南極大陸(2011年10月 - 12月、TBS) - 内海典章
- ドラマスペシャル / 愛・命 〜新宿歌舞伎町駆け込み寺〜(2011年12月17日、テレビ朝日) - 村松ケンジ
- 尾根のかなたに〜父と息子の日航機墜落事故〜(2012年10月7日・14日、WOWOW) - 上杉正義
- テレビ朝日開局55周年記念 黒澤明ドラマスペシャル / 上意討ち 拝領妻始末(2013年2月9日、テレビ朝日) - 笹原与五郎
- テレビ未来遺産“終戦”特別企画 / 報道ドラマ 生きろ 〜戦場に残した伝言〜(2013年8月7日、TBS) - 島田叡
- 認知症の私からあなたへ(2015年11月17日、NHK総合) - 佐藤雅彦
- 人間の証明(2017年、テレビ朝日) - 横渡伸介
- ダイアリー(2018年、NHK BSプレミアム) - 高野誠
- 半沢直樹II・エピソードゼロ〜狙われた半沢直樹のパスワード〜(2020年、TBS) - 城崎勝也
- 連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~ 第1話・第2話(2020年、WOWOW)- 諸星要司
- 連続ドラマW トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち(2021年、WOWOW)- 古賀幸秀
- 半径5メートル(2021年、NHK総合) - 巻上俊彦
- 六本木クラス(2022年7月7日 - 9月29日、テレビ朝日) - 松下博嗣 [9]
- 松本清張ドラマスペシャル 第一夜「顔」(2024年1月3日、テレビ朝日) - 岩城昌義[10]
- アンチヒーロー(2024年4月14日 - 6月16日、TBS) - 志水裕策[11][12]
配信ドラマ
編集ナレーション
編集- 世界遺産(1996年 - 2001年、TBS)
- スポーツ大陸(不定期、NHK総合)
- メヂカラ(2008年 - 2010年、TBS)
- グレートネイチャー・スペシャル「アマゾン 天空の密林~新種発見に挑む~」(2018年11月3日、NHK BSプレミアム)
その他テレビ番組
編集- 第42回NHK紅白歌合戦(1991年12月31日、NHK総合・ラジオ第1) - 審査員
- 人間ビジョンスペシャル「霧の日記〜アリューシャンからの伝言〜」(2003年2月16日、北海道テレビ放送制作・テレビ朝日系全国ネット) - 日記朗読
- にっぽん巡礼(2009年1月(正月特番)、NHK総合)
- プレミアム8・トライ・エイジ〜三世代の挑戦〜「第一回 島家三代の物語」(2011年2月3日、NHK BShi)- 島秀雄
- 遠くへ行きたい(2014年4月6日、読売テレビ)
- 探偵!ナイトスクープ(2014年4月12日、朝日放送) - 顧問
- 古舘トーキングヒストリー 〜忠臣蔵、吉良邸 討ち入り 完全実況〜(2016年12月10日、テレビ朝日) - 大石内蔵助
映画
編集- 優駿 ORACIÓN(1988年、東宝) - 渡海博正
- タスマニア物語(1990年、東宝) - 中山博
- スペインからの手紙(1993年、松竹) - 飯島明夫
- 東京兄妹(1995年、ギャガ) - 日暮健一
- きけ、わだつみの声 Last Friends(1995年、東映) - 鶴谷勇介
- わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語(1996年、東映) - 宮沢賢治
- マグニチュード 明日への架け橋(1997年) - 佐伯誠
- 北京原人 Who are you?(1997年、東映) - 佐倉竜彦
- 郡上一揆(2000年) - 定次郎
- 戦場に咲く花(2001年) - 菊地浩太郎
- 陽はまた昇る(2002年) - 江口涼平
- 草の乱(2004年) - 井上傳蔵
- 深紅(2005年、東映) - 都築則夫
- 北辰斜にさすところ(2007年) - 草野正吾
- 火天の城(2009年) - 大庄屋陣兵衛
- さよなら夏休み(2010年)
- SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年) - 島大介
- 遺体 明日への十日間(2013年) - 土門健一
- 武士の献立(2013年、松竹) - 大槻伝蔵
- サクラサク(2014年、東映) - 大崎俊介
- 王妃の館(2015年、東映) - 金沢貫一
- 64 -ロクヨン- 前編・後編(2016年5月7日、6月11日) - 目崎正人[14]
- 望郷(2017年) - 大崎正一郎[15]
- 万引き家族(2018年、ギャガ) - 柴田譲
- 散り椿(2018年) - 篠原三右衛門[16]
- えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。(2018年) - 山咲吉兵
- 闇の歯車(2019年)- 伊黒清十郎
- エンジェルサイン「別れと始まり」(2019年) - 夫 役
- 帰郷 (2020年) - 源太
- Fukushima 50(2020年) - 野尻庄一
- もみの家(2020年)- 佐藤泰利
- 護られなかった者たちへ(2021年、松竹)- 城之内猛[17]
- 聖地X(2021年)- 江口
- 川っぺりムコリッタ(2022年、KADOKAWA) - 沢田
- シサㇺ(2024年) - 松前藩士 [18]
- シンペイ〜歌こそすべて(2025年公開予定) - 島村抱月[19]
Vシネマ
編集- 修羅の血涙(2007年、企画・脚本:的場浩司) - 警視庁警部補 葛城健治 ※友情出演
CM
編集- IHI (旧:石川島播磨重工業時代の企業イメージキャラクター)
- JAL 日本航空
- ハウス食品
- JA共済
- SONY
- サントリー こだわり限定醸造・麦の贅沢、小麦でつくったホワイトビール
- NTT[20][21]
- 関西電力
- 公共広告機構 (現:ACジャパン)「一人にならない。一人にさせない。」(ナレーション)(2006年)
- 日産自動車 PURE DRIVE 「両輪」篇、「定義」篇、「マーチ」篇、「セレナ」篇、「エクストレイル」篇 (ナレーション)
- 田中貴金属工業
- 東宝住宅 THE HOUSE 大手町
- 日本財団 子どもサポートプロジェクト(ナレーション)
ラジオ
編集- 緒形君と的場君(ニッポン放送「伊集院光のOh!デカナイト」箱番組)
- ラジオドラマ「『虹の行方』~自分と向き合うために~」(2025年、Audee) - 村岡省吾 役
脚注
編集- ^ a b c d e f “緒形 直人 - 青年座映画放送”. 劇団青年座. 2024年1月16日閲覧。
- ^ “|オフィスコバック|”. オフィスコバック. 2024年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月18日閲覧。 “この度、弊社所属の緒形直人は契約期間満了に伴い退所する事となりました。在籍中、皆様には大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。2023年4月6日から古巣である青年座映画放送株式会社の所属になります。引き続き宜しくお願い致します。”
- ^ 荒井幸博. “緒形幹太と直人兄弟は共に41歳だった。”. 2015年9月12日閲覧。
- ^ “松本清張作家活動40周年記念ドラマスペシャル・西郷札”. TBS. 2015年9月12日閲覧。
- ^ “祖父は緒形拳さん!父は緒形直人!緒形敦が「陸王」で俳優デビュー”. SANSPO.COM. (2017年10月15日) 2017年10月15日閲覧。
- ^ 第42回ヨコハマ映画祭 2020年日本映画個人賞、ヨコハマ映画祭実行委員会、2020年12月7日閲覧。
- ^ 番組エピソード大河ドラマ『信長 KING OF ZIPANGU』-NHKアーカイブス
- ^ “朝ドラ「おむすび」に緒形直人、キムラ緑子、新納慎也、内場勝則、内海崇、岡嶋秀昭が出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年7月26日). 2024年7月26日閲覧。
- ^ “「六本木クラス」に中尾明慶やさとうほなみら8名出演、初回放送は7月7日”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年6月7日) 2022年6月7日閲覧。
- ^ “後藤久美子×武井咲W主演の松本清張原作ドラマ「顔」に上川隆也、陣内孝則ら出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年11月29日). 2023年11月29日閲覧。
- ^ “日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト 相関図”. 日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト. TBSテレビ (2024年4月14日). 2024年4月14日閲覧。
- ^ “日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト 相関図”. 日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト. TBSテレビ (2024年5月5日). 2024年5月5日閲覧。
- ^ “緒形敦、豊臣秀吉役の父・緒形直人と初めて同じ作品に出演”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年1月18日) 2019年2月24日閲覧。
- ^ “綾野剛×榮倉奈々×瑛太×三浦友和×永瀬正敏ら超豪華キャスト!佐藤浩市主演『64』に集結”. シネマトゥデイ (2015年3月26日). 2015年3月26日閲覧。
- ^ “湊かなえ「望郷」映画化決定!貫地谷しほり&大東駿介がW主演”. 映画.com (2017年7月5日). 2017年7月5日閲覧。
- ^ “岡田准一と西島秀俊が時代劇で初共演、木村大作の監督3作目「散り椿」”. 映画ナタリー. (2017年5月24日) 2017年5月24日閲覧。
- ^ "佐藤健×阿部寛『護られなかった者たちへ』新キャスト発表 永山瑛太と緒形直人が被害者役に". Real Sound. blueprint. 31 March 2021. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “寛一郎主演「シサㇺ」に三浦貴大、和田正人、坂東龍汰、平野貴大、サヘル・ローズら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月29日). 2024年3月29日閲覧。
- ^ “映画『シンペイ〜歌こそすべて』作品情報”. 映画.com. エイガ・ドット・コム. 2024年9月12日閲覧。
- ^ 「CF撮影余話」『近代企業リサーチ 11月10日』第601号、中小企業経営管理センター事業部、1989年11月10日、77頁、NDLJP:2652102/39。
- ^ 「CF撮影余話」『近代企業リサーチ 9月10日』第620号、中小企業経営管理センター事業部、1990年9月10日、77頁、NDLJP:2652121/39。