マクラクラン勉

日本のプロテニス選手

マクラクラン勉(マクラクラン べん、1992年5月10日 - )は、ニュージーランド出身、日本国籍の男子プロテニス選手。「ベン・マクラクラン」とも表記される。ATPツアーでダブルス5勝を挙げている。自己最高ランキングはダブルス18位。身長185cm。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。

マクラクラン勉
Ben McLachlan
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マクラクラン勉
基本情報
フルネーム Ben McLachlan
国籍  ニュージーランド (2012–17)
日本の旗 日本 (2017–現在)
出身地  ニュージーランド
クイーンズタウン
居住地 クイーンズタウン
生年月日 (1992-05-10) 1992年5月10日(28歳)
身長 185㎝
体重 79kg
利き手
バックハンド 片手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2012年
ツアー通算 5勝
シングルス 0勝
ダブルス 5勝
生涯獲得賞金 734,631 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト4(2018)
全仏 1回戦(2018・19)
全英 ベスト8(2018)
全米 ベスト8(2019)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全豪 1回戦(2019)
全仏 1回戦(2018・19)
全英 3回戦(2018)
全米 1回戦(2018)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 1回戦(2018)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 729位(2015年6月15日)
ダブルス 18位(2018年11月5日)
2020年1月18日現在

来歴編集

~2016年編集

ニュージーランド・クイーンズタウン出身。父親はニュージーランド人、母親は日本人である[1]

6歳でテニスを始めるが、少年時代はラグビーバスケットボールなどもやっていた[2]。また父親が空手をやっていた影響でマクラクラン自身も空手の緑帯(6級)を持っている[2]

母親の故郷である大阪府柏原市に4か月ほど在住経験があり、当地の小学校に通学したこともあったという[3]

13歳の時にテニスに専念[2]。2008年の世界スーパージュニアテニス選手権大会ではニュージーランド代表として出場し、少年男子ダブルスでミロシュ・ラオニッチとの対戦経験がある[4]

長じて兄と共にカリフォルニア大学バークレー校に進み、テニスに打ち込む[5]。大学卒業後にプロ選手となる。

2017年 ツアー初優勝編集

2017年6月、それまでのニュージーランドから日本へ所属国を変更[5]。同年9月に行われたデビスカップワールドグループプレーオフのブラジル戦で日本代表に初選出された[1][2][3]内山靖崇とのペアで第3試合のダブルスに出場、マルセロ・メロ/ブルーノ・ソアレス組に敗れるも、日本は3勝1敗でブラジルに勝利しワールドグループ残留を決めた。

10月の楽天ジャパン・オープンに内山とのペアで出場。準々決勝で第1シードのジャン=ジュリアン・ロジェ/ホリア・テカウ組に7-6(2), 7-6(3)で勝利する番狂わせを演じるなど快進撃を見せて決勝進出。決勝で第2シードのジェイミー・マリー/ブルーノ・ソアレス組に6-4, 7-6(1)で勝利し、日本ペアとしては2005年ジャパン・オープンの岩渕聡/鈴木貴男組以来12年ぶりとなるATPツアー優勝を果たした。

2018年 飛躍編集

1月の全豪オープンヤン=レナルト・シュトルフとペアを組み四大大会初出場を果たすと、2回戦で第9シードのフェリシアーノ・ロペス/マルク・ロペス組を撃破すると、準々決勝で第1シードのルカシュ・クボット/マルセロ・メロ組に6-4, 6-7, 7-6とフルセットで破る金星を挙げ、初出場ながらベスト4入りを果たした。 その後も好調が続き、ユーゴ・ニスと組んだ南フランス・オープンで準優勝、再びシュトルフと組んだマイアミ・オープンブライアン兄弟に敗れたものの準決勝まで進出した。

クレーコートシーズンはイスタンブール・オープンで準優勝だったが、全仏オープンは初戦敗退に終わった。

7月のウィンブルドンはベスト8、全米オープンは初戦敗退。

9月の深圳オープンは、ジョー・ソールズベリーと組み、決勝でロベルト・リンドステット/ラジーブ・ラム組に7-6(5), 7-6(4)とストレート勝ちで約1年ぶりの優勝を果たした。また、次週の楽天ジャパン・オープン・テニス選手権ではシュトルフとのペアで優勝し、大会2連覇と2週連続優勝を果たした。

ATPツアー決勝進出結果編集

ダブルス: 10回 (5勝5敗)編集

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPワールドツアー・ファイナル (0-0)
ATPワールドツアー・マスターズ1000 (0-0)
ATPワールドツアー・500シリーズ (2-1)
ATPワールドツアー・250シリーズ (3–4)
サーフェス別タイトル
ハード (5-4)
クレー (0-1)
芝 (0-0)
カーペット (0-0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2017年10月8日   東京 ハード   内山靖崇   ジェイミー・マリー
  ブルーノ・ソアレス
6-4, 7-6(7-1)
準優勝 1. 2018年2月11日   モンペリエ ハード(室内)   ユーゴ・ニス   ケン・スクプスキ
  ニール・スクプスキ
6-7(2-6), 4-6
準優勝 2. 2018年5月6日   イスタンブール クレー   ニコラス・モンロー   ドミニク・イングロット
  ロベルト・リンドステット
6-3, 3-6, [8-10]
優勝 2. 2018年9月30日   深圳 ハード   ジョー・ソールズベリー   ロベルト・リンドステット
  ラジーブ・ラム
7-6(7-5), 7-6(7-4)
優勝 3. 2018年10月7日   東京 ハード(室内)   ヤン=レナルト・シュトルフ   レイベン・クラーセン
  マイケル・ヴィーナス
6-4, 7-5
優勝 4. 2019年1月12日   オークランド ハード   ヤン=レナルト・シュトルフ   レイベン・クラーセン
  マイケル・ヴィーナス
6-3, 6-4
準優勝 3. 2019年2月24日   マルセイユ ハード(室内)   マトウェー・ミッデルコープ   ジェレミー・シャルディー
  ファブリス・マルタン
3-6, 7-6(7-4), [3-10]
準優勝 4. 2019年3月2日   ドバイ ハード   ヤン=レナルト・シュトルフ   ラジーブ・ラム
  ジョー・ソールズベリー
6-7(4-7), 3-6
優勝 5. 2020年1月18日   オークランド ハード   ルーク・バンブリッジ   マーカス・ダニエル
  フィリップ・オズワルド
7-6(7-3), 6-3
準優勝 5. 2020年2月23日   デルレイビーチ ハード   ルーク・バンブリッジ   ボブ・ブライアン
  マイク・ブライアン
6-3, 5-7, [5-10]

4大大会ダブルス成績編集

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A P WG Z# PO G S SF-B NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, P=開催延期
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, SF-B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン SF 1R 1R 4–3
全仏オープン 1R 1R 0–2
ウィンブルドン QF 1R 3–2
全米オープン 1R QF 3–2

デビスカップ日本代表編集

ステージ オーダー 対戦国 対戦相手 スコア
2017年 ワールドグループ・プレーオフ ダブルス (内山靖崇)   ブラジル マルセロ・メロ
ブルーノ・ソアレス
6-7(2-7), 4-6, 2-6
2018年 ワールドグループ・1回戦 ダブルス (内山靖崇)   イタリア シモーネ・ボレッリ
ファビオ・フォニーニ
5-7, 7-6(7-4), 6-7(3-7), 5-7
ワールドグループ・プレーオフ ダブルス (内山靖崇)   ボスニア・ヘルツェゴビナ トミスラフ・ブルキッチ
ネルマン・ファティッチ
6-2, 6-4, 6-4
2019年 予選ラウンド ダブルス (内山靖崇)   中国 公茂鑫
張擇
7-5, 5-7, 4-6
決勝グループステージ ダブルス (内山靖崇)   フランス ピエール=ユーグ・エルベール
ニコラ・マユ
7-6(7-4), 4-6, 5-7
ダブルス (内山靖崇)   セルビア ヤンコ・ティプサレビッチ
ビクトル・トロイツキ
6-7(5-7), 6-7(4-7)

脚注編集

外部リンク編集