2015年の横浜DeNAベイスターズ
2015年の横浜DeNAベイスターズでは2015年の横浜DeNAベイスターズの動向についてまとめる。
2015年の横浜DeNAベイスターズ | |
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成績 | |
セントラル・リーグ6位 | |
62勝80敗1分 勝率.437 | |
本拠地 | |
都市 | 神奈川県横浜市中区 |
球場 | 横浜スタジアム |
球団組織 | |
オーナー | 南場智子 |
経営母体 | ディー・エヌ・エー (DeNA) |
監督 | 中畑清 |
スローガン | |
導 | |
« 2014 2016 » |
概要
編集開幕前はDeNAが親会社になって以来オーナーを務めていた春田真(DeNA会長)がDeNA退社を理由に1月にオーナーを辞任し、DeNA創業者である南場智子(同社取締役)がオーナーに就任、南場は日本プロ野球史上初めての女性の球団オーナーとなった[1][2]。そのシーズン開幕前の矢先、グリエル兄弟が故障の治療を理由に突如来日を拒否(後に来日せず退団)、雲行きが不安視されたシーズン開幕当初だったが、3・4月を15勝13敗で乗り切り、5月中旬に最大貯金11で首位となる。しかし交流戦に入ると突如失速し、3勝14敗1分、交流戦歴代ワースト記録となる勝率.176を記録した。それでも前半戦は首位で折り返したものの、後半戦に入ると徐々に順位を下げ、8月下旬にはとうとう最下位に転落。最後は2012年シーズン以来の最下位となり、中畑監督は責任を取って辞任、後任にはアレックス・ラミレスが就任した[3]。
レギュラーシーズン
編集
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順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
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1位 | 巨人 | -- | DeNA | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | ヤクルト | -- |
2位 | ヤクルト | 1.0 | 巨人 | 1.0 | 巨人 | 1.0 | 巨人 | 0.5 | ヤクルト | 1.0 | 巨人 | 1.5 |
3位 | DeNA | 1.0 | 阪神 | 5.0 | ヤクルト | 2.0 | ヤクルト | 1.5 | 巨人 | 1.0 | 阪神 | 6.0 |
4位 | 中日 | 2.0 | 中日 | 6.0 | DeNA | 2.0 | 広島 | 4.5 | 広島 | 4.5 | 広島 | 6.5 |
5位 | 阪神 | 2.5 | ヤクルト | 6.0 | 広島 | 3.5 | DeNA | 5.0 | DeNA | 8.5 | 中日 | 13.0 |
6位 | 広島 | 5.5 | 広島 | 6.5 | 中日 | 6.0 | 中日 | 9.0 | 中日 | 8.5 | DeNA | 14.5 |
期間 成績 |
15勝13敗 勝率.536 |
16勝10敗 勝率.615 |
4勝14敗1分 勝率.222 |
9勝13敗 勝率.409 |
10勝16敗 勝率.385 |
8勝14敗 勝率.364 |
最終成績
編集順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 東京ヤクルトスワローズ | 76 | 65 | 2 | .539 | 優勝 |
2位 | 読売ジャイアンツ | 75 | 67 | 1 | .528 | 1.5 |
3位 | 阪神タイガース | 70 | 71 | 2 | .496 | 6.0 |
4位 | 広島東洋カープ | 69 | 71 | 3 | .493 | 6.5 |
5位 | 中日ドラゴンズ | 62 | 77 | 4 | .446 | 13.0 |
6位 | 横浜DeNAベイスターズ | 62 | 80 | 1 | .437 | 14.5 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 12 | 6 | 0 | .667 | 優勝 |
2位 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 | 6 | 1 | .647 | 0.5 |
3位 | 埼玉西武ライオンズ | 10 | 6 | 2 | .625 | 1.0 |
4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
6位 | 阪神タイガース | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
7位 | 広島東洋カープ | 9 | 9 | 0 | .500 | 3.0 |
8位 | 東京ヤクルトスワローズ | 8 | 9 | 1 | .471 | 3.5 |
9位 | オリックス・バファローズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 4.0 |
10位 | 中日ドラゴンズ | 7 | 10 | 1 | .412 | 4.5 |
11位 | 読売ジャイアンツ | 7 | 11 | 0 | .389 | 5.0 |
12位 | 横浜DeNAベイスターズ | 3 | 14 | 1 | .176 | 8.5 |
- ヤクルト 8-17
- 巨人 10-15
- 阪神 11-14
- 広島 15-10
- 中日 15-10
- 交流戦 3-14
- ソフトバンク 1-2
- 日本ハム 0-3
- ロッテ 1-2
- 西武 0-2
- オリックス 1-2
- 楽天 0-3
出来事
編集- 1月7日 - 2015年シーズンのチームスローガンを『導』に決定したことを発表[4]。
達成記録
編集入団・退団
編集シーズン開幕前
編集本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。
入団編集
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退団編集
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シーズン開幕後
編集本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
入団編集
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退団編集
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制限選手編集
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選手・スタッフ
編集
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2015 WBSCプレミア12選出選手
編集詳細は「2015 WBSCプレミア12 日本代表」を参照
日本代表 |
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山﨑康晃 |
筒香嘉智 |
オールスターゲーム2015
編集詳細は「2015年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手及びスタッフ
ポジション | 名前 | 選出回数 |
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抑え投手 | 山﨑康晃 | 初 |
投手 | 田中健二朗 | 初 |
一塁手 | ロペス※ | 初 |
外野手 | 筒香嘉智※ | 初 |
梶谷隆幸※ | 初 |
- 太字はファン投票による選出、※印は選手間投票による出場、他は監督推薦による出場。
ドラフト
編集詳細は「2015年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
順位 | 選手名 | 守備 | 所属 | 結果 |
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1位 | 今永昇太 | 投手 | 駒澤大学 | 入団 |
2位 | 熊原健人 | 投手 | 仙台大学 | 入団 |
3位 | 柴田竜拓 | 内野手 | 國學院大學 | 入団 |
4位 | 戸柱恭孝 | 捕手 | NTT西日本 | 入団 |
5位 | 綾部翔 | 投手 | 霞ヶ浦高 | 入団 |
6位 | 青柳昴樹 | 外野手 | 大阪桐蔭高 | 入団 |
7位 | 野川拓斗 | 投手 | 鷺宮製作所 | 入団 |
育成選手ドラフト | ||||
1位 | 網谷圭将 | 捕手 | 千葉英和高 | 入団 |
2位 | 山本武白志 | 内野手 | 九州国際大学付属高 | 入団 |
3位 | 田村丈 | 投手 | 関西学院大学卒 | 入団 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “役員人事に関するお知らせ”. ディー・エヌ・エー (2015年1月16日). 2018年10月28日閲覧。
- ^ “プロ野球初の女性オーナー誕生 DeNA新オーナーに南場智子氏”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2015年1月16日) 2018年10月28日閲覧。
- ^ 中畑清監督退任のお知らせ 2015年10月3日 横浜DeNAベイスターズ公式サイト(2016年3月3日閲覧)
- ^ 横浜DeNAベイスターズ 2015年シーズンスローガン決定 2015年1月5日 横浜DeNAベイスターズ公式サイト(2016年3月3日閲覧)
- ^ “ハマの番長”三浦、23年連続勝利!工藤&山本昌に並ぶプロ野球タイ 2015年5月5日 スポーツニッポン(2016年3月3日閲覧)
- ^ 山崎康、与田超え新人新32S 9回ピシャリ「CS進出します」 2015年8月21日 スポニチアネックス (2016年3月3日閲覧)
- ^ デュアン・ビロウ選手 入団記者会見 2015年7月3日 横浜DeNAベイスターズ公式サイト(2016年3月3日閲覧)
- ^ 2015年度選手契約について(Y.グリエル選手) 2015年4月2日 横浜DeNAベイスターズ公式サイト(2016年3月3日閲覧)
- ^ 2015年度選手契約について(L.グリエル Jr.選手) 2015年4月2日 横浜DeNAベイスターズ公式サイト(2016年3月3日閲覧)
- ^ 登録名変更のお知らせ 2015年1月30日 横浜DeNAベイスターズ公式サイト(2016年3月3日閲覧)
- ^ 砂田毅樹選手 支配下選手として契約 2015年6月7日 横浜DeNAベイスターズ公式サイト(2016年3月3日閲覧)