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甲子園歴史館(こうしえんれきしかん)は、2010年3月14日阪神甲子園球場の外野スタンド内にオープンした博物館。同球場および、同球場を本拠地とするプロ野球チーム「阪神タイガース」・高校野球全国高等学校野球選手権大会選抜高等学校野球大会)・大学アメリカンフットボール大会「毎日甲子園ボウル」の歴史や関連物品等が展示されている。

Japanese Map symbol (Museum) w.svg 甲子園歴史館
The Museum of Hanshin Koshien Stadium
The Museum of Hanshin Koshien Stadium.jpg
甲子園歴史館の位置(兵庫県内)
甲子園歴史館
兵庫県内の位置
施設情報
前身 阪神タイガース史料館
専門分野 野球
管理運営 株式会社阪神電気鉄道
延床面積 約1,900m2
開館 2010年3月14日
所在地 663-8152
兵庫県西宮市甲子園町1-82
位置 北緯34度43分13.42秒 東経135度21分42.5秒 / 北緯34.7203944度 東経135.361806度 / 34.7203944; 135.361806座標: 北緯34度43分13.42秒 東経135度21分42.5秒 / 北緯34.7203944度 東経135.361806度 / 34.7203944; 135.361806
プロジェクト:GLAM
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日本高等学校野球連盟朝日新聞社毎日新聞社・阪神タイガースの特別協力により、阪神電気鉄道が運営する有料施設である。

概要編集

元々は1985年に阪神タイガース球団結成50周年を記念してライトスタンド内に開設された「阪神タイガース史料館」(史料館当時は入場無料)。これを2007年から行われた全面改修に伴い、2008年夏季の高校野球大会終了後に閉鎖(タイガースの史料展示は同年7月まで、高校野球開催中は高校野球展を開催)。2009年度の第3期工事を機に、レフトスタンド下へ移転したうえで、「甲子園歴史館」と改称。甲子園を舞台とした高校野球毎日甲子園ボウルの史料も、関係機関・個人の提供・協力の下に展示するようになった。

「甲子園歴史館」としての開館後は、NHK朝日放送ABCテレビ)・毎日放送MBSテレビ)が所蔵するスポーツ中継・ハイライト映像の一部を、テーマごとに館内のモニターで放送。タイガースの選手に焦点を当てたドキュメンタリー番組(ABCテレビ『虎バン』、MBSテレビ『猛虎ファイル』)の放送済み映像の一部も、専用のパソコンを通じて無料で鑑賞できる。また、スタジアムツアー・企画展・トークショーなど、歴史館主催(または在阪放送局・新聞社との共催)イベントを随時実施している。

タイガース関連の展示物の一部は「阪神タイガース史料館」でも展示されていたが、関係者の話によれば、同史料館では高校野球・甲子園ボウルの史料を全く持ち合わせていなかったため、史料の収集・寄贈依頼・所有者からの展示許可などで日々頭を悩ませたという。しかし実際には、甲子園での高校野球大会へ出場後にプロ野球へ進んだ現役選手・OBや、過去の大会出場校から現物史料が多数寄贈された。また、甲子園球場で開催のプロ野球・高校野球で特別な記録が達成された場合には、達成の際に使われたボールやバットが主催者から寄贈されるようになった。

入館者は、開館した2010年7月29日に10万人を達成[1]し、同年度は15万人[2]が訪れた。2017年度は約13万人[2]で、2018年7月26日には累計で100万人に到達[3]で、2018年は開館以来過去最高となる18万人が訪れた[4]

一部移転・一時休館を伴う拡張計画編集

現行(2019年10月時点)の歴史館は、球場のレフト・ライト両スタンドの下や、スコアボード後方のスペースを活用している。展示スペースは「史料館」より格段に広くなったものの、球場全体の構造上の制約などから、歴史館内の展示品は収蔵品の半数程度にとどまっている。

その一方で、球場を所有する阪神電気鉄道では、球場の南側にある西宮市所有の更地(市営住宅の跡地)を同市から借り受けることを条件に、3階建ての複合施設を2020年から建築。この土地と球場が道路で隔てられていることから、現在の歴史館の「展示ゾーン」(2階)と複合施設の2階をデッキで直結させたうえで、2021年に複合施設の開業を予定している[4][5]

複合施設の完成後は、現行の歴史館から「展示ゾーン」を残す一方で、施設の2階を「歴史館ゾーン」に設定。「歴史館ゾーン」では、球場の1階から受付を移転させるほか、「展示ゾーン」を拡張した展示スペース、体験ゾーン、ライブラリカフェを組み込む。このため、2019年12月3日火曜日)から2020年3月2日月曜日)までの期間には、営業を続けながらも「展示ゾーン」の一部で公開を休止。公開を休止するスペースの展示品を、「歴史館ゾーン」の展示スペースへ順次移動させる。さらに、複合施設の開業に向けて、2020年度の下半期に全館の一時休業を予定している[6]

なお、歴史館の開業以来受付とスタジアムショップ(後述)に活用されてきた球場1階のスペースは、複合施設の開業を機に飲食・物販関連の常設店舗へ転用する。このような事情から、球場には前述したデッキに加えて、地上と「展示ゾーン」を直結するエレベーターを新設。球場(歴史館の出入口)から交差点をはさんで南東側に建っているららぽーと甲子園(阪神電気鉄道が保有する甲子園阪神パーク跡地を事業用定期借地方式で活用したショッピングセンター)と、複合施設の2階をデッキで直結させることも計画されている[6]

甲子園歴史館運営会議編集

阪神電気鉄道・日本高校野球連盟・毎日新聞社・朝日新聞社・阪神タイガースは、「甲子園歴史館」の開館を前に、「甲子園歴史館運営会議」を発足。甲子園球場と縁の深い著名人・有識者を、顧問に迎えている。 歴史館のオープニングセレモニーでは、当時の顧問が全員出席。以降も年に数回、顧問を交えての理事会・定例報告会や、顧問による企画・トークイベントを実施している。

顧問編集

現在(2012年度)編集

○:開館初年度(2010年度)から在任

過去編集
  • 田淵幸一(阪神タイガースで選手・コーチ・第6代OB会長を歴任、2010年度のみ)
  • 尾藤公(元・和歌山県立箕島高等学校野球部監督、監督時代に高校野球で春夏連覇を達成。2010年度就任も、翌2011年死去)

所在地編集

〒663-8152 兵庫県西宮市甲子園町1-82(阪神甲子園球場内)

レフトスタンドの入口16号門と18号問に出入口を設置(元17号門付近、17号門は以前より閉鎖して欠番)。出入口の向かい側には、野球塔が建っている。

開館時間編集

  • 展示室
  • バックスクリーンビュー - 雨天などの悪天候時は閉鎖。プロ野球・高校野球の開催日は時間制限あり。
    • プロ野球開催日 - 試合開始30分前まで。試合中は閉鎖。
    • 高校野球開催日 - 試合終了後、球場の閉門が確認され次第、17:30まで実施。
  • 休館日 - 年末年始、毎週月曜日。ただし月曜日に限り、プロ野球・高校野球の大会開催日及び試合開催の有無に関係なく祝日が月曜と重なる場合は開館。

料金編集

いずれも2014年度以降の料金で、「団体」とは事前に予約を済ませた20名以上の団体を指す。なお、甲子園歴史館倶楽部(後述)会員証、阪神タイガースファンクラブ会員証、障害者手帳、療育手帳、歴史館主催イベントへの参加申込者宛てに郵送されたハガキのいずれかを持参した入館者にも、以下の料金に対する割引サービスを設けている。

入館料編集

  • 大人(高校生以上)一般600円、団体500円(1名あたり)
  • 子供(4歳以上中学生まで)一般300円、団体200円(1名あたり)

入場券にはQRコードが組み込まれていて、受付横の入場ゲートに設けられている自動改札機風の読み取り機にコードの印刷面をかざしたうえで、コードの読み取りに成功すればゲートが自動で開くようになっている。このため、招待券や阪神電気鉄道の株主優待券で入館する場合には、受付で「当日入場券」と交換する必要がある。

「当日入場券」には、入館日に催されている特別展示、阪神タイガース、高校野球に関する記録写真もランダムに印刷されている。開館当初は受付と自動券売機で販売していたが、現在は受付のスタッフからしか購入できない。

電子チケットのポータルサイトである「Webket」では、個人情報の登録、クレジットカードでの決済、入館10分前までの手続きの完了を条件に、「前売入場券」(QRコードを組み込んだ電子チケット)を販売している(参考)。「前売入場券」は購入日から30日間有効で、入館時に受付へ提示すれば、入場ゲートへ優先的に直行できる。ただし、料金は上記の入館料と同じで、1回の手続きにつき最大で10枚までしか購入できない。

スタジアムツアー参加料編集

歴史館が集合・出発地点に当たるため、この入館料を含めた料金として設定。参加日・時間帯を事前に予約した場合にも、集合の際に歴史館の窓口で支払う。ツアーの詳細は以下を参照のこと。ただし、「前売入場券」で入館する場合には、ツアーへ一切参加できない。

  • 大人(高校生以上)一般1,500円(通年開催のスタジアム見学コース、およびウエスタン・リーグ公式戦開催日の練習見学付きスタジアム見学コース)・1,000円(公式戦開催日の練習見学コース)、団体1,200円(1名あたり)
  • 子供(4歳以上中学生まで)一般1,000円(通年開催のスタジアム見学コース、およびウエスタン・リーグ公式戦開催日の練習見学付きスタジアム見学コース)・700円(公式戦開催日の練習見学コース)、団体800円(1名あたり)

甲子園歴史館倶楽部編集

「野球文化の振興や、野球ファンの裾野の拡大に貢献する」という趣旨で、甲子園歴史館の開館と同時に設立された会員組織。施設の充実や運営資金の支援などを目的に、以下の区分で会員を募集している。

  • 甲子園歴史館倶楽部会員(年会費1000円、入会月から1年間有効、歴史館窓口でのみ募集・受付)
  • 甲子園歴史館倶楽部WEBサポーター(年会費1000円をクレジットカードで決済、入会月から1年間有効、公式サイト内で随時募集
  • 甲子園歴史館倶楽部プレミアム(年会費1万円をクレジットカードで決済、入会日から翌年の3月31日まで有効、入会の受付期間は毎年4月1日9月30日

いずれの会員も、入会後に事務局から会員証を交付。入会後初回分の歴史館入館料が無料になるほか、スタジアムツアー料金・2回目以降の歴史館入館料・併設の「スタジアムショップ」における歴史館グッズの割引などのサービスを受けられる。

展示内容編集

いずれも、一部移転・拡張前の内容を基に記載。

高校野球ゾーン編集

  • 聖地への誘い
日本高等学校野球連盟加盟校数の4,523校で構成された「ボールウォール」と床下に敷かれた「甲子園の土」更に正面の大型スクリーンから流れる映像が高校野球のムードを高める。「ボールウォール」のうち、出場経験のある学校については校名が記されている。
  • 名勝負ギャラリー
選手権大会・選抜大会の初代優勝旗など、高校野球シーンを彩った名勝負・名シーンを展示物などで紹介。春夏連覇・春連覇・夏連覇、其々の達成校も表示している。
  • 映像コーナー
NHK・朝日放送所蔵の史料映像を基に構成された歴史館オリジナルの映像を、65インチの大型モニターと5.1chサラウンドスピーカーを使用した特設シアターで上映。利用者は、鑑賞したい映像をタッチパネル式の小型モニターで自由に選択できる(映像の上映中は選択不可)。また、シアター内の座席は、リニューアル前に球場で使用されていた座席を転用している。
  • コレクションギャラリー
甲子園出場選手が使用したユニフォーム(レプリカ含む)やグラブなどを展示。

阪神タイガースゾーン編集

  • ヒーロー列伝
タイガースの永久欠番選手(藤村富美男村山実吉田義男)を中心に、球団の歴史を紹介。随所に設けられた小型のモニターを通じて、現役時代の映像を繰り返し流している。
  • 歓喜の瞬間
3人の優勝監督(吉田義男、星野仙一岡田彰布)のユニフォームや優勝ペナントなど、タイガース優勝にまつわる展示。
  • 虎の足跡
球団史を7つの時期に分割したうえで、時期ごとに史料を展示。「ヒーロー列伝」のゾーンと同じく、随所に小型モニターを設けている。
  • 映像コーナー
タイガースに関する歴史館オリジナルの映像を、65インチの大型モニターで上映。高校野球ゾーンの映像コーナーと同じく、利用者は鑑賞したい映像を小型モニターで選択したり、リニューアル前に球場で使用されていた座席で鑑賞することが可能である。
開館当初は、朝日放送やTigers-aiが所蔵するアーカイブ映像だけを上映していた。現在では、タイガースの春季キャンプ中の投球練習や紅白戦で独自に撮影した映像も、選択メニューへ随時追加。現役の投手による投球や、現役の打者によるスイング、打球を間近で体感できるかのように構成されている。

甲子園球場メモリアルボックス編集

改修前に撤去された施設の一部を展示。

甲子園ボウルコーナー編集

歴代出場校のユニフォーム・ヘルメットや、歴代大会のパンフレット・写真を展示。これまでの試合のダイジェスト映像も、モニターで随時流している。

ダッグアウトレスト編集

  • 休憩スペース
  • ダッグアウト
  • サインボール
リニューアル前に実際に使用していたプラスチック製のベンチを中心に、ダッグアウトを再現。記念撮影も可能である。
甲子園球場に来場した著名人のサインボールが展示されている。

バックスクリーンビュー編集

開館日や時間帯によっては、バックスクリーンウォーク2と3の間に設けられている屋外階段から、スコアボードの真下(オープンエア形式のレストラン「ココナッツガーデン」の真上)に出られる。この場所は、上下2段式のバックスクリーンの中間スペースに当たるため、後部(上部)バックスクリーンの前から球場全体を眺めたり写真を撮影したりできる。

入場可能な時間については開館時間を参照。プロ野球の試合前の練習時間と重なる場合には、練習へ支障を来さないようにバックスクリーンと同色の可動式スクリーンが並べられるため、スクリーンに開けられた長方形の穴から球場全体を覗くことになる。

 
阪神甲子園球場 バックスクリーンから本塁方向(プロ野球シーズン外撮影)

バックスクリーンウォーク1編集

  • タイガース背番号ヒストリー
  • 懐かしの選手名板 - 1983年まで使用されたスコアボードの選手名板を展示。タイガース以外にも、甲子園球場でオールスターゲームを開催した際に使用した他のセ・リーグ球団所属選手の選手名板も展示。

バックスクリーンウォーク2編集

  • 高校野球ユニホームギャラリー
  • 高校野球春・夏大会やぐら - 大会のトーナメント表とその年に起きた主な事件・事故・話題等を表示している。
  • 甲子園人物録 - 甲子園に関係する野球殿堂入り選手・関係者のレリーフのレプリカを展示。

バックスクリーンウォーク3編集

  • まんがと甲子園
甲子園に縁の深い野球漫画を大型パネルで紹介。漫画を原作にテレビドラマ・実写映画化された『ROOKIES』の主な出演者が、映画のPRイベントで甲子園球場を訪れた際に寄贈したサイン入りユニフォーム(二子玉川学園高校野球部)も展示されている。

甲子園ヒストリー編集

球場のライトスタンド下に設けられた展示コーナーで、歴史館の入口・出口から一番奥に当たる。

  • 甲子園ひろば
球場史に加えて、阪神電鉄による「甲子園の開発史」も紹介。甲子園球場の設計図・模型や、球場周辺を映した航空写真のパネルを展示している。
2014年2月22日からは、2009年以降のプロ野球ドラフト会議での指名シーンをモニター画面で再現できる「ドラフト体感コーナー」を新設。モニターの前に設けられたタッチパネルから球団名・氏名・ポジション・出身情報を入力すると、実際のドラフト会議と同じスタイルでモニターに表示される。同年6月8日からは、会議で使用される抽選箱のレプリカも設置。従来の日本語に加えて、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語でも表示できるようになった。
  • 歴史年表
  • 球場でかつて使用されていた一塁側ダッグアウトの備品や看板・スコアボードのライトなどを現物で展示。
  • パソコンスペース
過去の高校野球決勝戦のダイジェスト映像(NHK提供)、『虎バン』・『猛虎ファイル』で放送された阪神タイガース選手のドキュメント映像、歴史館オリジナルの特集映像を無料で鑑賞できるパソコンを数台設置。歴史館で作成した「甲子園歴史検定」に挑戦できるパソコンもある。
2018年のリニューアルによって、スペースの一部を「VR体験コーナー」に転用。通常は選手や関係者した立ち入れない場所を、リリーフカーやドローンなどから撮影した数パターンのVR映像を見られるようになった。

企画展示コーナー編集

「バックスクリーンウォーク3」と「甲子園ヒストリー」の間に設けられた展示コーナー。下記の企画によっては、来場者からアンケートやメッセージを募ったうえで、その一部を展示している。

高校野球の企画展示については、選抜高等学校野球大会優勝旗優勝杯・準優勝旗、全国高等学校野球選手権大会の優勝旗・優勝盾を、いずれも開会式終了翌日から決勝前日まで公開。公開中は、大会に出場する全校の校名板を、記念撮影用に置いている。

2018年からは、トリックアートを活用した記念撮影スペースを、コーナーの一角に設置。以下の展示内容やタイガースの選手にちなんだ写真を、トリックアートのモチーフに用いている。

  • 2010年3月14日 - 4月4日『センバツ特集2010』
  • 2010年4月6日 - 7月26日『〜阪神タイガース創立75周年記念企画〜 1985年 日本一を飾った男たち』
  • 2010年5月1日 - 5月9日『金本知憲選手 1492試合連続フルイニング出場達成 特別展示』
  • 2010年7月27日 - 9月12日『夏の高校野球特別展2010』
  • 2010年9月14日 - 2011年2月13日『阪神タイガース2010年の足跡』
  • 2010年10月19日 - 2011年2月13日『矢野燿大選手 引退特別展』
  • 2011年2月26日 - 4月7日『センバツ特集2011』
  • 2011年4月8日 - 7月31日『初代エース若林忠志と助っ人外国人列伝』
  • 2011年9月13日 - 2012年2月12日『阪神タイガース2011年の足跡と若きヒーロー特集』
  • 2012年2月25日 - 4月4日『センバツ特別展2012』
  • 2012年4月5日 - 7月23日『阪神タイガース企画展 1992年の虎戦士たち・平成のさよならゲーム』
  • 2012年7月24日 - 9月2日『夏の高校野球特別展2012』
  • 2012年9月4日 - 2013年2月11日 『タイガース2012年の足跡と虎のリリーフエース特集』
  • 2012年11月6日 - 2013年2月11日 『ありがとうアニキ~金本知憲選手引退特別展~』
  • 2013年2月23日 - 4月7日 『センバツ特集2013』
  • 2013年4月9日 - 7月21日 『景浦将と虎の歴代スラッガー特集』
  • 2013年7月23日 - 9月1日 『夏の高校野球特別展2013』
  • 2013年9月3日 - 2014年2月11日 『タイガース2013年の足跡と代打の神様特集』
  • 2013年11月19日 - 2014年2月11日 『22年間ありがとう~桧山進次郎選手引退特別展~』
  • 2014年2月22日 - 4月6日 『春の高校野球特別展2014』
  • 2014年4月8日 - 7月27日『猛虎復活V特集~2003年を振り返る~』
  • 2014年7月29日 - 9月7日『夏の高校野球特別展2014』
  • 2014年9月9日 - 2015年2月11日『タイガース2014年の足跡と歴代キャッチャー列伝』
  • 2014年12月6日 - 2015年2月11日『阪神タイガース ポストシーズンの足跡』
  • 2015年2月21日 - 4月5日『センバツ特集2015 ~春の延長・逆転・サヨナラ特集~』

スタジアムショップ編集

歴史館1階の出口付近に併設されたショップで、タイガースや高校野球グッズに加えて、歴史館オリジナル商品も販売。2014年3月21日からは、歴史館初の図録『甲子園歴史館コレクション』の発売も開始した。

スタジアムツアー編集

いくかのコース(S1 - S9コース、R1・R2コース)があり、日時によりコースが決められている(ホームページで確認できる)。基本は事前予約制で、定員になり次第締め切りとなるが、ツアー当日に空きがある場合は、当日参加も可能である。ツアー中の写真撮影は可能だが、見学箇所間を移動中の通路での撮影は禁止されている。

グラウンド(バックネット裏の人工芝部分のみ)、3塁側ベンチ、3塁側室内練習場(但しブルペンのマウンド部分は立入禁止)、3塁側ロッカールーム、高校野球期間中の監督・選手インタビューやタイガース勝利時の監督インタービューに使用する3塁側通路のインタビュースペースなどの見学が基本だが、稀にロイヤルスイート[7]が見学できるコースが設定されることもある。また、シーズン中では公式戦前の練習をスタンドから見学することができるもの(R1コース)もある。ただし、試合前などは見学のできる場所が限られる。R1コースではゲストのタイガースOBが同行することもある。なお、グラウンドや室内練習場の土の部分には立ち入ることはできないが、グラウンドの土が入った箱が用意されており、これで甲子園の土を触らせてもらえる。

R2コースは練習見学のみのコース(雨天の場合は中止)で、2011年4月12日から新設されたコースである。

プロ野球のオフシーズン(基本として10月中旬からセンバツ高校野球大会を開催する3月下旬の間)でも、休場・貸し切り以外の日には、一部のコースでスタジアムツアーを実施している。2012年2月には、前年9月からメルセデス・ベンツ製のリリーフカーが甲子園球場に導入されたことにちなんで、スタジアムツアーの中に初めてリリーフカーの撮影会を組み込んだ。

2012年1月7・9日には、通常のコースによる見学の途中で、球場のマウンド上からの投球(ウグイス嬢による氏名のアナウンス・球速計測あり)や3塁側ブルペンでのキャッチボールを経験できる「記念投球イベント」を1日3回にわたって開催。前年11月にハガキで参加者を募集したところ、応募者の総数が定員(1日120名)の約12倍に達したため、参加者を抽選で決めていた。なお、2014年にも、1月5日にこのイベントを開催している。

その他編集

  • 館内での写真撮影は自由だが、フラッシュの使用やビデオ撮影、撮影した画像をブログなどで公開することは禁止されている。
  • 歴史館内にある休憩用の椅子は、阪神甲子園球場のリニューアル前まで球場内にあった貴賓室で実際に使用されていた椅子を再利用している。また、1階エントランスには、貴賓室に設置されていたシャンデリアが照明として再利用されているほか、同じく貴賓室に設置されていた暖炉がロイヤルシートのエントランスに展示されている。
  • 甲子園球場の広告看板・フェンスを提供する企業・団体からの広告料の一部も運営費に当てられている。そのため、2010年から高校野球開催期間中も外野の広告看板・フェンスのシート隠しは実施されなくなった。
    • 広告は内野は1983年まで、外野は1991年まで脱着パネルを採用し、高校野球期間中は外していたが、内野ラバーが設置された1984年以後は内野部分のみ広告を露出したままにしていた。外野については両翼拡張の1992年以後ラバーが設置されたが、引き続き高校野球期間中は大会名が記載されたシートで覆い隠していた。
    • バックネット裏とベンチについては現在もシートで広告を隠す処置をしているが、前述の外野フェンス広告掲出の解禁に伴い、大会名は2010年春以後はバックネット裏の回転広告版に表示している。
  • 2011年度からは、プロ野球・高校野球のオフシーズン(原則として1・2月の土曜・日曜・祝日)限定で、歴史館の主催による同窓会・OB会の開催プランを実施。スタジアムツアーにプレミアムラウンジ(球場内にある年間予約席の顧客向け食堂)でのバイキング形式による飲食サービスを組み込んだプランで、1日2団体まで事前に予約を受け付けている。
  • 2012年の第84回選抜高等学校野球大会開催期間中には、歴史館の営業時間終了後に、高校野球ゾーンで『みんなの甲子園』(MBSテレビ・GAORAで放送される同大会のダイジェスト番組)のスタジオパートを連日収録している。
  • 2013年からは、入場者が先着順で自由に参加できるイベント「ユニフォームde撮影会」を、年に数回開催。阪神をはじめ、NPBの大半の球団が過去に主催試合で入場者に配布したレプリカユニフォームを歴史館で用意するとともに、希望のユニフォームを着用した姿を手持ちの撮影機器で撮影できるようになっている。「ドラフト体感コーナー」を開設した2014年からは、「ユニフォームdeドラフト撮影会」として、「ドラフト会議で意中の球団に指名された」という設定での撮影が可能になった。
  • 「高校野球コーナー」では、PL学園高校時代に春夏を通じて甲子園球場の全国大会で活躍した清原和博使用の金属バットや、清原が同校で着用したユニフォームのレプリカを開館以来展示。映像コーナーでは、全国大会に出場した際のハイライト映像を放映してきた。清原が2016年2月2日覚せい剤所持の容疑で警視庁に逮捕されたことや、歴史館自体が同年1月下旬にメンテナンスで休館していたことから、同年2月4日の再オープン後は「教育上の配慮」を理由に清原関連の展示を取り止めている。

脚注・出典編集

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  1. ^ 甲子園歴史館 10万人達成!!”. 阪神甲子園球場 甲子園歴史館 スタッフブログ (2010年7月29日). 2019年8月16日閲覧。
  2. ^ a b “甲子園歴史館、昨年度来場者は開場年に次ぐ13万人”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2018年1月16日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201801160000396.html 2019年8月16日閲覧。 
  3. ^ “甲子園歴史館、入館者100万人 高校野球名場面を紹介”. 朝日新聞DIGITAL (朝日新聞社). (2018年7月26日). https://www.asahi.com/articles/ASL7T7JHZL7TPIHB03W.html 2019年8月16日閲覧。 
  4. ^ a b “阪神電鉄が「甲子園歴史館」拡張へ 隣接地に複合施設 2021年開業目指す”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2019年8月16日). https://mainichi.jp/koshien/articles/20190816/k00/00m/050/186000c 2019年8月16日閲覧。 
  5. ^ “甲子園ボールパーク化計画 体験型アトラクションや歴史館拡充”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2019年8月14日). https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201908/0012607117.shtml 2019年8月16日閲覧。 
  6. ^ a b “阪神甲子園球場南側土地の開発について~「甲子園歴史館」が一部移転・拡張によりパワーアップ!~”. 阪神電気鉄道. (2019年10月10日). https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/7188_2683a46a630fb32468b7d81ecb00ea4758ba0ebb.pdf 2019年10月10日閲覧。 
  7. ^ 銀傘下の最上階特別席。ここは法人向けの年間契約席のため、基本的に一般客の立ち入りは出来ない。

外部リンク編集