愛加あゆ

日本の女優
赤咲伶奈から転送)

愛加 あゆ(まなか あゆ、1987年[1]10月18日[2] - )は、日本女優。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役[3]

まなか あゆ
愛加 あゆ
生年月日 (1987-10-18) 1987年10月18日(36歳)
出身地 日本の旗 日本 富山県富山市
身長 161cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 2005年 -
活動内容 2005年:宝塚歌劇団入団、雪組配属
2012年:雪組トップ娘役就任
2014年:宝塚歌劇団退団
2015年:芸能活動再開
著名な家族 夢咲ねね(姉)
事務所 ワタナベエンターテインメント
公式サイト 愛加あゆ 公式プロフィール
主な作品
宝塚歌劇
若き日の唄は忘れじ
ベルサイユのばら
Shall we ダンス?
舞台
王家の紋章
ブロードウェイと銃弾
ピピン
ドラマ
東京男子図鑑
おじさんはカワイイものがお好き。
備考
宝塚歌劇団卒業生
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富山県富山市[4]、文京区立第七中学校出身[4]。身長161cm[1]。血液型A型[2]。愛称は「あゆ」、「あゆっち」、「れな」[4]

所属事務所はワタナベエンターテインメント[1]

来歴 編集

2003年、宝塚音楽学校入学[1]

2005年、宝塚歌劇団に91期生として入団[5]。入団時の成績は4番[5]花組公演「マラケシュ・紅の墓標エンター・ザ・レビュー」で初舞台[2]。その後、雪組に配属[5]

愛くるしい笑顔で早くから注目を集め、2009年、水夏希愛原実花トップコンビ大劇場お披露目となる「ロシアン・ブルー」で、新人公演初ヒロイン[6][7][3]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める[8]

2010年、音月桂トップお披露目となる「はじめて愛した」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[9][3]

2011年の「ニジンスキー」(バウホール・日本青年館公演)で、2度目の東上公演ヒロイン[10][3]

2012年12月25日付で雪組トップ娘役に就任[3][11]壮一帆の相手役として、翌年の「ベルサイユのばら」でトップコンビ大劇場お披露目[7][8]マリー・アントワネット役を演じる[7][8]

2014年8月31日、「一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を壮と同時退団[3]

退団後はワタナベエンターテインメント所属となり、舞台を中心に活動を続けている[1]

人物 編集

宝塚入団前には子役としてドラマやCMに出演していた経験がある[1][11]

実姉は元星組トップ娘役の夢咲ねねであり、同時期に姉妹が揃ってトップ娘役を務めるのは、宝塚史上初のこととなった[7][11]

宝塚歌劇団時代の主な舞台 編集

初舞台 編集

雪組時代 編集

雪組トップ娘役時代 編集

出演イベント 編集

  • 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
  • 2009年6月、『百年への道』(コーラス)
  • 2009年11月、音月桂ディナーショー『The K-ing. DOM-進化するK-』[12]
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2013年10月、第52回『宝塚舞踊会』[13]
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』

宝塚歌劇団退団後の主な活動 編集

舞台 編集

ドラマ 編集

受賞歴 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 3/29〜4/1のみ壮一帆と特別出演。
  2. ^ 山口乃々華とWキャスト。
  3. ^ 彩吹真央とWキャスト。

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g INC, SANKEI DIGITAL (2015年3月13日). “愛加あゆ、宝塚退団後初ドラマ!ワタナベエンタと契約し女優転身”. サンスポ. 2023年10月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e f ミュージカル「ON AIR〜夜間飛行〜」愛加あゆインタビュー”. ローチケ演劇宣言! (2015年1月19日). 2015年1月19日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年10月2日閲覧。
  4. ^ a b c 『宝塚おとめ 2014年度版』 阪急コミュニケーションズ、2014年、83頁。ISBN 978-4-484-14522-8
  5. ^ a b c 100年史(人物) 2014, p. 117.
  6. ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 317.
  7. ^ a b c d e f g h i j k 100年史(人物) 2014, p. 157.
  8. ^ a b c d e f g h i j k 雪組新トップコンビプロフィール | 宝塚歌劇 雪組公演『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-”. kageki.hankyu.co.jp. 2023年10月2日閲覧。
  9. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 248.
  10. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 243.
  11. ^ a b c d 宝塚史上初!姉妹でトップ娘役就任/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年10月3日). 2023年10月2日閲覧。
  12. ^ 音月桂ディナーショー「The K-ing.DOM-進化するK-」('09年雪組・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  13. ^ 第52回「宝塚舞踊会」('13年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  14. ^ a b アドラー心理学を下敷きにした注目の舞台『嫌われる勇気』 愛加あゆインタビュー”. 宝塚ジャーナル (2015年9月29日). 2015年9月29日閲覧。
  15. ^ 期待の新作ショーステージ『GEM CLUB』に出演!愛加あゆインタビュー”. 宝塚ジャーナル (2016年3月10日). 2016年3月10日閲覧。
  16. ^ 「FAIRY TAIL」開幕!魔法の世界を再現し「今までにない感覚の舞台」を”. ステージナタリー. ナターシャ (2016年4月30日). 2016年4月30日閲覧。
  17. ^ 「王家の紋章」初日開幕&再演決定に浦井健治が感無量「この絆は変わらない」”. ステージナタリー. ナターシャ (2016年8月5日). 2016年8月5日閲覧。
  18. ^ 音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』原田優一×愛加あゆインタビュー!「日本人の琴線に触れる音楽と物語」”. エンタステージ (2016年10月4日). 2016年10月4日閲覧。
  19. ^ 「王家の紋章」バージョンアップ!浦井健治の新シーンに新妻聖子身悶え”. ステージナタリー. ナターシャ (2017年4月7日). 2017年4月7日閲覧。
  20. ^ 末満健一「グランギニョル」、染谷俊之・三浦涼介が耽美な吸血種を好演”. ステージナタリー. ナターシャ (2017年7月29日). 2017年7月29日閲覧。
  21. ^ ミュージカル「デパート!」、太田基裕「御来店お待ちしております」”. ステージナタリー. ナターシャ (2017年11月3日). 2017年11月3日閲覧。
  22. ^ 「ブロードウェイと銃弾」明日開幕、浦井健治「城田優のタップがカッコいい」”. ステージナタリー. ナターシャ (2018年2月6日). 2018年2月6日閲覧。
  23. ^ 高橋胡桃「今までの集大成」、ホットポットクッキング「GJ」開幕”. ステージナタリー. ナターシャ (2018年4月13日). 2018年4月13日閲覧。
  24. ^ 愛と呪縛の花園で繰り広げられる母娘の物語、末満健一「マリーゴールド」開幕”. ステージナタリー. ナターシャ (2018年8月26日). 2018年8月26日閲覧。
  25. ^ ミュージカル「深夜食堂」開店、マスターの筧利夫「常連とワイワイやりに来て!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2018年10月27日). 2018年10月27日閲覧。
  26. ^ a b 『KAKAI歌会2019』原田優一、出雲綾、畠中洋、愛加あゆインタビュー”. 演劇キック. 宝塚ジャーナル (2019年3月1日). 2019年3月1日閲覧。
  27. ^ 舞台版「PSYCHO-PASS」開幕に久保田悠来「“最高パス”です」”. ステージナタリー. ナターシャ (2019年10月26日). 2019年10月26日閲覧。
  28. ^ 地球ゴージャス二十五周年祝祭公演『星の大地に降る涙 THE MUSICAL』”. 演劇キック (2020年4月13日). 2020年4月13日閲覧。
  29. ^ 城田優とHey! Say! JUMPの高木雄也、ミュージカル「ブロードウェイと銃弾」でW主演”. ステージナタリー. ナターシャ (2020年11月5日). 2020年11月5日閲覧。
  30. ^ 紅ゆずる主演「エニシング・ゴーズ」大野拓朗、廣瀬友祐ら共演者が明らかに”. ステージナタリー. ナターシャ (2020年12月25日). 2020年12月25日閲覧。
  31. ^ TRUMPシリーズ最新作「ヴェラキッカ」主演は美弥るりか、共演に松下優也・平野綾ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2021年10月27日). 2021年10月27日閲覧。
  32. ^ “佐奈宏紀&石井雅登が主演務める「あなたの初恋探します」公演詳細明らかに”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年2月23日). https://natalie.mu/stage/news/466845 2022年2月23日閲覧。 
  33. ^ 福田悠太主演「ボーイング・ボーイング」CA役は愛加あゆ・大友花恋・飯窪春菜”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年2月16日). 2022年2月16日閲覧。
  34. ^ 森崎ウィン主演で「ピピン」再演決定!Crystal Kayら続投、新キャストに愛加あゆ”. ステージナタリー. ナターシャ (2021年6月18日). 2021年6月18日閲覧。
  35. ^ SixTONESジェシーが“バイオエクソシスト”に!「ビートルジュース」演出は福田雄一”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年3月20日). 2023年3月20日閲覧。
  36. ^ Inc, Natasha. “宝塚歌劇団雪組、まもなく100周年!「Greatest Dream」に麻実れいら卒業生が集結”. ステージナタリー. 2023年10月2日閲覧。
  37. ^ Inc, Natasha. “「THE CIRCUS!」チーム再集結の「The Agent」主演・屋良朝幸が元FBI捜査官に(コメントあり)”. ステージナタリー. 2023年10月2日閲覧。
  38. ^ 村上淳&林遣都が料理で悩み解決 新ドラマ『シメシ』来月スタート”. ORICON (2015年5月26日). 2015年5月27日閲覧。
  39. ^ 100年史(人物) 2014, p. 57.

参考文献 編集

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク 編集